JPS5837329B2 - ポリマ−性カルバメ−トの製造方法 - Google Patents

ポリマ−性カルバメ−トの製造方法

Info

Publication number
JPS5837329B2
JPS5837329B2 JP55062684A JP6268480A JPS5837329B2 JP S5837329 B2 JPS5837329 B2 JP S5837329B2 JP 55062684 A JP55062684 A JP 55062684A JP 6268480 A JP6268480 A JP 6268480A JP S5837329 B2 JPS5837329 B2 JP S5837329B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyamine
poly
oxyalkylene
chloroformate
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55062684A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5626931A (en
Inventor
フレデリツク・シー・フランクリン
ロバート・エイ・ルイズ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chevron USA Inc
Original Assignee
Chevron Research and Technology Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chevron Research and Technology Co filed Critical Chevron Research and Technology Co
Publication of JPS5626931A publication Critical patent/JPS5626931A/ja
Publication of JPS5837329B2 publication Critical patent/JPS5837329B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10LFUELS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NATURAL GAS; SYNTHETIC NATURAL GAS OBTAINED BY PROCESSES NOT COVERED BY SUBCLASSES C10G, C10K; LIQUEFIED PETROLEUM GAS; ADDING MATERIALS TO FUELS OR FIRES TO REDUCE SMOKE OR UNDESIRABLE DEPOSITS OR TO FACILITATE SOOT REMOVAL; FIRELIGHTERS
    • C10L1/00Liquid carbonaceous fuels
    • C10L1/10Liquid carbonaceous fuels containing additives
    • C10L1/14Organic compounds
    • C10L1/22Organic compounds containing nitrogen
    • C10L1/222Organic compounds containing nitrogen containing at least one carbon-to-nitrogen single bond
    • C10L1/224Amides; Imides carboxylic acid amides, imides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G65/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule
    • C08G65/02Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from cyclic ethers by opening of the heterocyclic ring
    • C08G65/32Polymers modified by chemical after-treatment
    • C08G65/329Polymers modified by chemical after-treatment with organic compounds
    • C08G65/333Polymers modified by chemical after-treatment with organic compounds containing nitrogen
    • C08G65/33303Polymers modified by chemical after-treatment with organic compounds containing nitrogen containing amino group
