JPS5840751Y2 - 自動車電装品の給電制御装置 - Google Patents

自動車電装品の給電制御装置

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JPS5840751Y2
JPS5840751Y2 JP5498679U JP5498679U JPS5840751Y2 JP S5840751 Y2 JPS5840751 Y2 JP S5840751Y2 JP 5498679 U JP5498679 U JP 5498679U JP 5498679 U JP5498679 U JP 5498679U JP S5840751 Y2 JPS5840751 Y2 JP S5840751Y2
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transistor
load
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鎮男 角田
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マツダ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自動車電装品の給電制御装置に関するもの
である。
従来自動車電装品の配線は1ずバッテリーから運転席付
近に設けられているスイッチ等に配線したのちそれぞれ
の電装品に別々に配線されていた。
したがって多くの配線が必要となり、配線作業が極めて
複雑で手数のかかるものである。
近年自動車電装品の種類は増加する傾向にあシ、配線の
簡略化が要求されている。
特公昭46−32802号公報において自動車電装品の
配線を簡略化したものが提案されておるが、このものは
各負荷ごとに特定周波数を発振する発振器と、この特定
周波数の入力信号で動作するリレーとが必要であう。
負荷の数の非常に多い自動車電装品の給電制御装置とし
ては有用なものとはいい難い。
本願の考案は多重伝送方式を用いて電装品の配線を簡略
化しようとするものである。
多くの信号を1本ないしは数本のケーブルによシ伝送す
る技術は、コンピュータなどに用いられているものであ
る。
し、かしコンピュータと自動車を比較すればその製作及
び使用状態を全く異にするものである。
すなわち自動車は、電気技術者により製作、使用される
ものではない。
そのため多重伝送方式による自動車電装品の給電制御装
置は、下記の点を満足するものでなければならない。
1 大量生産に適するものであること。
2 サービス性が良いものであること。
3 ノイズによる影響が少ないものであること。
本願は1以上の点を満足する多重伝送方式による自動車
電装品の給電制御装置を提供し、これによって自動車電
装品の配線を簡略化しようとするもので、車内に配線さ
れたケーブル線に、各操作スイッチのオン・オフ信号を
、多重化信号に変調する発信器と、各発信器によシ送信
される信号を復調し、これを任意に組合せ再び多重化信
号に変調するメインコントロールと、このメインコント
ロールより送信される多重化信号に相応する各負荷を制
御し、さらに、各負荷の状態をチェックする各受信器と
をそれぞれ接続したものである。
以下図面について本願考案の一例を説明する。
本考案の自動車電装品の給電制御装置の概要を第1図に
ついて説明すれば、自動車内にケーブル線1,2,3,
4,5を配線し、これらのケーブル線1,2,3,4.
5に、複数の発信器6,7と受信器8,9と、メインコ
ントロール10と、釦よび故障表示装置11とをそれぞ
れ任意に接線する。
前記発信器6,7、釦よび受信器8,9には操作スイッ
チ12,13釦よび負荷14,15がそれぞれ接続され
ている。
複数の操作スイッチのオン・オフを示す信号は各発信器
により多重化信号に変調されて送信される。
す々わち各操作スイッチがオンであることを示すパルス
送信時間は重複することなく定められてかり、操作スイ
ッチオン時にパルスの送信+111があり、オフ時には
パルス送信のない時分割多重化信号に変調されケーブル
線3上のパルス列としてメインコントロール10に送信
される。
メインコントロール10はこのスイッチ信号Zk受信し
、これを複調して任意に組合わせた後再び時分割多重化
信号に変調し、負荷に対する操作信号としてケーブル線
4を介して各受信器に供給する。
各受信器はメインコントロールより送信された操作信号
であるパルス列より相応する信号を取出し各負荷を制御
する。
さらに受信器は、負荷の状態たとえば断線、ショート等
