JPS5843017B2 - 補強材を埋設した折り畳み可能な合成樹脂ホ−スの製造装置 - Google Patents

補強材を埋設した折り畳み可能な合成樹脂ホ−スの製造装置

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JPS5843017B2
JPS5843017B2 JP57154327A JP15432782A JPS5843017B2 JP S5843017 B2 JPS5843017 B2 JP S5843017B2 JP 57154327 A JP57154327 A JP 57154327A JP 15432782 A JP15432782 A JP 15432782A JP S5843017 B2 JPS5843017 B2 JP S5843017B2
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Japan
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braided
warp
synthetic resin
reinforcing
hollow cylindrical
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健一 田中
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KAKUICHI SEISAKUSHO KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、接着剤を付与せられ環状に配置された経糸と
その外周に重ね合わせて編組された編組糸とより成り、
経糸と編組糸との接点が接合せられた筒体補強材を埋設
した合成樹脂ホースを製造する装置に関するものであり
、極めて高品質なホースを連続的に製造し得るようにし
たことを目的としている。
従来、筒状補強材を埋設した合成樹脂ホースは予め織成
または編成された補強材を各種手段により筒状に保ち内
外面より合成樹脂を被覆して製造されているが、編成ま
たは編成工程は別工程で行われ補強材を予め一定長に用
意する必要があると共に1木兄製造されるので規格統一
した製品が得られず高価となる。
近年連続的製造を実行するために、マンドレル上で連続
的に筒状に編組し、該編組糸間に編込まれかつ編組方向
に対し張力のかかった芯糸(経糸)により該編組層を筒
状に保ち、次に連続的に合成樹脂を被覆する製造方法(
特開昭50−126774号)が提案されているが、経
糸の数は編組糸の数と無関係に決定することができず常
に編組糸の総数の1/2以下としなげればならないので
真円を保持することが困難であり、編組時、張力のかか
った経糸と編組糸との摩擦により、編組糸の張力が不均
一となり編目を乱しやすく、糸切れも生じやすいという
欠点がある。
本発明はこれらの欠点をなくし、寸法安定性等において
高品質な長尺のホースを連続的に製造可能ならしめるた
めに考えられたものであって、接着剤を付着した経糸を
環状に設けられた導糸孔により中空筒体の外表面上に案
内し、成形されるべきホースの長手方向に牽引して形成
した経糸管状体と、この経糸管状体の外周に編組糸を編
組して形成した編組糸とより成る補強体を形成し、これ
を加熱し経糸と緯糸との接点を接着し、補強体をヒート
セットし、これを冷却し樹脂加工装置に導き補強体の内
外面に合成樹脂を被覆し、成形して得られた管体を冷却
しながら牽引し巻取るよう構成した補強材を埋設した合
成樹脂ホースの製造方法を発明した。
本発明においては上記のホース製造方法を実施する装置
を提案するもので、本発明は接着剤を付着した経糸を中
空筒体の外表面上に案内する導糸孔を設けた整経板と編
組糸を案内する調整盤とをもち経糸を軸方向に案内し経
