JPS5837537Y2 - 金切鋸等の気動工具 - Google Patents

金切鋸等の気動工具

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JPS5837537Y2
JPS5837537Y2 JP18457779U JP18457779U JPS5837537Y2 JP S5837537 Y2 JPS5837537 Y2 JP S5837537Y2 JP 18457779 U JP18457779 U JP 18457779U JP 18457779 U JP18457779 U JP 18457779U JP S5837537 Y2 JPS5837537 Y2 JP S5837537Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
valve
chamber
main body
bored
valve operating
Prior art date
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Expired
Application number
JP18457779U
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JPS5698525U (ja
Inventor
治 室本
Original Assignee
室本鉄工株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は、圧縮空気によるピストンロッドの前後運動を、
替刃ホルダーで挟着された金切鋸やヤスノ等に伝達し、
鋼材を所望の形状に切断、又は研摩するのを目的として
いる。
従来、片手で操作できるほど小型な金切鋸等の索動工具
として、実公昭353495号公報の索動工具があった
該索動工具は、本体胴筒を中央壁体で横に区画し、且つ
、該胴筒内縦方向に套管と弁箱を上下に相連接して設け
、套管内にピストンロッドを、弁箱内に弁を夫々嵌挿し
、該弁箱から突出する弁の両端面に介挿え板の下部を固
定し、該介挿え板の上部孔にはピストンロッドを遊嵌し
、該ピストンロッドの前後端には前部ピストン及び後部
ピストンを装着し、前記介挿え板と前後ピストンの間に
夫々等しい弾力のばねを介挿し、ピストンロッドの後端
部において後部ピストンの背面に調節ナツトを螺着し、
ピストンロッドの前端部において前部ピストンを挾んで
金切鋸等の取付用の連結杆を連結して成る構成であった
該索動工具は、前・後部ピストンの移動による前後ばね
の弾発力の釣合いの変化によって弁を前後に移動させて
いたので、ピストンが所定位置に移動した時、直ちに弁
が切換移動せず、弁の即答性が劣り、又、ピストンのス
トロークにばらつきがみられ、工具に取り付けた金切鋸
等の前後移動距離が一重に定まらないおそれが生ずる等
の欠点があった。
本考案は上記の諸欠点を解消する金切鋸等の索動工具に
関する。
以下、添付図面にて、本案の1実施例を説明する。
作動部と本体より本案気動工具は構成されている。
作動部は次のようにして成る。
ピストンロッド1の前後両端寄り部に雄螺旋を刻設し、
該ロッドの後端部に、ピストン2を螺挿し、更に気密上
、バッキング3バッキング押上げ4を密挿し、後端をナ
ツト5にて固定する。
該ロッドの他方前端部に、前記と同様ピストン2′、バ
ッキング3′、バッキング押上げ4′を気密に挿入し該
ロッドの前端と中空の角筒状体であるスライダー6の雌
螺旋を刻設した内壁とを螺着する。
雄螺旋を刻設された軸部と替鋸刃7を保持するホルダ一
部とを一体形成した替刃ホルダー8のホルダ一部に中空
筒状のホルダーキャップ9を外挿固定し前記雄螺旋軸部
にナツトを螺着し、スライダー6の前端を螺着する。
本体は、直列状に連結したフロントキャップA、フロン
トシリンダーB、マスターベンナーC、リアシリンダー
Dの主要4部材より戒っている。
フロントキャップAは、中空筒状体であり、替鋸刃7及
び替刃ホルダーを被覆し、替鋸刃は、該フロントキャッ
プAの先端口より突出して前後運動する。
中空筒状体のフロントシリンダーBは、前記フロントキ
ャップAの後端縁に気密に嵌合固定される。
スライダーガイド10、フェルト11.フェルト押上1
2が、前記フロントシリンダーの先端寄り内壁に固着さ
れ、フロントシリンダー室aの前端面を形成する。
ピストンロッド用孔C及び後記する各種空気孔を穿設さ
れている筒状体のマスターベンナーCをフロントシリン
ダーBの後端に気密に固着し、マスターベンナーCの前
端面をして前記フロントシリンダー室aの後端面と威す
筒状体のリアシリンダーDはマスターベンナーCの後端
に気密に固着される。
該リアシリンダーDは前半部に前端面開放のリアシリン
ダー室すを穿設される。
前記の前端面開放部は、マスターベンナーCの後端面に
より密閉される。
更にリアシリンダー室すの内奥後端に雌螺旋が刻設され
、それより更に後部に空気通路dが円盤状に穿設されて
いる。
リアシリンダー室すと空気通路dは前記雌螺旋に螺着さ
