JPS5843958Y2 - フオ−ムノズル - Google Patents

フオ−ムノズル

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Publication number
JPS5843958Y2
JPS5843958Y2 JP11053480U JP11053480U JPS5843958Y2 JP S5843958 Y2 JPS5843958 Y2 JP S5843958Y2 JP 11053480 U JP11053480 U JP 11053480U JP 11053480 U JP11053480 U JP 11053480U JP S5843958 Y2 JPS5843958 Y2 JP S5843958Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
orifice
spray pipe
foam
valve seat
Prior art date
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Expired
Application number
JP11053480U
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English (en)
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JPS5735858U (ja
Inventor
元 篠田
三男 長船
Original Assignee
株式会社 丸山製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 丸山製作所 filed Critical 株式会社 丸山製作所
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Publication of JPS5735858U publication Critical patent/JPS5735858U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、散布液に少量の起泡剤(界面活性剤)を加
えて、この散布液中に空気を混合させながら散布液を多
気泡状に噴霧するようにしたフオームノズルに関する。
一般にこの種のフオームノズルは、第3図に示すように
、噴霧管(図示せず)に接続するノズル本体aに空気取
り入れ口す及びオリフィスCを形成して、噴霧管から送
られる散布液がオリフィスCを通過した際に生ずる負圧
を利用して空気取り入れ口すから空気を取り入れて、散
布液と空気とを混合して噴射液ガイドd及び噴口eの近
傍に配設される中子fを通過せしめて、散布液を多気泡
状に散布するようになっている。
そして、このように形成されるフオームノズルによれば
、一般の散布ノズルに比べて薬剤の飛散が少ないため、
散布粒子の漂流飛散による還境汚染や人畜に対する危被
害等を防止することができるとともに、泡の拡展性を利
用して作物等への固着性を良好にするなどの利点があり
、現在、広範に殺菌剤、殺虫剤、除草剤等への適用化が
進められている。
しかしながら、従来のこの種フオームノズルにおいては
、散布停止時あるいは不使用時に噴霧管及びノズル本体
内に残存する散布液のぼた落ちが生し、そのため、散布
を必要としない作物が薬害を生じたり、人畜が危被害を
受けるなどの問題があった。
この考案は、上記問題を解決することを企図してなされ
たもので、ノズル本体内に逆止弁を内蔵するとともに、
この逆止弁の弁シートを交換可能にし、かつ、逆止弁を
構成するばねによってオリフィスの取り付けを行うよう
にして、散布液のぼた落ちを防止するとともに、各部品
の組立及び交換を容易に行えるようにしたことを特徴と
するフオームノズルを提供しようとするものである。
以下にこの考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図はこの考案のフオームノズルの使用時
及び不使用時の断面図を示すもので、図中、1は図示し
ないポンプと接続する噴霧管で、この噴霧管1には適宜
間隔をおいて複数の連通口1′が穿設されており、この
連通口1′にはノズル接続管2が接続されている。
また、ノズル接続管2の先端外周面には雄ねじ部2′が
刻設されて、この雄ねじ部2′とねし結合する雌ねじ部
3′を有するノズル本体3が係脱可能に連結されている
この際、ノズル接続管2とノズル本体3との間にはバッ
キング4を介して弁シート5が挟持されている。
また、前記ノズル本体3の中間部には空気取り入れ口6
が形成され、この空気取り入れ口6を形成する噴霧管側
の内向き突片6′の噴霧管側の面にはバッキング7を介
してオリフィス8が配設され、このオリフィス8と前記
弁シート5に就座しうる逆止弁弁体9との間にはコイル
ばね10が縮設されて、このコイルばね10の弾発力に
よって常時弁体9が弁シート5に就座されるとともに、
オリフィス8が内向き突片6′との間にバッキング7を
介して挾持されている。
この場合、オリフィス8の中心部には後述する噴口11
に向って球状あるいは円錐状に突出する湾曲部8′が形
成されており、この湾曲部8′によって前記バッキング
7の不意の内方変形を阻止するようになっている。
一方、前記ノズル本体3の先端側には散布液ガイド12
が形成されるとともに、ノズル本体3の先端には口金1
3が装着されてその先端に噴口11が形成され、また、
噴口11の近傍の口金13内には中子14が配設されて
いる。
上記のように構成されるこの考案のフオームノズルにお
いて、加圧された散布液(起泡剤を含む)がポンプから
矢印の方向に送られ、連通口1′及びノズル接続管2内
に通って逆止弁弁体9をばね10に抗して押し開き、弁