    • C08G65/33306Polymers modified by chemical after-treatment with organic compounds containing nitrogen containing amino group acyclic
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/582Recycling of unreacted starting or intermediate materials

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ポリマー性カルバメートの製造、特に燃料添
加剤として有用なポリマー性カルバメートの連続的製造
に関する。
本発明者らによる1977年5月27日付米国特許共同
未決出願第801441号明細書に記載のとおり、この
種の燃料添加剤は、エンジンの要求オクタン価を高める
因となる燃焼室沈積物を戒長ずることなく、吸気系(
intake system)(気化器、弁等)にお
ける沈積物を有効に制限する、きわめて望ましい沈積物
制御剤( deposit controladdi
tive)である。
このクラスの特に有効な添加剤は、ポリアミンとポリマ
ー性クロロホルメートとから製造されるモノカルバメー
ト類である。
「モノカルバメート類」とは、カルバメート結合によっ
てアミンの窒素原子がポリエーテルアルコールの酸素原
子ニ結合した単一のポリアミン部分を含むカルバメート
類を意味する。
2個のポリマー性アルコール部分が別の反応性アミン窒
素原子においてポリアミンに結合したジカルバメートよ
りむしろモノカルバメートの実質量を生成するためには
、大過剰のポリアミンを用いる必要がある。
ポリアミンとポリマー性アルコールとの間の反応がポリ
マー性クロロホルメート中間物を経て進む故、所望のカ
ルバメートに等モル量でポリアミン塩酸塩が生成される
塩化物は自動車燃料にとって好ましくなく、プロセス機
器の腐蝕および閉塞の原因となるので、生或モノカルバ
メートの最終分離の前に、きわめて低い水準に減少させ
る必要がある。
過剰のポリアミンの回収と同時に塩酸塩を除去するとい
うことは難しい問題を伴う。
カルバメート生戒物を含む炭化水素相と塩酸塩を含むポ
リアミン相との間の相分離は不可能なことではない。
しかしながら、ポリアミンは一般に炭化水素相に可溶性
であり、そのため大過剰のポリアミンを用いると、大き
な炭化水素相と小さな塩酸塩含有相とが生じる。
塩酸塩含有相はやがて炭化水素相中に分布した小さな液
体粒子を形成し、凝集することなく、および(または)
その沈降速度が非常に遅いので、連続操作を不可能にさ
せる。
塩酸塩を除くに充分な水、またはアルコールと水との組
合せを用いて生戒物を洗剰することが過去に行なわれた
が、大量の水の存在によって困難化するポリアミンー水
−ポリアミン塩酸塩の分離問題が生じる。
(洗浄に水のみを用いた場合には、若干の低分子量アル
カノールをも存在させない限り、エマルジョンを形成し
やすい。
このことは分離操作の別の困難性をもたらす。
)蒸留によってカルバメート生或物を効率的に分離する
ためにも、またそのカルバメートをガソリン燃料中に使
用するためにも、塩化物イオンを生或物から完全に除く
ことが必要である。
カルバメートを含む炭化水素相に関しては、約10p一
またはそれ以下の塩化物イオンという厳密な上限が規定
されている。
米国特許第3671511号明細書には、炭化水素希釈
剤、アルカノールおよび水を、ポリマー性塩化オレフイ
ンとアミンとの反応生成物に加えて、反応生成物を分離
する方法が記載されている。
本発明の方法においては、ポリアルキレンポリアミン(
以下ポリアミンと称する)の水に対する溶解度を利用し
て、連続操作の実施に充分な容易性と迅速性とをもって
炭化水素相から分離するポリアミン塩酸塩の水性相をつ
くり出す。
ポリアミンとポリマー性クロロホルメートとの間の反応
に先立って、非常に大過剰のポリアミンに少量の水を添
加することにより急速な分離が達成される。
限定された量の水を添加することにより、炭化水素相中
に塩酸塩含有相が液体粒子として分散するのが防止され
、しかもエマルジョンが生或しない。
このポリマー性カルバメート製造法は、ポリマー性クロ
ロホルメートの反応体流とポリアミンの反応体流とを、
約0°ないし約150℃の温度で非常に迅速に接触させ
、かつ、充分に混合して生成物混合体を形戒する第1段
階を包含する。
前記のポリマー性クロロホルメートの反応体流は、炭化
水素溶剤中に20ないし80重量%のポリマー性クロロ
ホルメートを含有する。
前記のポリアミンの反応体流は約6〜35重量%の水を
含有する。
前記反応体流中におけるポリアミン対ポリマー性クロロ
ホルメートのモノ比は約5:1ないし約45:1である
第2段階においては、約2000ないし約120’Cの
温度で前記生或物混合体を2相、すなわち、主として炭
化水素溶剤、ポリマー性カルバメートおよびポリアミン
からなる炭化水素相と、主として水、ポリアミンおよび
ポリアミン塩酸塩からなる水性相とに分離させる。
図面を参照することによって、本発明の概念をさらに容
易に理解できる。
図は、本発明の一態様のブロック式流れ図である。
