JPS583819Y2 - コイル吊具の衝撃吸収具 - Google Patents
コイル吊具の衝撃吸収具Info
- Publication number
- JPS583819Y2 JPS583819Y2 JP1978066454U JP6645478U JPS583819Y2 JP S583819 Y2 JPS583819 Y2 JP S583819Y2 JP 1978066454 U JP1978066454 U JP 1978066454U JP 6645478 U JP6645478 U JP 6645478U JP S583819 Y2 JPS583819 Y2 JP S583819Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- shock absorber
- tip
- hook
- compressed air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はコイルの玉掛作業時にコイル吊具のフック先端
部がコイルに強く接触した際に、コイルに当疵が発生す
るのを防止するためにフック先端部に装着されるコイル
吊具の衝撃吸収具に関するものである。
部がコイルに強く接触した際に、コイルに当疵が発生す
るのを防止するためにフック先端部に装着されるコイル
吊具の衝撃吸収具に関するものである。
従来、コイルを吊り上げるコイル吊具はフック先端部ま
で金属製であるため、コイルの玉掛作業時にフック先端
部がコイルに強く接触するとコイルに当疵が発生する欠
点があった。
で金属製であるため、コイルの玉掛作業時にフック先端
部がコイルに強く接触するとコイルに当疵が発生する欠
点があった。
本考案はかかる欠点を解決したものであり、コイル吊具
のフック先端部に着脱自在で内部に圧縮空気を注入し得
る中空のゴム製より成り、コイル吊具のフック先端部に
装着されていると、コイルの玉掛時にフック先端部がコ
イルに強く接触しても衝撃を吸収してコイルに当疵が発
生するのを防止するコイル吊具の衝撃吸収具を提供する
ものである。
のフック先端部に着脱自在で内部に圧縮空気を注入し得
る中空のゴム製より成り、コイル吊具のフック先端部に
装着されていると、コイルの玉掛時にフック先端部がコ
イルに強く接触しても衝撃を吸収してコイルに当疵が発
生するのを防止するコイル吊具の衝撃吸収具を提供する
ものである。
更に詳しくは、本考案はコイル吊具本体のフック先端部
の先端全面を覆う大きさを有し内部に中空部が形成され
た弾力性を有するゴム製の衝撃吸収体のフック先端と接
触する側に、該衝撃吸収体の中空部と連通ずる中空部が
内部に形成された弾力性を有するゴム製の装着部が突出
して該衝撃吸収体と一体に設けられていて、該衝撃吸収
体には中空部に圧縮空気を注入する圧縮空気注入口が設
けられていることを特徴とするコイル吊具の衝撃吸収具
に関するものである。
の先端全面を覆う大きさを有し内部に中空部が形成され
た弾力性を有するゴム製の衝撃吸収体のフック先端と接
触する側に、該衝撃吸収体の中空部と連通ずる中空部が
内部に形成された弾力性を有するゴム製の装着部が突出
して該衝撃吸収体と一体に設けられていて、該衝撃吸収
体には中空部に圧縮空気を注入する圧縮空気注入口が設
けられていることを特徴とするコイル吊具の衝撃吸収具
に関するものである。
以下、図面により本考案に係るコイル吊具の衝撃吸収具
の1実施例について詳細に説明する。
の1実施例について詳細に説明する。
第1図はコイル吊具の側面図、第2図はコイル吊具本体
のフック先端部に本考案に係るコイル吊具の衝撃吸収具
が装着されたl実施例を示す平面図、第3図は第2図の
A−A’線断面図である。
のフック先端部に本考案に係るコイル吊具の衝撃吸収具
が装着されたl実施例を示す平面図、第3図は第2図の
A−A’線断面図である。
図面中、1は金属製のコイル吊具本体のフック先端部、
2はコイル吊具本体とクレーンフックとを連結している
連結環、3はフック先端部1に装着される衝撃及成体で
あり、この衝撃吸収体3はフック先端部1の先端全面を
覆う大きさを有し内部に中空部4が形成された弾力性を
有するゴム製より成るものである。
2はコイル吊具本体とクレーンフックとを連結している
連結環、3はフック先端部1に装着される衝撃及成体で
あり、この衝撃吸収体3はフック先端部1の先端全面を
覆う大きさを有し内部に中空部4が形成された弾力性を
有するゴム製より成るものである。
5は衝撃吸収体3の中空部4に連通ずる中空部6が内部
に形成され、衝撃吸収体3のフック先端と接触する側に
円筒状に突出して衝撃吸収体3と一体に設けられた弾力
性を有するゴム製の装着部、7は衝撃吸収体3に設けら
れ中空部4及び6に圧縮空気を注入する圧縮空気注入口
である。
に形成され、衝撃吸収体3のフック先端と接触する側に
円筒状に突出して衝撃吸収体3と一体に設けられた弾力
