JPS5839465B2 - 竪形の連続ガス化炉 - Google Patents

竪形の連続ガス化炉

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JPS5839465B2
JPS5839465B2 JP54121880A JP12188079A JPS5839465B2 JP S5839465 B2 JPS5839465 B2 JP S5839465B2 JP 54121880 A JP54121880 A JP 54121880A JP 12188079 A JP12188079 A JP 12188079A JP S5839465 B2 JPS5839465 B2 JP S5839465B2
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furnace
charge
ash
steam
air
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JP54121880A
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エツチ・デイーン・シユミツト
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Midland Ross Corp
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  • Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)
  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
  • Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は改良された連続炉に係り、特に廃棄物の連続ガ
ス化に適用され得る。
本発明に基く炉は蒸気と空気とを導入する装置を有する
炉において蒸気を使用することはよく知られている。
蒸気は2個の目的のためtこ使用される;即ち第1の目
的は、冷却のための手段として、第2の目的は、燃焼さ
るべき燃料または装入物のより効率的な燃焼を促進する
ための手段としてのそれである。
蒸気と、空気と炭素が高温度の炉ミックスに存在すると
きは、吸熱反応が進行する結果として水素と一酸化炭素
とを含む高可燃性反応生成物が生じ、それらは酸素の存
在下で燃焼するとともに強烈な熱を生じ、そのような熱
は燃焼さるべき燃料または装入物のより効率的な燃焼を
促進する。
冷却手段として給送される蒸気の吸熱反応を利用する炉
、または、より効率的な燃焼手段として高可燃性反応生
吸物の燃焼による発熱反応を利用する炉、または前記蒸
気送りによる冷却と発熱反応とを併用する炉は既に知ら
れている。
従来、これら両効果は、特定の目的を達成するため炉内
の異る場所に別々の蒸気送入手段を設けることによって
、炉に使用されている。
蒸気を使用する炉は燃料またはその他のものの燃焼をそ
れらの単一の目的としているが、本発明は廃棄物のガス
化Iこ関する。
従来、蒸気と空気とが炉において使用される場合、蒸気
と空気とを炉内に注入または送入する方法lこ常lこ関
心が払われてきた。
この関心は、炉内において蒸気の吸熱反応または発熱反
応を制御するととも1こ均一の空気蒸気混合物を得たい
とする願望の証明である。
本発明の一実癩例1こ従えば、蒸気と空気は炉の下部分
に設けたポートを通じて供給される。
空気ポートと蒸気ポートは、炉が昇られるにしたがって
いくつかの水平面1こ、最大限度の混合および均一の温
度範囲を提供するように戦略的に位置される。
蒸気と空気は炉内1こ送られ、それらの比は、蒸気の吸
熱反応と、酸素と廃棄物の発熱反応とが酸素の全量また
は制御された量が消費される炭反応区域において同時に
生じるように制御される。
熱分解は前記炭反応区域上の揮発区域lこおいて生じる
灰は、それ自体が炉内の装入物を支持するように寸法を