を検出して負荷の作動を停止させる等の適当な動作を行
なうとともに、負荷の状態に応じた信号を発信する。
故障表示装置はケーブル線5より送信される信号を分析
して負荷がどのような状態であるかを表示する。
なかケーブル線1にはバッテリーBが接続されており各
発信器、受信器、メインコントロール、故障表示装置及
び負荷に電源を供給する。
ケーブル線2にはメインコントロールの発信器からのク
ロックパルススが供給されており、このクロックパルス
により発信器、メインコントロール、受信器、故障表示
装置をそれぞれ同期させる。
なか本実施例において、スイッチ信号、操作信号、故障
表示信号はそれぞれ別々のケーブル線ニより供給してい
るがこれを1本のケーブル線で供給することも可能であ
る。
次に前記した発信器、メインコントロール、受信器、故
障表示装置のそれぞれの機能について更に詳しく述べる
第2図は発信器の回路図であり、第3図はこの回路中の
要部の出力波形を示す図である。
第2図にむいて215はバイナリカウンタ、216はデ
コータ、201〜204は抵抗、205゜206はダイ
オード、207はツェナーダイオード、208はインバ
ータ、209〜211はトランジスタ、212はアンド
ゲート、217は操作スイッチ、たとえば第1図の12
のうちの1つである。
なお213はケーブル線2に、また214はケーブル線
3にそれぞれ接続される端子である。
バイナリ−カウンタ215のT入力には、ケーブル線2
上のクロックパルスCPが端子213から供給されてお
り、クロックパルスCPにより5ビツトの二進コードパ
ルスA、B、C,D、E’e発生する。
デコーダ216はこの二進コードパルスA、B、C,D
、Eを基に25個のチャンネルコードパルス(以下ch
コートハルスト記ス。
)Xo、Xn・・・・・・X31’e発生する。
これらのchコードパルスX。
・・・・・・Xn・・・・・・X31はデコーダ216
の出力端子O・・・・・・n・・・・・・31より取り
出せる。
前述したとおり本実施例においては5ビツト・バイナリ
−カウンタ215を用いているのでクロックパルスCP
の32クロツクを一周期とする。
チャネルコードパルスは1クロツクの時間幅tの間wH
W(111″)となるパルスで、その周期は32クロツ
クの時間幅Tである。
クロックパルスCPの周期の冒頭のパルスは他のパルス
より出力電位を高くしてリセットパルスとしている。
したがって周期の冒頭のパルスが供給されるとツェナー
ダイオード207が導通し、よってトランジスタ211
を導通にする。
トランジスタ211が導通になると、そのコレクタ電位
はn L nとなり、それがインバータ208により反
転され、バイナリ−カウンタ215、デコーダ216の
R入力にリセット信号として加わり二進コードパルスA
、B。
C,D、Ei−よヒc hコードパルスをスタート時の
状態(リセット)にする。
前記デコーダ216の第n端子はアンドゲート212の
入力端子に接続されている。
さらにアンドゲート212の入力端子にはトランジスタ
210のコレクタが接続されている。
このトランジスタ210のベースはダイオード205を
介してトランジスタ209のエミッタに接続されるとと
もにこのトランジスタ210のエミッタは接地されてか
り、またコレクタには抵抗202を介して電圧Vが供給
される。
前記トランジスタ2090ベースはダイオード206、
操作スイッチ217を介して接地されるとともに抵抗2
04を介して電圧■が供給され、またコレクタにも抵抗
203を介して電圧■が供給される。
デコーダ216の各端子0〜31のうち、この発信器に
割り当てられたチャンネルの端子には、第n端子に接続
されたアンドゲート212と同様のアンドゲートが接続
されてかり、各アンドゲートにはそれぞれアンドゲート
212に対する入力回路と同様の入力回路が設けられて
いる。
このような発信器はたとえば第1図7に示すように各ス
イッチごとに設けてもよく、また第1図6に示すように
近接したスイッチを複数個1とめて、共通のデコーダ2
16の割り当てられたチャンネルの端子に、トランジス
タ209,210、アンド回路212を含む回路と同様
の回路が接続され、それぞれの回路にスイッチが接続さ
れる。
この発信器の作動は下達すると釦りである。
操作スイッチ12のうちの1つ、217をオフからオン
(スイッチ217を閉じる。
)にすると、トランジスタ209,210が導通から非
導通に1)、トランジスタ210のコレクタ電位がl
L Itから’H”へと移行する。
したがってアンドゲート212はchコードパルスXn