糸管状体を形成する中空筒体と、中空筒体を中心とし配
置され経糸管状体の外周に編組糸を編組し編組体を形成
する編糸機と、中空筒体を包囲して経糸管状体と編組体
との接点を接着し経糸管状水と編組体とから成る補強体
をヒートセットする第1加熱装置と、補強体の内外面に
合成樹脂を被覆するためのマニホルドとダイスとをもっ
た樹脂加工装置と、成形されたホースを空冷する冷却装
置とを順次設けたものより成り、前記中空筒体は第1加
熱装置と対向する位置に編組糸の熱収縮率により決定さ
れるテーパ一部を有する補強材を埋設した合成樹脂ホー
スの製造装置に係る。
以下、本発明を図示の実施例について詳細に説明する。
第1図は本発明による合成樹脂ホースの基本的構造を示
すものである。
この合成樹脂ホース1は、軟質ポリ塩化ビニル製とする
ことのできる内層2および外層3と、ポリエステル系フ
ィラメント糸によって構成することのできる補強材4と
を具える。
この補強材4は、内層2の外周でホース長手方向に延在
させて環状に配置された複数本の経糸5と、これらの経
糸5の外周でホースの長手方向に対し左右に傾斜して編
組まれた編組糸6とにより構成する。
内層2および外層3は補強材4の糸格子間隙を通じて架
橋され一体となっている。
補強材4の一部を展開して示した第2図から明らかなよ
うに、編組糸6は左傾斜の糸と右傾斜の糸とが交互に編
組まれており、他方経糸5は編組糸6に編込まれること
なく、これに重合わせて接着されている。
この接着は第3図に示すように予め経糸に付着されてい
る接着剤によって行なわれる。
本発明による合成樹脂ホースは次の諸工程により製造す
ることができる。
(1)経糸処理工程 第4図に示すように複数のクリールより導出した経糸5
をガイドローラーを介して張力を与えながら、接着剤槽
14に導き、経糸5に接着剤を塗着する工程である。
ここで使用する接着剤は合成樹脂材料の溶液や合成樹脂
エマルジョン等の接着剤が好適である。
最も重要なことは経糸に付着した接着剤が編組糸に強力
に接着しかつ柔軟なものであることである。
(2)編組工程 接着剤を付着した経糸5を中空筒体25の外表面上に導
糸孔29を設げた整経板27によって環状に案内し、成
形されるべきホースの長手方向に牽引して経糸管状体を
形成しこの経糸管状体を前進させながらその外周に複数
本の編組糸6を順次編組し編組体を形成して合成樹脂ホ
ース1に埋設すべき補強体を製造する工程である。
本工程は接着剤が付着されている経糸管状体に対しその
外周に一定張力のもとに編組される編組体が次工程によ
り得られる接着力よりは小さいが適正に接着することに
より経糸管状体の前進運動に編組体が同調するため順次
円滑な編組ができ得るのである。
ここで接着剤をつげない場合は編組体が離脱し経糸の移
動に同調して移動しない。
従って本発明においては経糸管状体を中空筒体により案
内し牽引するので編組方向を上方、下方または水平方向
のいずれの方向にしても製造可能となる。
(3)補強体のヒートセット工程 前工程でできた補強材の移動過程にこれを包囲する加熱
装置41を設けて加熱し、経糸5と編組糸6との接点の
接着力を増大せしめ補強体のヒートセットを行う工程で
ある。
この際の加熱温度は使用せられる補強材により異なるが
少なくとも補強材中の水分を蒸発させる温度よりも高(
、補強材の軟化点よりも低い温度で加熱され加熱時間は
おおむね30秒〜90秒で充分である。
(4)合成樹脂層被覆工程 ヒートセットした補強体を更に前進させながら冷却し樹
脂力任装置43に導き、補強体の内外面に合成樹脂を被
覆する工程である。
(5)加熱工程 この工程では補強体の内外面に被覆した合成樹脂を加熱
しゲル化させる。
(6) 冷却工程 この工程では合成樹脂ホースを冷却固化し成形を完了さ
せる。
(7)巻取工程 この工程では合成樹脂ホースを一定張力の下で巻取る。
第4図ないし第6図は上記各工程により本発明の合成樹
