JPS584157Y2 - 電気ギタ−のピックアップ装置 - Google Patents
電気ギタ−のピックアップ装置Info
- Publication number
- JPS584157Y2 JPS584157Y2 JP10666677U JP10666677U JPS584157Y2 JP S584157 Y2 JPS584157 Y2 JP S584157Y2 JP 10666677 U JP10666677 U JP 10666677U JP 10666677 U JP10666677 U JP 10666677U JP S584157 Y2 JPS584157 Y2 JP S584157Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- string
- pink
- magnet
- strings
- electric guitar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は音量バランスがとれるようにした電気ギター
のピンクアンプ装置に関するものである。
のピンクアンプ装置に関するものである。
第1図は一般の電気ギターの正面図である。
図において、ボディ1には柄状にのびたネック2が取付
けられ、ボディ1の端に設けられたブリッジ3とネック
2の先端に設けられた糸巻40間には6本の弦5a〜5
fが互いにほぼ等間隔で張設されている。
けられ、ボディ1の端に設けられたブリッジ3とネック
2の先端に設けられた糸巻40間には6本の弦5a〜5
fが互いにほぼ等間隔で張設されている。
各弦は鉄線等導磁性材料で作られ、5aは最高音の第1
弦で最も細く、以下第2弦5b。
弦で最も細く、以下第2弦5b。
第3弦5c、第4弦5d、第5弦5eと順次太く低い音
になって行き、5fは最低音の第6弦で最も太くなって
いる。
になって行き、5fは最低音の第6弦で最も太くなって
いる。
ボディ1表面上の弦5a−5fの下の位置にはこの弦の
振動を電気的に検出するピンクアップ6が設けられてい
る。
振動を電気的に検出するピンクアップ6が設けられてい
る。
ボディ1上にはと、のほか音量調節つまみ7、音量調整
つまみ8、アンプ接続用のジャック9等が設けられてい
る。
つまみ8、アンプ接続用のジャック9等が設けられてい
る。
ピンクアップ6は6本の丸棒磁石を有し図示してないが
これに共通にコイルが巻回されている。
これに共通にコイルが巻回されている。
丸棒磁石は各弦に対向しており、弦が振動するとそのコ
イルに電気信号が発生しこれを増幅しスピーカに流すと
楽音が得られる。
イルに電気信号が発生しこれを増幅しスピーカに流すと
楽音が得られる。
しかしながら第1弦5aをはじめ高音側の弦は第6弦5
fのような低音側の弦に比べると径が細いため質量が小
さく従って振動エネルギーも小さく、またピックアップ
6の磁気抵抗も大きくなり検出感度は落ちる。
fのような低音側の弦に比べると径が細いため質量が小
さく従って振動エネルギーも小さく、またピックアップ
6の磁気抵抗も大きくなり検出感度は落ちる。
このため、従来の電気ギターのピンクアンプ装置では第
1弦5aの方の高音側の弦のピンクアンプ出力が相対的
に小さくなり全弦の音量バランスがとれず、演奏音の音
質が悪くなる欠点があった。
1弦5aの方の高音側の弦のピンクアンプ出力が相対的
に小さくなり全弦の音量バランスがとれず、演奏音の音
質が悪くなる欠点があった。
ピンクアンプの高さ即ち弦との間隔を調整することもな
されているが、これだけで完全に全弦の音量バランスを
とることは不可能であった。
されているが、これだけで完全に全弦の音量バランスを
とることは不可能であった。
この考案は上記の点に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、電気ギターの全弦の音量バランスをと
り音質の優れた演奏音が得られるような電気ギターのピ
ックアンプ装置を提供することにある。
とするところは、電気ギターの全弦の音量バランスをと
り音質の優れた演奏音が得られるような電気ギターのピ
ックアンプ装置を提供することにある。
この目的を達成するために、この考案はピンクアンプの
磁石の質量を低音側の部分より高音側の部分が大きくな
るように構成したものである。
磁石の質量を低音側の部分より高音側の部分が大きくな
るように構成したものである。
以下、この考案を図面に基づいて詳細に説明する。
第2図はこの考案に係る電気ギターのピンクアンプ装置
の一実施例の正面図、第3図はその人−A断面図である
。
の一実施例の正面図、第3図はその人−A断面図である
。
やや平形の直方体状の磁石10の側面にはボビン11の
間にコイル12が巻回され、この磁石10の上面には右
から左にかけて第1弦5a〜第6弦5fが対向して配置
されている。
間にコイル12が巻回され、この磁石10の上面には右
から左にかけて第1弦5a〜第6弦5fが対向して配置
されている。
13はピンクアップカバー、14はピンクアンプ枠、1
5はピンクアンププレート、16は磁石10を支持する
支持体である。
5はピンクアンププレート、16は磁石10を支持する
支持体である。
ピンクアンプカバ−13はピンクアンププレート15上
に載置され、さらにピンクアンププレート15はねじ、
17,18により螺合されたピンクアップ枠14に支持
されている。
に載置され、さらにピンクアンププレート15はねじ、
17,18により螺合されたピンクアップ枠14に支持
されている。
ピックアップ枠14とピンクアンプカバー13の間には
スプリング19 、20カ設けられているので、ピック
アンプカバー13およびピンクアップ”7”V−N5は
常にピックアップ枠14に対して下方に押されている。
スプリング19 、20カ設けられているので、ピック
アンプカバー13およびピンクアップ”7”V−N5は
常にピックアップ枠14に対して下方に押されている。
このため、ねじ17および18をlわすことによりピン
クアンプ枠14に対して磁石10の位置を上下に動かす
ことができる。
クアンプ枠14に対して磁石10の位置を上下に動かす
ことができる。
これにより磁石10の弦に対する位置調整をすることが
可能となる。
可能となる。
磁石10と各弦5a〜5fとにより磁気回路が構成され
ているため、弦がはじかれて振動するとこの磁気回路の
磁気抵抗が変化しコイル12に振動に対応した電気信号
