JPS5840188B2 - 係止片群の製造方法 - Google Patents

係止片群の製造方法

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JPS5840188B2
JPS5840188B2 JP191880A JP191880A JPS5840188B2 JP S5840188 B2 JPS5840188 B2 JP S5840188B2 JP 191880 A JP191880 A JP 191880A JP 191880 A JP191880 A JP 191880A JP S5840188 B2 JPS5840188 B2 JP S5840188B2
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JP
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locking
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piece group
manufacturing
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JP191880A
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正実 加藤
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TOSUKA KK
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TOSUKA KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、値札その他の表示札を商品へ取り付ける場合
、あるいは、複数の物品を連結する場合等に主に使用す
る係止片群の製造方法に関し、詳しくは、係止片1本当
りの製造コストを大巾に下げた上で、更に、取り扱い易
くした係止片群の製造方法に関するものである。
合成樹脂、例えばナイロンを使用して第1図に示すよう
に頭部1と横棒2とをフィラメント部分3で連結して全
体として略H形状にした係止片Tはすでに公知である。
この係止片Tは、前述したように主に商品に値札等を取
り付ける際の連結片として使用されることが多い。
前記係止片Tを商品に取り付けるには、断面C形の針を
有する取付具に、係止片Tを厚み方向に多数連結した係
止片群を差し込んだ後、前記針に値札等を通してこの針
を商品に貫通させる。
そして、前記係止片群から1個の係止片を切り離すとと
もに、この係止片の横棒2を針の中に押し込みフィラメ
ント部分3を横棒2と平行になるように曲げた状態のま
ま横棒2を商品の裏側まで誘導し、この横棒2が針から
抜は出たところで針を商品及び値札等から抜けば、平行
状態になっていた横棒2とフィラメント部分3がT字状
に復元して商品と値札等を連結することができる。
このようにして取り付けられる係止片Tは古くから行な
われていた糸による商品と値札等の連結作業を簡素化し
た点で注目され、大量の洋服等に値札等を付ける際に大
量に使用されている。
従って作業性が良いこと及び係止片の単価が低コストテ
することが極めて強く要求されることから、多数の係止
片を1つの連結部材に連結して係止片群を形成すること
により、成形ショツト数を下げるとともに係止片の取り
扱いを便利にしている。
しかし、従来の係止片は、その厚み方向に多数林立させ
た状態で連結して係止片群を形成するに際し、成型上の
問題から各係止片間のピッチを広くする必要があった。
即ち、前記係止片群は金型で成形するが、金型に形成さ
れる各係止片のキャビティとキャビティの間に隔壁を設
けなげれば、それぞれ独立した係止片を成形することが
できない。
従って、この隔壁弁だけはどうしても確保しなげればな
らないので、成型後の各係止片間のピッチは、一般に、
肉厚のある頭部あるいは横棒の厚みに前記隔壁の厚みを
加えた長さになる。
このようにして係止片群の各係止片間のピッチを定め、
また各係止片を連結部材により連結すると次のような問
題点が生じる。
(1)1つの係止片群で50〜60本程度の係止片しか
得ることができないので、取付具に係止片群を差し込む
回数が増え作業性が良くない。
