JPS5840074Y2 - 貯液槽 - Google Patents
貯液槽Info
- Publication number
- JPS5840074Y2 JPS5840074Y2 JP7943380U JP7943380U JPS5840074Y2 JP S5840074 Y2 JPS5840074 Y2 JP S5840074Y2 JP 7943380 U JP7943380 U JP 7943380U JP 7943380 U JP7943380 U JP 7943380U JP S5840074 Y2 JPS5840074 Y2 JP S5840074Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage tank
- liquid storage
- oil storage
- ladder
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案はたとえば、給油所でガソリンのような油類を
貯蔵する貯液(油)槽の梯子構造に関するものである。
貯蔵する貯液(油)槽の梯子構造に関するものである。
特に万態性を有するガソリン等を地下に貯蔵した場合、
これが貯油槽外へ漏れ出ると、地表へ浸み出し引火爆発
や土壌汚染の心配がある。
これが貯油槽外へ漏れ出ると、地表へ浸み出し引火爆発
や土壌汚染の心配がある。
これらの貯油槽を永年使用することによって、おもに底
板(通常5S41等の鉄板製)が腐食され開孔し、地中
へガソリン等が流出したり貯油槽に地下水が侵入したり
することが良くある。
板(通常5S41等の鉄板製)が腐食され開孔し、地中
へガソリン等が流出したり貯油槽に地下水が侵入したり
することが良くある。
上記の問題点を解決する為に近年二重殻構造の貯油槽が
提案されているが、このような貯油槽には内殻あるいは
外殻が開孔した時に、こを検知する為の検知管が必ず必
要となる。
提案されているが、このような貯油槽には内殻あるいは
外殻が開孔した時に、こを検知する為の検知管が必ず必
要となる。
しかし、貯油槽内には多くの管が垂下されており、貯油
槽内を清掃する時にこれらの管が邪魔になる。
槽内を清掃する時にこれらの管が邪魔になる。
そこで、これらの管を少しでも少なくする為に提案する
もので、すなわち、貯油槽内部へ降りる時に使用する梯
子の垂直部材にパイプを使用し、このパイプの下端を二
重殻構造の空隙で開口させ、上端を貯油槽の外部で開口
させることにより、検知管と梯子を兼ね貯油槽内の清掃
を容易にするとともに貯油槽の製作時においてもコスト
ダウンが計れるものである。
もので、すなわち、貯油槽内部へ降りる時に使用する梯
子の垂直部材にパイプを使用し、このパイプの下端を二
重殻構造の空隙で開口させ、上端を貯油槽の外部で開口
させることにより、検知管と梯子を兼ね貯油槽内の清掃
を容易にするとともに貯油槽の製作時においてもコスト
ダウンが計れるものである。
以下図示実施例を詳細に説明する。
1は円筒形の貯油槽で、底板2、側板2′、天井板2″
で外殻が構成されその内には底板3、側板3′を有する
内殻が形成されており、外殻と内殻との間には貯油槽内
部1′と隔離された空隙4が形成されている。
で外殻が構成されその内には底板3、側板3′を有する
内殻が形成されており、外殻と内殻との間には貯油槽内
部1′と隔離された空隙4が形成されている。
5は貯油槽1の頂部に付設されたマンホールで蓋6によ
って常時は閉じられており、貯油槽内部1′を清掃する
時に出入りする。
って常時は閉じられており、貯油槽内部1′を清掃する
時に出入りする。
7は貯油槽内部1′に付設された梯子で、パイプを使用
した垂直部材と水平部材とで構成され、二本の垂直部材
8.8′の上下端はそれぞれ天井板2″、底板3で固定
されており、垂直部材8,8′間には水平部材10が多
数設置されている。
した垂直部材と水平部材とで構成され、二本の垂直部材
8.8′の上下端はそれぞれ天井板2″、底板3で固定
されており、垂直部材8,8′間には水平部材10が多
数設置されている。
垂直部材8は下端が底板3を貫通し、空隙4内で開口し
、上端は天井板2″を貫通してピット11内で開口して
いる。
、上端は天井板2″を貫通してピット11内で開口して
いる。
又、垂直部材8′はその下端と底板3との固定部に切欠
15が設けられ、上端は天井板2″を貫通してピット1
1内で開口しており、垂直部材8,8′の上端開口部に
はおのおの着脱可能な蓋9,9′が取り付けられている
。
15が設けられ、上端は天井板2″を貫通してピット1
1内で開口しており、垂直部材8,8′の上端開口部に
はおのおの着脱可能な蓋9,9′が取り付けられている
。
12及び13はそれぞれ貯油槽内部1′に垂下された注
油管と吸上げ管で14は通気管である。
油管と吸上げ管で14は通気管である。
又、11′は地面Gに載置されたピット11の蓋である
。
。
