JPS5839650A - D−2−アミノ−2−(1,4−シクロヘキサジエニル)酢酸の保存方法 - Google Patents
D−2−アミノ−2−(1,4−シクロヘキサジエニル)酢酸の保存方法Info
- Publication number
- JPS5839650A JPS5839650A JP13948581A JP13948581A JPS5839650A JP S5839650 A JPS5839650 A JP S5839650A JP 13948581 A JP13948581 A JP 13948581A JP 13948581 A JP13948581 A JP 13948581A JP S5839650 A JPS5839650 A JP S5839650A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acetic acid
- amino
- cyclohexadienyl
- oxygen
- ahda
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はD−コーアミノ−1−(1,ダーシクロへキナ
ジェニル)酢酸(以下単にAHDAと記す)の保存方法
に関する。
ジェニル)酢酸(以下単にAHDAと記す)の保存方法
に関する。
AHDAは、合成ペニシリン系あるいは合成竜ファロス
ボリン系抗生物質の中間原料として有用な化合物である
。
ボリン系抗生物質の中間原料として有用な化合物である
。
従来、AHDAは、D−コーアミノフェニル酢酸(以下
単にムPムと記す)を液体アンモニア中で金属リチウム
、金属ナトリウムなどを用い、アルコール類あるいは水
をプロトン供与体として還元する方法によシ製造される
ことが知られている。しかし、ムPムの還元によって生
成したムHDA社保存期間中経時的に元に戻染、ムPム
が増加する現象が認められておシ、これの防止方法が求
められていた。
単にムPムと記す)を液体アンモニア中で金属リチウム
、金属ナトリウムなどを用い、アルコール類あるいは水
をプロトン供与体として還元する方法によシ製造される
ことが知られている。しかし、ムPムの還元によって生
成したムHDA社保存期間中経時的に元に戻染、ムPム
が増加する現象が認められておシ、これの防止方法が求
められていた。
本発明者は上記問題点を解決すべく鋭意検討した結果、
AHDAがムPムに戻る現象は酸素の存在下に酸化的反
応が進行するためであることを発見し、該ムHDAを無
酸素雰囲気下に保存す為ととkよ)この反応が進行せず
、ムPムが増加しないで純度の高いムII)Aが保持さ
れることを見出し本発明を完成した。
AHDAがムPムに戻る現象は酸素の存在下に酸化的反
応が進行するためであることを発見し、該ムHDAを無
酸素雰囲気下に保存す為ととkよ)この反応が進行せず
、ムPムが増加しないで純度の高いムII)Aが保持さ
れることを見出し本発明を完成した。
即ち、本発明は、D−一−アミノーコー(4参−シクロ
ヘキサジェニル)酢酸を無酸素雰囲気下に保持すること
を特徴とす′るD−コーアミノーコー(/、参−シクロ
へキサジェニル・)酢酸の保存方法を要旨とするもので
ある。
ヘキサジェニル)酢酸を無酸素雰囲気下に保持すること
を特徴とす′るD−コーアミノーコー(/、参−シクロ
へキサジェニル・)酢酸の保存方法を要旨とするもので
ある。
本発明において用いられる無酸素雰囲気下に保持する方
法としては、ムH1yムを真空下に保管する方法、ある
いは実質的に酸素を含有しない不活性ガスで空気を置換
して保管する方法などを挙げることができる。ここに用
いられる不活性ガスとしては、ネオン、ヘリウム、アル
ゴン、窒素、二酸化炭素などを挙げることができる。
法としては、ムH1yムを真空下に保管する方法、ある
いは実質的に酸素を含有しない不活性ガスで空気を置換
して保管する方法などを挙げることができる。ここに用
いられる不活性ガスとしては、ネオン、ヘリウム、アル
ゴン、窒素、二酸化炭素などを挙げることができる。
本発明は、固体又は溶液状態において使用することがで
き、また、広いpHあるいは温度範囲に亘って使用する
ことができる。
き、また、広いpHあるいは温度範囲に亘って使用する
ことができる。
次に本発明を実施例によシ説明するが、本発明はこれら
実施例に限定されるものではない。
実施例に限定されるものではない。
実施例1
ムPム(D−コーアミノフェニル酢酸)0./&dのガ
ラス製広口ビンによ01充填し、該広口ビンのムHDム
充填上方空間に直径3Mのガラス管を挿入し、流速コO
yd/分にてアルゴンガスを30分間流入させ内部の空
気をアルゴンガスにて充分置換した後、密栓しSoo℃
の恒温器中に保管して経時的にムPムの生成量を測定し
た。
ラス製広口ビンによ01充填し、該広口ビンのムHDム
充填上方空間に直径3Mのガラス管を挿入し、流速コO
yd/分にてアルゴンガスを30分間流入させ内部の空
気をアルゴンガスにて充分置換した後、密栓しSoo℃
の恒温器中に保管して経時的にムPムの生成量を測定し
た。
ムPムの測定法としては、液体クロマトグラフィー法を
採用し、その操作条件は下記の通りである。なお、試料
−〇■を試料用溶媒tOmk溶解し、その5μlを使用
した。溶離液の流速は0. t wJ 7分であつ九。
採用し、その操作条件は下記の通りである。なお、試料
−〇■を試料用溶媒tOmk溶解し、その5μlを使用
した。溶離液の流速は0. t wJ 7分であつ九。
機 種二島津製作所、液体クロマトグラフLO−,7ム
カラム: 8hod@x OD8 pack長さ/jm