脂ホースを製造する装置の説明図である。
第4図において、11は経糸5の巻枠としてのボビンク
リールを示す。
経糸の所要本数のボビンが用意され巻枠に軸架する。
このボビンクリール11より繰出された経糸5はガイド
ローラー12、テンションローラー13および接着剤槽
14中に設けられたガイドローラー15を介して所要の
張力を与えられた状態で接着剤槽14中に送り込まれ、
経糸5に接着剤の付着が行われる。
接着剤を付着した経糸5は、更にガイドローラー16゜
17.18を介して編組機本体19の下部に送られる。
編組機19は支脚20により支えられ、その中央に開口
21と導糸孔22とをもった第1整経板23が設けられ
ている。
この第1整経板23は経糸5を管状に整列させ接矯済り
の付着した経糸をもつれさせないための円板であり、第
5図に示すように中心に開口21を有し、経糸5の導糸
孔22がこれと同心円上に等角度間隔で配置されたもの
である。
この第1整経板23に中空ピン継手24を介して経糸案
内用の中空筒体25が垂直に連結支持される。
この中空筒体25の上方適当位置に調整盤28と一体と
なった第2整経板27が嵌装される。
この第2整経板27は第6図に示すように製品の所望直
径にほぼ対応する円周上に経糸導孔29が等角度間隔で
配置された円板であり、第1整経板23の導孔22を通
過した管状配列とした経糸を製品の所望の直径まで絞縮
して中空筒体250表面上に案内するためのものである
調整盤28は複数の編組糸6の張力を均斉化し経糸5に
より形成される管状体の外周に編組糸6を案内するもの
で、これによって編組体の編目を規則正しく整えること
ができる。
編組機190編組機構は前記の支脚20に支えられた天
盤30と底盤31との間に遊星状に互に噛合った多数の
編組糸ボビン送り歯車32と、これと噛合う駆動歯車3
3とを具備し、天盤30に設げた半径方向に内外に蛇行
した2本の無端軌道溝34,34’に少くとも一対の編
組糸ボビン35,35’の軸36,36’が嵌合され、
歯車32より突設した掛合部37がボビン軸36と掛合
し、複数個の編組糸ボビン35,35’を前記の無端軌
道溝34 、34’に沿い内外交互に位置を変えながら
前記中空筒体25を中心として環状蛇行運動(ブレーダ
−モーション)をすることにより中空筒体25の周囲に
形成される経糸管状体の周りに回転しながら編組糸60
編組を行う。
38は駆動歯車33と噛合う駆動歯車、39はモーター
である。
第7図は天盤30に設けた2本の無端軌道溝34,34
’の蛇行状態を示し、この無端軌道溝34,34’には
少なくとも一対の編組糸ボビン35 、35’の軸36
、36’が嵌合され、遊星歯車320回転に伴い遊星
歯車32より突設した掛合部37に嵌合して運行され、
無端軌道溝34.34’の交叉点において、一つの歯車
との掛合がそれぞれ次の歯車の掛合部と州合し軌道溝3
4 、34’に?6い互いに逆方向に等しい速度で回動
することにより編組糸60編組を行うのである。
以上のように構成せられた編組機本体19において+3
接矯済りを付着した経糸5が第1整経板23の環状に配
置せられた導糸孔22および第2整経板27の導糸孔2
9を通過すると、中空筒体25の外周に沿いその表面上
をその軸心方向に誘導され、第8図に示すように経糸5
が中空筒体25を芯体として管状体を形成する。
すなわち経糸5が一定張力の下で緊張され且内面は中空
筒体25の外周面に支えられて経糸5の各々は互いに平
行である管状体が形成される。
この経糸管状体上に編組糸6が編組されるから経糸5は
編組糸6に編組まれないため張力のかかった経糸5との
摩擦は全く生じないので編組糸6の張力が不均一となり
編組を乱したり、糸切れすることはない。
編組糸6が経糸管状体上に編組されるので筒状の編組体
が接着剤を介して重ね合わせられている状態となる。
この状態のまま次の第1加熱装置41に導ぎ経糸5と編
