JPS5843734A - ケ−キ類切断装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカステラ等の如きスポンジ体菓子で比較的大形
に仕上げたケーキ類を任意の大きさに角切りする切断装
置に関する。

カステラ等は比較的大形板状に焼成し、これを縦横に細
分切断して販売することが多い。

−１− ところで、この種、ケーキ類の切断装置として複−散の
切刃を各並列配備した２つの載置台を同−平゛面で直行
線上に配設し、各載置台上にはそれぞれの切刃に向番フ
て被切断ケーキを押送する押具を備えたケーキ類切断装
置が実用されている。

この装置で被切断ケーキを後押しする押具は被切断、ケ
ーキが切刃部を完全に通過するまでの押送を要するとこ
ろから、押具には切刃が出入する切込溝が設けである。

ところが、押具によって被切断ケーキに切断送りを掛け
て１回目の切断（例えば縦切り）を終了して後、直角方
向へ変向して切断送りを掛け２回目の切断（例えば横切
り）をするには装置の構成上から第１の切刃部からかな
り峻反させたところでその変向押送をする必要がある。

そこで１回目の切断後の押送分をすべて押具により負担
させる構成では押具の奥行を大きく採る必要があり、結
果、押具の往復行程が大きくなってその分だけ装置は横
へ拡がり大型化する−　　２　− ばかりでなく、押具の切込溝深さも深くなってその加工
上からも問題がある。

そこで、従来は押具による被切断ケーキの１回目の押送
は切断直接のところまでに止め、次の２回目の切断送り
を掛ける位１までケーキを移動させるのには適・当な当
板等の使用によって人手に頼ってなされているのが現状
である。

従って上記のように１回目の切断を終えたケーキを次の
第２の押具によって切断送りを掛ける位置までを正確に
、しかも形削れ等を生じさせないように移動させるには
慎重、且つゆっくりとした動作が要求され、作業能率の
低下を免れないものであり、また、極めて軟弱にして外
圧によって形削れを生じ易い高級スポンジ体菓子等の切
断では作業者にかなりの熟練が必要とされるものである
。

本発明は上述の点に鑑み発明されたものであって、はと
んど作業上め・Ｉ巧拙がなく、手切り同様にカステラ等
を所要寸法にコンパクトな装置により一斉切断を可能に
し、大量処理と省力化−３− および確実性を目的とする巷のである。

以−下、本発明の実施例を図面について説明する。（１
）（２）は機枠（３）上に配装した第１載置台と第２載
置台である。この２つの載置台（１＞（２＞は直行同一
平面上に在り、多数のローラを並列軸支してなるもので
、被切断ケーキ（Ａ）の送り方向を直角にする。（４）
は両載隨台（１）（２）それぞれに配備した切断装置で
、多数の切刃（５）を一対の方形枠（６）（６′）に取
り付け、両枠（６）（６Ｍを向い合わせるようにして両
枠（６）（６Ｍの切刃（５）を同一面に並べ両枠（６）
（６′）を交互に上下方向に切断動作させるように駆動
機構に連結したものである。そして、第１載置台（１）
の切断鋏［（４）は載置台前部位置に、また第２載１台
（２）の切断装置（４）は載置台前部位置に在？、切刃
（５）が載置台（１）（２）を縦方向に通り抜ける形で
動作し、被切断ケーキ（Ａ＞を切断する。（７）は第１
、第２の載置台（１）＜２）を中継すべく、両装置−４
＝ 台の延長隅部に設けた移動台で、これは第１載置台（１
）の前方延長線上に在るガイド（９）に沿って移動する
構成で、第１載置台（１）と送り方向を同じくする。こ
の移動台（７）も多数のローラを並列軸支してなるが、
その前半部（７′）は左右チェーン（８）上にローラを
軸支した可曲性にできており、チェーン（８）はガイド
（９）端部に於いて機枠（３）に設けた操作軸（１０）
に固着したプロケラト（１１）に掛けられ垂下している
。（１２）は操作軸（１０）に回転連動機構（１３）を
介し連結したハンドル、（１４）は移動台（７）の下面
に於いて機枠（３）と移動台（７）間に設けた移動台復
帰用ばねで、常時蓄圧状態におかれ、移動台（７）の往
動によって薔圧力を強くする。（１５）は移動台係止機
構で、これは操作軸（１０）に固着したラチェット歯車
（１６）に移動台（７）の往動を許容しばね（１８）の
付勢下に係止するラチェツト爪（１７）と、このラチェ
ツト爪（１７）と同一軸（１９）に下端を固着し、上端
を移動台外方に於−５＝ いて移動台上方に突出させ揺動自在としたビン（２０）
とよりなる。

（２１）は移動台（７）上で当該移動台上の被切断ケー
キ（△）を第２搬送台（２）の切断装置（４）へ向けて
押送する押具で、機枠（３）に設けたガイド部材（２２
）に移動自在に取付けた基台（２３）より延設の腕（２
４）前面に押具本体（２５）が固着され、この押具本体
（２５）にはその先端面が切刃（５）位置を通過可能に
切込溝（２６）が切刃（５）に対応して刻設しである。

また押具（２１）の適所に前記係止機構（１５）のビン
（２０）に対応して作動片（２１）が設けてあり、押具
（２１）の前進動終点でこの作動片（２７）がビン（２
０）に衝合して、これを揺動させ、ラチェット歯車（１
６）とラチェツト爪（１７）との係止関係を解く。

