JPS5841890B2 - ガジンキリユウノジヨウカホウホウ オヨビ ソノジツシソウチ - Google Patents

ガジンキリユウノジヨウカホウホウ オヨビ ソノジツシソウチ

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JPS5841890B2
JPS5841890B2 JP13985373A JP13985373A JPS5841890B2 JP S5841890 B2 JPS5841890 B2 JP S5841890B2 JP 13985373 A JP13985373 A JP 13985373A JP 13985373 A JP13985373 A JP 13985373A JP S5841890 B2 JPS5841890 B2 JP S5841890B2
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dust
airflow
cleaning liquid
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air
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JPS5089973A (ja
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哲明 古賀
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、含塵気流を浄化する方法と、この方法を実
施する装置に関し、とくに、含塵気流を、これと直線上
で相対向する方向から噴出する含塵気流あるいはその他
の気流と衝突させて、含塵気流の流速を、急激に、且つ
無限に零に近づける面状の気流衝突系を形成し、該衝突
系に供給された洗浄液に、含塵気流とほぼ等しい速度を
付与し、含塵気流中の塵と洗浄液とを、その慣性力にて
高速で衝突させることにより、塵を洗浄液で捕捉する。
一般に、含塵気流を浄化する方法及び装置では、含塵気
流をみずのような洗浄液に接触させ、該洗浄液にて気流
中の塵を捕捉する方式が採られている。
この従来方式は、洗浄液に含塵気流を接触させ、該気流
中の塵を洗浄液に捕捉せしめるという基本原理において
優れた特徴を発揮する可能性が確認され、広〈実施され
ている。
しかしながら、この従来方式は、気流中の塵が洗浄液と
接触する割合において、必ずしも十分ではなく、実際の
除塵効果は、それほど大きくはなかった。
その理由は、気流中の塵と洗浄液とを衝突接触させて、
洗浄液に捕捉する場合に、塵と洗浄液の速度の差、すな
わち相対速度が犬であるほど、両者の衝突割合を高くな
ることは周知であったにもかかわらず、この両者の相対
速度を高めるべき具体的手段において、従来方式では技
術的困難性があったからである。
例えば、高性能が確かめられているベンチュリスクラバ
型の除塵装置では、塵と洗浄液との相対速度を高めるた
め、含塵気流の前部をベンチュリ管で絞り、該気流を高
速にし、このベンチュリ管部にて、洗浄液を散布して、
塵と洗浄液の相対速度を大きくするようにしているが、
圧力損失が大きく、大量処理の場合は、大きな動力源を
必要とする難点があった。
通常、気流速度の増加に必要な動力源の増加は、その3
乗に比例するとされているのである。
この発明者は、圧力損失を少なくして大きな相対速度を
得る具体的手段として、含塵気流を直線上で対向衝突さ
せて面状の気流衝突系を形成せしめ、該衝突系に、洗浄
液を供給することを工夫したのである。
すなわち、この出願は、図に例示するように、含塵気流
aをこれと直線上で相対向する方向から噴出される他の
気流a′と衝突させて面状の気流衝突系すを形成せしめ
、該気流衝突系すに、洗浄液Cを供給して前記気流に対
面するように展開した液膜を形成し、前記含塵気流の中
の塵を、前記洗浄液に衝突捕捉させ、この含塵洗浄液を
気流より分離することを特徴とする、含塵気流の浄化方
法を特定発明とし、更に、この方法を実施するために、
集塵器1内に、含塵気流aを噴出する気流噴出口2を、
これと対を成すその他の気流a′を噴出する気流噴出口
3と適当な間隔をおいて直線上で対面させて設置し、こ
れら気流噴出口2,3の間に洗浄液供給管を設けたこと
を特徴とする、含塵気流の浄化装置を併合発明とする。
このように、併合提案する発明は、含塵気体を浄化する