れる雄螺子付き隔壁13により気密状態で分離される。
リアシリンダーDは、上部後端にスイッチレバー14の
後端を設置する。
前記空気通路dより後部に、垂直方向に穿設した穴eの
上半部は、スリーブ15を嵌合し、下半部の穴e′はタ
イトボール戻しばね16により、スノーブ下端に弾止さ
れた、タイトボール17が挿入される。
尚前記スリーブ15内に、エアピン18を嵌合する。
タイトボール]7を挿入された前記の穴e′は、スイッ
チバルブ19、レギュレーター20により、圧縮空気を
供給される。
次に圧縮空気の通路の構成について述べる。
スイッチバルブ19及びレギュレーター20より流れ込
む圧縮空気(以下エアーと称呼する)は通路fを通じて
穴部e′に入る。
前記スイッチレバー14を押し下げると、エアピン18
は戻しばね16により弾止されているタイトボール17
を押し下げ、スリーブ15とタイトボール17との間に
隙間が出来る。
それにより、スリーブ15内にエアーが流れ、スノーブ
15と空気通路dの間に穿設された通路gにもエアーが
流れる。
空気通路dに入ったエアーは、空気通路dからリアシリ
ンダーDの側壁を貫通し、マスターベンナーCの先端寄
り部まで水平方向に穿設された主通路りに流通する。
マスターベンナーCの中心部を通るピストンロッド用孔
Cの垂直上方に、該孔と平行にマスターベンナーCを貫
通する穴を穿設し、放入の両端部に雌螺旋を刻設し止め
螺旋21で密閉する。
該密閉された空間部を、弁作動室iとする。
チェック弁は後述する、弁22と弁作動孔m、m’への
開口部、中央排気孔pへの開口部、連絡孔j。
j′、l、j′への開口部を穿設された弁作動室iより
成る 前記主通路りの先端寄り部より、弁作動室iへの連絡孔
j′を穿設し、該連絡孔j′より後方に同様の連絡孔j
を穿設する。
ノアシリンダー室すと弁作動室iとを連通ずるための縦
通路には、マスターベンナーCの後端面より中央部近く
まで弁作動室に並列するよう穿設されている。
同様にフロントシリンダー室aと弁作動室iとを連通ず
るための縦通路に′はマスターベンナーの前端面より中
央部近くまで弁作動室に並列するよう穿設されている。
縦通路に、に’と弁作動室iは連絡孔1.l’にてそれ
ぞれ連通されている。
尚柱状体で中央寄り部を左右対称に2ケ所えぐられてい
る断面形状横王字状の弁22は、弁作動室i内を気密的
に前後往復運動する。
本案において、前記弁22の形状と連絡孔j。
j′、に、に′との位置関係及び、リアシリンダー室す
及びフロントシリンダー室aと弁作動室を連絡する弁作
動孔m、m’の位置が非常に重要なる故以下詳説する。
弁22が後方に移動してきた時に、連絡孔jは、第2図
に示すように弁22の後方のくびれ部22′と対面し、
その時、連絡孔j′は、弁22の凸部と対面するように
、これら連絡孔j、j’を穿設する。
連絡孔1.l’は常に弁22のくびれ部22’、22”
と対面するように穿設する。
リアシリンダー室すと弁作動室を連通ずる弁作動孔mの
リアシリンダー室すへの開口は、第1図に示すようにリ
アシリンダー室を摺動往復運動するピストン2が、最も
後方に位置した時のピストンの前面端より、少し前方に
穿孔され、又、弁作動室iへの開口は、弁作動室iの後
端上部に穿孔される。
フロントシリンダー室aと弁作動室iを連通ずる弁作動
孔m′のフロントシリンダー室aへの開口は、フロント
シリンダー室を摺動往復運動するピストン2′が、最も
前方に位置した時のピストンの後端面より、少し後方に
穿孔さ・れ、又、弁作動室iへの開口は、弁作動室iの
前端上部に穿孔される。
次に、排気関係の構成を述べる。
リアシリンダー室すに穿孔された前記弁作動孔の開口よ
り後方に空気逃げOを穿孔し、フロントシリンダー室に
も同様に空気逃げO′を穿孔する。
リアシリンダー室すに吸入されたエアーの排気は、縦通
路kを通り、連絡孔lを経て弁作動室、つまり弁の四部
に入り、中央排気孔pを通して外部へ排気される。
中央排気孔pは弁作動室の下方中央部から、ピストンロ
ッド用孔Cの中央部を垂直に突き抜は金網23を埋設し
たサイレンサー24まで穿設されている。
尚ピストンロッド用孔Cの中央部は排気用に周囲の穴径
よりやや大きく、えぐられている。
以上のような構成を持つ、本案気動工具の作動行程は、
次のとおりである。
給気源からのエアーは、主通気路りから連絡孔jを通じ
て弁22の後凹部22′に入り、更に縦通気路kを通っ
て、ピストン2を後方に押し、リアシリンダー室すにエ
アーが圧送され続け、弁作動孔mを通過したピストン2
が最大限後方に押し進んだ時に、弁作動孔mからエアー
が該リアシリンダー室を連通した弁作動室iの後端に圧
入され、弁は逆方向に移動する。
弁の移動によりエアーは主通気路りから連絡孔j′を通
して弁の前凹部22″に入り、更に縦通気路に′を通っ
て、ピストン2′を前方に押し進め、フロントシリンダ
ー室aにエアーが圧送され続け、ピストン2′が最大限
に前方に押し進んだ時に、弁作動孔m′から、エアーが
該フロントシリンダー室と連通した弁作動室iの前端に
圧送され、再び弁は、元の位置に戻る。
排気に関しては、ピストン2がリアシリンダー室す内を
