JPS5841074B2 - スキ−ブレ−キを備えたスキ−靴締具 - Google Patents

スキ−ブレ−キを備えたスキ−靴締具

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JPS5841074B2
JPS5841074B2 JP55008142A JP814280A JPS5841074B2 JP S5841074 B2 JPS5841074 B2 JP S5841074B2 JP 55008142 A JP55008142 A JP 55008142A JP 814280 A JP814280 A JP 814280A JP S5841074 B2 JPS5841074 B2 JP S5841074B2
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brake
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movable
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、スキーブレーキを備えたスキー靴締具に関
する。
スキーブレーキをスキー靴締具に一体に組み込むと、こ
れらを別個にスキー板に取りつける場合に比べ、取付作
業が簡略化し、またスキーブレーキのバネ力がスキー靴
締具の解放力に影響を与えない等、多くの利点゛が生ず
る。
このようなスキーブレーキを備えたスキー靴締具として
は、例えば第1図a、b、c、dに示すようなものがあ
る。
同図に示した締具は、スキー靴の特に踵側を咬持する踵
締具であるが、このものについて説明すると、先ず、ス
キー板1にネジ等で取りつけられる固定部2を有する。
そして、この固定部2に上記スキー板1の長手方向に移
動可能な可動部3が設けられている。
この可動部3には、スキー靴の踵側に係合する咬持部4
が装荷されている。
これとともに、その可動部3を上記咬持部4にて保持さ
れるスキー靴に向けて常時押圧するコイルバネによる弾
圧装置5が設けられていて、スキー靴をスキー板に連結
させられるようにしたスキー靴踵締具が構成されている
このように構成されたスキー靴踵締具にスキーブレーキ
6が組み込まれているのであるが、このスキーブレーキ
6は、上記可動部3に連動して作動するようにしである
すなわち、上記可動部3が上記弾圧装置5の押圧力向(
前方)へ押し出されているときあるいはスキー靴が踏み
込まれていない状態では、その可動部3に連動して下方
へ突出しく第1図a、b、c参照)、またスキー靴を踏
み込んで上記可動部3を上記弾圧装置5の押圧力に抗し
て押し戻しているときには、スキー板1の下方から後退
するようになっている(第1図d参照)。
このように、スキー靴締具の動作に連動して作動するよ
うにスキーブレーキを組み込むと、スキー板への取付作
業が容易になることはもちろん、スキー板上面がコンパ
クトで体裁のよいものとなり、さらにスキーブレーキ部
分および締具部分の各機能の動作が確実になるといった
多くの利点が生ずる。
しかし、このようにして締具の動作とスキーブレーキの
動作を互いに連動させたことは、スキー靴を装着して滑
走する実際の使用においては確かに便利なものであるが
、その締具を取り付けたままでスキー板の滑走面やエツ
ジ等に手入れや修復等を捲す際に、その締具の動作と連
動しているスキーブレーキは、非常に邪魔なものになる
という欠点があった。
すなわち、スキー靴が装着されていないスキー板の下方
にはアーム状のブレーキ6が、第1図dに示すように常
時突出しており、これがスキー板の滑走面にワックスか
けしたりする際に障害となる。
このため、スキー板の手入れや修復を行なう際には、実
際の使用時と同じようにスキー靴を装着しておく、スキ
ーブレーキ6を取り外す、針金や適当な貫抜棒を使って
スキーブレーキ6を強制的にスキー板の滑走面から後退
させておく、あるいは専用のクランプ金具等を別に用意
してスキーブレーキを強制的にスキー板の滑走面から後
退させておくといった、倒れも面倒な段取作業を行なわ
なければならず、非常に不便であった。
この発明は、以上のような事情を鑑みてなされたもので
、その目的とするところは、スキー靴締具とスキーブレ
ーキとを一体化したことにより生ずる利点を何ら損うこ
となく、スキー板の手入れや補修の際の不便を簡単に解
消できるようにしたスキーブレーキを備えたスキー靴締
具を提供することにある。
