JPS5842451Y2 - アルマイト処理に於けるアルミニウム板のラツキング装置 - Google Patents

アルマイト処理に於けるアルミニウム板のラツキング装置

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Publication number
JPS5842451Y2
JPS5842451Y2 JP14726581U JP14726581U JPS5842451Y2 JP S5842451 Y2 JPS5842451 Y2 JP S5842451Y2 JP 14726581 U JP14726581 U JP 14726581U JP 14726581 U JP14726581 U JP 14726581U JP S5842451 Y2 JPS5842451 Y2 JP S5842451Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
racking
plate
aluminum
aluminum plates
alumite treatment
Prior art date
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Expired
Application number
JP14726581U
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JPS5856077U (ja
Inventor
一 河村
一彦 松野
Original Assignee
株式会社 中部理化
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 中部理化 filed Critical 株式会社 中部理化
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 本考案は、アルマイト処理に於けるアルミニウム板のラ
ッキング装置に関するもので、その目的は、アルミニウ
ム板にアルマイト処理を施す際に、陽極として用いるフ
レーム状のホルダーにアルミニウム板を迅速かつ確実に
着脱できるようにして作業性を向上させることである。
従来技術 従来、アルミニウム板にアルマイト処理を施す際に、陽
極として用いるフレーム状のホルダーの間にアルミニウ
ム板をラッキングするには、第6図に示すような装置を
用いていた。
これは、3本以上の金属線材21の両端部を、それぞれ
金属製の保持杆22に結び付け、陽極として用いるフレ
ーム状の銅製ホルダー23の上方水平部23 Hに、金
属製の鉤24を介して一方の保持杆22を取り付け、ホ
ルダー23の下方水平部23 bに、ゴムバンド25を
介して他方の保持杆22を取り付け、ゴムバンド25の
引張り力により、各金属線材21を所要の張力を与えて
ホルダー23の間に張り渡していた。
そして、3本の金属線材21の間に、アルミニウム板2
6を互い違いにして差し込み、金属線材21の張力によ
り、多数枚のアルミニウム板26を所定の位置に保持し
ていた。
しかし、この装置では、アルミニウム板26を各金属線
材21の間に互い違いにして差し込まねばならないので
、アルミニウム板26の着脱に時間を要し、作業能率が
悪がった。
考案の構成 本考案は、従来のラッキング装置の上記不具合に鑑みて
なされたもので、以下実施例を添附図面を参照にして説
明する。
第1図乃至第3図に於いて、ラッキング部材Aは、チタ
ン、ニッケル、アルミニウム等がら成る帯状の金属板1
と、比較的厚みのある同じく帯状のゴム板2とから成り
、金属板1に、多数個のスリット状の挿入溝3を長さ方
向に沿って所要間隔をおいて貫設し、ゴム板2に、前記
挿入溝3と対応する位置に多数個の切り込゛み4を貫設
し、金属板1の挿入溝3と、ゴム板2の切り込み4とが
合致するように、金属板1とゴム板2とを接着したもの
である。
又、ラッキング部材Aの両端部に、該ラッキング部材A
を後述のホルダー6に張り渡して取り付けるための取り
付は孔5を設ける。
そして、第4図および第5図に示すように、アルマイト
処理の際に陽極として用いるフレーム状の銅製ホルダー
6の上方水平部6aの下部に、所要間隔をおいて金属製
の鉤7を取り付け、ラッキング部材Aの端部に設けた取
り付は孔5内に上記鉤7を挿入して、ラッキング部材A
をホルダー6から吊り下げると共に、ラッキング部材A
の下端部と、ホルダー6の下方水平部6bとをゴムバン
ド8を介して連結し、ホルダー6の間に数本のラッキン
グ部材Aを所要の張力を与えて垂直方向に張り渡す。
又、上記実施例では、金属板1に貫設する挿入溝3およ
びゴム板2に貫設する切り込み4は、金属板1又はゴム
板2の長さ方向に設けであるが、長さ方向に対して傾け
たり、成るいは巾方向に貫設してもよい。
尚、図中9は、アルマイト処理を施すべきアルミニウム
板、10は電解液を示す。
考案の作用 次に本考案の作用について説明する。
第1図乃至第5図に於いて、ホルダー6の間に張り渡し
たラッキング部材Aの金属板1に貫設した挿入溝3に、
アルマイト処理を施すべきアルミニウム板9の一角部を
挿入すると、アルミニウム板9の一角部はゴム板2に貫
設した切り込み4の間を通ってゴム板2から突出してラ
ッキング部材Aに取り付けられる。
ここで、アルミニウム板9は、ゴム板2に貫設した切り
込み4に挿入されているので、アルミニウム板9はゴム
板2の有する弾力により確実に挾持され、抜は落ちるこ
とはない。
このままの状態で、ホルダー6を電解層(図示せず)の
電解液10内に浸して、所要のアルマイト処理を施した
後に、ホルダー6を電解液10内から引き上げる。
そして、アルマイト処理が施されたアルミニウム板9を
無造作に抜き去るのみで、極めて容易にラッキング部材
Aからアルミニウム板9を取り外すことができる。
考案の効果 このように、本考案のラッキング装置によれば、ホルダ
ー6に張り渡したラッキング部材Aの金属板1に貫設し
た挿入溝3およびゴム板2に貫設した切り込み4に、ア
ルミニウム板9の一角部を挿入するのみで、アルミニウ
ム板9の一角部がゴム板2の弾力により挾持されて、ア
ルミニウム板9を抜は落ちることなくラッキング部材A
に取り付けることができると共に、アルミニウム板9を
無造作に引き抜くのみで、ラッキング部材Aからアルミ
ニウム板9を取り外すことができるので、アルミニウム
板9をホルダー6に迅速に着脱することができ、ひいて
はアルマイト処理に於ける作業性を向上させることがで
きる。
又、アルミニウム板9の着脱の作業が極めて簡単である
ので、経、験の有無を問わず誰でもアルミニウム板9の
着脱の作業を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ラッキング部材Aの斜視図、第2図は、第1
図のX−X線拡大断面図、第3図は、ゴム板2の一部を
示す拡大正面図、第4図は、ホルダー6にラッキング部
材Aを張り渡した状態の正面図、第5図は、第4図のY
−Y線矢視図、第6図は、従来のラッキング装置の一部
を示す斜視図である。 主要部分の符号の説明 1・・・・・・金属板、2・・
・・・・ゴム板、3・・・・・・挿入溝、4・・・・・
・切り込み、6・・・・・・ホルダー、A・・・・・・
ラッキング部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長さ方向に沿って多数個のスリット状の挿入溝3を所要
    間隔をおいて貫設したチタン、アルミニウム等の帯状の
    金属板1と、前記挿入溝3と対応する位置に多数個の切
    り込み4を貫設した帯状のゴム板2とを、前記挿入溝3
    と前記切り込み4とが合致するように接着してラッキン
    グ部材Aを形成し、このラッキング部材Aを、陽極とし
    て用いるフレーム状のホルダー6の間に垂直方向に張り
    渡したことを特徴とするアルマイト処理に於けるアルミ
    ニウム板のラッキング装置。
JP14726581U 1981-10-02 1981-10-02 アルマイト処理に於けるアルミニウム板のラツキング装置 Expired JPS5842451Y2 (ja)

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JPS5856077U JPS5856077U (ja) 1983-04-15
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JPH0124146Y2 (ja) * 1985-05-02 1989-07-21

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JPS5856077U (ja) 1983-04-15

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