、内径亭、4m 試料用溶媒: E、O: HOIO4=/DO: J温
度:室 温 溶離液: &O: oaloil :HOjOa ==
jフ0 : / J □ : /検出器: UV Jl
onm(流動セル)比較例1 比較のため実施例/に使用した試料を実施例/[使用し
たものと同様の容器に実施例1と同量充填し、アルゴン
ガスによる内部空気の置換を行わずそのまま密栓して実
施例Iと同様に保管し経時的にムPムの生成量を実施例
1と同様に11定した。
カラム: 8hod@x OD8 pack長さ/jm
、内径亭、4m 試料用溶媒: E、O: HOIO4=/DO: J温
度:室 温 溶離液: &O: oaloil :HOjOa ==
jフ0 : / J □ : /検出器: UV Jl
onm(流動セル)比較例1 比較のため実施例/に使用した試料を実施例/[使用し
たものと同様の容器に実施例1と同量充填し、アルゴン
ガスによる内部空気の置換を行わずそのまま密栓して実
施例Iと同様に保管し経時的にムPムの生成量を実施例
1と同様に11定した。
矛/@に実施例1及び比較例1で得られた保管日数とム
Pムの生成量を示す。
Pムの生成量を示す。
才1表
実施例コ
ムPム0.14重量−を有するムHDムを濃度10重量
悌となるように水酸化ナトリウム水溶II(濃IIl/
S重量噛)K溶解し、実施例1と同様のガラス製広ロビ
ンKtzolVg充填し、該広口ビン内部上方の空気を
窒素ガスを使用した以外は実施例1と同様に充分置換し
て実施例1と同様に保管し、経時的KAPムの生成量を
実施例1と同様な方法によ)測定した。
悌となるように水酸化ナトリウム水溶II(濃IIl/
S重量噛)K溶解し、実施例1と同様のガラス製広ロビ
ンKtzolVg充填し、該広口ビン内部上方の空気を
窒素ガスを使用した以外は実施例1と同様に充分置換し
て実施例1と同様に保管し、経時的KAPムの生成量を
実施例1と同様な方法によ)測定した。
比較例コ
比較の丸め実施例JK使用した試料を実施例JKQ用し
たものと同様の容器に実施例コと同量充填し、窒素ガス
による内部空気の置換を行わずそのまま密栓して実施例
−と同様に保管し経時的KAPムの生成量を実施例コと
同様KIA定した。
たものと同様の容器に実施例コと同量充填し、窒素ガス
による内部空気の置換を行わずそのまま密栓して実施例
−と同様に保管し経時的KAPムの生成量を実施例コと
同様KIA定した。
第−表に実施例−及び比較例コで得られ九保管日数とム
Pムの生成量を示す。
Pムの生成量を示す。
12表
実施例3
ムPAO,/4重量−を有するムHDムを濃度S嗟にな
るように塩酸水溶液(濃度3重量嗟)に溶解し、実施例
1と同様のガラス製広口ビンにisowt充填し、該広
口ビン内部上方の空気を窒素ガスを使用した以外は実施
例1と同様に充分置換して実施例1と同様に保管し、経
時的にムPムの生成量を実施例1と同様な方法により測
定した。
るように塩酸水溶液(濃度3重量嗟)に溶解し、実施例
1と同様のガラス製広口ビンにisowt充填し、該広
口ビン内部上方の空気を窒素ガスを使用した以外は実施
例1と同様に充分置換して実施例1と同様に保管し、経
時的にムPムの生成量を実施例1と同様な方法により測
定した。
比較例3
比較のため、実施例3に使用した試料を実施例3に使用
したものと同様の容器に実施例3と同量充填し、窒素ガ
スによる内部空気の置換を行わずそのまま密栓して実施
例3と同様に保管し、経時的にムPムの生成量を実施例
1と同様な方法によ)測定した。
したものと同様の容器に実施例3と同量充填し、窒素ガ
スによる内部空気の置換を行わずそのまま密栓して実施
例3と同様に保管し、経時的にムPムの生成量を実施例
1と同様な方法によ)測定した。
矛3表に実施例3及び比較例3で得られた保管日数とム
Pムの生成量を示す、 13表 注5及び注6:ムPムの生成量、数値は重量嘔で表わさ
れている。
Pムの生成量を示す、 13表 注5及び注6:ムPムの生成量、数値は重量嘔で表わさ
れている。
Claims (1)
- D−コーアミノ−1−(/、l−シクロヘキサジェニル
)酢酸を無酸素雰囲気下に保持する仁とを竺黴とするD
−コーアミノーーー(l、ダーシクロへキサジェニル)
酢酸の保存方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13948581A JPS5839650A (ja) | 1981-09-04 | 1981-09-04 | D−2−アミノ−2−(1,4−シクロヘキサジエニル)酢酸の保存方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13948581A JPS5839650A (ja) | 1981-09-04 | 1981-09-04 | D−2−アミノ−2−(1,4−シクロヘキサジエニル)酢酸の保存方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5839650A true JPS5839650A (ja) | 1983-03-08 |
JPH0139416B2 JPH0139416B2 (ja) | 1989-08-21 |
Family