以下、この発明の実施例を添附図面を参照しながら詳述
する。
先ず、第2図a、b、c、d、eは、この発明に係るス
キー靴締具のうち、締具およびスキーブレーキの部分に
ついて特に詳しく示したもので、同図に示したものは、
スキー靴の踵側を咬持する締具にスキーブレーキが組み
込んである。
同図において、1はスキー板であって、この上面に固定
部である基板7が螺子等で固着され、この上部には可動
部である踵締具本体節が配設されてなる。
基板7の前方中央部にはラック9が刻設され、またその
両側縁には縦断面形状がコ字形の案内溝10−10が形
成されてなる。
踵締具本体8は第2図すに示されているように水平方向
の断面形状が略コ字形の枠体11を有し、枠体11の前
方部には踵咬持部材12が軸13を中心として上方に回
動自在に枢着され、踵咬持部材12は枠体11内に配設
されたスプリング14とカム部材15とによって枠体1
1と弾性的に結合され、図示した咬持位置にある踵咬持
部材12に異常な力が上方に加えられた場合に、咬持部
材12のピン16がカム部材15をスプリング力に抗し
て後方に揺動させ、カム部材15の上方に移動すること
によって咬持部材12は解放位置を占める。
尚、上記踵咬持部材12と枠体11との弾性的結合機構
は本発明とは直接関係がなく、他の各種の機構を採用す
ることができる。
枠体11はその下端両側が外方にL字形に折曲がり、基
板7の案内溝10−10に摺動自在に嵌合している。
この枠体11の後方内部には平面コ字型のスプリング受
部材17が配設され、この部材17の後端面に形成され
た孔17aと枠体11の後端面に形成された孔11aを
ロッド18が回動かつ摺動可能に貫通して基板7の前方
中央に延長し、このロッド18の前方部は枠体11間に
渡設された横板19に回動自在に支持され、ロッド18
の前端部にはウオーム20が固着され、このウオーム2
0は前記基板7上のラック9と係合シている。
この枠体11の後端の孔11aはロッド18の後端頭部
18a周面に摺動自在に位置するが、部材17の後端の
孔17aはロッド18aの径より小さく、部材17の後
端はこの頭部18aの前面に当接して受承される。
この横板19とスプリング受部材17との間には前圧用
の圧縮スプリング22が介装されている。
従って、ロッド18の後端の溝18bにドライバー或い
はコイン等を嵌合してこれを回転すると、ウオーム20
とラック9との係合によって枠体11、即ち締具本体8
が基板T上を前後に移動し、踵締具の前圧が調節される
この実施例では、第2図Cに最も明確に示されているよ
うに、スプリング受部材17はその両側に立壁17b−
17bを有し、各立壁17bにはその前端から中央部に
かけて水平方向に案内スリット19が形成されている。
この案内スリット19には、枠体11の軸受孔11b−
11bを貫通しかつこれに対して回転自在に支承された
横軸24が位置している。
この横軸24にはレバー25−25が固着され、各レバ
ー25の上方部には二叉状の切欠部26が形成され、こ
の切欠部26はスプリング受部材17の立壁17bの前
方上端部に植設されたピン27と摺動可能に嵌合してい
る。
前記横軸24は中空とされ、その内部にはスキーブレー
キ28の軸部28aが螺子等によって固着されており、
これ故横軸29が枠体11の軸受孔11b−11b内で
回転するとスキーブレーキ28の軸部28aもこれとと
もに回転する。
スキーブレーキ28はその軸部2Baに対して略直角に
折曲がった脚28b−28bを有し、この脚はスキー板
の下面から下方に充分突出する長さを有し、第2図a、
bおよびdの位置から軸部28aすなわち横軸24が反
時計方向に回転した時に脚28b−28bが後部上方に
回転してスキー板1の滑走面より上方に移動するように
なっている。
ここで、上記構成に係る踵締具の作動について、以下に
説明する。
先づ、第2図a = dに示す位置においては、スキー
靴踵が装着されておらず、これ故前圧用の圧縮スプリン
グ22が伸長した状態にあり、枠体11間に渡設された
横板19の前面をウオーム20の後面に圧接させて、締
具本体3所謂前進位置を占める。
この前進位置においては横軸24は案内スリット23の
前端部にあり、またレバー25−25の横軸24とピン
27とを結ぶ線は垂直線に対して後方に傾斜しており、
更にピン27−27はレバー25−25の切欠部26−
26の中間に位置している。
一方、横軸24にその軸部28aが固着されたスキーブ
レーキ28の脚28b−28bはスキー板1の下方に向
けて傾斜した状態で突出している。