性を有するゴム製の装着部、7は衝撃吸収体3に設けら
れ中空部4及び6に圧縮空気を注入する圧縮空気注入口
である。
8は中空部6に圧縮空気を注入した際の装着部5の大き
さとほぼ同じ大きさにフック先端部1の先端がくりぬか
れている円筒状の穴である。
さとほぼ同じ大きさにフック先端部1の先端がくりぬか
れている円筒状の穴である。
かかる構造より成る本考案に係るコイル吊具の衝撃吸収
装置をコイル吊具本体のフック先端部1に装着するに/
li、衝撃吸収体3の中空部4及び装着部5の中空部6
に圧縮空気を注入する前に、装着部5をフック先端部1
の先端にく勺ぬかれた円筒状の穴8内に挿入し、衝撃吸
収体3のフック先端接触側をフック先端部1の先端に接
触させた後、圧縮空気注入ロアから圧縮空気を中空部4
及び6に注入して衝撃吸収体3及び装着部5をふぐらさ
せると衝撃吸収体3がフック先端部1の先端全面を覆っ
て密接し、接着部5が穴8の内円面に密接して装着され
るので、圧縮空気の注入を停止して圧縮空気注入口Tを
閉塞すれば、中空部4及び6に注入された圧縮空気の圧
力によって衝撃吸収体3及び装着部5はフック先端部1
から離脱したり位置ずれしない状態となる。
装置をコイル吊具本体のフック先端部1に装着するに/
li、衝撃吸収体3の中空部4及び装着部5の中空部6
に圧縮空気を注入する前に、装着部5をフック先端部1
の先端にく勺ぬかれた円筒状の穴8内に挿入し、衝撃吸
収体3のフック先端接触側をフック先端部1の先端に接
触させた後、圧縮空気注入ロアから圧縮空気を中空部4
及び6に注入して衝撃吸収体3及び装着部5をふぐらさ
せると衝撃吸収体3がフック先端部1の先端全面を覆っ
て密接し、接着部5が穴8の内円面に密接して装着され
るので、圧縮空気の注入を停止して圧縮空気注入口Tを
閉塞すれば、中空部4及び6に注入された圧縮空気の圧
力によって衝撃吸収体3及び装着部5はフック先端部1
から離脱したり位置ずれしない状態となる。
このようにフック先端部1に本考案に係るコイル吊具の
衝撃吸収具が装着されていると、コイルの玉掛時にフッ
ク先端部1がコイルに強く接触しても、衝撃吸収体3が
衝撃を吸収するのでコイルに加わる衝撃が緩和され、コ
イルに当疵が発生するのを防止することができる。
衝撃吸収具が装着されていると、コイルの玉掛時にフッ
ク先端部1がコイルに強く接触しても、衝撃吸収体3が
衝撃を吸収するのでコイルに加わる衝撃が緩和され、コ
イルに当疵が発生するのを防止することができる。
また衝撃吸収体3及び装着部5をフック先端部1から取
り外す場合に&東圧縮空気注入口Iを開いて中空部4及
び6内の空気を除去すれば簡単に取り外すことができる
。
り外す場合に&東圧縮空気注入口Iを開いて中空部4及
び6内の空気を除去すれば簡単に取り外すことができる
。
実施例
クレーンよりフック先端までの長さく振り子長さ)が4
.5m、フック先端部の先端とコイルとの水平距離が1
mでフック先端部をコイルに衝突させる衝撃試験を行な
ったところ、本考案に係るコイル吊具の衝撃吸収具がフ
ック先端部に装着されたものはコイルに当疵が発生しな
いか、発生しても程度の極めて軽いものであった。
.5m、フック先端部の先端とコイルとの水平距離が1
mでフック先端部をコイルに衝突させる衝撃試験を行な
ったところ、本考案に係るコイル吊具の衝撃吸収具がフ
ック先端部に装着されたものはコイルに当疵が発生しな
いか、発生しても程度の極めて軽いものであった。
これに対して本考案に係る吊具の衝撃吸収具が装着され
ていないものはコイルに著しい当疵が発生した。
ていないものはコイルに著しい当疵が発生した。
以上詳述した如く、本考案に係るコイル吊具の衝撃吸収
具は内部に連通ずる中空部4と6とが形成された弾力性
を有するゴム製の衝撃吸収体3と装着部5とより成り、
コイル吊具のフック先端部1に着脱自在で中空部4及び
6に圧縮空気を注入して装着しておけば、注入された圧
縮空気の圧力によってフック先端部1から離脱したり、
位置ずれすることがなく、コイルの玉掛時にフック先端
部1がコイルに強く接触しても中空部4に空気が注入さ
れている弾力性を有するゴム製の衝撃吸収体3が衝撃を
吸収するので、コイルに加わる衝撃が緩和され、コイル
に当疵が発生するのを防止できる優れた利点を有してか
り、また中空部4及び5内の空気を除去すれば容易に取
り外ずすことかできて取り付け、取り外すしか簡単であ
るなどの優れた利点も有しており、実公昭49−221
16号に開示されているゴムタイヤや実開昭52−14
8680号に開示されている弾性材の如くボルト・ナツ
トやねじなどの固定具を別途使用する必要がないのでそ
の脱着を短時間で極めて容易に実施できる利点も有して
おり、その実用的価値は大きいものがある。
具は内部に連通ずる中空部4と6とが形成された弾力性
を有するゴム製の衝撃吸収体3と装着部5とより成り、