が発生する。
ているため、弦がはじかれて振動するとこの磁気回路の
磁気抵抗が変化しコイル12に振動に対応した電気信号
が発生する。
この電気信号は音量調節、音質調整されアンプで増幅さ
れた後スピーカから発音される。
れた後スピーカから発音される。
ここで、磁石10はその上面が円弧状に形成されている
八その曲率が不均等になっている。
八その曲率が不均等になっている。
第1弦5a等高音弦に対向している部分の上面の円弧の
半径をR1、第6弦5f等低音弦に対向している部分の
上面の円弧の半径をR2とすると、R1>R2の関係に
なり高音弦側の方が磁石10の高さが高くなる。
半径をR1、第6弦5f等低音弦に対向している部分の
上面の円弧の半径をR2とすると、R1>R2の関係に
なり高音弦側の方が磁石10の高さが高くなる。
磁石10の平断面は均等であるから、高音弦側の方が低
音弦側の方に比してその体積が大きいことになる。
音弦側の方に比してその体積が大きいことになる。
磁石10の体積が太きくなるとそれだけ磁気エネルギは
増大し磁束密度も高くなる。
増大し磁束密度も高くなる。
従って、振動エネルギが少なく検出密度の低くかった高
音弦側の方が反対に磁気検出感度が向上するため、磁石
10の特性に応じて半径R1,R2を適当に選ぶことに
より第1弦5aから第6弦5fまで全ての弦の電気信号
の出力量を一定にして音量バランスをとることができる
。
音弦側の方が反対に磁気検出感度が向上するため、磁石
10の特性に応じて半径R1,R2を適当に選ぶことに
より第1弦5aから第6弦5fまで全ての弦の電気信号
の出力量を一定にして音量バランスをとることができる
。
第4図は他の実施例の正面図、第5図はその人−入断面
図である。
図である。
図において、第2図および第3図と同一または同機能部
品には同番号を付しである。
品には同番号を付しである。
この実施例では磁石10aは上面は均等の円弧で形成さ
れているが、その厚さが第4図に示すように高音弦に対
向する方が順次厚くなっている。
れているが、その厚さが第4図に示すように高音弦に対
向する方が順次厚くなっている。
このため高音弦側は磁石10aの質量が大きくなりピン
クアンプの綜合検出感度は各弦で均等になり、全弦の音
量バランスがとれることになる。
クアンプの綜合検出感度は各弦で均等になり、全弦の音
量バランスがとれることになる。
その他の動作は前記実施例のものと同様である。
以上の実施例においては6弦の電気ギターについて説明
したが4弦のベースギターについても実施できるし、ま
た複数個のピンクアンプを有する電気ギターについても
同様に実施することができる。
したが4弦のベースギターについても実施できるし、ま
た複数個のピンクアンプを有する電気ギターについても
同様に実施することができる。
このようにこの考案による電気ギターのピンクアンプ装
置によると、ピンクアップの磁石の高音弦側の質量を低
音側より大きくすることにより、全弦にわたって音量バ
ランスがとれ、音質のよいギター音を演奏することがで
きる。
置によると、ピンクアップの磁石の高音弦側の質量を低
音側より大きくすることにより、全弦にわたって音量バ
ランスがとれ、音質のよいギター音を演奏することがで
きる。
第1図は一般の電気ギターの正面図、第2図はこの考案
に係る電気ギターのピンクアンプ装置の一実施例の正面
図、第3図は第2図のA−A断面図、第4図は他の実施
例の正面図、第5図は第4図のA−A断面図である。 5a〜5f・・・・・・第1弦4,6弦、6・・・・・
ゼンクアンプ、10・・・・・・磁石、11・・・・・
・ボビン、12・・・・・・コイル、13・・・・・・
ピックアップカバー、14・・・・・・ピックアップ枠
、15・・・・・・ピンクアッププレート。
に係る電気ギターのピンクアンプ装置の一実施例の正面
図、第3図は第2図のA−A断面図、第4図は他の実施
例の正面図、第5図は第4図のA−A断面図である。 5a〜5f・・・・・・第1弦4,6弦、6・・・・・
ゼンクアンプ、10・・・・・・磁石、11・・・・・
・ボビン、12・・・・・・コイル、13・・・・・・
ピックアップカバー、14・・・・・・ピックアップ枠
、15・・・・・・ピンクアッププレート。
Claims (1)
- 磁石の側面に共通のコイルを巻回し、この磁石の上面に
対向して高音から低音にかけて複数圓の弦を配置し、こ
の弦を振動させることにより前記コイルに電気信号を発
生させる電気ギター゛のピックアンプ装置において、前
記磁石の質量を低音側より高音側を大きくしたことを特
徴とする電気ギターのピンクアンプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10666677U JPS584157Y2 (ja) | 1977-08-11 | 1977-08-11 | 電気ギタ−のピックアップ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10666677U JPS584157Y2 (ja) | 1977-08-11 | 1977-08-11 | 電気ギタ−のピックアップ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5433626U JPS5433626U (ja) | 1979-03-05 |
JPS584157Y2 true JPS584157Y2 (ja) | 1983-01-24 |
Family
ID=29050050
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10666677U Expired JPS584157Y2 (ja) | 1977-08-11 | 1977-08-11 | 電気ギタ−のピックアップ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS584157Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-08-11 JP JP10666677U patent/JPS584157Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5433626U (ja) | 1979-03-05 |
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