が1H″となる時間開キパルス1H1(“P)(これを
スイッチ信号Znとする。
)を端子214よりケーブル線3へ送信する。
すなわちバイナリカウンタ215゜デコーダ216より
自己のアドレス(パルス送信時間)を検出し、自己のア
ドレスの時間の時送信する。
このパルス送信時間はchコードパルスXnにより定め
られ、クロックパルスCPと同期したものである。
操作スイッチ217をオンからオフ(スイッチ217を
開く)にすればトランジスタ209,210は導通状態
になり、トランジスタ210のコレクタ電位がLl′と
なる。
そのためアンドゲート212はchコードパルスXnが
lHlとなっても開かずパルス送信がない。
他の操作スイッチのスイッチ信号Zはそれぞれの対応す
るアントゲ−)(212に対応するもの)により前述し
たように多重化信号に変調してケーブル線3へ供給する
第4図及び第5図はメインコントロールの回路図である
413釦よび414は第2図におけるバイナリ−カウン
タ215、デコーダ216と同様なものである。
415は発振器で(以下O8Cと記す)クロックパルス
CPを発振する。
401はアンドゲート、402はオアゲート、403は
メモリ回路、404はコントロールロジックで任意なロ
ジック回路を構成する。
第5図はメモリ回路403の構成を示すもので501,
502はアンドゲート、503はR−Sフリップフロッ
プ、504はインパークである。
な卦405はケーブル線2に。406はケーブル線3に
、407はケーブル線4にそれぞれ接続される端子であ
る。
08C415からのクロックパルスCPは、後述するイ
ンバーター408の入力端、バイナリ−カウンタ413
のT入力及び各メモリ回路403の入力端子Cにそれぞ
れ供給される。
デコーダ414の各出力端子O・・・・・・n・・・・
・・31はメモリ回路403−o・・・・・・403−
n・・・・・・403−31の入力端子すにそれぞれ接
続されるとともにアントゲ−)401−o・・・・・・
401−n・・・・・・401−31の入力端にそれぞ
れ接続される。
各メモリ回路403のすべての入力端子aは端子406
に接続され、その出力端子dはコントロールロジック4
04の各入力端にそれぞれ接続される。
コントロールロジック404の各出力端はアンドゲート
401−o・・・・・・401 n・・・・・・40
1−31の入力端へそれぞれ接続される。
この各アンドゲート401の出力信号はオアゲート40
2の入力端に供給されており、このオアゲート402の
出力信号は端子407を介してケーブル線4へ供給され
る。
次に作動について説明する。
第nチャンネルに関してその動作を下達する。
メモリ回路403−nのアンドゲート502は。
自己のアドレスすなわちchコードパルスXnが、II
HMとなる時間t(第3図参照)内でクロックパルス
CPがnHlの時間t1の間開きパルスを発生する。
このパルスがR−Sフリップフロップ503のR入力に
入り、R−Sフリップフロップ503をリセットする。
よってR−Sフリップフロップ503はlO″状態を記
憶し、そのQ出力ばIT L lになる。
第2図の発信器から第nチャンネルのスイッチ信号Zn
が出されていなかった場合はR−Sフリップフロック5
03はこの状態を保持する。
スイッチ信号Znが出されていた場合は、時間t2にお
いてクロックパルス1lLlがインバータ504によっ
てu Hffとされてアントゲ−)501に加わり、同
時にスイッチ信号ZnとchコードパルスXnもアンド
ゲート501に加わり、アンドゲート501が開いてパ
ルスヲ発生する。
このパルスはR−Sフリップフロップ503のS入力に
加わってこれをセットする。
したがってR−Sフリップフロップ503は111状態
を記憶し、そのQ出力は”H”になる。
このQ出力の”H”は次の周期に釦いてchコードパル
スXnがIn2になってR−Sフリップフロップ503
がリセットされるまで存続する。
そしてこのとき、な釦信号Znが存在していればそのと
き(7)chコードパルスXnの後半(t2に相当する
)クロックパルスがILwになったときアンドゲート5
01からセットパルスが出されることによりR−Sフリ
ップフロップ503がふたたびセットされてそのQ出力
はふたたびII HIになる。
この間−クロックパルスのWHIの時間(tlに相当す
る。
)だけR−Sフリップフロップ503のQ出力はL”に
なるが、これは極めて短い時間であるから、問題になら
ずQ出力はlHlの11持続すると見なすことができる
こうして信号Znが存続する間はR−Sフリップフロッ
プのQ出力はIHllに保たれる。