(2)係止片群は、多数箱に入れて保管されているので
各係止片間のピッチが広いと係止片10幅が絡み合うこ
とになり、これを解きほぐさなければならず作業時間が
かかることになる。
(3)係止片を係止片群から切り離すと、各係止片を連
結するための連結部材が残材となるため、材料が無駄に
なり係止片の単価へのはね返りが大きい。
(4)係止片群の成型ショツト数が増えるので係止片1
本当りの単価が高くなる。
これは、係止片の単価が銭単位であることから考えれば
、ショツト数が増えることによる単価への影響ははかり
知れむいものがある。
前述した各問題点は、使用個数が膨大となるため極めて
深刻な問題であり、その解決策が望まれていた。
そこで本発明は、発想を転換した上で鋭意研究した結果
なされたものであって、係止片を厚み方向には2接した
状態で連続的に極めて多数連結でき、しかも材料に無駄
がでないようにして、係止片群間の絡みを防止し更に係
止片群の取付具への差し込み回数を滅することによって
係止片の取り付は作業効率を向上させるとともに、各係
止片の単価を下げることができる係止片群の製造方法を
提供することを目的とする。
この目的を達成するための本発明は、頭部とこれに対応
して離れた位置に配置した横棒とをフィラメント部分で
連結した係止片を、その厚み方向に多数切り離し可能に
連結した係止片群の製造方法であって、断面が前記係止
片状の係止片塊を連続的に成形する工程と、前記係止片
塊を一定の厚みに一部を残して切断することにより前記
係止片群を形成する工程とからなる係止片群の製造方法
を特徴とするものである。
次に図面により本発明の詳細な説明するが、各符号は、
前述した符号をそのまま使用して説明する。
先ず、各図により本発明の製造方法に使用する装置を概
略説明する。
第1図に於いて、押出機4の先端には、合成樹脂、飼え
ばナイロンを材料として断面形状が係止片1の形をした
係止片塊TIを連続的に押出すためのダイ5が取り付け
られている。
ダイ5の前方には、係止片塊TIを長手方向に一部を残
して切断する切断装置6が配置されていて、この切断装
置6とダイ5と間には図示しない搬送装置及び冷却装置
が設けられている。
前記搬送装置は通常のコンベア装置等を使用すればよく
、また前記冷却装置は、水又は油若しくは空冷により行
なえばよく、短時間で切断効果を高めるためには油冷却
にするのが好ましい。
前記切断装置6を第1図〜第3図により説明すると、塊
ガイド体7と係止片群ガイド体8とは、ボルト(第2図
)等により1体的に固定されている。
これら塊ガイド体7と係止片群ガイド体8とには、係止
片1の形をしたガイド孔9,10が貫通して形成されて
いる。
塊ガイド体7の係止片群ガイド体8との合せ面には円形
状のカッタガイド溝11が形成されていて、このカッタ
ガイド溝11には略円形状に形成したカッタ12が回転
自在に嵌合されている。
カッタ12のガイド孔9゜10とに対する位置は、カッ
タ12の回転中心Oが、係止片1の横棒2とフィラメン
ト部分3との接続点よりもやや横棒2側に位置するよう
に成されていて、ガイド孔9,10と対向するカッタ1
2には、ガイド孔9,10と同一寸法形状のカッタ溝1
3が形成されている。
従って、第2図に示すようにカッタ12が矢印A−B方
向へ回転するとカッタ溝13は、ガイド孔9,10に対
して、係止片1の横棒2とフィラメント部分3との接続
点に対応する位置よりもやや横棒2よりに対応する位置
、即ち、回転中心Oを中心として回転することになる。
またカッタ12の幅は、1つの係止片1の幅と同一か若
しくは、複数枚の係止片10幅と同一寸法に形成されて
いる。
このように形成したカッタ12は、矢印C−D方向に往
復運動をする連結棒14を介して図示しないアクチュエ
ータ等により、矢印A−B方向に往復運動される。
なお、カッタ12のカッタ溝13をガイド孔9゜10と
一致させるために塊ガイド体7等に位置決め用のストッ
パを設けるのが好ましい。
前述したように形成した切断装置6の前方には、図示し
ない搬送装置を介して延伸装置15が位置している。
この延伸装置15は、第1図に示すように、係止片群T
n)TNOガイド棒を兼ねて横棒2とフィラメント部分
3との交点の左右位置で横棒2の下側を支えるようにし
て切断装置6から矢印E方向に延設した固定バー16と
、第1図及び第4図に示すように未延伸の係止片群Tn