8このような前進位置にある踵締具の’IMf19持部
材12型部材12解放レバー21を操作して軸13を中
心として上方に回動させた後、スキー靴先を予めスキー
板上に固着された靴先止具(図示せず)に嵌合してから
この踵咬持部材12に靴踵29を挿入してその靴底受3
0を踏み込むと、スキー靴先を中心とするスキー靴踵の
回転半径と軸13を中心とする踵咬持部材12の回転半
径との差によって踵締具本体8は基板7に対して後退す
る。
この締具本体8の後退は枠体11に渡設された横板19
が前圧用スプリング22を圧縮しながら後方に摺動する
ことによって枠体11即ち締具本体8を後退させる。
この時、枠体11の後端面に形成された孔はロッド1B
の後部に沿って後方に移動し、また横板19はウオーム
20から後方に分離する。
一方、スプリング受部材17はロッド18の頭部18a
の前面に当接していて基板7に対して固定的である。
この締具の後退距離は第2図dと第2図eとの間に距離
”l”として示した。
このように締具本体8が後退するときに、枠体11に取
付いた横軸24も後方に移動するわけであるがこの横軸
24の後退はスプリング受部材17の立壁17b−17
bに形成された案内スリツ)23−23によって許容さ
れる。
また、横軸24の案内スリット23−23に沿った水平
方向の後退は横軸24に固着されたレバー25−25の
切欠部26−26がスプリング受部材17に植設された
ピン27−27と摺動自在に嵌合していることによって
許容される。
このように、締具本体8の後退に伴って横軸24が案内
スリット23−23内をその前端から後方に向けて移動
すると、横軸24に固着されたレバー25−25はその
切欠部26とスプリング受部材に植設されたピンとの係
合点を支点として反時計方向に揺動する。
従って横軸24と固定的に結合されたスキーブレーキの
軸部28aも反時計方向に回転して脚28b−28bを
後方上部に回転させてスキー板滑走面上方に変位させ、
スキー靴が締具によって咬持されている開脚をこの上方
位置に維持する。
スキー靴が締具から離脱すると、前圧スプリング22が
枠体11の前方下端に渡設された横板19を前方へ移動
させるように作用し、この結果枠体11の移動に伴って
横軸24はレバー25−25の切欠部26−26とピン
27−27との係合点を支点として時計方向に回転しな
がら案内スリット23内を前方に回転移動し、このため
横軸に固着されたスキーブレーキ28の軸部28aは時
計方向に回転しながらその脚28b−28bをスキー板
の滑走面下方に突出させ、スキーの逸走を阻止する。
さて、以上のようにして、スキーブレーキが締具と連動
して動作するように構成されているのであるが、第2図
a ”= eに示した締具において、上記ウオーム20
の後端面20aと上記横板19の前端面19aとの間に
は、第3図a、b、cに示すように、可動片31が係脱
自在に介在するようになっている。
この可動片31は、上記枠体11の側方から横方向に進
退自在に貫入しているレバー32の内側端部に設けられ
ている。
また、このレバー32は、復帰スプリング33によって
枠体11の外方へ(図では右方へ)常時弾性付勢されて
いる。
上記可動片31が、第3図aに示すように、上記ウオー
ム20の後端面20aと上記横板19の前端面19aと
の間に介在しているときは、その厚みによって上記踵締
具本体8が上記スプリング22の弾圧力に抗して後退し
、これと連動してスキーブレーキ28の脚がスキー板1
の滑走面上方へ後退させられているようになっている。
また、上記可動片31が、第3図Cに示すように、上記
ウオーム20の後退面20aと上記横板19の前端面1
9aの間に介在しない位置にあるときは、上記横板19
の前端面19aは上記スプリング22の弾圧力によって
ウオーム20の後退面20aに押しつけられ、この状態
では、上記ブレーキ28の脚は、第2図a = dに示
した如く、スキー板1の滑走面の下方へ突出するように
なっている。
他方、上記横板19の前端面19aと上記ウオーム20
の後端面20aの間は、上記スキーブレーキ28の後端
面20aの間は、上記スキーブレーキ28の脚を上記ス
プリング22の弾圧力に抗してスキー板1の滑走面の上
方へ押し上げると開くようになる。
従って、スキー板1の手入れや修復の際には、スキーブ
レーキ28の脚を一旦スキー板1の滑走面の上方へやや
大きく押し上げておき、この状態で上記レバー32を内
方(左方)へ押し込んで、ウオーム20の後端面20a
と横板19の前端面19aとの間に上記可動片31を位
