JPS5837867B2 - キンゾクカンナイメンプラスチツクヒフクセツビ - Google Patents

キンゾクカンナイメンプラスチツクヒフクセツビ

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JPS5837867B2
JPS5837867B2 JP50026966A JP2696675A JPS5837867B2 JP S5837867 B2 JPS5837867 B2 JP S5837867B2 JP 50026966 A JP50026966 A JP 50026966A JP 2696675 A JP2696675 A JP 2696675A JP S5837867 B2 JPS5837867 B2 JP S5837867B2
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JP
Japan
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pipe
plastic
metal tube
tube
powder
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Expired
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JP50026966A
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JPS51102033A (ja
Inventor
博 間宮
辰也 金丸
明 清水
誠 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、プラスチック粉体を用いて金属管の内面に
プラスチック被覆を施す設備に関するものである。
従来、気体に浮遊させたプラスチック粉体を、予熱され
かつ回転されている金属管内に流通させ、プラスチック
粉体を金属管の内壁面に溶融付着させることによりプラ
スチック被覆を行なう設備としては、第1図耘よび第2
図に示すように、金属管1の入側端部すなわち前端部と
前部固定配管3との間に、チャックヘッド4を有する継
手内管5と外管6とからなる前部継手7を介在させ、そ
の前部固定配管3には、プラスチック粉体供給設備8を
接続すると共に1次気体導入口9を設け、かつ金属管1
の後端部と後部固定配管10との間には後部継手11を
介在させ、その後部固定配管10の後端部を、中央上部
に排気管12を備えているサイクロン等のプラスチック
粉体分離回収設備13に接続し、さらに後部固定配管1
0の中間部に2次気体導入口14を設けた型式のものが
知られている。
第1図卦よび第2図に示す型式の設備にかいて、気体は
1次気体導入口9から圧入されるか、または排気管12
から吸引され、かつ金属管1の種々の管径に応じて最適
管内気体流速を調節するためとプラステック粉体分離回
収設備13の分離効率を常に高く維持するために、2次
気体導入口14から気体が導入されてプラスチック粉体
分離回収設備13内を通過する気体の流量が一定に保た
れ、さらに金属管1は回転ローラ等により直接回転され
るか、あるいは駆動装置により継手Tまたは11を介し
て回転される。
このような設備を用いて金属管内面のプラスチック被覆
を行なうと、金属管1の入側端縁すZわち前端縁から数
100wrLまでのプラスチック被膜の厚さが中間部釦
よび出側に比べて薄くなる傾向があり、特に入側端縁か
ら約100mmの範囲でその傾向が著しく発生し、甚し
い場合は中間部の膜厚に比べて入側端部の膜厚が約30
〜40饅程度に薄くなることもある。
膜厚が薄いとピンホールが発生し易くなると共にそこか
ら被膜下の金属管の腐食が始1り、かつ被膜の剥離を起
こす原因になる。
またプラスチック被覆金属管の使用中に被膜に傷が発生
する場合、被膜が薄いとその傷が下地金属に達すること
があり、その部分から下地金属が腐食する。
さらに何等かの理由で被膜が剥離した場合、薄い被膜は
めくれ上がり易いので管内閉塞の原因になる恐れがある
したがって、金属管の全長にわたって最低必要限の膜厚
を確保する必要があるが、しかし入側管端部の膜厚を所
定厚さにすると管中間部と出側管端部の膜厚が不必要に
厚くなるのでコストが高くなるという欠点を伴う。
一方、金属管内にかけるプラスチック粉体の流れを観察
すると、静止管中では、圧力降下が少女いのでプラスチ
ック粉体は気流に乗ってスムーズに流動し、プラスチッ
ク粉体の管軸方向に直角女速度成分が少なく、粉体相互
の衝突訟よび粉体と管壁との衝突も比較的少なく、気体