ID=15246344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13948581A Granted JPS5839650A (ja) | 1981-09-04 | 1981-09-04 | D−2−アミノ−2−(1,4−シクロヘキサジエニル)酢酸の保存方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5839650A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5328823A (en) * | 1992-11-27 | 1994-07-12 | American Air Liquide | Enzyme-based biosensors for detecting noble gases |
US5364777A (en) * | 1992-04-03 | 1994-11-15 | American Air Liquide | Method of improving lipase activity using noble gases |
US5382525A (en) * | 1992-11-27 | 1995-01-17 | American Air Liquide | Method of effecting increased performance of diagnostic enzyme reaction systems using noble gases |
US5462861A (en) * | 1991-05-28 | 1995-10-31 | American Air Liquide, Chicago Research Center | Method for improving enzyme activities with noble gases |
US5512464A (en) * | 1992-01-03 | 1996-04-30 | American Air Liquide | Method of producing high fructose corn syrup from glucose using noble gases |
US6274185B1 (en) | 1992-04-03 | 2001-08-14 | American Air Liquide | Method of controlling browning reactions using noble gases |
US6309679B1 (en) | 1992-11-27 | 2001-10-30 | American Air Liquide | Method of improving processes using pectinase enzymes with noble gases |
US6342261B1 (en) | 1992-04-03 | 2002-01-29 | American Air Liquide | Method of preserving foods using noble gases |
-
1981
- 1981-09-04 JP JP13948581A patent/JPS5839650A/ja active Granted
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5462861A (en) * | 1991-05-28 | 1995-10-31 | American Air Liquide, Chicago Research Center | Method for improving enzyme activities with noble gases |
US5512464A (en) * | 1992-01-03 | 1996-04-30 | American Air Liquide | Method of producing high fructose corn syrup from glucose using noble gases |
US5364777A (en) * | 1992-04-03 | 1994-11-15 | American Air Liquide | Method of improving lipase activity using noble gases |
US6274185B1 (en) | 1992-04-03 | 2001-08-14 | American Air Liquide | Method of controlling browning reactions using noble gases |
US6342261B1 (en) | 1992-04-03 | 2002-01-29 | American Air Liquide | Method of preserving foods using noble gases |
US5328823A (en) * | 1992-11-27 | 1994-07-12 | American Air Liquide | Enzyme-based biosensors for detecting noble gases |
US5382525A (en) * | 1992-11-27 | 1995-01-17 | American Air Liquide | Method of effecting increased performance of diagnostic enzyme reaction systems using noble gases |
US6309679B1 (en) | 1992-11-27 | 2001-10-30 | American Air Liquide | Method of improving processes using pectinase enzymes with noble gases |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0139416B2 (ja) | 1989-08-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Wodzinski et al. | Physical state of phenanthrene for utilization by bacteria | |
