JPS5841861B2 - ケツエキトウセキヨウセンシシン - Google Patents
ケツエキトウセキヨウセンシシンInfo
- Publication number
- JPS5841861B2 JPS5841861B2 JP50143750A JP14375075A JPS5841861B2 JP S5841861 B2 JPS5841861 B2 JP S5841861B2 JP 50143750 A JP50143750 A JP 50143750A JP 14375075 A JP14375075 A JP 14375075A JP S5841861 B2 JPS5841861 B2 JP S5841861B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- cannula
- tip
- needle
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- External Artificial Organs (AREA)
- Materials For Medical Uses (AREA)
- Prostheses (AREA)
- Surgical Instruments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は血液透析用穿刺針1こかかわるものである。
現代の医療の進歩によってこれまで不治の病とされてい
たじん不全の患者は、人工透析という装置により安全に
管理されるようになった。
たじん不全の患者は、人工透析という装置により安全に
管理されるようになった。
人工透析とは患者の血管に太い注射針を穿刺し汚れた血
液を血液ポンプによって血液の透析器に導き、そこで浄
化された血液を再び患者の血管へもどしてやる方法であ
る。
液を血液ポンプによって血液の透析器に導き、そこで浄
化された血液を再び患者の血管へもどしてやる方法であ
る。
この方法は二重穿刺法と呼ばれ、現在も広く利用されて
いる。
いる。
二重穿刺法では血管に間隔をとって前後に2本の針を穿
刺し、その2本の針量に透析器とポンプを設けた血液回
路を設けてポンプ1こより血液を流すが、2本の穿刺を
必要とするので患者に対する負担が大きい。
刺し、その2本の針量に透析器とポンプを設けた血液回
路を設けてポンプ1こより血液を流すが、2本の穿刺を
必要とするので患者に対する負担が大きい。
この欠点を改善するために工夫されたのがシングルニー
ドル法と呼ばれる方法で、患者の血管には1本の針を穿
刺するだけで透析がおこなえるが、それは1本の針の根
元から2又は分れて上記の血管回路が設けられ回路切り
換え装置が必要であるっシングルニードル法は患者に対
する負担も軽く、広く普及されてきたが、回路の切り換
え装置が高価であり、さらtコ、回路内での血液混合が
おこり、透析効率が10〜30φ減少するという欠点を
持っている。
ドル法と呼ばれる方法で、患者の血管には1本の針を穿
刺するだけで透析がおこなえるが、それは1本の針の根
元から2又は分れて上記の血管回路が設けられ回路切り
換え装置が必要であるっシングルニードル法は患者に対
する負担も軽く、広く普及されてきたが、回路の切り換
え装置が高価であり、さらtコ、回路内での血液混合が
おこり、透析効率が10〜30φ減少するという欠点を
持っている。
そこで針を1本だけ穿刺し、かつ、回路の切り換え装置
の必要がない方法が要望されているので、その要望に応
えたこの発明の血液透析用穿刺針を提供するものである
。
の必要がない方法が要望されているので、その要望に応
えたこの発明の血液透析用穿刺針を提供するものである
。
図面1こ従って詳細に説明すると、第1図に示す合成樹
脂製の套管aは主管1の基部に同材質の支管2がY字状
に連通して連結され、主管1の一端にキャップ3が、同
じく支管2にキャップ4が嵌合され、主管1の先方は遂
次その太さが細まり、その先には先管5が一体とされて
いる。
脂製の套管aは主管1の基部に同材質の支管2がY字状
に連通して連結され、主管1の一端にキャップ3が、同
じく支管2にキャップ4が嵌合され、主管1の先方は遂
次その太さが細まり、その先には先管5が一体とされて
いる。
先管5は血管内に入るため軟性の合成樹脂質で作られて
いる。
いる。
第2図に示す金属質の穿針すは一般に使用されている血
管穿刺用の穿針で先管5の内径とその金属針6の外径が