そうしてスイッチ信号Znが存在しなくなった場合は1
次のchコードパルスXnが出されたときアンドゲート
502からのリセットパルスによりR−Sフリップフロ
ップ503がリセットされ、そのQ出力が#L1になっ
て、この”L”の出力が次に信号Znが出される1で持
続される。
このようにして多重化信号に変調された信号2はそれぞ
れのメモリ回路403−。
〜403 31によって復調されて出力端子aからコン
トロールロジック4040入力端に供給される。
コントロールロジック404i1’i)モリ回路403
−o〜403−31からの信号を任意に組合せるもので
ある。
自動車電装品に釦いてワイパー等の電装品は、イグニッ
ションスイッチがオンの時以外には動作する必要のない
ものがある。
例えば上記ワイパーを駆動するための信号はキースイッ
チがオンでワイパースイッチがオンされた時発生される
必要がある。
つまり、車両の負荷のうち特定なものはスイッチと1対
1に対応して釦らず二つ以上のスイッチの組み合せによ
りその動作が決定されるのである。
このような動作をコントロールロジック404で行なう
ものである。
例えばコントロールロジックの入力端0と1に信号があ
る場合だけ出力端nに信号を供給するなど任意にスイッ
チ信号zを組合せる。
コントロールロジック404の出力信号をアントゲ−)
401−。
〜401−31の入力端にそれぞれ供給し、再びデコー
ダ414のchコードパルスにより時分割多重化信号に
変調する。
この多重化信号に変調された各負荷に対する操作信号L
aはオアゲート402により1本の信号線上にのせ、端
子407からケーブル線4に供給される。
次に08C415のクロックパルスCPO’r第2図に
示すクロックパルスCPに整形する回路について説明す
る。
この回路は、インバータ408,409、トランジスタ
410,411.ツェナーダイオード412、抵抗41
3からなっている。
08C415からのクロックパルスepoは、インバー
タ408によシ反転されてトランジスタ4100ベース
に供給される。
このトランジスタ410のコレクタには抵抗413を介
して電圧Vが供給されるとともに端子405に接続され
る。
エミッタに接地されている。
一方トランジスタ411のベースには、デコーダ414
の0端子よJchコードパルスXoがインバータ409
によシ反転されて供給されている。
このトランジスタ411のコレクタはツェナーダイオー
ド412を介して前記トランジスタ410のコレクタに
接続され、エミッタは接地される。
トランジスタ410はクロックパルスCPOにより非導
通と導通との状態を繰り返す。
すなわち、クロックパルスCPOに同期してその状態が
変化する。
従ってトランジスタ410のコレクタ電位はクロックパ
ルスCPと同期してH”、”L”になり、クロックパル
スCPOと同じ波形のパルスとなる。
デコーダ414のo端子よりchコードパルスXoが供
給される時間トランジスタ411は非導通となるので、
この時間の間はツェナーダイオード412は動作せず、
トランジスタ410のコレクタ電位がその1ま端子40
5に現われる。
chコードパルスXoが供給されない時間の間はトラン
ジスタ411は導通するのでツェナーダイオード412
が動作し、トランジスタ410のコレクタ電位の”H@
″f:ある定電位に下げる。
従って端子405に現われるパルスは、第3図に示すよ
うなりロックパルスCPが現われる。
第6図は受信器の回路を示すものである。
第6図において632及び633はそれぞれ第2図、第
4図におけるバイナリ−カウンタ215゜413、デコ
ーダ216,414と同様なバイナリ−カウンタ、デコ
ーダである。
抵抗601゜602、ツェナーダイオード603、トラ
ンジスタ604、インバータ605よシ成るバイナリ−
カウンタ632、デコーダ633をリセットする機能は
前述したと釦9であるので、その説明はここでは省略す
る。
606は負荷、607〜612は抵抗、613〜615
はトランジスタ、616〜618はインバータ、619
〜624はアンドゲート、625゜626はオアゲート
、627.628はR−Sフリップフロップである。
なお629はケーブル線2に、630はケーブル線4に
、631はケーブル線5にそれぞれ接続される端子であ
る。
クロックパルスCPはバイナリ−カウンタ6320T入
力及びアンドゲート621の入力端に供給されるととも
に、インバータ616により反転されアンドゲート61
9の入力端に供給される。
ケーブル線4に供給された操作信号Laは端一7−63
0から前記アンドゲート619の入力端に供給される。