体9とばね10及びオリフィス8が内蔵されるノズル本
体室15内に入る。
そして、流入された散布液は更にオリフィス8から噴射
され、空気取り入れ口6の内方に形成される負圧室16
から噴射ガイド12を通って混合室17へと流出する。
このとき負圧室16内は負圧状態となり、エゼクタ効果
により空気取り入れ口6から空気が流入され、流入され
た空気と散布液は散布液と同様に噴射ガイド12を通過
して混合室17内で混合され、中子14を通過すること
によって渦を巻き噴口11から外方に向って多気泡状の
比較的粒子の大きな、かつ、飛散の少ない霧を噴射する
のである。
よって、一般の散布ノズルのように飛散による人畜、作
物への薬害を防止することができるとともに、散布液の
作物等への固着を良好にすることができる。
また、散布停止及び不使用時には逆止弁弁体9がばね1
0の弾性力によって弁シート5に就座するので、ぼた落
ちの心配がなく、ぼた落ちによる人畜、作物への薬害を
も防止することができる。
更に、この考案のフオームノズルによれば、弁シート5
が交換可能になっているので、長期の使用において弁シ
ート5が摩耗した場合に容易に交換することができ、か
つまた、オリフィス8及びバッキング7を逆止弁構成用
ばね10によって固定するため、組立が簡単な上、オリ
フィス8の中心部に形成された湾曲部8′によってバッ
キング7の不意の内方変形を阻止して、散布液の漏洩等
を防止することができるなどの優れた効果が得られ、そ
の利用価値は顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のフオームノズルの使用時の断面図、
第2図はその不使用時の断面図、第3図は従来のフオー
ムノズルの構造を示す断面図である。 図において、1・・・・・・噴霧管、2・・・・・・ノ
ズル接続管、3・・・・・・ノズル本体、5・・・・・
・弁シート、6・・・・・・空気取り入れ口、6′・・
・・・・内向き突片、7・・・・・・バッキング、8・
・・・・・オリフィス、8′・・・・・・湾曲部、9・
・・・・・逆止弁弁体、10・・・・・・コイルばね、
11・・・・・・噴口である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■、噴霧管と接続して噴霧管内の起泡剤を含む散布液を
    噴霧するノズル本体に空気取り入れ口及び内部にエゼク
    タを形成して、前記散布液と空気とを混合し、多気泡状
    に噴霧するようにしたノズルにおいて、前記ノズル本体
    の噴霧管接続側に弁シートを配設するとともに、この弁
    シートに回って弾性力を負勢する逆止弁弁体を就座し、
    この逆止弁弁体と前記空気取り入れ口との間にオリフィ
    スを形成して成るフオームノズル。 2、前記空気取り入れ口の噴霧管側に内向き突片を形成
    し、この内向き突片にバッキングを介して前記オリフィ
    スを配設させるとともに、このオリフィスを逆止弁弁体
    押圧用ばねによって弾圧保持して成る実用新案登録請求
    の範囲第1項記載のフオームノズル。 3、前記オリフィスの中央部に噴口側に同って突出する
    湾曲部を形成し、この湾曲部によって前記バッキングの
    不意の内方変形を防止するようにしたことを含む実用新
    案登録請求の範囲第2項記載のフオームノズル。 4、前記噴霧管に接続するノズル接続管とノズル本体と
    を係脱可能に連結するとともに、これらノズル接続管と
    ノズル本体との間に弁シートを挾持するようにしたこと
    を含む実用新案登録請求の範囲第1項記載のフオームノ
    ズル。
JP11053480U 1980-08-04 1980-08-04 フオ−ムノズル Expired JPS5843958Y2 (ja)

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JP11053480U JPS5843958Y2 (ja) 1980-08-04 1980-08-04 フオ−ムノズル

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JP11053480U JPS5843958Y2 (ja) 1980-08-04 1980-08-04 フオ−ムノズル

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Publication Number Publication Date
JPS5735858U JPS5735858U (ja) 1982-02-25
JPS5843958Y2 true JPS5843958Y2 (ja) 1983-10-05

Family

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0158219U (ja) * 1987-10-06 1989-04-12
JPH01269084A (ja) * 1988-04-21 1989-10-26 Nippon Nuclear Fuel Dev Co Ltd 燃料被覆管の製造方法
JPH0543880Y2 (ja) * 1988-07-23 1993-11-05
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JP6877288B2 (ja) * 2017-07-31 2021-05-26 日産化学株式会社 噴霧ノズル

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JPS5735858U (ja) 1982-02-25

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