に対する粉体の遅れも少なくなる。
また回転している金属管内では、圧力降下が比較的大き
いのでプラスチック粉体は管内全断面にわたって混沌た
る雲のような状態になり、粉体相互の衝突釦よび粉体と
管壁との衝突も頻繁に発生し、気体に対する粉体の遅れ
も比較的大きくなる。
従来のプラスチック被覆設備にかいては、静止している
前部固定配管3を通過したプラスチック粉体が相当短か
い継手内管5を経て金属管1に入るので、その金属管の
入口部で急に流れの状態が変化し、金属管1の入側端縁
から或る距離までの範囲では、静止管内の流れから回転
管内の流れへの遷移領域となり、膜厚はプラスチック粉
体と管壁との衝突回数によって決まるので、金属管の入
側端部の膜厚が薄くなると推定される。
,この発明は前述の問題を有利に解決した金属管内面プ
ラスチック被覆設備を提供することを目的とするもので
ある。
次にこの発明を図示の例によって詳細に説明する。
第3図および第4図はこの発明の一実施例を示すもので
あって、金属管1とほぼ同一の内径を有すると共に後端
に金属管嵌合把持用チャックヘッド4を備えている粉体
旋回助走管2が、回転支持?15に挿通されて螺合され
、その回転支持筒15を回転自在にかつ摺動不能に嵌合
している摺動保持部材16は、フレーム(図示を省略し
た)により摺動自在に支承され、さらに摺動保持部材1
6にはこれを金属管軸方向に移動するための空気式また
は液圧式シリンダ装置17が連結されている。
粉体旋回助走管2の前端部は、摺動回転継手18釦よび
前部固定配管3を介してプラスチック粉体供給設備8に
むける供給口に接続され、かつその前部固定配管3の中
間部には蛇腹または可撓配管20と1次気体導入口9が
設けられ、さらに金属管1の出側端部すなわち後端部と
後部固定配管10との間には、気密回転継手を備えてい
る後部継手11が介在されている。
後部固定配管10には2次気体導入口14が設けられ、
かつ後部固定配管10の後端部は、サイクロンからなる
プラスチック粉体分離回収設備13に接続され、さらに
その分離回収設備13の排気口にはブロワ19の吸引管
21が接続されている。
粉体旋回助走管2の長さは、プラスチック被覆される金
属管1の内径、回転数、管内気体流速、プラスチック粉
体の気体に対する濃度かよびプラスチック粉体の粒径分
商等によって決定される。
金属管の内径、回転数、管内流速訟よびプラスチック粉
体の粒径等が大きくなるにしたがって粉体旋回助走管2
の長さを長くする必要があり、かつプラスチック粉体の
気体に対する濃度が小さくなるにしたがって粉体旋回助
走管2の長さを長くする必要がある。
金属管の全長にわたって所定の膜厚を得ると共に被膜に
ピンホールや波立ちのない均一な被膜を得るためには、
前記諸条件を適正範囲に設定する必要がある。
例えば回転数は管径によって差があるが50〜2000
RPM1管内流速3〜6 0 ??Z /sec,プラ
スチック粉体の気体に対する濃度10kf/n?%プラ
スチック粉体の平均粒径40〜140メッシュが適正値
であり、このような条件で15A〜100Aの金属管の
内面にプラスチック被覆を施す場合、粉体旋回助走管の
長さは300〜2000咽が好ましい範囲である。
粉体旋回助走管の長さが300mよりも短かいと客分な
助走距離が得られず、また粉体旋回助走管の長さが2
0 0 0tranを越えると、粉体旋回助走管が不必
要に長くなるばかりでなく、管内圧力降下が大きくなっ
てプラスチック粉体の気体に対する濃度および管内流速
に制限を受けるので好宜しくない。
次にこの発明の実施例について説明する。
実施例 1 40メッシュ篩下の機械粉砕ポリエチレンと第3図むよ
び第4図に示す設備とを用いて下記の条件でプラスチッ
ク被覆を行なった。
(1)管内空気流速:5??Z/sec (2)プラスチック粉体濃度=5kg/d(3)金属管
二40AX5.5??Zの鋼管(4)金属管の回転数:
700RPM (5)金属管の予熱温度:300℃ 粉体旋回助走管2の長さすなわち回転している助走区間
の長さLを300mにとると、鋼管の全長にわたって均
一な厚さのプラスチック被膜が得られ、また助走区間の
長さLを2 0 0rtanにとると、その長さが不充
分であるので、鋼管の入側管端縁から90闘1での範囲
に3ける被膜が薄くなった。
さらにまた、第2図に示す従来の前部継手7を使用する
と、その継手にかける継手内管5による助走区間の長さ
tが極めて短かい(tキ100yr+m)ので、鋼管の
入側管端縁から2 0 0rranまでの範囲にわたっ
て膜厚が薄くなり、入側管端部の膜厚は管中間部の膜厚
の約40優であった。