組糸6との接点を強く接着すると共に経糸5と編組糸6
とにより形成される補強体を中空筒体のテーパ一部分を
通過する間に加熱収縮させてヒートセットし次の冷却装
置42でこの補強体を冷却し、樹脂加工装置430個所
で補強体の内外面に合成樹脂を被覆するのである。
このような目的を達成するために中空筒体25を包囲し
て、順次第1加熱装置41.冷却装置42、樹脂加工装
置43が配置され、中空筒体25は少なくとも補強体の
内外面に樹脂の被覆が完了するまで延在する必要がある
樹脂を被覆されたホースは次の第2加熱装置56でゲル
化され、これを固化するために冷却して巻取すればよい
中空筒体25は第9図に示すようにその両端が開口し、
第1加熱装置41に対向する位置がテーパ一部を形成し
、上端部は樹脂加工装置43に対向する位置が溝状部4
7と小径部48とを形成している。
筒体25を中空とする理由は、合成樹脂ホースは第2加
熱装置41において合成樹脂材料を加熱し、ゲル化させ
る際に生ずる高温ガスにより筒状に保持されるが、その
高温ガスの過剰分を中空筒体25の開口21から大気中
に排出する必要があるからである。
また、上記のテーパ一部44は使用される編組糸6が第
1加熱装置41を通過する間に熱収縮されるのでその収
縮率により決定される適当の大きさのテーパーをつけた
ものである。
このテーパーによって編組糸6は中空筒体25上に緊縛
されずに円滑な前進運動を可能にする。
第1加熱装置41は図示しない送風機からの熱風を送給
するように構成されており、その熱風によって中空筒体
25の表面が加熱されるので経糸5および編組糸6が内
外面より加熱されることになる。
このように第1加熱を行なう効果は次のとおりである。
(1)経糸5および編組糸6の含有する水分を完全に蒸
発させ、製品にピンホールを生じさせないこと。
(2)接着剤を付与された経糸5と編組糸6との接点に
おける接着力が更に増大すること。
(3)経糸5および編組糸6の軟化温度よりも低く、か
つ第2加熱装置56による加熱温度よりも高い温度で加
熱するので、補強体が中空筒体25の表面上に緊張され
たままの状態で第1加熱温度により定められる一定収縮
率の収縮が行えるため、いわゆる収縮熱処理の効地が得
られるので、第2加熱装置56を通過する時の補強体の
熱収縮は全く生じない。
このために寸法安定性の高い内部歪のない均一な製品が
得られるのであり、樹脂加工装置43と、これに対向す
る中空筒体25の溝状部47、小径部48の寸法を製品
径に対して一定とすることができる効果を生じ熱収縮率
の異なる編組糸6を使用しても同一金型が使用でき金型
管理上極めて有効である。
冷却装置42は内部を冷却水が流れるジャケットであり
、樹脂加工装置43の下側にこれと一体に結合されて配
置されている。
そして、中空筒体25の熱伝導により合成樹脂材料が過
熱されて早期にゲル化するのを防止するために中空筒体
250表面を冷却し、これと同時に補強体を冷却してそ
の接着を強固なものとする。
樹脂加工装置43は冷却装置42の上側に配置されてお
り、導管45を介して外部の合成樹脂材料供給源(図示
せず)に接続されている。
この供給源より強制的に圧入される合成樹脂材料は、環
状マニホルド49に入り、押出口50より押出され、管
状補強体の糸格子間隙を通過してマニホルド51に入り
、次いで溝47を通過して上方に送られる。
溝47の上端部にはマニホルド52が形成されており、
内外の合成樹脂材料はこれらのマニホルド52内に一旦
ためられた後に各々その上方のダイス46および小径部
48に送られる。
経糸5および編組糸6よりなる管状補強体の内外面は合
成樹脂材料を圧入することにより補強体への合成樹脂の
浸潤が極めて容易に行なわれ、製品にピンホールの生じ
ることがない。
合成樹脂ホースの内外層の肉厚は、中空筒体25の上端
を形成する小径部48と、これに対向するダイス46と