同径で金属針6の長さは主管1と先管5との長さより若
干長くその先端に針先のようにとがっており、基部7は
主管1に密に挿嵌される大きさになっている。
管穿刺用の穿針で先管5の内径とその金属針6の外径が
同径で金属針6の長さは主管1と先管5との長さより若
干長くその先端に針先のようにとがっており、基部7は
主管1に密に挿嵌される大きさになっている。
第3図にてキャップ3を取り除いた套管aに穿針すを主
管1から挿入し、基部7を主管1に嵌合し金属針6の先
端部が先管5より突き出ている状態を示す。
管1から挿入し、基部7を主管1に嵌合し金属針6の先
端部が先管5より突き出ている状態を示す。
第4図に示す導管Cは柔軟性のある合成樹脂質で作られ
、先管5の内径よりチューブ8の外径がわずかばかり細
くなっていて、第5図に示すようにチューブ8を支管2
より先管5に入れた時、第6図に示すように先管5とチ
ューブ8との間にすきま9ができるようになる。
、先管5の内径よりチューブ8の外径がわずかばかり細
くなっていて、第5図に示すようにチューブ8を支管2
より先管5に入れた時、第6図に示すように先管5とチ
ューブ8との間にすきま9ができるようになる。
チューブ8の先端は針先のようになる。
チューブ8の先端は針先のようにとがっている。
導管Cはまた基部10がキャップ4を取り除いた支管2
に嵌入されると支管2に密着する大きさになっており、
基部10とチューブ8とは一体に作られ、チューブ8の
長さは支管2と先管5との長さより若干長く作られてい
る。
に嵌入されると支管2に密着する大きさになっており、
基部10とチューブ8とは一体に作られ、チューブ8の
長さは支管2と先管5との長さより若干長く作られてい
る。
第5図にてキャップ4を増り除いた套管aに導管Cを支
管2から挿嵌し基部10に接続用のアダプター11を増
り付けた状態を示す。
管2から挿嵌し基部10に接続用のアダプター11を増
り付けた状態を示す。
図中、12はチューブ8の内腔、13は内腔12に通ず
る穴、14は先管5内に通ずる穴である。
る穴、14は先管5内に通ずる穴である。
以上のように構成されているので、套管aに穿針すの金
属針6を主管1から先管5へ挿通し套管aの主管1に穿
針すの基部7を第3図に示すようにしてセットし、金属
針6を案内として先管5の部分が血管に入るまで穿刺し
てから、穿針すを全部抜き出す。
属針6を主管1から先管5へ挿通し套管aの主管1に穿
針すの基部7を第3図に示すようにしてセットし、金属
針6を案内として先管5の部分が血管に入るまで穿刺し
てから、穿針すを全部抜き出す。
そして導管Cのチューブ8を套管aの支管2より挿入し
、支管2と導管Cの基部10とが密着するまで挿入する
。
、支管2と導管Cの基部10とが密着するまで挿入する
。
そうすると、血管に入っている先管5の部分にチューブ
8の先端部分が案内されてさらに血管内に入って第5図
、第6図のように、チューブ8の外径と先管5の内径と
にすきま9ができる。
8の先端部分が案内されてさらに血管内に入って第5図
、第6図のように、チューブ8の外径と先管5の内径と
にすきま9ができる。
つまり、第1図の支管2にチューブ8を挿入することに
よつ許二重管になるものである。
よつ許二重管になるものである。
そこですきま9から血液を吸引し、主管1のキャップ3
を外ずした部分に接続しであるアダプター(図外)から
透析器(図外)を通り導管Cの基部10に通る回路を径
て、導管Cの内腔12から血液を血管内に返してやるも
のである。
を外ずした部分に接続しであるアダプター(図外)から
透析器(図外)を通り導管Cの基部10に通る回路を径
て、導管Cの内腔12から血液を血管内に返してやるも
のである。
このようにすると、すきま9と内腔12は血管内で前後
して位置して透析器に対してすきま9は流入側に、内腔
12は流出側の口となる血液の回路が形成され、従来の
2本穿刺した場合と同じになるとともに、しかも、回路
切り換え装置を必要とせず1本の穿刺で透析がおこなえ
、患者の苦痛を軽減し金属穿針すのみの穿刺によるから
血管損傷を防止するという特長がある。
して位置して透析器に対してすきま9は流入側に、内腔
12は流出側の口となる血液の回路が形成され、従来の
2本穿刺した場合と同じになるとともに、しかも、回路
切り換え装置を必要とせず1本の穿刺で透析がおこなえ
、患者の苦痛を軽減し金属穿針すのみの穿刺によるから