第5図はこの実施例鮫よび比較例にかける助走区間の長
さと膜厚との関係を示す図である。
実施例 2 40メッシュ篩下の機械粉砕ポリエチレンと第3図およ
び第4図に示す設備とを用いて下記の条件でプラスチッ
ク被覆を行なった。
(1)管内空気流速:77?Z/sec (2)プラスチック粉体濃度”.10kg/rIi′(
3)金属管:80AX5.5??Zの鋼管(4)金属管
の回転数:500RPM (5)金属管の予熱温度:300℃ 粉体旋回助走管2の長さす女わち回転している助走区間
の長さLを500mにとると、鋼管の全長にわたって均
一な厚さのプラスチック被膜が得られる。
また助走区間の長さLを350問にとると、鋼管の入側
管端縁から100閣までの範囲における被膜がやや薄く
なったが、これは許容できる範囲内である。
さらにまた、第2図に示す従来の前部継手7を使用する
と、その継手にトける継手内管5による助走区間の長さ
tが極めて短かい(L中100m)ので、鋼管の入側の
膜厚が極めて薄くなり、入側管端部の膜厚は管中間部め
膜厚の約30%であった。
第6図はこの実施例および比較例にかける助走区間の長
さと膜厚との関係を示す図である。
この発明によれば、気体に浮遊させたプラスチック粉体
を、予熱されかつ回転されている金属管内に流通させて
プラスチック被覆を行なう設備において、プラスチック
粉体供給設備8と金属管1の前端部との間のプラスチッ
ク粉体供給経路に、金属管1の前端部に接触してその金
属管1と共に回転しかつその金属管とほぼ同一の内径を
有し長さ300〜2000mの粉体旋回助走管2が設け
られているので、プラスチック粉体が供給経路における
固定管から回転管に移行する場合に生じる流れの遷移領
域を前記粉体旋回助走管2内でくい止めることができ、
そのため金属管1の全長にわたってプラスチック粉体浮
遊気体流の変化を防止して均一女厚さのプラスチック被
膜を形成することができ、しかもプラスチック粉体供給
経路に、金属管1に接触してこれと共に回転する長さ3
00〜2 0 0 0rranの粉体旋回助走管2を設
けるだけでよいので、簡単女手段を付加するだけで、全
長にわたって均一な厚さのプラスチック被膜を容易にか
つ低コストで形戒できる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の金属管内面プラスチック被覆設備を示す
概略側面図、第2図はその設備にかける前部継手の縦断
側面図である。 第3図はこの発明を実施した金属管内面プラスチック被
覆設備を示す概略側面図、第4図はその要部の拡大縦断
側面図、第5図および第6図は第1実施例耘よび第2実
施例における助走区間および継手内管の長さと膜厚との
関係を示す線図である。 図に耘いて、1は金属管、2は粉体旋回助走管、3は前
部固定配管、4は継手内管、8はプラスチック粉体供給
設備、9は1次気体導入口、11は後部継手、13はプ
ラスチック粉体分離回収設備、18は摺動回転継手、1
9はブロワ、20は可撓配管である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 気体に浮遊させたプラスチック粉体を、予熱されか
    つ回転されている金属管内に一方向に流通させ、プラス
    チック粉体を金属管の内壁面に溶融付着させることによ
    りプラスチック被膜を形成する金属管内面プラスチック
    被覆設備にかいて、プラスチック粉体供給経路に、金属
    管1の前端部に接触してその金属管1と共に回転しかつ
    その金属管とほぼ同一の内径を有し長さ300〜2 0
    0 0tranの粉体旋回助走管2が設けられている
    ことを特徴とする金属管内面プラスチック被覆設備。
JP50026966A 1975-03-07 1975-03-07 キンゾクカンナイメンプラスチツクヒフクセツビ Expired JPS5837867B2 (ja)

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JPS51102033A JPS51102033A (ja) 1976-09-09
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5196839U (ja) * 1975-02-03 1976-08-03
JPS5230430A (en) * 1975-09-02 1977-03-08 Eastman Kodak Co Method of forming image

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