JPS5839360Y2 - 電磁撹拌装置 - Google Patents
電磁撹拌装置Info
- Publication number
- JPS5839360Y2 JPS5839360Y2 JP1540176U JP1540176U JPS5839360Y2 JP S5839360 Y2 JPS5839360 Y2 JP S5839360Y2 JP 1540176 U JP1540176 U JP 1540176U JP 1540176 U JP1540176 U JP 1540176U JP S5839360 Y2 JPS5839360 Y2 JP S5839360Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer box
- water
- protective outer
- stirring device
- inner cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)
- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は例えば鉄鋼製品の品質を改良するために用いら
れる電磁攪拌装置に関する。
れる電磁攪拌装置に関する。
近時、鉄鋼材の品質を改良するため、溶湯または内部溶
湯状の被攪拌物を電磁的に誘導攪拌する方法が実用化さ
れるようになった。
湯状の被攪拌物を電磁的に誘導攪拌する方法が実用化さ
れるようになった。
この電磁攪拌装置は、普通二極誘導電動機の固定子のよ
うに成層鉄心に多相交流電力で励磁されるコイルを巻装
し、これらを保護外箱に内装して水滴、塵埃から保護す
るように構成されている。
うに成層鉄心に多相交流電力で励磁されるコイルを巻装
し、これらを保護外箱に内装して水滴、塵埃から保護す
るように構成されている。
また保護外箱の溶湯に対向する内筒は、電磁攪拌器から
出た磁力が損失少なく溶湯に到達するようにステンレス
鋼のような非磁性材料で作られるのが普通である。
出た磁力が損失少なく溶湯に到達するようにステンレス
鋼のような非磁性材料で作られるのが普通である。
しかるに、電磁攪拌装置の使用にあたり、溶湯は十数百
度の高温であるため、その輻射熱によって特に保護外箱
の内筒が強く加熱され、この熱の伝導で保護外箱内筒の
みならず底板および蓋も数百塵に達する高温になる。
度の高温であるため、その輻射熱によって特に保護外箱
の内筒が強く加熱され、この熱の伝導で保護外箱内筒の
みならず底板および蓋も数百塵に達する高温になる。
このように保護外箱が高温になると、内筒と底板および
蓋との結合部に用いられているオーリングに耐熱材を用
い、かつコイルの絶縁物にH種の材料を用いたとしても
、熱的な使用限界を超えて熱劣化をきたすおそれがある
。
蓋との結合部に用いられているオーリングに耐熱材を用
い、かつコイルの絶縁物にH種の材料を用いたとしても
、熱的な使用限界を超えて熱劣化をきたすおそれがある
。
本考案の目的は、電磁攪拌器を収納する保護外箱の内筒
を冷却水で冷却することにより、電磁攪拌器の特にコイ
ルの絶縁物を熱的に保護するようにした電磁攪拌装置を
提供するものである。
を冷却水で冷却することにより、電磁攪拌器の特にコイ
ルの絶縁物を熱的に保護するようにした電磁攪拌装置を
提供するものである。
以下本考案を図面に示す実施例について説明する。
第1図および第2図において、本考案の電磁攪拌装置1
は、大別して電磁攪拌器2とこれを防滴、防塵的に覆う
保護外箱3との組み合せで構成されている。
は、大別して電磁攪拌器2とこれを防滴、防塵的に覆う
保護外箱3との組み合せで構成されている。
電磁攪拌器2は二極誘導電動機の固定子のようにエンド
レスの成層鉄心4に多相交流電力で励磁される多相コイ
ル5を巻装して構威し、これを支持リング6を介して保
護外箱3の外筒7に固定している。
レスの成層鉄心4に多相交流電力で励磁される多相コイ
ル5を巻装して構威し、これを支持リング6を介して保
護外箱3の外筒7に固定している。
保護外箱3は電磁攪拌器2の外側を覆う外筒7と、攪拌
器2の例えば棒状溶湯のような被攪拌物8に対向して内
側を囲む内筒9と内外筒9,7の上下端を閉じる底板1
0および蓋11との結合で構成されている。
器2の例えば棒状溶湯のような被攪拌物8に対向して内
側を囲む内筒9と内外筒9,7の上下端を閉じる底板1
0および蓋11との結合で構成されている。
なお、内筒9と底板10および蓋11とは耐熱材のオー
リング12を介して嵌め合わされ、外筒7と底板10お
よび蓋11とはボルト13で締めつけられている。
リング12を介して嵌め合わされ、外筒7と底板10お
よび蓋11とはボルト13で締めつけられている。
本考案においては、保護外箱3の内筒9と被攪拌e18
の溶湯との間隙Gに複数本の散水パイプ14を配設し、
このパイプ14に給水口15がら給水パイプ16および
エルボ17を通して冷却水を供給するように構成してい
る。
の溶湯との間隙Gに複数本の散水パイプ14を配設し、