置させる。
そして、可動片31を介在させたままスキーブレーキ2
8の脚を解放してやると、可動片31は、上記スプリン
グ22の弾圧力によってウオーム20の後端面20aと
横板19の前端面19aとの間に弾圧挾持され、その介
在位置が原振保持される。
このようにして可動片31が締具の可動部側と固定部側
との間に介在されると、これによりスキーブレーキ28
の脚はスキー板1の滑走面の上方へ後退したままの位置
に固定され続けるようになる。
従って、スキー板1の滑走面やエツジ等への手入れや修
復等は、スキーブレーキ28に妨げられることなく円滑
に行なうことができる。
以上のようにして、スキーブレーキ28を簡単な操作で
もってスキー板1の手入れや修復等に支障のない位置に
変位させてその状態を保持させることができるのである
が、そのようにして一旦保持させたスキーブレーキ28
の状態の復帰も、スキーブレーキ28の脚をスキー板1
の滑走面の上方へさらに若干押し上げてやることにより
簡単に行なうことができる。
すなわち、スキー板1の滑走面の上方へ後退しているス
キーブレーキ28をさらに上方へわずかに押してやると
、上記ウオーム20の後退面20゛aと上記横板19の
前端面19aとの間に上記可動片31が遊動するに足る
間隙の余裕が生ずるから、そのとき可動片31をウオー
ム20と横板19の間から脱出させればよい。
この可動片31の脱出について、実症例では、可動片3
1をレバー32とともに上記復帰スプリング33によっ
て上記ウオーム20と横板19の間から後退する方向(
図では右方へ)へ常時弾性付勢している。
従って、可動片31は、上記スキーブレーキ28の脚を
その後退位置よりもさらに後退する方向(スキー板1の
上方)へ若干押してやるだけでもって、上記復帰スプリ
ング33の弾性力により直ちに上記ウオーム20と横板
19の間の介在位置から自動的に脱出するようになる。
このことは、一旦スキー板1の滑走面の上方へ後退させ
て保持させたスキーブレーキ28を元の状態への復帰の
ため操作をさらに著しく簡単にするものである。
さらに、上述したように、上記可動片31に上記復帰ス
プリング33の弾性力を常時作用させるように構成した
ことにより、上記スキーブレーキ28の元の状態への復
帰は、締具にスキー靴を踏み込むだけでも自動的に行な
われるようになる。
これは、スキー板1の締具取付位置を踏みつけると、そ
の荷重によってスキー板1が若干たわみ、このたわみに
よって可動部である締具本体8が上記スプリング22の
弾圧力に抗する方向に相対的に若干押圧され、これによ
り上記スキーブレーキ28がその後退保持位置からスキ
ー板1の滑走面の上方へさらに押されるためである。
すなわち、第3図aのように後退位置保持されたスキー
ブレーキ28は、このスキーブレーキ28あるいは可動
片31等に特に解除操作を行なわずとも、単にスキー板
1の締具にスキー靴を踏み込むだけでも、第3図Cのよ
うな元の状態に自動的に復帰させることができるのであ
る。
従って、実施例のものにおいては、スキー板1の手入れ
や修復等のためにスキーブレーキ28を後退位置保持さ
せた後、再び使用するに際して、スキーブレーキ28を
元の可使用状態に復帰させることを忘れるといった心配
が一切無用になるという利点も備えている。
第4図a、bは、この発明の別の実施例を示したもので
、この実症例でも、第2図a ” eに示した如き締具
において、可動部である締具本体8と固定部である基板
7との間に可動片が係脱可能に介在するようになってい
る。
この実症例が前述した実症例と相違するところは、可動
片31がレバー32を枠体11の外方(図では左方へ)
引張り出すことによりウオーム20の後端面20aと横
板19の前端面19aの間の介在位置に移動してくるよ
うになっている。
従って、この場合の操作は、a、b、cに示した実症例
との場合とは反対で、スキーブレーキ28の脚をスキー
板1の滑走面から後退させた状態でレバー32を引くと
、第4図aに示すように、可動片31が締具の可動部と
固定部との間に介在して、スキーブレーキ28をその後
退位置に固定させられる。
また、スキーブレーキ28が作動するためには、第4図
すに示すように、上記レバー32が枠体11内に引き込
まれる方向に移動している。
この場合も、要すれば、上記可動片31が上記ウオーム
20と横板19間の介在位置から脱出する方向へ常時弾
性付勢する復帰用スプリング33を設けることができる
以上、この発明の外表的な実症例について説明してきた