前記アンドゲート621の入力端にはさらにデコーダ6
33のn端子よシのchコードパルスXnが加わるよう
にされており、このパルスXnによりR−Sフリップフ
ロップ627をリセットするリセットパルスに発生し、
オ7ゲ−)625を経てフリップフロップ627に加え
る。
アンドゲート620の入力端にはchコードパルスXn
及び前記アンドゲート619の出力信号が供給されて釦
す、自己のアドレス時に操作信号Laが供給されていれ
ばR−Sフリップフロップ627をセットするセットパ
ルスを発生する。
R−Sフリップフロップ627のQ出力はトランジスタ
613のベースに供給され、またQ出力はアンドゲート
623の入力端に供給される。
負荷606のショートラ検出するトランジスタ614の
ベースはトランジスタ613のエミッタに接続される。
このトランジスタ614のコレクタはインバータ618
を介してR−Sフリップフロップ628のS入力端へ接
続される。
R−Sフリップフロップ628はトランジスタ614に
より検出される負荷606のショートの状態を記憶する
このR−Sフリップフロップ628はアンドゲート62
1から出されるリセットパルスによってもリセットされ
るようになっている。
このR−Sフリップフロップ628のQ出力はオアゲー
ト625を経てR−Sフリップフロップ627にリセッ
ト信号として加わるとともに、アンドゲート622の入
力端に加えられる。
アンドゲート622の入力端にばさらKchコードパル
スXnが加わるようにされており、R−Sフリップフロ
ップ628のショート信号(Q出力)を多重化信号に変
調する。
負荷606の断線及びトランジスタ613のオープンを
検出するトランジスタ615のベースをトランジスタ6
13のコレクタに接続し、コレクタをアンドゲート62
3の入力端に接続するとともにアントゲ−)6240入
力端にインバータ617を介して接続する。
アンドゲート623の入力端にはchコートハルスXn
及びR−Sフリップフロップ627のQ出力が供給され
てかり、トランジスタ615により検出される負荷の断
線を多重化信号に変調する。
またアンドゲート624にはアンドゲート620の出力
信号が供給されており、トランジスタ615により検出
されるトランジスタ613のオーブン状態を多重化信号
に変調する。
これらの故障信号はオアゲート626により一本ノ線上
にのせられて端子631よりケーブル線5に供給される
この受信器の作動は次のとおシである。
クロックパルスCPのあるパルスnの1クロック時すな
わちデコー−タ二633のn端子よりchコードパルス
Xnが供給される時間t(自己のアトレース検出時)に
おいて1ず、クロックパルスCPがMHIとなる前半の
時間t1にアンドゲート621が開きリセットパルスを
発生する。
このリセットパルスがR−Sフリップフロップ627の
R入力端に出力端を接続したオアゲート625の入力端
及びR−Sフリップフロップ628のR入力に供給され
てR−Sフリップフロップ627゜628をリセットし
1θ1状態を記憶する。
従ってこのときR−Sフリップフロップ627,628
のQ出力はIILI′、Q出力はIHllになる。
操作信号Laはリセットパルス発生時t1と重複する時
間がおるので、これをアンドゲート619に加えてt□
と重複しない時間、すなわちクロックパルスCPがL1
1となる時間t2に発生するパルスをアンドゲート61
9から取り出し、アントゲ−)620の入力端に供給す
る。
アンドゲート620はアンドゲート619から加わるパ
ルスがこの受信器に相応するパルスであるかどうかを判
別する。
すなわちchコードパルスXnが供給されている時間を
内の信号であればセットパルスを時間t2において発生
する。
R−8−フリ°ツブフロップ627のS入力にこのセッ
トパルスが入り、R−Sフリップフロップ62iセツト
し、′I″状態を記憶する。
このときはQ出力はH″となり、トランジスタ613を
導通にし、負荷606を作動させる。
−周期T後にR−Sフリップフロップ627はアンドゲ
ート621の出力によりリセットされる。
引続き操作信号Laが供給されておればR−Sフリップ
フロップ627は次のアンドゲート620の出力により
再びセットされ負荷606は引続き作動する。
この場合、時間t1だけ負荷606に線流が供給されな
いが、時間t1は周期Tに比べて非常に短時間であるの
で問題にならない。
このように、上記R−Sフリップフロップ627は上記
操作信号Laの状態を上記周期Tの間記憶し、上記負荷
606を駆動するスイッチング部としてのトランジスタ