このパイプ14に給水口15がら給水パイプ16および
エルボ17を通して冷却水を供給するように構成してい
る。
散水パイプ14は第3図に示すように全長にわたって口
径が同一の場合は、噴水孔18の口径が下部にゆくにし
たがって小さくしている。
径が同一の場合は、噴水孔18の口径が下部にゆくにし
たがって小さくしている。
これは水のヘッド差が関係し、同一径の噴水孔18であ
ると、下の孔より多量の水が噴出して不都合であるから
で゛ある。
ると、下の孔より多量の水が噴出して不都合であるから
で゛ある。
このように構成された本考案の電磁攪拌装置では、電磁
攪拌器2のコイル5に三相電力を供給すると、被攪拌物
8に向って磁束Φが発生し、この磁力で被攪拌物8の溶
湯が電磁的に攪拌されて品質が改良される。
攪拌器2のコイル5に三相電力を供給すると、被攪拌物
8に向って磁束Φが発生し、この磁力で被攪拌物8の溶
湯が電磁的に攪拌されて品質が改良される。
この場合、保護外箱3および電磁攪拌器2が、溶湯の熱
で温度が上昇するが、散水パイプ14に冷却水を供給す
ると、その噴水孔18から冷却水が保護外箱3の内筒9
に噴出されて良好に冷却される。
で温度が上昇するが、散水パイプ14に冷却水を供給す
ると、その噴水孔18から冷却水が保護外箱3の内筒9
に噴出されて良好に冷却される。
したがって保護外箱3の温度上昇を抑制し、電磁攪拌器
3への熱侵入を少なくし、コイル5の絶縁物を熱劣化か
ら防止することができる。
3への熱侵入を少なくし、コイル5の絶縁物を熱劣化か
ら防止することができる。
なお、保護外箱3の内筒9および散水パイプ14は、非
磁性ステンレス鋼、耐火材又は耐熱絶縁物で作ることも
できる。
磁性ステンレス鋼、耐火材又は耐熱絶縁物で作ることも
できる。
以上のように本考案によれば、電磁攪拌器を囲む保護外
箱の内筒に散水装置を設けたことにより、最も被攪拌物
の溶湯に近い内筒を水冷却し、電磁攪拌器への熱侵入を
少なくし、コイルの絶縁物を熱劣化を有効に保護するこ
とができる。
箱の内筒に散水装置を設けたことにより、最も被攪拌物
の溶湯に近い内筒を水冷却し、電磁攪拌器への熱侵入を
少なくし、コイルの絶縁物を熱劣化を有効に保護するこ
とができる。
第1図および第2図は本考案の電磁攪拌装置を示す平面
図および一部欠截断面図、第3図は本考案に使用する散
水パイプを示す正面図である。 1・・・・・・電磁攪拌装置、2・・・・・・電磁攪拌
器、3・・・・・・保護外箱、4・・・・・・鉄心、5
・・・・・・コイル、9・・・・・・内筒、14・・・
・・・散水装置。
図および一部欠截断面図、第3図は本考案に使用する散
水パイプを示す正面図である。 1・・・・・・電磁攪拌装置、2・・・・・・電磁攪拌
器、3・・・・・・保護外箱、4・・・・・・鉄心、5
・・・・・・コイル、9・・・・・・内筒、14・・・
・・・散水装置。
Claims (2)
- (1)電磁攪拌器を保護外箱で囲んだものにおいて、保
護外箱の内筒と被攪拌物との間に内筒に冷却水を噴出さ
せる散水装置を配設した電磁攪拌装置。 - (2)散水装置として非磁性ステンレス鋼、又は耐火物
および耐熱絶縁物で作った散水パイプで構成した実用新
案登録請求の範囲第1項記載の電磁攪拌装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1540176U JPS5839360Y2 (ja) | 1976-02-14 | 1976-02-14 | 電磁撹拌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1540176U JPS5839360Y2 (ja) | 1976-02-14 | 1976-02-14 | 電磁撹拌装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52108202U JPS52108202U (ja) | 1977-08-17 |
JPS5839360Y2 true JPS5839360Y2 (ja) | 1983-09-05 |
Family
ID=28475634
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1540176U Expired JPS5839360Y2 (ja) | 1976-02-14 | 1976-02-14 | 電磁撹拌装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5839360Y2 (ja) |
-
1976
- 1976-02-14 JP JP1540176U patent/JPS5839360Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52108202U (ja) | 1977-08-17 |
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