の矢印E方向への移動と合せて第4図矢印G、H,J。
Kの順で移動し、係止片Tの頭部1とフィラメント部分
との交点の左右位置に配置された延伸バー17及びこれ
の図示しない作動装置とで形成されている。
次に前述したように構成した装置を使用して係止片群の
製造方法を説明する。
第1図に於いて、ダイ5から例えばナイロンで成形した
係止片塊TIを押し出し図示しない搬送装置で切断装置
6側へ搬送する。
この途中に於いて、図示しない冷却装置により係止片塊
TIを切断しやすい温度まで冷却する。
このようにして冷却されながら搬送された係止片塊TI
は、やがて切断装置6に至り、塊ガイド体7のガイド孔
9を通ってカッタ12に至る。
そして塊ガイド体7は、カッタ12のカッタ溝13内に
進入するのであるが、この塊ガイド体7が係止片Tの厚
みに相当するところまで塊ガイド体7が進入したら図示
しないアクチュエータ等により連結棒14を矢印C方向
へ移動させる。
これによりカッタ12は、回転中心Oを中心として回転
するので、第2図に示すように回転中心Oの付近の係止
片塊T1の部分は切断されずに残り、他の部分のみが切
断されて未切断部分に連結された未延伸の係止片ができ
あがる。
このようにして、繰り返し切断することにより切り離し
可能に連結18された未延伸の係止片群Tnが連続的に
形成される。
次にこのようにして連続的に形成された未延伸の係止片
群Tnのフィラメント部分を更に延伸する必要がある時
は、第4図に示すように矢印E方向へ移動している未延
伸の係止片群Tn同速度でJ位置にある延伸バー17を
矢印E方向へ送りながら矢印F方向へ下降させる。
従って、延伸バー17は矢印に方向へ移動することにな
り、これにより未延伸の係止片群Tnは、一定本数矢印
E方向へ移動しながら延伸されることになる。
その結果、係止片塊TIから延伸後の係止片群TNまで
連続的に一貫して製造することができ、しかも、各係止
片T間には殆んど隙間がない密な係止片群Tn又はTN
をつくることができる。
なお延伸後の延伸バー17は、第4図に示すようにG
、H,Jの順に移動して未延伸の係止片群Tnを続けて
延伸する。
また、第5図、第6図に示すように係止片塊TIを切断
するカッタ12aは、図のようにロータリ式にしてもよ
い。
この場合は、連結部18aは、横棒2の両端部に形成さ
れるので完成した係止片群Tn又はTNは横方向に捩れ
ることがないので保管する場合や係止片Tの物品への取
り付は作業時に係止片Tが脇へ飛び出すことによる支承
がない。
以上のように本発明によれば、係止片を厚み方向にはg
接した状態で多数連結できるので、係止片群間の絡みを
防止できるとともに、1つの係止片群に多数の係止片を
林立することができるので係止片群の取付具への差し込
み回数を減らすことができる。
従って、係止片の取り付は作業効率を顕著に向上できる
また、従来の係止片のように連結するための特別の部材
が不要になるので材料を節約することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の詳細な説明する装置を示すものであって
、第1図は斜視図、第2図は第1図■−■線矢視図、第
3図は第2図■−■線の断面図、第4図は延伸装置の作
動説明図、第5図は第2図に対応する他の実施例を示す
正面図、第6図は、第5図■−■線の断面図である。 1・・・・・・頭部、2・・・・・・横棒、3・・・・
・・フィラメント部分、4・・・・・・押出し機、5・
・・・・・ダイ、6・・・・・・切断装置、T・・・・
・・係止片、Tn、TN・・・・・・係止片群。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 頭部とこれに対応して離れた位置に配置した横棒と
    をフィラメント部分で連結した係止片を、その厚み方向
    に多数切り離し可能に連結した係止片群の製造方法であ
    って、断面が前記係止片状の係止片塊を連続的に成形す
    る工程と、前記係止片塊を一定の厚みに一部を残して切
    断することにより前記係止片群を形成する工程とからな
    る係止片群の製造方法。
JP191880A 1980-01-11 1980-01-11 係止片群の製造方法 Expired JPS5840188B2 (ja)

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