613を制御する記・憶部として作用する。
次に負荷の状態及びトランジスタの状9wチェックする
機能について説明する。
1ず負荷がショートした場合の作動について下達する。
負荷6’ 06のショートはトランジスタ614により
検出される。
負荷606が正常である場合は、トランジスタ613が
導通であってもトランジスタ614が導通にならないよ
う抵抗608及び609を設定する。
従って負荷606がショートすればトランジスタ613
の導通時に大電流が抵抗608’e流れるためトランジ
スタ614はそのペース電位が上昇して導通になる。
そのためトランジスタ614のコレクタ電位が下がる。
通常トランジスタ614は非導通であるのでコレクタ電
位は高い。
すなわち負荷606がショートするとトランジスタ61
4のコレクタかう負のパルスを発生する。
この負のパルスはインバータ618によシ反転され、R
−Sフリップフロップ628をセットするセットパルス
としてS入力に供給される。
R−Sフリップフロップは前記したアントゲ−)621
よりのリセットパルスにより通常リセットされていてl
′ow状態を記憶して釦す、Q出力ばIL′となってい
る。
ところが負荷606がショートするとS入力にセットパ
ルスが入り、セットされて”1“状態を記憶し、Q出力
は”H”となる。
Q出力はオアゲート625に供給されるので、負荷60
6がショートすればただちにR=Sフリップフロップ6
27をリセットし、トランジスタ613を非導通にし、
負荷606に流れる電流をしゃ断する。
R−Sフリップフロップ627は一周期T後の時間t2
に釦いて再びセットされてトランジスタ613を導通さ
せる。
すると前述したようにR−Sフリップフロップ628が
セットされ、ただちにR−Sフリップフロップ627を
リセットし、トランジスタ613を非導通にし、負荷6
06の電流をしゃ断する。
このように、上記R−Sフリップフロップ628はトラ
ンジスタ614とともに、負荷606の短絡(ショート
)状態を検出し、上記記憶部として作用するR−Sフリ
ップフロップ627をリセットしその記憶状態を解除す
る検出部として作用する。
一方、R−Sフリップフロップ628のQ出力はさらに
アンドゲート622の入力端に供給される。
アンドゲート622はR−Sフリップフロップ628に
より発生されるショート信号を多重化信号とするもので
、chコードパルスXnk供給される時間内の時間t2
に開きパルスを発生する。
な督R−Sフリップフロップ628のリセットは時間t
□に発生するアンドゲート621よりのリセットパルス
によりなされる。
次に負荷606の断線の検出機能について説明する。
負荷606の断線はトランジスタ615にょシ検出する
トランジスタ615の動作はトランジー”l’613の
動作と逆となる。
すなわちトランジスタ613が導通であればトランジス
タ615は非導通、トランジスタ613が非導通であれ
ばトランジスタ615は導通である。
したがってトランジスタ613が非導通である時トラン
ジスタ615が非導通であれば負荷606は断線してい
ることになる。
トランジスタ615が非導通であればそのコレクタ電位
は導通時のコレクタ電位よシ相対的に高くなる。
すなわちコレクタ電位は。H”になる。
このトランジスタ615のコレクタ電位はアンドゲート
623の入力端に供給される。
負荷606の断線によシ、トランジスタ613が非導通
の状態でトランジスタ615も非導通になった場合はc
hコードパルスXnが供給される時間tの始めにおいて
R−Sフリップフロップ627がリセットされてそのQ
出力が1lHI′になったときアンドゲート623には
chコードパルスXnと、R−Sフリップフロップ62
7のQ出力のllH”と、トランジスタ615のコレク
タ電位のIIHllとが加わり、アンドゲート623か
らパルス信号が出される。
この場合操作信号Laが存在すれば時間t2の始めにR
−Sフリップフロップ627がセットされ、そのQ出力
が”L”になる。
したがってこの場合アンドゲート623から出されるパ
ルス信号の時間幅はtlである。
操作信号Laが存在しなければアンドゲート623から
のパルス信号の時間幅はtになる。
このように負荷606が断線の場合は、操作信号Laの
有無により時間幅は異なるにしても、アンドゲート62
3から出力信号パルスが出される。
負荷606が断線していない場合はchコードパルスX
nが供給されたとき、トランジスタ615はR−87リ
ツプフロツプ627がリセットされている間は導通であ
り、そのコレクタ電位は1H”にならないからアンドゲ
