JPS5841238Y2 - 塔状構造物の基礎構造 - Google Patents
塔状構造物の基礎構造Info
- Publication number
- JPS5841238Y2 JPS5841238Y2 JP7425279U JP7425279U JPS5841238Y2 JP S5841238 Y2 JPS5841238 Y2 JP S5841238Y2 JP 7425279 U JP7425279 U JP 7425279U JP 7425279 U JP7425279 U JP 7425279U JP S5841238 Y2 JPS5841238 Y2 JP S5841238Y2
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- JP
- Japan
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- tower
- foundation
- base plate
- flange
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は送電鉄塔、照明塔など円形または正多角形等の
筒状体からなる塔状構造物の基礎構造に関するものであ
る。
筒状体からなる塔状構造物の基礎構造に関するものであ
る。
近時、送電鉄塔、照明塔などの塔状構造物には強度、美
観および加工性等の面から円形または正多角形の断面を
もつ鋼管が多く用いられるが、これら塔状構造物の基礎
には垂直および水平方向に大きな荷重が作用するため、
従来は第１図の縦断面図および第２図の平面図に示すよ
うに管状材２の上下にフランジ３をリブで補強して一体
に溶接してなる基礎材１の下部フランジ３をアンカーボ
ルト４で基礎５に固定した後、前記基礎材全体を基礎コ
ンクリート６中に埋設し、基礎材１の上部フランジ３上
に塔状構造物７を据え付けるようにした基礎構造または
第３図の縦断面図および第４図の平面図に示すように多
数のアンカーボルト４を上下のテンプレート８で結合し
て籠状に形成した基礎材１を基礎コンクリート６中に埋
設し、該基礎コンクリート６から突出したアンカーボル
ト４により塔状構造物７を据え付けるようにした基礎構
造等、大型かつ複雑な構造の基礎材１と、それに伴う広
くて深い基礎を必要とし、前記基礎材１の製作および基
礎の掘削等に多大の時間、労力および費用を要する欠点
があった。
観および加工性等の面から円形または正多角形の断面を
もつ鋼管が多く用いられるが、これら塔状構造物の基礎
には垂直および水平方向に大きな荷重が作用するため、
従来は第１図の縦断面図および第２図の平面図に示すよ
うに管状材２の上下にフランジ３をリブで補強して一体
に溶接してなる基礎材１の下部フランジ３をアンカーボ
ルト４で基礎５に固定した後、前記基礎材全体を基礎コ
ンクリート６中に埋設し、基礎材１の上部フランジ３上
に塔状構造物７を据え付けるようにした基礎構造または
第３図の縦断面図および第４図の平面図に示すように多
数のアンカーボルト４を上下のテンプレート８で結合し
て籠状に形成した基礎材１を基礎コンクリート６中に埋
設し、該基礎コンクリート６から突出したアンカーボル
ト４により塔状構造物７を据え付けるようにした基礎構
造等、大型かつ複雑な構造の基礎材１と、それに伴う広
くて深い基礎を必要とし、前記基礎材１の製作および基
礎の掘削等に多大の時間、労力および費用を要する欠点
があった。
本考案は従来の上記欠点を解消し、断面二字状の環状体
としたベースプレートの下部フランジを内外二列に配し
たアンカーボルトで固定し、ベースプレートの上部フラ
ンジに塔状構造物を据え付けるようにしてベースプレー
トの製作および基礎の施工を迅速にしうろことを特徴と
するもので、以下実施例を示す図面に基づいて説明する
。
としたベースプレートの下部フランジを内外二列に配し
たアンカーボルトで固定し、ベースプレートの上部フラ
ンジに塔状構造物を据え付けるようにしてベースプレー
トの製作および基礎の施工を迅速にしうろことを特徴と
するもので、以下実施例を示す図面に基づいて説明する
。
第５図は縦断面図、第６図は第５図ｖＩ−ｖＩ線におけ
るベースプレートの断面図で、ベースプレート１０は塔
状構造物７の下端面形状に合わせて円形または正多角形
等の環状体とし、垂直状のウェブ１１の上端外側に上部
フランジ１２を水平に突出し、ウェブ１１の下端には内
外両側に水平に突出する下部フランジ１３を設けて断面
ユ字状の一体にノングフオージングによる鍛造、圧延ま
たは鋳造により環状体として製作し、前記上部フランジ
１２の平面形状および取付ボルト穴は前記塔状構造物７
の下端に設けたフランジ１４に対応して設けてあり、前
記ベースプレート１０の下部フランジ１３には内外二列
のアンカーボルト穴１５を穿設して基礎コンクリート６
内に埋設したアンカーボルト１６で゛固定するようにし
ている。
るベースプレートの断面図で、ベースプレート１０は塔
状構造物７の下端面形状に合わせて円形または正多角形
等の環状体とし、垂直状のウェブ１１の上端外側に上部
フランジ１２を水平に突出し、ウェブ１１の下端には内
外両側に水平に突出する下部フランジ１３を設けて断面
ユ字状の一体にノングフオージングによる鍛造、圧延ま
たは鋳造により環状体として製作し、前記上部フランジ
１２の平面形状および取付ボルト穴は前記塔状構造物７
の下端に設けたフランジ１４に対応して設けてあり、前
記ベースプレート１０の下部フランジ１３には内外二列
のアンカーボルト穴１５を穿設して基礎コンクリート６
内に埋設したアンカーボルト１６で゛固定するようにし
ている。
なおナツト１８は下部フランジ１３下面４か所を支承し
てレベルを調整するためのものである。
てレベルを調整するためのものである。
前記アンカーボルト１６はそれぞれ単独に位置決めしな
がら基礎コンクリート中に埋設してもよいが、従来の前
記第３図、第４図に示すようにテンプレート８で結合し
て埋設すれば施工が一層容易である。
がら基礎コンクリート中に埋設してもよいが、従来の前
記第３図、第４図に示すようにテンプレート８で結合し
て埋設すれば施工が一層容易である。