が、この発明は、要するに、前述した如くスキーブレー
キと締具とを一体化したスキー靴締具において、その締
具の可動部と固定部との間に係脱可能に介在する可動部
を設けることを要件としているのであって、この要件を
満たすためには、上記可動片31は上記ウオーム20と
上記横板19の間に介在させるほかに、他の適当な個所
、例えば、第2図a ”−eに示した締具においては、
ロッド18の頭部18aの端面部と枠体11の端面部と
の間に係脱可能に介在させるようにしてもよい。
以上のように、この発明によるスキーブレーキを備えた
スキー靴締具では、スキー靴締具とスキーブレーキとを
一体化したことにより生ずる利点を損なうことなく、ス
キー板の手入れや補修の際の不便を簡単に解消すること
ができる。
【図面の簡単な説明】 第1図a 、 b、 c 、dはスキーブレーキを備え
たスキー靴締具の概略を説明するための図で、同図aは
その側面図、同図すは要部を破断して示す平面図、同図
Cはその要部縦断面図、同図dは同じくスキーブレーキ
が後退位置にある場合の要部縦断面図、第2図a、b、
c、d、eはこの発明に係るスキー靴踵締具の一実施例
を示す図で、同図aはその側面図、同図すは一部を破断
して示す平面図、同図Cは内部機構の一部を取り出して
示す斜視図、同図dは一部を破断して示す側面図、同図
eはスキーブレーキが後退位置にある状態を一部破断し
て示す側面図、第3図a、b、cはこの発明の要部を示
すもので、同図aはスキーブレーキを後退位置に保持さ
せた状態を示す第2図eにおけるA−A断面に相当する
個所を示す図、同図すは同図aをB−B側から見た状態
を示す図、同図Cは同図aに対応するものでスキーブレ
ーキが元の突出できる状態に復帰させられている状態を
示す図、第4図a、bは他の実施例を示すための図で、
同図aはスキーブレーキが後退位置に保持させられてい
るときの状態を示す図、同図すはスキーブレーキが突出
できる状態に復帰させられている状態を示す図である。 1・・・・・・スキー板、7・・・・・・基板、8・・
・・・・締具本体、11・・・・・・枠体、12・・・
・・・踵咬持部材、19・・・・・・横板、20・・・
・・・ウオーム、22・・・・・・前圧スプリング、3
1・・・・・・可動片、32・・・・・・レバー 33
・・・・・・復帰スプリング。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 スキー板に取りつけられる固定部に該スキー板の長
    手方向に移動可能な可動部を設け、この可動部にスキー
    靴に係合する咬持部を装荷させるとともに、上記可動部
    を上記咬持部にて保持されるスキー靴に向けて常時押圧
    する弾圧装置を設けて上記スキー靴を上記スキー板に連
    結させるようにしたスキー靴締具において、このスキー
    靴締具に、上記可動部に連動して作動し、上記可動部が
    上記弾圧装置の抑圧方向へ押し出されているときに上記
    スキー板の滑走面の下方へ突出し、上記スキー靴を踏み
    込んで上記可動部を上記弾圧装置の押圧力に抗して押し
    戻しているときに上記スキー板の滑走面から後退するよ
    うにしたスキーブレーキを組み込むとともに、上記可動
    部が上記弾圧装置の押圧力に抗して押し戻された状態で
    上記可動部と上記固定部との間に介在して上記可動部を
    上記スキーブレーキとともに当該位置に固定する可動片
    を係脱可能に設けたことを特徴とするスキーブレーキを
    備えたスキー靴締具。 2 前記可動片は前記可動部と固定部の間の介在位置か
    ら脱出する方向へ常時弾性付勢されていることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のスキーブレーキを備え
    たスキー靴締具。
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JPS60174471U (ja) * 1984-04-27 1985-11-19 株式会社 五十嵐電機製作所 直流電動機

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JPS60174471U (ja) * 1984-04-27 1985-11-19 株式会社 五十嵐電機製作所 直流電動機

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