JPS583936A - 高品位ニツケル硫化物の酸化焙焼法 - Google Patents
高品位ニツケル硫化物の酸化焙焼法Info
- Publication number
- JPS583936A JPS583936A JP9957581A JP9957581A JPS583936A JP S583936 A JPS583936 A JP S583936A JP 9957581 A JP9957581 A JP 9957581A JP 9957581 A JP9957581 A JP 9957581A JP S583936 A JPS583936 A JP S583936A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nickel
- nickel sulfide
- roasting
- sulfide
- roasting method
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- Pending
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- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
化焙焼法に関する。
ニッケル製錬の原料であるニッケル鉱には酸化鉱と硫化
鉱がある。
鉱がある。
酸化鉱は還元溶錬によりフェロニッケルとしたシ硫化溶
錬によｐニッケルをマット中に濃縮し脱鉄濃縮後直接電
解して金属ニッケルとするか、またはいったん酸化焙焼
して酸化ニッケル（ ＮｉＯ ）（１） とした後電気炉で還元し金属ニッケルを得ている。
錬によｐニッケルをマット中に濃縮し脱鉄濃縮後直接電
解して金属ニッケルとするか、またはいったん酸化焙焼
して酸化ニッケル（ ＮｉＯ ）（１） とした後電気炉で還元し金属ニッケルを得ている。
（２）
この他湿式処理法も行われている。 また硫化鉱は溶鉱
炉、反射炉、自溶炉等で溶錬し、脱鉄濃縮後、選鉱によ
り銅分を除きニッケル分を酸化焙焼−還元するか、直接
電解して金属ニッケルを得ている。（５）との他湿式処
理法等幾つかの方法が知られている。（４） 本発明はマット等高品位のニッケル硫化物の酸化焙焼法
を提供することを目的とする。
炉、反射炉、自溶炉等で溶錬し、脱鉄濃縮後、選鉱によ
り銅分を除きニッケル分を酸化焙焼−還元するか、直接
電解して金属ニッケルを得ている。（５）との他湿式処
理法等幾つかの方法が知られている。（４） 本発明はマット等高品位のニッケル硫化物の酸化焙焼法
を提供することを目的とする。
酸化焙焼は既述のようにニッケル製錬においては重要な
工程であるが、高品位のニッケル硫化物は一般に６００
〜７００℃で熔融しニッケルの酸化反応が進行しにくい
。この為一般には流動焙焼炉、多段焙焼炉等特殊々炉を
用い、更に二段焙焼を行う等工程も複雑なものとなって
いるのが実状である。
工程であるが、高品位のニッケル硫化物は一般に６００
〜７００℃で熔融しニッケルの酸化反応が進行しにくい
。この為一般には流動焙焼炉、多段焙焼炉等特殊々炉を
用い、更に二段焙焼を行う等工程も複雑なものとなって
いるのが実状である。
本発明者は、このニッケル硫化物の酸化焙焼を特殊な設
備を用いることなく、また簡便な工程で行い得ることを
目的とし鋭意研究の結果、その目的を達するに至ったも
のである。すなわちこの目的を達するための本発明は、
ニッケル硫化物の酸化焙焼にあたり、二，ケル硫化物に
対し一定量のニッケル酸化物、鉄酸化物又はこれらを含
むスラグを添加混合した後焙焼炉へ装入し、６００℃以
上で焙焼を行うことを特徴とするものである。添加量は
添加物により異るが通常２０〜３０重量係で充分な効果
が得られる。このような操作を施すことによりニッケル
の酸化反応は速かに且つほぼ完全に進行し、工程も単純
であるほか流動焙焼炉等の特殊な炉を用いる必要もなく
、例えば一般的なロータリーキルン等の炉を利用するこ
とができる。ニッケル硫化物酸化焙焼フローシートを第
１図に示す。もちろんこれは従来の流動焙焼炉等の利用
を妨げるものではない。
備を用いることなく、また簡便な工程で行い得ることを
目的とし鋭意研究の結果、その目的を達するに至ったも
のである。すなわちこの目的を達するための本発明は、
ニッケル硫化物の酸化焙焼にあたり、二，ケル硫化物に
対し一定量のニッケル酸化物、鉄酸化物又はこれらを含
むスラグを添加混合した後焙焼炉へ装入し、６００℃以
上で焙焼を行うことを特徴とするものである。添加量は
添加物により異るが通常２０〜３０重量係で充分な効果
が得られる。このような操作を施すことによりニッケル
の酸化反応は速かに且つほぼ完全に進行し、工程も単純
であるほか流動焙焼炉等の特殊な炉を用いる必要もなく
、例えば一般的なロータリーキルン等の炉を利用するこ
とができる。ニッケル硫化物酸化焙焼フローシートを第
１図に示す。もちろんこれは従来の流動焙焼炉等の利用
を妨げるものではない。
以下、実施例に基づいて更に詳しく本発明を説明する。
実施例１
ニッケル硫化物（８２０％）にニッケル酸化物（ＮｉＯ
）を３０重量係混合して焙焼実験を行った。
）を３０重量係混合して焙焼実験を行った。
結果を第１表に示す。
第１表
ＮｉＯ添加実験
’２ ｓｏｏ ４ １０．５ ９６，
４１３ 、 ９００ ２ ０．１ ９９
．３ｊ４ ９００ ’ ４ 、（０
，０１１１００またＮｉＯ添加量を変化させた結果を第
２表に示す。
４１３ 、 ９００ ２ ０．１ ９９
．３ｊ４ ９００ ’ ４ 、（０
，０１１１００またＮｉＯ添加量を変化させた結果を第
２表に示す。
第２表
ＮｉＯ添加量の効果
：：１
：２１９００２ ４０ ０１ ９９２ １１３
９００’２ ３０ ０．１ ’９９．３ ｉｌ