以上の構成において、時々蓋9を取り外して垂直部材8
内へたとえば、ガス検知器の検知部を挿入し、油の漏れ
の有無を検査したり、空隙4内を加圧あるいは減圧し、
底板2,3あるいは側板2’、3’の開孔の有無を検査
する。
内へたとえば、ガス検知器の検知部を挿入し、油の漏れ
の有無を検査したり、空隙4内を加圧あるいは減圧し、
底板2,3あるいは側板2’、3’の開孔の有無を検査
する。
又、垂直部材8′は底板3上にガソリンに混入した水等
が分離して溜った場合、これを排出する為の水抜管で蓋
9′を外し、ここへ水抜用ポンプを接続し、切欠き15
を通して水抜きをする。
が分離して溜った場合、これを排出する為の水抜管で蓋
9′を外し、ここへ水抜用ポンプを接続し、切欠き15
を通して水抜きをする。
垂直部材8,8′がマンホール5の近傍で屈曲している
のは、貯油槽内部1′への人の出入りを容易にする為で
ある。
のは、貯油槽内部1′への人の出入りを容易にする為で
ある。
以上の如く構成したので、貯油槽内を清掃する時に邪魔
になるパイプの数を少なくすることが出来、さらに貯油
槽を製作する時にコストダウンを計り得るものである。
になるパイプの数を少なくすることが出来、さらに貯油
槽を製作する時にコストダウンを計り得るものである。
第1図は貯液(油)槽の断面図で、第2図は第1図を梯
子の垂直部材に沿って断面とした図、第3図は第2図に
おける底板部を表わす部分拡大図である。 1・・・・・・貯油槽、2,3・・・・・・底板、2’
、3’・・・・・・側板、4・・・・・・空隙、5・・
・・・・マンホール、7・・・・・・梯子、8・・・・
・・垂直部材、9.9’、11’・・・・・・蓋、15
・・・・・・切欠。
子の垂直部材に沿って断面とした図、第3図は第2図に
おける底板部を表わす部分拡大図である。 1・・・・・・貯油槽、2,3・・・・・・底板、2’
、3’・・・・・・側板、4・・・・・・空隙、5・・
・・・・マンホール、7・・・・・・梯子、8・・・・
・・垂直部材、9.9’、11’・・・・・・蓋、15
・・・・・・切欠。
Claims (1)
- 第1の底部を有する内殻と、第2の底部を有する外殻と
で構成され、前記内殻と外殻との間に空隙を設けること
により少なくとも底部を二重殻構造とした貯液槽におい
て、前記貯液槽の頂部近傍にマンホールと貯液槽内へ降
りる為の梯子とを付設し、この梯子の垂直方向部材にパ
イプを使用し、このパイプの下端を前記内殻と外殻との
間の空隙で開口し、上端を貯液槽外で開口するとともに
、この上端を閉止する蓋を着脱可能に設けたことを特徴
とする貯液槽。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7943380U JPS5840074Y2 (ja) | 1980-06-06 | 1980-06-06 | 貯液槽 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7943380U JPS5840074Y2 (ja) | 1980-06-06 | 1980-06-06 | 貯液槽 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS573689U JPS573689U (ja) | 1982-01-09 |
JPS5840074Y2 true JPS5840074Y2 (ja) | 1983-09-08 |
Family
ID=29441916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7943380U Expired JPS5840074Y2 (ja) | 1980-06-06 | 1980-06-06 | 貯液槽 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5840074Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6192149B1 (ja) * | 2017-02-09 | 2017-09-06 | 株式会社技研 | 地下タンクの設置構造 |
JP6192148B1 (ja) * | 2017-02-09 | 2017-09-06 | 株式会社技研 | タンクの地下設置構造 |
JP6443948B1 (ja) * | 2017-07-31 | 2018-12-26 | 株式会社技研 | タンクならびにタンクの地下設置構造 |
-
1980
- 1980-06-06 JP JP7943380U patent/JPS5840074Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS573689U (ja) | 1982-01-09 |
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