JPS5842452Y2 - めつき用電極 - Google Patents

めつき用電極

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Publication number
JPS5842452Y2
JPS5842452Y2 JP3408781U JP3408781U JPS5842452Y2 JP S5842452 Y2 JPS5842452 Y2 JP S5842452Y2 JP 3408781 U JP3408781 U JP 3408781U JP 3408781 U JP3408781 U JP 3408781U JP S5842452 Y2 JPS5842452 Y2 JP S5842452Y2
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JP
Japan
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steel
cathode
copper
anode
product
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Expired
Application number
JP3408781U
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English (en)
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JPS57147268U (ja
Inventor
正幸 岩瀬
Original Assignee
岩瀬メツキ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 岩瀬メツキ株式会社 filed Critical 岩瀬メツキ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は比較的短い製品管、例えば油井管接続用ソケ
ット管の内面にめっきするための電極に関し、電極に使
用する銅を激減して資源節約と、軽量化による能率向上
を得るものである。
従来、製品管内面のめつき作業に用いる電極は、製品管
を立て・載せられる筒形陰極を銅で作り、製品管の芯部
に入込む陽極に亜鉛、錫、銅等、めっきする金属の棒を
用いていた。
最近、めっき液の改善により、その陽極をめっき金属で
なく鋳鉄、鋼の丸棒とすることが多くなっている。
銅は鉄、鋼に比べ高価な材料であり、しかも構造材とし
ては比較的変形しやすく、重量は重い。
そこで本考案者は、電極であるから銅で作らねばならな
いという従来のめつき電極の概念を改めた。
そして、めっきすべき製品管の下端端面に接する部分と
、給電板に接続する受電腕だけに銅を使い、両者をつな
ぐ構造部分はすべて鋼製としたのである。
構造部分の導電断面積は大きいから、銅に比べ抵抗の大
きな鋼を使っても支障ない。
めっきすべき製品管が鋼材に触れると著しく製品品質を
低下させるが、これは鋼材を全面的に樹脂等による絶縁
被覆する事により防げる。
また製品管芯部へ入込む陽極についても、めっき金属の
丸棒は無論、鉄、鋼の丸棒を使う事もやめ、軽くて表面
積の大きな鋼管を使うことにしたのである。
次に図面を用いて、説明する。第1図はこの考案一実施
例の正面図、第2図はその取はずした前面仕切り、第3
,4図は陰極、陽極を分離して示す。
陰極10は第1図に示すように、めっきすべき製品管T
を積んで、めっき液に漬けられる筒形をしている。
この例では筒底を第3図に示すように、はぼ正方形にし
、四本の桟11を並列させて、製品管Tを立て並べるよ
うにしている。
四本の桟11夫々の上面には細い給電用銅板12を横た
え、ろう接、又はネジ締めにより鋼材桟11に完全に接
続している。
この陰極10は筒形と称しても、第3図で分るように前
面は開いており、両側前端の垂直材に上下のフック13
を設け、第2図の仕切り14の上下耳15を掛けて塞げ
るようにしている。
これは製品管Tを陰極10内の定位置へ納め、又、取出
す際の手作業を容易にするためのもので、状況に応じて
設ければよい。
陰極10の両側面には、電極、製品管の全重量を支える
働きもする受電腕16が上方へ突出し先端を湾曲させて
いる。
第3図の実施例は受電腕16全長を銅製とし、陰極10
側面の垂直材17に、ろう接しているが、垂直材17を
上まで伸ばし、ブスバー(図略)に掛ける部分だけ銅製
にしてもよい。
前述のとおり、陰極10は筒底の給電用銅板12、受電
腕16の胴端子、夫々との接続部以外は絶縁被覆されて
おり、露出した鎖部分はない。
これに反し、陽極20は全面的に露出した鋼材で、でき
ている。
即ち、陰極10下面に下から沿わす形の鋼枠21を基枠