JPS5839650A (ja) | D−2−アミノ−2−(1,4−シクロヘキサジエニル)酢酸の保存方法 | |
HU908051D0 (en) | Process for producing r-enanthiomers of n-propargyl-1-aminoindane and pharmaceutical preparatives containing these compounds | |
CA2128068A1 (en) | Packaging of High Power Semiconductor Lasers | |
JPS595523B2 (ja) | フツ化カ−ボンの製造法 | |
JP4501211B2 (ja) | 発光量標準物質 | |
Chleck et al. | The preparation and some properties of radioactive Quinol-Krypton clathrate compounds | |
Soai et al. | Asymmetric reduction of prochiral 3-aryl-3-oxoesters with lithium borohydride using N, N′-dibenzoylcystine as a chiral auxiliary | |
Rahman et al. | Negative hyperconjugation. The rotation-inversion barrier in. alpha.-fluoramines | |
Hart et al. | One-electron transfer from an olefin to a dicarbonium ion | |
Caldin et al. | Kinetic isotope effects in some reactions of tri-(4-nitrophenyl)-methane with alkoxide bases in various alcoholic media | |
US3742378A (en) | Device for producing stimulated infrared emission an iraser by means of an electric discharge in a gas mixture which consists partly of carbon dioxide and discharge tube for such a device | |
Conte | Investigation on the chirality of electrons from 90 Sr-90 Y beta-decay and their asymmetrical interactions with D-and L-alanines | |
EP1036797B1 (en) | Crystalline anthracycline antibiotic and process for producing the same | |
Joshi et al. | A simple cell and technique for the electrodeposition of radionuclides on a stainless-steel backing | |
CN107085056B (zh) | 一种呋喃西林生物标识物5-硝基-2-糠醛的气相色谱质谱检测方法 | |
US3350165A (en) | Method of removing sulphur dioxide from gases | |
Müller et al. | Characterization of some penicillins and cephalosporins by pyrolysis mass spectrometry | |
Carlson et al. | Ring expansions. I. Ring expansion of the epimeric trans-2-aminomethyl-2-decalols and trans-2-decalone | |
JPS56169668A (en) | Preparation of indole or derivative thereof | |
Jordan et al. | Carbon-13 kinetic isotope effects on pyruvate decarboxylation. 2. Solvent effects in model systems | |
SU1726368A1 (ru) | Способ очистки хлористого водорода | |
Periasamy et al. | Singlet fission of tetracene during electron transfer reaction | |
Cram et al. | Stereochemistry of the methanolysis of a system with carbon as leaving group | |
CN112047844A (zh) | 一种全氟三乙胺的提纯方法 |