選ばれている灰ホッパ内に排出される。
本発明は、大気tこ対して密閉される連続供給装置を有
するガス化炉を提供する。
従来、炉の供給装置、%iこ連続炉の供給装置は廃棄物
の如き供給物質を連続的lこ締め固める能力を有してい
ない。
現在までのところ、廃棄物が炉内に装入される以前に締
め固められなくてはならないときは、突き固めラムが使
用されている。
炉内への連続供給流れにおいては突き固めラムを用いる
ことは困難である。
突き固めラムが炉の供給通路に配置されるときは、該ラ
ムと炉との間の密閉を維持することが望まれる該供給通
路に複雑な密閉装置が配設されなくてはならない。
さらに詳細に述べると、本発明の炉では、燃焼室上端部
の炉入口上lこ設けられ、少なくとも1個が、駆動され
る間隔変更可能な2個のローラを有するものになってい
る。
炉への供給物は炉密閉装置として働く前記ローラの咬隙
部を通じて送られる。
さらに、本発明は、燃焼室の下端に排出口を設けるとと
もに、該排出口の下方に灰排出装置を設け、灰排出装置
に集積した灰が前記排出口を密閉して装入物を燃焼室内
1こ支持するようEこ構成した点に一つの特徴を有する
即ちこの構成によれば、排出口の密閉を行うための構成
が簡単1こなるとともtこ、装入物を燃焼室内に支持す
るための機械的支持装置を高温の燃焼室内に設ける必要
がなくなるため、装置の耐久性が向上する利点が得られ
る。
以下、添付図面を参照して本発明の各種の局面をさらに
詳細に説明する。
本発明は、それ1こ基く炉の一推奨実雉例、例えば、竪
形の連続ガス化炉の断面図である第1図を参照すること
lこよって当業者によって理解されるであろう。
第1図の炉は本発明を説明するためのものであるに過ぎ
ず、従って、それは本発明の炉または炉使用の形式を制
限することを意図しない。
本発明の基本型の炉は3個の部分に区分されうる。
即ち、供給部分7と、本体部分8と、排出部分9である
これら3部分は上部構造物10tこよって支持されてい
る。
炉の供給部分7は、装入口12と、装入物を前記装入口
12内1こ送る手段、例えばコンベア・ベルト13とを
有する。
装入口12#こ隣接して装入物ホッパ14が配置され、
少くとも2個のローラ15が前記ホッパ14と本体部分
8との間に配設されている。
ローラ15と本体部分8との間にはトラップ・ドア17
または密閉ゲートまたはその他の好適な密閉手段が構設
されうる。
上部構造物101こ装架されたコンベア・ベルト13は
、装入物を装入口12に持って来るように配置されてい
る。
炉は周囲空気から遮断されるように密閉されることを妾
するから、装入口12を密閉する装置が設けられる。
そのような−装置はコンベヤ・ベルト13によって装入
物が供給されていないときは閉鎖され、それによって炉
の装入口12にシールを構成し得る入口ゲート34であ
る。
ホッパ14は装入物人口12を通って到来する装入物を
受取る。
ホッパ141こおける装入物の橋絡を防止するため、振
動装置例えば可動壁35が設けられる。
装入物はホッパ14から運動して少くとも2個のローラ
15の間を通ったのち、炉入口23を通じて炉室22内
に送られる。
2個のローラ15間の間隔を制御する装置38が配設さ
れている。
2個のローラ15間の間隔は、ローラ15が事実上たが
いに接触し、それらを通して供給される装入物が炉内へ
進入するとき圧縮されるように、または装入物がホッパ
14から炉室22内1こ自由に落下し得るようtこロー
ラ15が互いに離されるように変更され得る。
これら2個のローラは、少くとも1個が駆動され、従っ
てホッパ14内の装入物が該被動ローラ15の作用によ
って炉室22内に引き入れられ得るようEこされる。
ローラ15と炉室22との間1どは炉入口23と、該炉
入口を密閉する装置、例えば密閉ゲートまたは少くとも
1個のトラップ・ドア17とが配置される。
好ましくは、トラップ・ドア17は炉入口23の各個に
1個配置された2個のドアを以って構成され、これら2
個のドアは、炉の供給部分子から炉室22を遮断する第