ート623からは信号パルスは出されず、また負荷信号
Laの存在によってフリップフロップが時間t2でセッ
トされたときはその出力Qはl L Iになるからこの
ときトランジスタ615が非導通になってもアンドゲー
ト623からは信号パルスは出されない。
次にトランジスタ613のオープンの検出機能について
説明する。
先に説明したとおりトランジスタ615はトランジスタ
613と逆の動作を行なう。
アンドゲート620よりセットパルスが発生したにもか
かわらずトランジスタ615が非導通にならなかったな
らばトランジスタ613がオープンしている事になる。
この場合はトランジスタ615は導通状態を維持するの
でコレクタ電位は1L″である。
これがインバータ617により反転され、アンドゲート
624の入力端に供給される。
同時にアンドゲート620からのセットパルスも入力端
に供給されるのでアンドゲート624は時間tl開きパ
ルスを発生する。
もちろんこのパルスもchコードパルス発生時間を内で
あるので時分割多重化信号である。
以上のアンドゲート622〜624により発生される故
障表示信号AIはORゲート624により1本の線上に
のせられ端子631を介してケーブル線5へと供給され
る。
第7図は故障対応部としての故障表示装置の回路を示す
第7図に釦いて701.702はアンドゲート、703
.704は単安定マルチバイブレータ。
705は断線を表示するランプ、706はショートを表
示するランプ、707はインバータ、708ハケ−フル
線2に、709はケーブル線5に、710はケーブル線
4にそれぞれ接続される端子である。
アンドゲート701の入力端にはクロックパルスCP及
び故障表示信号AAが供給され、このアンドゲート70
1の出力は単安定マルチバイブレーク703の入力信号
となる。
単安定マルチバイブレーク703の出力端にはランプ7
05が接続されている。
一方アンドゲー)702(7)入力端には、インバータ
707によシ反転されたクロックパルスCP、故障表示
信号Al及び操作信号Laが供給され、このアンドゲー
ト702の出力は単安定マルチバイブレータ704の入
力信号となる。
単安定マルチバイフレータフ 04(7)出力端には負
荷のショート、あるいはトランジスタのオーブンを表示
するランプ706が接続されている。
この故障表示装置は前述した故障表示信号Alを分析し
、どのような故障であるかを表示するものでその作動は
次のとおりである。
故障表示信号Alのうち、ショートラ知らせる故障表示
信号(Alsとする。
)がアンドゲート701及びアンドゲート702の入力
端に供給されているとする。
ショートを知らせる故障表示信号Alsはクロックパル
スCPがL”となる時間t2に発生するパルスである。
またショー)f知らせるパルスが供給される時には必ら
ず操作信号Laが供給される。
従ってアンドゲート702が時間t2の間開きパルスを
発生する。
アントゲ−)701はこの信号、すなわちCPの時間に
おける信号Alsでは開くことはない。
またトランジスタ613のオーブンを知らせるパルスが
供給される時も同様にアンドゲート702が開く。
次に故障表示信号A7のうち負荷の断線を知らせる故障
表示信号(これ’fr:Albとする。
)が、アンドゲート701及びアンドゲート702の入
力端に供給されているとする。
負荷の断線を知らせる信号Albは前述したように二種
類ある。
すなわち操作スイッチオン時の断線信号と操作スイッチ
、スイッチオン時の断線信号である。
前者はクロックパルスCPがH”となる時間t1に供給
されるパルスであり、後者は1クロツクの時間を供給さ
れるパルスである。
いずれの場合にもクロックパルスCPがIHIのとき信
号AAbがアンドゲート701に加わるので、アンドゲ
ート701が時間t1の間開きパルスを発生する。
なに後者のパルスが供給される時は操作信号Laは供給
されないので、アンドゲート702が開く事はない。
以上のように故障表示信号AAの種類によりアンドゲー
ト701またはアンドゲート702が開き、単安定マル
チバイブレータ703または704の入力端にパルスを
供給する。
単安定マルチバイブレータは周知のごとく入力端に信号
があると一定時間動作し出力を生じるものである。
ここテ単安定マルチパイプレーク703,704(7)
動作時間は周期Tと等しく設定する。
従って負荷に断線、ショート等の故障が生じると故障の
状態に応じたランプ705ないしは706が点灯し負荷
が断線會たはショートした事を知らせる。
な釦故障対応部は上記故障表示装置以外に各負荷に対応
させてランプを点灯させるもの、あるいはバックアップ