、、、１１ □４’ ９００１２ １０．５１９６．９ １０ （３） いずれの場合も焙焼後のイオウ（Ｓ）濃度は充分低く酸
化反応が進んだことを示している。
９００’２ ３０ ０．１ ’９９．３ ｉｌ
、、、１１ □４’ ９００１２ １０．５１９６．９ １０ （３） いずれの場合も焙焼後のイオウ（Ｓ）濃度は充分低く酸
化反応が進んだことを示している。
第２図に第２表扁３の実験後の試料のＸ線回折結果を例
示する。ニッケル硫化物（主にＮ１５Ｓ２）は認められ
ずすべてＮｉＯのピークに変っている。
示する。ニッケル硫化物（主にＮ１５Ｓ２）は認められ
ずすべてＮｉＯのピークに変っている。
なお目印のピークはＸ線回折装置のアルミニウム（Ａｔ
）製ホルダーによるピークであり試料とは無関係である
。
）製ホルダーによるピークであり試料とは無関係である
。
実施例２
ニッケル硫化物（８２０％）にファヤライト系スラグ（
主成分２ＦｅＯ−５ｉｎ２９０％以上）を３０重量％混
合して焙焼実験を行った。結果を第３表に示す。
主成分２ＦｅＯ−５ｉｎ２９０％以上）を３０重量％混
合して焙焼実験を行った。結果を第３表に示す。
第３表
ファヤライトスラグ添加実験
１、温度（℃）１ 時間（言・）、焙焼後のＳ（％）
脱硫率部）。
脱硫率部）。
□
（５）
（４）
またファヤライトスラグ添加量を変化させた結果を第４
表に示す。
表に示す。
第４表
ファヤライトスラグ添加量の効果
いずれの場合も酸、化反応は充分進んでいる。
第３図に第３表、Ａ４の実験後の試料のＸ線回折結果を
例示する。Ｎ１５Ｓ２は存在せずＮｉＯとＦｅ２Ｏ。
例示する。Ｎ１５Ｓ２は存在せずＮｉＯとＦｅ２Ｏ。
に変っている（目印は既述の通り無関係）。ファヤライ
トスラグを加えて酸化焙焼したものは直接フェロニッケ
ル製造のだめの原料とすることができる。
トスラグを加えて酸化焙焼したものは直接フェロニッケ
ル製造のだめの原料とすることができる。
なお実施例１および２に述べた実験は、小型回転炉（炉
長０．６ｍ、電熱式）を用いて行った。
長０．６ｍ、電熱式）を用いて行った。
第１図は、ニッケル硫化物酸化焙焼のフローシート、な
らびに第２図および第３図は、それぞれ焙焼後の試料の
Ｘ線回折結果を例示するものである。 特許出願人 三井金属鉱業株式会社 代 理 人 弁理士伊東辰雄 〃伊東哲也 （７） 第１図
らびに第２図および第３図は、それぞれ焙焼後の試料の
Ｘ線回折結果を例示するものである。 特許出願人 三井金属鉱業株式会社 代 理 人 弁理士伊東辰雄 〃伊東哲也 （７） 第１図
Claims (1)
- 高品位ニッケル硫化物を酸化焙焼するにあたり、ニッケ
ルの酸化物、鉄の酸化物又はこれ等を含むスラグ等の物
質を混合することを特徴とする、ニッケル硫化物の酸化
焙焼法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9957581A JPS583936A (ja) | 1981-06-29 | 1981-06-29 | 高品位ニツケル硫化物の酸化焙焼法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9957581A JPS583936A (ja) | 1981-06-29 | 1981-06-29 | 高品位ニツケル硫化物の酸化焙焼法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS583936A true JPS583936A (ja) | 1983-01-10 |
Family
ID=14250900
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9957581A Pending JPS583936A (ja) | 1981-06-29 | 1981-06-29 | 高品位ニツケル硫化物の酸化焙焼法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS583936A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007039938A1 (ja) * | 2005-10-05 | 2007-04-12 | Jfe Material Co., Ltd. | Ｖ、Ｍｏ及びＮｉ含有物の焙焼方法、及びＶ、Ｍｏ及びＮｉ含有物焙焼用ロータリーキルン |
| CN110880423A (zh) * | 2019-12-03 | 2020-03-13 | 武汉理工大学 | 一种自支撑NF@Co-Ni3S2@NiO纳米棒材料及其制备方法和应用 |
-
1981
- 1981-06-29 JP JP9957581A patent/JPS583936A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007039938A1 (ja) * | 2005-10-05 | 2007-04-12 | Jfe Material Co., Ltd. | Ｖ、Ｍｏ及びＮｉ含有物の焙焼方法、及びＶ、Ｍｏ及びＮｉ含有物焙焼用ロータリーキルン |
| US8137654B2 (en) | 2005-10-05 | 2012-03-20 | Jfe Material Co., Ltd. | Method of roasting material containing at least one of V, Mo and Ni and rotary kiln for roasting the same |
| CN110880423A (zh) * | 2019-12-03 | 2020-03-13 | 武汉理工大学 | 一种自支撑NF@Co-Ni3S2@NiO纳米棒材料及其制备方法和应用 |
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