2のシールを構成するように閉じて係合する。
装入物がローラ15の間から炉室22内へ供給される率
は制御されうる。
コンベヤ・ベルト13からの予設定供給率は、炉の適正
運転のため1こ必□とされる装入物重量に基いて決定さ
れる。
さら1こ、ホッパ14内の装入物のレベルを検知する装
置、例えば、ホッパ14の壁に取付けられた下レベル検
知器39および上レベル検知器40、が配置される。
これら検知器はコンベヤ・ベルト13の供給率を増加ま
たは減少させるように信号を発生し得る。
コンベヤ・ベルト13がホッパ14内に装入物を供給す
る率は装入物の密度変化に従って変更され得る。
本体部分8は、当業者にはよく知られている支持耐火材
から作られた好適な炉壁21を有する。
炉壁21内には炉室22が画成されている。
供給部分子からの装入物は炉入口23を通じて炉室22
に進入する。
炉内で発生するガスは、炉室22の上部分を通過するガ
ス抜き20を通じて外に出る。
排出端部41は排出口25まで下方へ先細になっており
、好ましくは円錐形部分42を有する。
燃料人口装置並びに空気入口装置および蒸気入口装置は
、空気と蒸気との完全且つ即時的混合を遠戚するように
排出端部41の円錐形部分42内に戦略的に位置される
炉室22は周囲空気に対して密閉されている。
蒸気入口装置と空気入口装置は、炉の軸線に対して垂直
の平面内に在りそして炉の排出端部41内に炉軸線を中
心として位置決めされた少くとも1個の円上iζ配置さ
れる。
蒸気入口装置と空気入口装置とが複数個の円上に配置さ
れる場合は、これら円は、排出端部41において炉軸線
に対し垂直である異る平面においてそれぞれ異る直径を
有するようlこされる。
推奨される実雉例は2個の円を有し、容置には4〜12
個の空気ポートと4〜12個の蒸気ポートが配置される
蒸気ポートと空気ポートは容置に添って交互Eこ配置さ
れ、等間隔を以って離されている。
これら空気ポートと蒸気ポートは前記円に対し接線方向
tこ同時1こ供給するように指向される。
蒸気ポートと空気ポートのかくのごとき離間関係は、装
入物ベッド内において一様に、空気と蒸気の完全且つ即
時混合を可納tこすることが判明した。
第2図と第3図1こは空気入口装置と蒸気入口装置の配
置の可能実焔例の2形式が示されている。
Aは空気入口装置を示し、Sは蒸気入口装置を示す。
本発明の図示実焔例1こおいて、炉内への蒸気入口装置
は、円錐形部分42内に位置される複数個の蒸気ポート
44であって好ましくは互いから等間隔に離されて炉軸
線に対して垂直の少くとも1個の平面(こ位置されるも
のを以て構成される。
これら蒸気ポート44は、前記平面と炉壁とによって形
式される円に対し接線方向に蒸気を供給するように指向
されている。
蒸気ポート44が配置されている平面lこは、空気ポー
ト45の如き空気入口装置のおのおのが、2個の対応す
る蒸気ポート44間の中心に配置されている。
これら空気ポート45は前記平面と炉壁とによって形式
される円に対して接線方向fこ空気を供給するように指
向されている。
もし追710の空気ポートまたは蒸気ポートが心安とさ
れるならば、それらは円錐形部分42内の2個またはそ
れ以上の平面上1と配設され各平面は4個以上12個以
下の蒸気ポートと、それらに対応する個数の空気ポート
を有するようにされる。
空気ポート45は、燃料を炉内即ち運転開始バーナー4
6に送る人口装置と同じものであり得る。
図示実焔例の空気ポート45と蒸気ポート44の配置の
概略が第2図に示されている。
−代替実強例は、金属合金を以て成る直立円錐体即ちコ
ーン60であってその頂点を炉入口に指向されたものが
、その軸線を炉の軸線に概ね沿って位置させて炉底部に
配設されるそれである。
この形式の実強例における空気および蒸気入口装置の概
略図が第3図1と示されている。
空気と蒸気はコーン60の表面に沿って吐出されるとと
もに直ちに混合されそして炉横断面を横切って均一に分
配される。
炉内への蒸気入口装置はコーン60の軸線に対して垂直
の少くとも1個の平面においてコーン面lこ互いから均