この態様においては、ポリアミン(エチレンジアミン)
を分子量約1800のアルキルフエノルポリ(オキシブ
チレン)クロロホルメートと反応させる。
クロロホルメート反応体はライン1を通って導入され、
ライン2から供給される芳香族の溶剤と、重量で約等量
下に静止( static)ミキサーK−1内で混合さ
れる。
クロロホルメート/溶剤ブレンドは、次にライン5を経
由して送られ、ライン4からのポリアミン(制限された
量の水を含む)と静止ミキサーK−2内で混合されて反
応を起こす。
このポリアミンは、ライン3からの新鮮な補給ポリアミ
ンと、生或物蒸留器からの塔頂留分分離装置V−6から
ライン21を経由して再循環されるポリアミンとから構
成される。
クロロホルメートとポリアミンとの発熱反応は非常に急
激であり、流れを混合するや否やたちまち完了する。
モノカルバメート生成物の製造をその目的とする反応段
階を戒功させるには、混合速度が重要である。
反応ミキサーK−2へのポリアミン供給の調整は、その
反応自体よりもむしろ下流の分離装置V−1およびV−
4の操作条件によってなされる。
溶剤再循環を採用した通常の操作条件下においては、約
20:1のポリアミン/クロロホルメートモル比で反応
を実施する。
この比率は、下流の第1分離装置V−1における良好な
塩化物除去に充分な量のポリアミンー富化相を与えるよ
うに調整する。
溶剤再循環なしでプラント操作を行なうときには、30
:1のポリアミン/クロロホルメート比が、下流の分離
装置での相分離を良好とするに好ましい。
従って、この反応段階におけるポリアミン/クロロホル
メート比は、高収率のモノカルバメート生戒に要するよ
りもはるかに高い。
ポリアミンとクロロホルメートとの急速混合がなされる
ならば、5:l以上の比率でようやくモノカルバメート
の収率が改善される。
K一2からライン6を経由して出る反応混合物は、静止
ミキサーK−3内でライン7からの循環溶剤と合併され
、そしてライン8を経由して第1段階分離装置V−1に
送られる。
混合物は、V−1内において比較的透明な上下相に分離
する。
第1段階分離装置V−1における通常の操作温度は約1
95゜F(90℃)であるが、圧力が適切で沸騰が防止
される限り さらに高い温度、例えば約230°F(1
10”C)までの温度を用い得る。
この分離装置内におけるポリアミン/富化相の含水量は
、この時点で直接制御されるものではないが、分離装置
の性能に影響を与える重要なパラメーターである。
通常の操作条件下にあっては、■−1における下相は約
14%の水を含有するであろう。
水の量がこれより多くても少くとも、分離装置の性能に
悪影響を与える傾向を有するであろう。
これらの条件下での操作に適当な範囲は、重量で約11
〜18%の水である。
V−1における上相と下相との間の密度の差は非常に小
さくて、それらの間には比重で約0.05の差があるに
過ぎない。
従って、分離装置に多少なりとも温度勾配があると性能
に悪影響が出やすいので、熱損失を最低にするように、
容器は完全に断熱状態にしておく。
分離装置から出る炭化水素一富化の上相は通常約ioo
ppmの塩化物を含有する。
この上相はライン14を経由して第2分離段階へ流し、
そこで塩化物をさらに低減させる。
V−1からの下相に含まれる遊離ポリアミンの大部分は
、ライン9経由で取出した下相をV−2において減圧条
件下にフラッシュ蒸留して回収される。
分離装置V−1から出るこのポリアミンー富化の下相は
、ポリアミン塩酸塩の大半を含有している。
ポリアミン塩酸塩の廃流(waste stream
)は、フラッシュ蒸留の塔底生戒物としてライン10に
より除去する。
V−2から出る凝縮物を集めて、ライン11を経由して
ポリアミン洗浄サージ(wash surge)V−
3へポンプ送入し、■−3の中へはライン12を経由し
て補給水(make−up water)を導入する。
第1段階分離装置から出る炭化水素一富化の上相に含ま
れる残留塩化物は、制限量の水を含むポリアミンによる
洗浄および得られた二相混合物を分離することによって
、10晒未満に低減される。
K−4内の洗浄混合物に供給されるポリアミンは、ポリ
アミン洗浄サージV−3からライン13経由でポンプ送
入され、分離装置操作温度(90℃)に加熱され、そし
てライン14経由でV−1から来る生成物/溶剤の相と
混合させる。
K−4を出るポリアミン/溶剤洗浄混合物は、通常V−
1と同じ温度で操作される第2段階分離装置V−4内に
ライン15から移動させる。
相の間の密度差がさらに小さいことが大きな原因となっ
て、この第2段階での相分離は第1段階よりなお困難で
ある。
V−4もやはり完全に断熱状態にする。
ポリアミン洗浄ミキサーK−4へのポリアミン洗浄物の
含水量は通常約16重量%に調節する。
調節はV −3における含水量の監視および必要に応じ
て水の補給を調整することにより達或される。
この時点における含水量の調節により、ライン1 9
, 20.21および4を経由して第1段分離装置に送
られるポリアミン供給物も正しい含水量をもつことが保
証される。
第1および第2段階の両分離装置の性能は、ポリアミン
流中に約16重量%の水という含水量をもつ時に最適と
なる。