そして塔状構造物７を据え付けるには、まず前記埋設し
たアンカーボルト１６およびナツト１８によりベースプ
レート１０の下部フランジ１３をレベルの調整をした上
で個定し、ベースプレート１０の上部フランジ１２上に
塔状構造物７を据え付けて取付ボルト１７により固定す
る。
たアンカーボルト１６およびナツト１８によりベースプ
レート１０の下部フランジ１３をレベルの調整をした上
で個定し、ベースプレート１０の上部フランジ１２上に
塔状構造物７を据え付けて取付ボルト１７により固定す
る。
本考案は以上のように構成され、ベースプレート１０の
構造は簡単で小型にでき、特にリングフォージングによ
って製造すれば量産が可能で、しかも強度的にすぐれ、
またアンカーボルト１６は内外二列に配列して多数設け
られるので、従来に比べて長さを短くすることができ、
従って基礎も浅くてすみ、掘削工事も容易で基礎の施工
に際してレベルの調整および塔状構造物の据え付けが迅
速容易にでき、基礎工事費を削減できるなど実用上きわ
めて有効である。
構造は簡単で小型にでき、特にリングフォージングによ
って製造すれば量産が可能で、しかも強度的にすぐれ、
またアンカーボルト１６は内外二列に配列して多数設け
られるので、従来に比べて長さを短くすることができ、
従って基礎も浅くてすみ、掘削工事も容易で基礎の施工
に際してレベルの調整および塔状構造物の据え付けが迅
速容易にでき、基礎工事費を削減できるなど実用上きわ
めて有効である。
第１図〜第４図は従来の基礎構造を示し、第１図は一例
の縦断面図、第２図は同平面図、第３図は他の例の縦断
面図、第４図は同平面図、第５図は本考案の一実施例を
示す縦断面図、第６図は第５図ＶＩ−ＶＩ線におけるベ
ースプレートの断面図である。 １：基礎材、２：管状材、３：フランジ、４：アンカー
ボルト、５：基礎、６：基礎コンクリート、７：塔状構
造物、８：テンプレート、１０：ベースプレート、１１
：ウェブ、１２：上部フランジ、１３：下部フランジ、
１４：フランジ、１５：アンカーボルト穴、１６：アン
カーボルト、１７：取付ボルト、１８：ナツト。
の縦断面図、第２図は同平面図、第３図は他の例の縦断
面図、第４図は同平面図、第５図は本考案の一実施例を
示す縦断面図、第６図は第５図ＶＩ−ＶＩ線におけるベ
ースプレートの断面図である。 １：基礎材、２：管状材、３：フランジ、４：アンカー
ボルト、５：基礎、６：基礎コンクリート、７：塔状構
造物、８：テンプレート、１０：ベースプレート、１１
：ウェブ、１２：上部フランジ、１３：下部フランジ、
１４：フランジ、１５：アンカーボルト穴、１６：アン
カーボルト、１７：取付ボルト、１８：ナツト。
Claims (1)
- ウェブ１１の上端に外側に突出する上部フランジ１２を
塔状構造物７の下端面に対応して設け、前記ウェブ１１
下端に内外両側に突出する下部フランジ１３を設けて断
面二字状の環状体としてなるベースプレー） １０上に
、前記塔状構造物７を取付ボルト１７により固定し、前
記下部フランジ１３の内外両側をアンカーポル１〜１６
により固定してなる塔状構造物の基礎構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7425279U JPS5841238Y2 (ja) | 1979-05-31 | 1979-05-31 | 塔状構造物の基礎構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7425279U JPS5841238Y2 (ja) | 1979-05-31 | 1979-05-31 | 塔状構造物の基礎構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55172440U JPS55172440U (ja) | 1980-12-10 |
| JPS5841238Y2 true JPS5841238Y2 (ja) | 1983-09-17 |
Family
ID=29307838
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7425279U Expired JPS5841238Y2 (ja) | 1979-05-31 | 1979-05-31 | 塔状構造物の基礎構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5841238Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023506594A (ja) * | 2020-03-02 | 2023-02-16 | へリコア エルエルシー | 螺旋状アンカー基礎システム |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102004017008B4 (de) * | 2004-04-02 | 2009-10-22 | Aloys Wobben | Verfahren zum Errichten eines Turmes |
| JP4971712B2 (ja) * | 2006-07-28 | 2012-07-11 | 日鐵住金建材株式会社 | 金属管柱の基部構造 |
| KR101022696B1 (ko) | 2010-07-29 | 2011-03-22 | 케이피브이(주) | 태양광 발전유닛용 지지프레임의 기초 시공방법 |
-
1979
- 1979-05-31 JP JP7425279U patent/JPS5841238Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023506594A (ja) * | 2020-03-02 | 2023-02-16 | へリコア エルエルシー | 螺旋状アンカー基礎システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55172440U (ja) | 1980-12-10 |
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