一の間隔を以て配列された複数個の蒸気ポートを以て構
成される。
これら蒸気ポートは前記平面とコーン表面とによって形
成される円lこ対して接線方向に蒸気を送るように指向
されている。
好ましくは、炉内への空気入口装置は、蒸気ポートが配
置されているコーンの軸線に対し垂直の少くとも1個の
平面tこおいてコーン表面lこ配置された複数個の空気
ポートであっておのおの2個の蒸気ポート間の中心1こ
位置決めされているものを以て構成される。
これら空気ポートは前記平面とコーン表面とによって形
成される円lこ対して接線方向tこ空気を送るようtこ
指向される。
言う迄もなく、コーン60は既に説明された如き第2図
に図示される排出端部41の円錐形部分42に位置され
る追加の蒸気及び空気入口装置を有する炉において使用
されうる。
空気と蒸気は互いlこ対して一様に且つ炉の長手方向軸
線lこ対して垂直の炉槽断面を横切って一様に炉の下部
分内lこ供給されることが重管である。
好ましくは、これは既に説明された如き第1図、第2図
およげ第3図に示された空気及び蒸気ポートによって遠
吠される。
排出口25は密閉された排出部分9Eこ対して開いてお
り、該排出部分9は、ベースとして可動引き板28を有
し得る灰ホッパ27を含む。
灰ホッパ27は炉に対して密閉結合されており、集版ホ
ッパ30に対して開放され得、該集版ホッパ30から灰
はスクリュ・コンベヤ31の如き運搬装置によって除去
される。
排出部分9は周囲空気に対して密閉されている。
本発明の竪炉においては、装入物は重力tこよって炉を
通して運搬され、灰は排出口25を通して排出される。
灰ホッパ27内の灰は炉室22内の装入物ベットを支持
する手段として使用され得る。
灰が排出口25から排出されるとき、灰は灰ホッパ27
内に落下してそのベース29上に堆積する。
灰ホッパ27の高さ、長さおよび幅は、灰ベット1こよ
る炉内の装入物ベット47の支持のために必要とされる
灰ベットの休止角アルファαを許すように設計される。
休止角は灰ベット48と灰ホッパ27のベース29を通
る平面との間の角として定義される(第1図参照)。
灰は休止角αが限界最小値に達するまで炉室22から排
出され続ける。
限界最小休止角は、灰ホッパ27の形状に加えて、装入
物ベット47の物質と、灰の形式とtこ依存する。
これら要因を考慮tこ入れて、限界最小休止角は経験的
)こ決定される。
従って、灰ホッパ27は、その寸法、即ち幅Wと長さL
(図示されていない)が、炉室22内の特定の種類の物
質を以て成る装入物ベット47を支持するのに必要な最
小限界休止角を灰ベッド48が有することを許すように
高さHと協働するよう1こ設計される。
灰ホッパ27のベースは、油圧ピストン50の如き好適
な装置によって運動されうる引き板28である。
引き板28は、灰ベッド48の下において振動する態様
で引き出されそして押し入れられ得、それによって灰が
引き板28上を水平に運動して下方の集版ホッパ30内
に落下することを許す。
スクリーン32は大きい灰片または屑片を除去するため
、灰ホッパ27と集版ホッパ30との闘に配置され得る
引き板28は炉室22内1こ位置される装入物ベッド4
7のレベルを測定する装置からの信号に反応して振動す
る。
レベルが高過ぎるときは、引き板28は、灰が灰ホッパ
27から排出ポートを通じて集版ホッパ30へ落下する
ように振動する。
従って、灰が炉から灰ホッパ27へ落下し、装入物ヘッ
ド47のレベルが低下する。
レベルが充分に低いちきは、引き板28は振動を停止す
るように信号を供給され、灰は限界休止角lこ達するま
で炉から落ち続ける。
灰ホッパ・システムの全体、即ち、灰ホッパ27と集版
ホッパ30、は周囲空気tこ対して密閉されている。
スクリュ・コンベヤ31は集版ホッパ30から灰を移転
する。
本発明による炉を運転する基本的方法は、好適な手段に
よって装入口12に装入物を供給することである。
供給が行われないときは、入口ゲート34は周囲空気E
こ対して炉を密閉するため閉鎖され得る。