により適宜設定することができる。
外層の偏向は調整用螺子54によりダイス46を適当に
動して調整する。
第2加熱装置56は合成樹脂ホースの通路を円筒状に包
囲する電熱ヒーター57を有し、その外周が断熱材58
により断熱されている。
第2加熱装置56の上側に遮断装置59が設けられてお
り、その環状噴出口60がら空気が内方に噴出されて第
2加熱装置56による加熱空気が外部に逃げないように
されている。
合成樹脂ホースは、この第2加熱装置56を通過する間
にその材料の加熱ゲル化が完了する。
第2加熱装置56の上方には冷却風の吹付口61.62
が配置されており、この冷却風によりゲル化を完了した
合成樹脂ホースを冷却する。
これらの吹付口6L62の間には成形された合成樹脂ホ
ース1の外周に接してその振れを防止するロール63が
配置されている。
合成樹脂ホース1は更に案内ロール64により案内され
、図示しない引取機又は引張機によって一定張力の下に
引取られ図示しない巻取機によって巻取られる。
上述した製造装置による場合、補強材としてはポリエス
テル系フィラメント糸以外にもポリビニルアルコール系
、ポリアミド系もしくはポリアクリルニトリル系合成繊
維、アセテート系などの半合成繊維、セルロース系など
の再生繊維、綿などの天然繊維またはそれらの混紡繊維
を使用することができる。
合成樹脂材料としては常温において液状であるポリ塩化
ビニル樹脂のプラスチゾルが好適であるが、それ以外に
液体ウレタンおよびニトリルゴム、クロロプレンゴムな
どの液状ゴムを用途に応じて使用することができる。
これに対して第4図の樹脂加工装置430代りに押出機
を配置し、この押出機により常時は粉粒状であるポリ塩
化ビニル、ポリエチレン、ポリウレタンなどの合成樹脂
押出用コンパウンドを加熱混練して溶融液状として押出
す構成としても良く、その場合には第2加熱装置は不要
となる。
第10図はこの構成による一例を示したもので粉粒状の
合成樹脂材料を押出機本体66により加熱混練し溶融さ
せた合成樹脂を第1加熱装置41を通過して来た補強体
の内外面に押出被覆し、次に水槽71に通過させること
により冷却固化させるようにしたものである。
67はマニホルド、68はノズル、69はダイス、70
,70’は調整用螺子を示す。
次に本発明の具体的な実施例を第1表、第2表に示す。
第1表に示されるA、B、C三種類のフィラメント糸を
使用し、下記の接着剤Pおよび合成樹脂材料Qを使用し
、補強体の加熱処理温度を低くした場合を参考例として
試験した結果は第2表の通りである。
配合: 接着剤P 塩化ビニル樹脂 100部可塑剤
(ジー2−エチルヘキ 90部シルフタレート
) 安定剤(有機スズラウレート 1部系安定剤
) 合成樹脂材料Q 塩化ビニル樹脂 可塑剤(ジー2−エチルへキ シルフタレート) 100部 80部 安定化助剤(エポキシ化大豆 油) 2部 安定剤(ステアリン酸カルシ ラム) 1部 安定材(ステアリン酸亜鉛) 増粘剤 1部 適当量(3 〜15部) 着色剤 適当量 (0,5〜3 部)
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による合成樹脂ホースの斜視図、第2図
は合成樹脂ホースの補強材の部分展開図、第3図は補強
糸の接着状態を示す略図、第4図は本発明の合成樹脂ホ
ースの製造装置の−f1を示す構成図、第5図および第
6図は第1整経板および第2整経板の平面図、第7図は
編組機の天盤の編組ボビンの軌道溝を示す平面図、第8
図は本発明の装置により形成される経糸管状体に編組糸
を編組した状態を示す斜視図、第9図は中空筒体の拡大
正面図、第10図は本発明に使用する成形機の実施の他
の一例を示す構成図である。 1・・・・・・合成樹脂ホース、2・・・・・・内層、
3・・・・・・外層、4・・・・・・補強材、5・・・
・・・経糸、6・・・・・・編組糸、11・・・・・・