とし、これに裸鋼管22をこの場合、四本柱状に並立さ
せ、また鋼製受電腕23を別に立て・いる。
裸鋼管22は陰極10の給電用銅板12上の製品管T芯
部に入込む。
鋼枠21から立上った受電腕23が上端に銅端子24を
接続している以外、鎖部分はない。
製品管Tの芯部へ入込んだ裸鋼管22は、陽極として必
要な表面積をもち、製品管T内周へ均等に電流を流す。
電流の通路として、従来の陽極棒の芯部は、効率の悪い
部分であるから、これを無くシ、鋼管とする事により効
率と軽量化を得た。
なお裸鋼管22の内孔は鋼枠21との接続部(溶接)を
通り下へ抜けているので、めっき液を汲上げる事がない
なお、この実施例は、製品管Tを積重ねた柱を四本柱状
に配置する場合のほか、四本の中央にも一本配置する場
合のため、中央に短い鋼管22 aを立て、必要に応じ
て適当長さの鋼管を嵌合して立て、五本の柱とする事も
できるようにしている。
上述の陰極10、陽極20を組合せる手段は随意で、電
気的に導通しないよう気をつければよい。
第4図の実施例では、鋼枠21の両側に、陰極10側横
桟に沿う位置に絶縁被覆した横棒25を加え結束できる
ようにしている。
あるいは後述の第5図の実施例のように、特別の組立部
分を設けず、陰極10の筒底と陽極20の鋼枠21との
重なり部分を、シャコ万力18で締付は固定してもよい
第5図の実施例は又、陰極10の受電腕16を横桟19
二本にろう接している。
他は第3,4図のものと変らない。
上記実施例の陰極10は筒形といっても、概略、立方体
をなすが、無論、円柱形でもよく、製品側条件に応じて
設計すべきで、陽極に関しても、両極組合方法について
も、同様である。
この考案は、めっきすべき製品管の一端面を載せる給電
用銅板と、ブスバーに掛ける受電腕銅端子だけを銅とし
、他はすべて鋼製の陰極籠としたので、銅の使用量は激
減し、しかも、製品管への給電作用は従来の金銅陰極と
変りない。
そして、他の部分はすべて絶縁被覆したので、鋼材が製
品に触れるおそれがなく、接触による品質低下は防がれ
る。
のみならず陽極、側との絶縁も容易である。銅製陰極に
比べ鋼製陰極は軽く、丈夫で著しく安価、資源節約にな
る。
陽極に裸鋼管を用いた事により電気的効率を高め軽量化
を得られたことは前述のとおりである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案一実施例の正面図、第2図はその前面
仕切りの正面図、第3,4図は第1図の実施例の陰極、
陽極夫々の斜視図、第5図は他の実施例斜視図である。 10・・・・・・陽極、20・・・・・・陽極。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. めっきすべき製品管を−ないし複数本、立て・載せ、め
    っき液に漬けられる筒形をなし、上方へ突出した受電腕
    の銅端子、筒底に並列した給電用銅板、夫々との接続面
    以外は絶縁被覆した鋼製陰極と、この陰極下面に下から
    沿わず形の鋼枠に、上記給電用銅板上の製品管芯部に入
    込む裸鋼管、上端に銅端子をもつ鋼製受電腕、夫々を作
    り付けた陽極とを組合せた事を特徴とするめつき用電極
JP3408781U 1981-03-13 1981-03-13 めつき用電極 Expired JPS5842452Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3408781U JPS5842452Y2 (ja) 1981-03-13 1981-03-13 めつき用電極

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JP3408781U JPS5842452Y2 (ja) 1981-03-13 1981-03-13 めつき用電極

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57147268U JPS57147268U (ja) 1982-09-16
JPS5842452Y2 true JPS5842452Y2 (ja) 1983-09-26

Family

ID=29831421

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3408781U Expired JPS5842452Y2 (ja) 1981-03-13 1981-03-13 めつき用電極

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JPS57147268U (ja) 1982-09-16

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