供給物は装入口12がホッパ14に達しそこに待機する
もし装入物がローラ15の上方を橋絡するならば、装入
物は炉室22内に送り込まれない。
ホッパ14は可動壁35を設けられており、該可動壁3
5は装入物を振動させてローラ15上方のホッパ14内
fこおける橋絡を防止し得る。
ホッパ14と炉室22との間には1対のローラ15と炉
入口23とが設けられている。
ローラ15は互いに反対の方向に、即ち1個は時計方向
に、他の1個は反時計方向に回転する。
従ってローラ15が互いに咬合っているとき、それらは
炉室22の方向tこホッパ14の方向から運動する。
ローラ15の少くとも1個は駆動される。
5駆動ローラ15はホッパ14から装入物を引張って、
それを炉入口23を通じて炉室22へ供給する。
炉内への装入物の供給率は、装入物の組成および炉運転
条件に応じて予設定される。
装入物ホツパラ4内の装入物のレベルは、レベル検知器
39゜40によって連続的に監視される。
これらレベル検知器は、所望レベルを維持するため、よ
り多い装入物が要求されるか、あるいは、より少ない装
入物が要求されるか、に従ってローラ15の速度を速め
るよう1こ、または速度を遅くするようにローラ15に
信号を送る。
レベルが高過ぎるときはローラ15はその速度を増され
、レベルが低過ぎるときは、ローラ15はその速度を減
げられる。
ローラ15間の距離は装入物の種類、ローラ15間の所
望装入物圧縮度及び所望供給率に従って変更され得る。
装入物がホッパ14からローラ15の間を通じて炉室2
2へ引かれるとき、該装入物はローラ15は互いfこと
のくらい接近して位置されているかEこ従って、圧縮さ
れ得る。
ローラ15を通じて装入物を圧縮することfこよって炉
室22と8囲空気との間に追加のシールが構成される。
装入物は、ローラ15間の距離と、装入口12に供給さ
れている装入物の密度とに依って決定される所望の密度
に圧縮される。
かようtこして、装入物は炉室22内に給送され、炉は
周囲空気に対して密閉される。
ローラ15と炉室22との間tこは炉入口23が設けら
れ、該炉入口23は好適な密閉装置例えば摺動ゲートま
たは少くとも1個、好ましくは2個のトラップ・ドア1
7を有する。
運転間、トラップ・ドア17は大体において開放されて
いる。
もし炉が装入物を要求しないならば、トラップ・ドア1
7はローラが炉内の物質の放射熱1こよって加熱される
ことを防ぐととも1こ炉と周囲空気との間のシールの損
失を防ぐように閉鎖されつる。
装入物は炉室22内へ供給されて、装入物ベッド47に
停留する。
装入物ベッド47は、装入物が供給部分7から受は取ら
れる位置から、炉室22の排出口25まで延在する。
本発明の図示実捲例においては、炉は少くとも2個の区
域、即ち揮発区域53と炭反応区域54が装入物ベッド
47に存在するように運転される。
揮発区域53は軽炭化水素の揮発が生じる区域である。
揮発区域53は炭反応区域54に隣接し、炭反応区域5
4と装入口12との間に位置する。
炭反応区域54は装入物が反応される区域である。
この区域は揮発区域53に隣接し、揮発区域53と排出
口25との間1こ位置する。
これら2個の区域を同じガス化炉内に有することによっ
て、両立しないと考えられる2種の過程が使用されるが
、炉の円錐形部分42内に導入される空気と蒸気とを注
意深く制御すること1こよって、これら2個の区域は所
望の条件下で同時に存在し得る。
軽炭化水素は揮発区域から熱分解されて、気体出口即ち
ガス抜き20を通じて炉から放出される。
揮発区域53は高呵燃性のガスを含有し、該ガスは適正
な震度の酸素の充分な量と混合されるときは燃焼し、そ
して爆発する可能性を有する。
揮発区域53内には約5多以上の酸素が含まれてはなら
ない。
この区域53)こ隣接して炭反応区域54が位置し、該
区域内には蒸気と空気とが存在する。
炭反応区域内の蒸気と空気の量は該区域54内tこ生じ
る吸熱反応と発熱反応とを制御するため注意深く制御さ
れなくてはならない。
酸素と廃棄物との発熱燃焼反応の結果として、熱が解放