という同一目的を達成する。
而して、第1図は、含塵気流を噴出する気流噴出口が直
線上で相対向して設置されている構成からなる集塵器の
作用を示す説明図である。
同図において、1は集塵器であり、この中に気送管4が
導入設置されている。
集塵機1は、上部に排気筒5を有する公知の形式のもの
である。
この集塵器1内に導入された気送管4の先部は、分岐し
、該分岐先端は、各々気流噴出口2,3となっている。
各気流噴出口2,3は、適当な間隔をおいて、直線上に
相対面する如く設置される。
この気流噴出口2,3の間隔は、該気流噴出口2.3か
ら対向して噴出する含塵気流によって面状の気流衝突系
が形成されるように、気流噴出口の断面形状、気流速度
等を考慮して適宜選定すればよいが、含塵気流が噴出初
期の段階にわいてその速度分布が同等である気流束の全
断面で衝突するように選定するのが最も好適である。
含塵気流aは、含塵気流の発生現場より送気管4を通じ
て集塵器1内に導かれる。
而して、含塵気流aは、送気管4の分岐により2手に別
れ、分岐せる先端に形成した気流噴出口2,3から噴出
する。
気流噴出口2,3より噴出された含塵気流a及びlは、
気流を噴出口2,3より相対向する如く噴出され、真向
から相互に衝突する。
各含塵気流a 、 a’は、源流を同じくするので、同
じ力で噴出される。
従って、これら含塵気流a、a’は、各々の気流噴出口
2,3間の中央部に面状の気流衝突系を形成する。
さて、この発明では、前記のように直線上で、適当に近
接して対面する上記気流噴出口2,3より含塵気流を噴
出して面状の気流衝突系すを形成し、この衝突系すに、
洗浄液Cを供給して、面状の液膜をを形成せしめる。
このようにすると、該衝突系すでは、含塵気流a 、
a’中の塵pと洗浄液Cの間では、次のような現象が生
じる。
すなわち、第5図の如く、気流衝突系すより直前の含塵
気流a 、 a’の速度を■とすると、含塵気流aで加
速された洗浄液Cの粒子と相対向する含塵気流a′中の
塵p′の粒子は、夫々微粒であるので、速度■に等しい
か、これに近い速度まで、容易に加速されて対向衝突す
ることになる。
従って、含塵気流a 、 a’の速度が■であっても、
塵pと洗浄液Cの粒子との衝突直前の相対速度は2■に
等しいか、これに近いものになる。
これは、一本の気流を静止したとすれば、静止した洗浄
液粒子に対し、運動する気流中の塵は、その気流速度で
得ている慣性力の2倍するような慣性効果で衝突するこ
とになる。
しかも、直線上に対面する気流噴出口2,3の間隔を適
当に選定して設置するときは、気流噴出口2,3から噴
出する含塵気流a 、 a’によって噴出初期における
速度分布が同等である気流束の全断面において、面状の
気流衝突系すを形成し得るので、この衝突系すにおける
含塵気流中の塵pと、該衝突系すに供給されて含塵気流
とほぼ等しい速度を付与された洗浄液Cとの間には、前
述のような高い慣性効果のある衝突力を、気流束の全断
面にわたって均等に生じさせることができる。
含塵気流a 、 a’は、衝突後急激に流れ向きを変え
て四散するが、衝突方向の流速は、急激に零に近づくの
で、衝突によって塵pと接触した洗浄液Cの粒子は、両
気流a 、 a’に押されて面状衝突系す中に集まって
よどんだ液膜状になるので、塵pは、気流衝突系す中で
洗浄液Cに確実に捕捉され、液膜状に成長じた含塵洗浄
液は、重力により容易に分離されることになる。
前記の通り、この気流衝突系すには、洗浄液Cを塵pと
衝突し易くする作用がある。
而して、洗浄液Cは、前述したように気流衝突系すの上
部近傍から供給されるようにするのが最も好適である。
これは、含塵気流中の塵pは、気流噴出口から噴出する
気流束の全断面に均一に存在することなく、その分布状
態には、ばらつきがあるので、気流衝突系すの上部近傍
において洗浄液を付与すれば、該衝突系すの全面にわた
り洗浄液による面状の液膜が、あたかも、カーテン状に
形成されることになり、含塵気流中の塵pは、この面状
液膜によって、余すところなく確実にその全量が捕捉さ
れるからである。
しかも、この面出液膜は、外力に対しては抵抗力がなく
、該液膜を形成する洗浄液Cの粒子は、該衝突系すより
直前の含塵気流によって容易に揺動して含塵気流とほぼ
等しい速度を付与されるので、該衝突系すにおける含塵
気流中の塵pと洗浄液C′とが、高い慣性力で衝突する
という効果も失われない。
第1図では、含塵気流は、符号a、a’で示す如く、2