血管損傷を防止するという特長がある。
第1図はこの発明の血液透析用穿刺針の套管の平面図、
第2図は穿針の平面図、第3図は第1図の套管に第2図
の穿針を挿入した平面図、第4図は導管の平面図、第5
図は第1図の套管に第4図の導管を挿入Lアダプターを
付した平面図、第6図は第5図のA−A’断面の拡大部
分図である。 図中、1は主管、2は支管、3はキャップ、4はキャッ
プ、5は先管、6は金属針、7は基部、8はチューズ
9はすきま、10は基部、11はアダプター、12は内
腔、13は穴、14は穴、a(」套管、bは穿針、Cは
導管。
第2図は穿針の平面図、第3図は第1図の套管に第2図
の穿針を挿入した平面図、第4図は導管の平面図、第5
図は第1図の套管に第4図の導管を挿入Lアダプターを
付した平面図、第6図は第5図のA−A’断面の拡大部
分図である。 図中、1は主管、2は支管、3はキャップ、4はキャッ
プ、5は先管、6は金属針、7は基部、8はチューズ
9はすきま、10は基部、11はアダプター、12は内
腔、13は穴、14は穴、a(」套管、bは穿針、Cは
導管。
Claims (1)
- 1 主管の基部に支管を分岐し主管と支管の一端口にキ
ャップを挿脱自在に設は主管の先方に先管を連通して設
けた套管aと、套管aの先管の内径とその外径が同径で
その長さが套管aの主管と先管との長さより長く主管の
基部1こ内嵌する基部をもつ血管穿刺用の金属の穿針す
と、套管aの先管の内径よりもその外径が細くその長さ
が套管aの支管と先管との長さより長く支管1こ内径す
る基部をもちその先端部のチューブに内部へ通ずる穴を
設けた柔軟質の導管Cとを、套管aの基部から挿通した
穿針すによって套管の先管を血管に挿入し穿針すを抜い
て套管aの支管から導管Cを挿通すること1こより、套
管aの先管と導管Cのチューブのすきまと該チューブの
先端部の穴とが血液の流入口と流出口とになり穿刺によ
る血管損傷を防止することを特徴とする血液透析用穿刺
針。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50143750A JPS5841861B2 (ja) | 1975-11-27 | 1975-11-27 | ケツエキトウセキヨウセンシシン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50143750A JPS5841861B2 (ja) | 1975-11-27 | 1975-11-27 | ケツエキトウセキヨウセンシシン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5265989A JPS5265989A (en) | 1977-05-31 |
JPS5841861B2 true JPS5841861B2 (ja) | 1983-09-14 |
Family
ID=15346135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50143750A Expired JPS5841861B2 (ja) | 1975-11-27 | 1975-11-27 | ケツエキトウセキヨウセンシシン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5841861B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5038391A (ja) * | 1973-08-09 | 1975-04-09 | ||
JPS5055197A (ja) * | 1973-09-06 | 1975-05-15 |
-
1975
- 1975-11-27 JP JP50143750A patent/JPS5841861B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5038391A (ja) * | 1973-08-09 | 1975-04-09 | ||
JPS5055197A (ja) * | 1973-09-06 | 1975-05-15 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5265989A (en) | 1977-05-31 |
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