され、一方、水とガスとの吸熱反応の結果として熱が使
用される。
炭反応区域54内tこ供給される酸素の量は、燃焼を制
御するように、そして、制御された量の酸素のみが揮発
区域53に進入することを許されることを保証するよう
1こ、または酸素が該区域53に進入することを全く許
さないことを保証するようtこ制御されなくてはならな
い。
水とガスとの反応において生じる水素と一酸化炭素は、
煙道ガスと共lこ炉を離れる。
それらの大部分は、炭反応区域1こおける空気量が制限
されていることを理由として、酸化しない。
運転間、装入口12と揮発区域53との開に一区域が形
成され得る。
これは装入物ベッド47から水が蒸発する乾燥区域55
である。
水は炉室22内Eこおいて生じる燃焼と揮発からのガス
と共1こガス抜き20を通じて炉を離れる。
炭反応区域541こ隣接して、該区域54と排出口25
との間に、灰区域56が存在する。
蒸気と空気が、好適な蒸気入口装置と空気入口装置とに
よって灰区域に供給される。
蒸気ポート44は、空気ポート45と同様tこ、炭反応
区域541こ接近して灰区域56内に位置される。
空気が灰区域56を通って上昇するとき、該空気は灰が
排出口25へ向かって漸進的に運動するにしたがって灰
を冷却する。
空気そのものはそれが灰の流れtこ逆らって灰区域56
を通って上昇するにしたがって熱版によって加熱される
既知の熱量値を有する装入物の重量は、該装入物が炉I
こ入るとき計測される。
BTU毎ポンドによる廃棄物の熱量値と、廃棄物ポンド
数毎時とを知ること(こよって、廃棄物の反応間1こお
ける熱量毎単位時間とBTU毎時が決定され得る。
炭反応区域tこおける特定装入物量中の固定炭素部分と
の反応に及する空気量も決定され得モして予設定され得
る。
水・ガスシフト反応において一酸化炭素と水素とを発生
させるため反応される炭反応区域を冷却する手段として
蒸気が加給される。
水・ガスシフト反応は吸熱性であり、従って、蒸気の力
ロ給は炭反応区域の温度を適度にすることを助ける。
これtこ加えて、炭反応区域を通って下方へ移動する灰
は顕熱を運び去る。
各種の異る装入物は様々の異る量と組成の灰を生じ、そ
れら灰は異る量の熱を運び去る。
蒸気の量は、従って、装入物の組成と蒸気の冷却能力と
1こ相関する。
空気対蒸気の比が次いで炭素対灰比を知ることtこよっ
て決定され、そして予設定され得る。
既知の熱量値を有する特定量の装入物のガス化に必要な
空気の量が決定され、所望の空気対蒸気比を維持するた
め測定された蒸気流量を送る制御装置に信号が送られる
炭反応区域54の温度は連続的に測定される。
該温度は装入廃棄物の性質の変化によって変化する可能
性がある。
温度変化が測定されるに従って、より多い、またはより
少ない空気または蒸気の導入が制御される。
炭反応区域の温度も、炭反応区域を通る灰物質の融解ま
たはクリンカ化を防止するため天融解温度以下に保持さ
れるように監視されなくてはならない。
例えば廃紙の場合、反応温度は、クリンカ化および/ま
たはスラッグ化に関して不利な効果を伴うことなしに、
概ね1093℃(2000°F)+こ達することを許さ
れうる。
しかし、自治体乾燥スラッジが使用されるときは、反応
温度は、灰に存在する低融点塩1こよるスラッグ化を防
ぐために約871’C(1600下)以下に維持されな
くてはならない。
本発明の炉の推奨運転方法の一例は、4個の区域が存在
する連続ガス化炉の運転である。
この例1こおける装入廃棄物の熱量値は約4111〜4
166kcal/kg(7400〜7500BTU/ポ
ンド)である。
乾燥区域55の頂部温度は約413℃(775°F)l
こ維持される。
揮発区域53の頂部温度は約538℃(1000’F)
である。
炭反応区域54の頂部温度は約1093℃(2000°
F)である。
灰区域56の頂部温度は約316°C(600’F)に
維持される。
排出口25における広温度は約204℃(400”F)
に維持される。
空気対蒸気比は約13.5である。
灰は炉室22から排出口25を通じて灰ホッパ27内に