尚、図中（２８）は第１載置台（１）で当該載置台上の
被切断ケーキ（Ａ）を切断装置（４）へ向けて押送する
押具で、主要構成は前記の押具（２１）と同様のもので
ある。

−６− 次に上記の構成よりなる本発明の詳細な説明する。

第１載胃台（１）上に被切断ケーキ（Ａ）を載１し、押
具（２８）の腕（２９）を持ち、これを手動により押し
進めると、上下方向に振動的に作動する切断装置（４）
の切刃（５）による１回目の切断がなされ、切断後に押
Ｒ（２８＞の前端面が切刃位置を通過し停止したところ
で被切断ケーキ（Ａ）は移動台（７）上に完全に載り移
って停止する。次にハンドル（１２）を操作し被切断ケ
ーキ（Ａ）を載せた移動台（７）を第１載置台（１）か
ら離反させる方向に移動させ、被切断ケーキ（Ａ）が所
定の位置、つまり第２載置台（２）の切断装置１（４）
に対応する適正位置に達して移動台（７）の移動を停止
させる。

次いで押具（２１）を押し進めると、被切断ケーキ（Ａ
＞は第２載置台（２）の切断装置（４）：す１ により先の切断とは直行す漬方向に切断がなされ、この
切断終了と同時的に押具（２１）に設けた作動片（２１
）が係止機構（１５）のピン（２０）−７− に衝合してラチェツトｆｌｉ車〈１６）とラチェツト爪
（１１）との係止関係を解く。斯（して空の状態にある
移動台（７）は、ばね（１８）の蓄圧力の下に原位置に
自動復帰し、次回の切断作業を持つ。

本発明の装置はカステラ等の方形板状のケーキ類を縦切
りと横切りの２工程を１台で行ない角切りするものであ
り、切刃の作動には動力を使用し、被切断ケーキの切断
送りは原則として手送りとするものである。

然して、この被切断ケーキの変向切断送りに先立っての
移動には移動台ともども行なわれるため、従来の如く固
定台上でケーキのみを動かすのに比較すれば作業が非常
に簡単で迅速に行われ、能率向上となるものである。ま
た被切断ケーキの切断送りを：□、含め切断作業を全自
動化し１ ′″ｌ）、！″″ｉｆ′ｆ″ｉｆ′ｆ−ユニー’ｆｊｔ
ｆ’Ｈｔ−ｉ　ｔ”作業者は切刃によ　　込み状態が常
時視認でき、もしも切断途上で異常の発生が認められる
と直に作業を中断し、その原因を排除することがで−８
− きることは従来の手切り同様の適確性を高めることがで
き、形態れし易いケーキの切断に有効である。

また、この種装置では操作性が容易であると共に形態の
小形化が要求されるものであるが、本発明で縛第１およ
び第２の載置台の延長隅部に移動台を設は被切断ケーキ
が第１載置台上での切断後、移動台に載り移動台に載り
移ったところで、移動台の移動操作で被切断ケーキを第
１載置台から所定距離を引き放すようにしたから、第１
載置台上に配備する押具の奥行を短くできるとともに、
第１、第２の載置台上に配備する切断装置を可及的近接
させることができ、移動台上に配備する切断装置同志も
また可及的近接させることができ、更に移動台はその一
部を可曲性構成にしてその移動に当うて機外への突出を
なくしたから、装置全体の設計上からも無理がなく小型
化を実現できたものであり、カステラ等の高級スポンジ
体菓子を切断するのに理想的な装置といっても過言では
ない。

−９−

【図面の簡単な説明】

一図面は本発明の実陸例を示すもので、第１図は装置全
体の概略平面図、第２図は要部の正面図、第３図は同側
面図である。 １．２・・・載置台、３・・・機枠、　４・・・切断装
置、５・・・切刃、　　６・・・枠、　　　７・・・移
動台、８・・・、チェーン、９・・・ローラ、１０・・
・操作軸、１１・・・スプロケット、　　１２・・・ハ
ンドル、１３・・・回転連動機構、　　１４・・・ばね
、１５・・・係止機構、　　１６・・・ラチェット歯車
、１７・・・ラチェツト爪、　　１８・・・ばね、１９
・・・軸、　　　２０・・・ビン、　　２１・・・押具
、２２・・・ガイド部材、　　２３・・・基台、２４・
・・腕、　　２５・・・押具本体、２６・・・切込溝、
２７・・・作動片、２８・・・押具、　　２９・・・腕
。 −１０− 手続補正書（方却 昭和５７年２　／１８　日 特許庁長官島田春樹　殿 １、事件の表示　昭和５６　年　特　許　願第１４０１
４７号２、発明の名称　　ケーキ類切断装置 ３、補正をする者事件との関係　特　　許　出願人代表
者藤田はる子 ４、　代　　理　　人　　〒６５０ ７・　補正の内容別紙の通力補正します。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 同一平面上でケーキを１角に切断する装置であって、複
   数の切刃を並列配備し、かつ同一平面で１行線上に配設
   した第１及び第２の載置台と、この第１、第２の載置台
   を中継すべく両台の延長隅部に在って第１の載置台上で
   の被切断ケーキの送り方向に往復動自在に配設した移動
   台と、この移動台上方に配設され、第２載置台の切刃に
   向けて移動台上の被切断ケーキを押送する押具を備えた
   ことを特徴とするケーキ類切断装置。