後退し、リアシリンダー室すにエアーが充満する時、ピ
ストン2′がフロントシリンダー室a内を後退し、フロ
ントシリンダー室a内のエアーを縦通気路に′を通して
、連絡孔l′を経て、弁のくびれ部22″に入り、次い
で沖央排気孔nより外部へ排気される。
リアシリンダー室すよりの排気も同様に行なわれる。
本案の上述の実施例は、前後2つのシリンダーB、Dを
備えたものであるが他の実施例として、シリンダーを1
つにしても成り立つ。
即ち、シリンダーを1つにしても、ピストンによって2
つに区画される前後室を、上述の実施例のフロントシリ
ンダー室a、リアシリンダー室すと見なし、前後室の適
宜位置にそれぞれ縦通気路と弁作動孔との開口部を、穿
孔する。
このようにすれば、前室に圧縮空気が圧送されている時
、後室から圧縮空気が排気され、逆に後室に圧縮空気が
圧送されている時、前室から圧縮空気が排気される。
従ってシリンダーを1つにしても、チェック弁の切換作
動は完全に行なわれ、ピストンの前後摺動が確保され、
作動部は前後往復運動を同じように行なえる。
以上のようなエアーの給送、チェック弁、ピストンの前
後摺動々作により、フロントキャップから突出した金鉱
7は前後摺動して鋸作業、鋪かけ作業を円滑・迅速に行
う。
しかも操作室は、レバー14を押し下げつ・本体適処を
保持するだけで、何らの熟練も要さず、狭小空間、天井
等、作業条件の悪い所での作業にも適している。
以上の構成・作用に係る本考案の索動工具はシリンダー
室と弁作動室とを連通ずる弁作動孔を設け、ピストンが
所定位置に達した時、シリンダー室内の圧縮空気を利用
して弁を移動させているので、弁移動の即答性が向上し
、又、ピストンのストロークが一定となり、従って工具
に取り付けた金切鋸等の前後移動距離が一定となり、切
断作業等が確実でしやすくなる等の実用的効果を奏する
【図面の簡単な説明】
第1図は本案考案の縦断面図、第2図は第1図のX X断面図。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体の前後両端にフロントシリンダー室a、リアシリン
    ダー室すを夫々設けると共に該本体の中央部に前後摺動
    自在にピストンロッド1を嵌挿し、該本体にピストンロ
    ッド1と並行する弁作動室iを設け、給気源に連通し、
    且つ、弁作動室iに並行する主通気路りを本体内に穿設
    すると共に前記フロントシリンダー室a及びリアシリン
    ダー室すに開口部を有し、且つ、弁作動室iに並行する
    縦通気路に、に’を本体内に夫々穿設し、前記弁作動室
    i内に前後摺動自在に密嵌された弁22を介して該主通
    気路りと縦通気路に、に’とを選択的に連通ずる連絡孔
    j、j’及び1.1’を本体内において穿設すると共に
    該連通時に連通されていない縦通気路と連通ずる排気孔
    pを本体内から外部へ穿設し、ピストンの前後摺動位置
    に対応して前記弁22を切換作動する弁作動孔m、m’
    を前後シリンダー室a、bの所定位置から弁作動室iの
    前後端部に夫々穿設し、ピストンロッド1の先端に本体
    から突出する金切鋸刃7等を取り付けたことを特徴とす
    る金切鋸等の索動工具。
JP18457779U 1979-12-28 1979-12-28 金切鋸等の気動工具 Expired JPS5837537Y2 (ja)

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JP18457779U JPS5837537Y2 (ja) 1979-12-28 1979-12-28 金切鋸等の気動工具

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JP18457779U JPS5837537Y2 (ja) 1979-12-28 1979-12-28 金切鋸等の気動工具

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JPS5698525U JPS5698525U (ja) 1981-08-04
JPS5837537Y2 true JPS5837537Y2 (ja) 1983-08-24

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JP18457779U Expired JPS5837537Y2 (ja) 1979-12-28 1979-12-28 金切鋸等の気動工具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4551302B2 (ja) * 2005-09-30 2010-09-29 日東工器株式会社 空気圧式往復動工具。

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JPS5698525U (ja) 1981-08-04

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