排出されて引き族28上tと停留する。
灰は灰ホッパにおける灰の休止角αが限界最小休止角1
こ達するまで灰ホッパ27に集積される。
限界最小休止角に達したときは、もはや灰は排出されず
、装入物ベッド47は灰自体によって引き板28上に支
持される。
少くとも1個のレベル検知器51が炉室22内の炉壁2
1に装架される。
装入物ベッド47のレベルが規向レベルよりも高いとき
は、引き板28は振動する態様で前進後退を繰り返すよ
うに信号される。
灰は引き板28から、排出口25を通じて集版ホッパ3
0に落下し、休止角は増加して、さらに灰を排出口25
から灰ホッパ27内に落下させる。
装入物ベッド47のレベルが規定レベルよりも低く落ち
るときは、引き板28は運動を停止し、灰は最小休止角
αが得られるまで落下し、灰ホッパ27内の灰は装入物
ベッド47のための止め支え手段として働らく。
灰は引き板28を弓くことによって灰ホッパ27から排
出される。
破片は集版ホッパ30へ通過する灰からスクリーン32
)こよって除去される。
図示実捲例の炉は、ガス抜き20からの粒状放出物の量
を最少におさえて運転されうる。
これは装入物ベッド47を通るガスの流量を制御するこ
とによって達成される。
廃棄物の固定炭素部分に対して反応するの)と充分な燃
焼空気が必要とされるに過ぎない。
低通流速度を有することによって、ガス流による粒状物
の捕捉は最小限度にされる。
最適運転条件下においては、粒状汚染物は事実上放出さ
れない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明tこ基く炉の縦断面図;第2図は空気お
よび蒸気入口装置を示す炉排出端の概略図;第3図は炉
の排出端に位置される金属製の円錐体における空気およ
び蒸気入口の配置を示した概略図である。 図面上、7は「供給部分」;8は「本体部分」;9は「
排出部分」;12は「装入口」;13は「コンベヤベル
l−,j;14は「装入物ホッパ」;15は「ローラ」
;17は「トラップ・ドアーl;20は「ガス抜き」;
21は「炉壁」;22は「炉室」;23は「炉入口」;
35は「排出口」;27は「族ホッパ」:28は「引き
板」;30は「集版ホッパ」;32は「スクリーン」;
44は「蒸気ポート」;45は「空気ポート」;47は
「装入物ベッド」;48は「族ベッド」;53は「揮発
区域」;54は「炭反応区域」;55は「乾燥区域」;
56は「灰区域」;50は「油圧ピストン」;51は「
レベル検知器」を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 燃焼室内lこ装入物ベッドを形成し、空気と蒸気を
    吹き込んで装入物をガス化する炉において、燃焼室上端
    部の炉入口上tこ少なくとも11固が、駆動される間隔
    変更可能な2個のローラを設け、燃焼室下端1こ排出口
    を設けるとともに、該排出口の下方に灰排出装置を設け
    たことを特徴とする竪形の連続ガス化炉。 2 燃焼室内に装入物ベットを形成し、空気と蒸気を吹
    き込んで装入物をガス化する炉において、燃焼室上端部
    の炉入口に上(こ少なくとも1個が駆動される間隔変更
    可能な2個のローラを設け、燃焼室下端に排出口を設け
    るとともに、該排出口の下方に灰排出装置を設け、さら
    に、前記2個のローラの下方tこトラップ・ドアを設け
    たことを特徴とする竪形の連続ガス化炉。
JP54121880A 1978-09-25 1979-09-21 竪形の連続ガス化炉 Expired JPS5839465B2 (ja)

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JPS5545787A (en) 1980-03-31
CA1134208A (en) 1982-10-26
JPS5653185A (en) 1981-05-12
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