コイル吊具のフック先端部1に着脱自在で中空部4及び
6に圧縮空気を注入して装着しておけば、注入された圧
縮空気の圧力によってフック先端部1から離脱したり、
位置ずれすることがなく、コイルの玉掛時にフック先端
部1がコイルに強く接触しても中空部4に空気が注入さ
れている弾力性を有するゴム製の衝撃吸収体3が衝撃を
吸収するので、コイルに加わる衝撃が緩和され、コイル
に当疵が発生するのを防止できる優れた利点を有してか
り、また中空部4及び5内の空気を除去すれば容易に取
り外ずすことかできて取り付け、取り外すしか簡単であ
るなどの優れた利点も有しており、実公昭49−221
16号に開示されているゴムタイヤや実開昭52−14
8680号に開示されている弾性材の如くボルト・ナツ
トやねじなどの固定具を別途使用する必要がないのでそ
の脱着を短時間で極めて容易に実施できる利点も有して
おり、その実用的価値は大きいものがある。
第1図はコイル吊具の側面図、第2図はコイル吊具本体
のフック先端部に本考案に係るコイル吊具の衝撃吸収具
が装着されたl実施例を示す平面図、第3図は第2図の
A−A’線断面図である。 1・・・・・・フック先端部、2・・・・・・連結環、
3・・・・・・衝撃吸収体、4・・・・・・中空部、5
・・・・・・装着部、6・・・・・・中空部、7・・・
・・・圧縮空気注入口、8・・・・・・穴。
のフック先端部に本考案に係るコイル吊具の衝撃吸収具
が装着されたl実施例を示す平面図、第3図は第2図の
A−A’線断面図である。 1・・・・・・フック先端部、2・・・・・・連結環、
3・・・・・・衝撃吸収体、4・・・・・・中空部、5
・・・・・・装着部、6・・・・・・中空部、7・・・
・・・圧縮空気注入口、8・・・・・・穴。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 l コイル吊具本体のフック先端部1の先端全面を覆う
大きさを有し内部に中空部4が形成された弾力性を有す
るゴム製の衝撃咽収体3のフック先端と接触する側に、
該衝撃吸収体3の中空部4と連通ずる中空部6が内部に
形成された弾力性を有するゴム製の装着部5が突出して
該衝撃吸収体3と一体に設けられていて、該衝撃吸収体
3には中空部4に圧縮空気を注入する圧縮空気注入口1
が設けられていることを特徴とするコイル吊具の衝撃吸
収具。 2 装着部5が円筒状を威している実用新案登録請求の
範囲第1項に記載のコイル吊具の衝撃吸収具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978066454U JPS583819Y2 (ja) | 1978-05-19 | 1978-05-19 | コイル吊具の衝撃吸収具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978066454U JPS583819Y2 (ja) | 1978-05-19 | 1978-05-19 | コイル吊具の衝撃吸収具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54169374U JPS54169374U (ja) | 1979-11-29 |
JPS583819Y2 true JPS583819Y2 (ja) | 1983-01-22 |
Family
ID=28972468
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978066454U Expired JPS583819Y2 (ja) | 1978-05-19 | 1978-05-19 | コイル吊具の衝撃吸収具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS583819Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4922116U (ja) * | 1972-06-02 | 1974-02-25 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52148680U (ja) * | 1976-05-07 | 1977-11-11 |
-
1978
- 1978-05-19 JP JP1978066454U patent/JPS583819Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4922116U (ja) * | 1972-06-02 | 1974-02-25 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54169374U (ja) | 1979-11-29 |
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