方に分けられ、含塵気流a 、 a’を衝突させている
が、この発明は、相衝突させる気流の一方のみを含塵気
流とし、他を通常の気流又は洗浄液Cのみを含む気流と
する場合をも含む。
また、含塵気流は、気流噴出口2,3に至るまでを、1
系統にする必要はない。
更に、複数の塵埃発生源より1系統又は複数系統の気送
管で気流噴出口に導くことも、この発明の実施例に含ま
せることができる。
第2図と第3図とは、この発明の典型的な実施例を示し
たものであり、適当な間隔をおいて直線上に対面する如
く設置された気流噴出口2,3の上方に、閉鎖板6′を
設け、これに対向する下方を排出口6とした。
閉鎖板6′には、気流噴出口2゜3からほぼ等しい位置
になるように、その間の中央上部に洗浄液供給管1を設
置して、気流衝突系すに洗浄液Cを供給するようにしで
ある。
気流は、衝突系すで衝突し、閉鎖板6′にて排出口6の
方向に強制的に方向変換させられる。
また、洗浄液供給管Tより供給される洗浄液は、衝突系
すに至る前に気流で加速され、容易に衝突系すに至り展
開させられる。
第4図は、大型除塵装置であり、集塵機1の底部に、洗
浄液(水)を入れ、この液面に没する如く、気送管4,
4の下端開放部を設置し、気送管4.4の中途部の同じ
高さの位置に、相対向する如く、気流噴出口2,3を開
設する。
洗浄液供給管γは、気流噴出口2,3間の中央部上方に
設置されていて、洗浄液Cは、上方から気流衝突系すに
供給されるようになっている。
この実施例は、比較的大きな塵が液中に自然落下し、微
粒の浮遊する塵のみを、気流噴出口2゜3から噴出させ
るようにしたものであり、洗浄液供給管γから供給され
た洗浄液Cは、噴出気流に接触してカ目速され、衝突系
すに至って前記浮遊塵を捕捉する。
この発明は、前述の通り、直線上で相対向する気流噴出
口の間隔を適当に選定することによって、該気流噴出口
から噴出する含浸気流の気流束を、その全断面において
均等に衝突させ得るとともに、この気流衝突系に洗浄液
を供給して、該衝突系の全面に面状の液膜を形成するよ
うに構成し得るから、極めて容易に含塵気流中の塵と洗
浄液との相対速度が大きく採ることができ、相互の接触
捕捉の効率が飛躍的に増大する。
よって、含塵気流の洗浄効果は、著しく向上する。
しかも、気流噴出口を、ベンチュリ構造とする等の高速
気流発生手段を用いることなく、単に、直線上で適当な
間隔をおいて対向させるという極めて簡易な構成で、高
い相対速度が得られるから、大きな動力源を必要とせず
に所期の効果をあげることができ、極めて経済的である
なお、この発明者は、第1図に示した装置を用いて、ア
スファルトプラントの骨材ドライヤから排出される気体
の除塵効果を、公に定められている公知の方法で確認試
験をしてみたところ、排出基準0.80g/m”Hに対
して、0−070 g / @Nの顕著な効果を得た。
【図面の簡単な説明】
第1図は、直線上で相対向する気流噴出口を備える集塵
器の正断面図、第2図と第3図は、それぞれこの発明の
気流噴出口と洗浄液供給管の実施例を示す正断面図と側
断面図、第5図は、この発明の作用原理を示す正断面図
である。 図中、1は集塵器、2,3は気流噴出口、1は洗浄液供
給管1、 a/は含塵気流、bは気流衝突系、pは塵の
粒子、Cは洗浄液の粒子である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 含塵気流をこれと直線上で相対向する方向から噴出
    される他の気流と衝突させて面状の気流衝突系を形成せ
    しめ、該気流衝突系に、洗浄液を供給して前記気流に対
    面するように展開した液膜を形成し、前記含塵気流の中
    の塵を、前記洗浄液に衝突捕捉させ、この含塵洗浄液を
    気流より分離することを特徴とする、含塵気流の浄化方
    法。 2 集塵器内に、含塵気流を噴出する気流噴出口を、こ
    れと対を成す含塵気流あるいはその他の気流を噴出する
    気流噴出口と適当な間隔をおいて直線上で対面させて設
    置し、これら気流噴出口の間に洗浄液供給管を設けたこ
    とを特徴とする、含塵気流の浄化装置。
JP13985373A 1973-12-14 1973-12-14 ガジンキリユウノジヨウカホウホウ オヨビ ソノジツシソウチ Expired JPS5841890B2 (ja)

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