ボビンクリール、12・・・・・・ガイドローラ、13
・・・・・・テンションローラー 14・・・・・・接
着剤槽、15,16,17,18・・・・・・ガイドロ
ーラ、19・・・・・・編組機本体、20・・・・・・
支脚、21・・・・・・開口、22・・・・・・導糸孔
、23・・・・・・第1整経板、24・・・・・・中空
ビン継手、25・・・・・・中空筒体、26・・・・・
・導孔、27・・・・・・第2整経板、28・・・・・
・調整盤、29・・・・・・経糸導孔、30・・・・・
・天盤、31・・・・・・底盤、32・・・・・・編組
糸ボビン送り歯車、33・・・・・・駆動歯車、34,
34’・・・・・・無端軌道溝、35,35’・・・・
・・編組糸ボビン、36 、36’・・・・・・ボビン
軸、37・・・・・・掛合部、38・・・・・・駆動歯
車、39・・・・・・モーター41・・・・・・第1加
熱装置、42・・・・・・冷却装置、43・・・・・・
樹脂加工装置、44・・・・・・テーパ一部、45・・
・・・・導管、46・・・・・・ダイス、47・・・・
・・溝条部、48・・・・・・小経部、49・・・・・
・環状マニホルド、50・・・・・・押出口、51.5
2・・・・・・マニホルド、54・・・・・・調整用螺
子、56・・・・・・第2加熱装置、57・・・・・・
電熱ヒーター、58・・・・・・断熱材、59・・・・
・・遮断装置、60・・・・・・環状噴出口、61,6
2・・・・・・吹付口、63・・・・・・ロール、64
・・・・・・案内ロール、67°・・・・・マニホルド
、68・・・・・・ノズル、69・・・・・・ダイス、
70,70’・・・・・・調整用螺子、71・・・・・
・水槽、66・・・・・・押出機本体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 接着剤を付着した経糸を中空筒体の外表面上に案内
    する導糸孔を設けた整経板と、経糸により形成される管
    状体の外周に編組糸を案内する調整盤とをもつ中空筒体
    と、該中空筒体の周囲に設置され編組体を形成する編組
    機と、中空筒体を包囲して経糸管状体と編組体との接点
    を接着し補強体をヒートセットする第1加熱装置と、こ
    の補強体の内外面に合成樹脂を被覆するためのマニホル
    ドとダイスとをも−7た樹脂加工装置と、成形されたホ
    ースを空冷する冷却装置とを順次配設したものより成り
    、前記中空筒体は第1加熱装置と対向する位置に編組糸
    の熱収縮率により決定されるテーパ一部を有することを
    特徴とする補強材を埋設した折り畳み可能な合成樹脂ホ
    ースの製造装置。 2 接着剤を付着した経糸を中空筒体の外表面上に等間
    隔に案内する導糸孔を設げた整経板と経糸により形成さ
    れる管状体の外周に編組糸を案内する調整盤とをもつ中
    空筒体と成形されるホースの長手方向に牽引して経糸管
    状体を形成する装置と、この経糸管状体の外周に編組糸
    を編組して編組体を形成する編組機と、前記中空筒体を
    包囲して経糸状体と編組体との接点を接着し乍ら補強管
    状体を全体的にヒートセットする第1加熱装置と、第1
    加熱装置に引続き配設された冷却装置と、この補強管状
    体の内外面に溶融された合成樹脂材料を押出被覆す・る
    押出成形機本体と、補強体に被覆した合成樹脂をゲル化
    させる第2加熱装置と、成形されたホースを空冷する冷
    却装置とを順次配設したものより成り、前記中空筒体は
    第1加熱装置と対向する位置に編組糸の熱収縮率により
    決定されるテーパ一部を有することを特徴とする補強材
    を埋設した折り畳み可能な合成樹脂ホースの製造装置。
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