負荷を作動させるものに変更してもよい。
以上説明したように、本考案による自動車電装品の給電
制御装置によれば、車内に施こされる配線は、わずか数
本だけであるので著しく配線が簡略化される。
さらに配線作業も車内に配線されたケーブル線に各発信
器及び受信器、メインコントロール、故障表示装置を接
続するだけの簡単な作業となるため大量生産に適する。
lた発信器、受信器は発信器、受信器ごとにある特殊な
機能は要求されないので、単にデコーダからのchコー
ドパルスを変えるだけであるので、すべて同一部品にす
ることが可能である。
さらに1クロツクの時間内の前半にリセットヲかけるの
で、それぞれの各装置にリセット信号を別に供給しなく
てもよい。
また各周期ごとにリセットされるので誤動作が一周動向
にとどめることができる。
また本考案による給電制御装置の受信器は負荷の状態を
チェックし負荷がショートしておれば電流をしゃ断する
ので各負荷にヒユーズが不要となる。
また、信号を任意に組み合せるメインコントロールを設
けているので、負荷のチャンネルとスイッチのチャンネ
ルとを分離できる。
したがって、操作スイッチと1対1に対応しない自動車
の電装品が混存しても、各操作スイッチはスイッチ信号
の組合せ(論理条件)を得るアンド回路等を介して発信
器に接続する必要がなく、直接発信器に接続することが
でき、上記ヒユーズの不要化と相撲って、配線全体を非
常に簡単にできる。
さらに、負荷とスイッチとのチャンネルを分離するメイ
ンコントロールのさらにこれのコントロールロジックに
よシ信号を制御できるので、コントロールロジックを取
り替えることにより、車種に応じた信号の制御ができる
ので汎用性に富む。
さらに本考案による給電制御装置は数本のケーブル線に
すべての信号がのっているので、配線のチェック等が容
易に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による自動車電装品の給電制御装置の
ブロック図、第2図は第1図における発信器を示す論理
回路図、第3図は第2図における要部の出力波形を示す
図、第4図は第1図にかけるメインコントロールを示す
論理回路図、第5図は第4図のメモリ回路の詳細を示す
論理回路図、第6図は第1図における受信器を示す論理
回路図、第7図は第1図にかける故障表示装置を示す論
理回路図である。 1.2,3,4,5・・・ケーブル線、6,7・・・発
信器、8,9・・・受信器、10・・・メインコントロ
ール、11・・・故障表示装置、12.13・・・スイ
ッチ、14.15・・・負荷。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車内に配線されたケーブル線に。 各操作スイッチのオン・オフ信号を時分割多重化信号に
    変調する発信器と、 上記発信器より送信される上記時分割多重化信号を受け
    これを任意に組合せ各負荷を駆動する時分割多重化信号
    を発生するメインコントロールと、上記メインコントロ
    ールより送信される時分割多重化信号を受は負荷に相応
    する信号の状態をこの時分割多重化信号の周期の間記憶
    する記憶部、この記憶部の出力にしたがってこの負荷を
    駆動するスイッチング部及びこの負荷の短絡状態を検出
    し上記記憶部の記憶状態を解除する検出部を有する受信
    部と をそれぞれ接続したことを特徴とする自動車電装品の給
    電制御装置。
JP5498679U 1979-04-23 1979-04-23 自動車電装品の給電制御装置 Expired JPS5840751Y2 (ja)

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DE3335932A1 (de) * 1983-10-04 1985-04-18 Wabco Westinghouse Fahrzeugbremsen GmbH, 3000 Hannover Einrichtung zum abfragen und steuern von mehreren komponeneten eines fahrzeuges
IT1203509B (it) * 1987-02-25 1989-02-15 Sperotto Rimar Spa Macchina continua per il trattamento in largo di manufatti tessili

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