操作に好ましい範囲は約13〜20重量%の水である。
V−4からの上相はライン16を経由して生成物蒸留器
V−5に流す。
水溶性塩基および水の含有量に関する規格値に合わせる
ため、この生或物蒸留器で最終製品からポリアミンおよ
び水を除去する。
ライン22を通じて減圧にすることにより、真空操作が
遂行される。
ポリアミン、溶剤および水からなる生戊物蒸留器の塔頂
留分(ライン17)と第2段階分離装置からのポリアミ
ンー富化の下相(ライン18)とを、V−3からのポリ
アミン洗浄物バイパス(ライン19)と合併し、ライン
20を経由して生成物蒸留器の塔頂留分分離装置V−6
にポンプ送入し、そこで相分離を完成する。
■−6における上部溶剤相は、ライン7を通って再循環
させ静止ミキサーK−3において反応混合物と混合させ
るべき溶剤を提供する。
ライン21から出るV−6の下部ポリアミン相は、ライ
ン3からの補給ポリアミンと合併して、装置前端部にポ
ンプ送入されて反応ミキサーK−2へのポリアミン供給
物となる。
生成物蒸留器からの正味(net)の塔底生成物は、ラ
イン23から系外に取出される。
反応或分 ポリマー性クロロホルメートは、約500ないし約1
0 0 0 01好ましくは約500ないし5000の
分子量を有するヒドロカルビルーキャツプしたポリ(オ
キシアルキレン)クロロホルメートである。
ヒドロカルビルーキャツプしたポリ(オキシアルキレン
)ポリマーはモノヒドロキシ化合物、すなわち、しばし
ばモノヒド口キシポリエーテルと名づけられるアルコー
ル類である。
ヒドロカルビルー末端ポリ(オキシアルキレン)アルコ
ール類は、プロピレンオキシドのような低級アルキレン
オキシドを、重合条件の下でヒドロキシ化合物ROH(
式中、RはC1〜C3oのアルキル、アリールまたはア
ルカリール基である)に付加して製造される。
ポリマー性クロロホルメートは、ヒドロキシル含有ポリ
マーとホスゲンとの反応によって前記のポリマーから生
成するのが好ましい。
好ましいポリマー性クロロホルメートは、ドデシルフエ
ニルポリ(オキシブチレン)クロロホルメートのような
アルキルフエニルキャツプしたポリ(オキシアルキレン
)クロロホルメートである。
好ましくは、オキシアルキレン単位C2〜C5のオキシ
アルキレン単位から選ばれ、例えば、オキシラン、メチ
ルオキシラン、エチルオキシランおよびプロビルオキシ
ランによって提供される。
ポリアミンは水溶性である。
ポリアミンは2ないし10個の炭素原子および2ないし
5個の窒素原子、好ましくは2ないし6個の炭素原子お
よび2ないし4個の窒素原子を含む。
ポリアミン中のアミノ窒素の少くとも1個は、第一また
は第ニアミノ窒素である。
ポリアミンの混合物も用いることができる。
ポリアミンは水素、低級ヒドロカルビル基、または低級
アシル、ケト、ヒドロキシ、ニトロおよびシアノ基から
選ばれる他の置換基によって置換し得る。
好ましくは、ポリアミンはアルキレンがC2〜C6アル
キレン基であるポリアルキレンポリアミン、例えばエチ
レンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテ
トラアミン、テトラエチレンペンタミン、ジメチルアミ
ノプロピルアミン、N一(2−ヒドロキシエチル)ジエ
チレントリアミン、プロピレンジアミン、ジプロピレン
トリアミン、トリプロピレンテトラアミン等である。
より好ましくは、ポリアルキレンポリアミンはエチレン
またはプロピレンポリアミン、例えばエチレンジアミン
またはジプロピレントリアミンであり、,エチレンジア
ミンが最も好ましい。
溶剤は一般に炭化水素溶剤である。
一般に、炭素数6ないし約16の芳香族溶剤が用いられ
、炭素数8ないし10の芳香族溶剤が好ましい。
このような溶剤の例をあげるとキシレン、エチルベンゼ
ンおよびクメンまたは他のC,〜CIOアルキルベンゼ
ン類である。
工程条件 本発明の方法は、連続方式またはバッチ方式で実施し得
る。
本発明の方法においては、ポリマー性カルバメート生戊
物の形成を目的として、約O℃ないし約150℃の温度
において、前記ポリマー性クロロホルメートの反応体流
と前記ポリアルキレンポリアミンの反応体流とを急速に
接触させ、そして完全に混合させる。
急速完全混合は、静止直列混合アツセンブリーを用いる
ことにより達成される。
接触時間が、二次的反応段階でポリエーテルアミノカル
バメート生成物からポリアミンに塩酸塩を移動させるに
充分であることを要するため、混合の継続時間もまた重
要である。
充分な混合時間が無いと、水一含有ポリアミン塩酸塩相
を炭化水素相から分離した後に、過剰の塩化物イオンが
炭化水素相中に残留する。
約20゜Cないし65℃の反応温度を用いるのが好まし
い。
最も好ましい反応温度は約25℃である。
ポリマー性クロロホルメートの反応体流は約20〜80
重量%のポリマー性クロロホルメートを含み、残部は前
記の炭化水素溶剤からなる。
前記反応体流中に約40〜60重量%のポリマー性クロ
ロホルメートが存在するのが好ましい。
ポリアミン反応体流は、約65ないし94%のポリアミ
ンを含み、残部は水、すなわち、35〜6重量%の水で
構成される。
驚くべきことには、反応速度に関しても、またカルバメ
ートの収率に関しても、水は反応に対するはっきりした
影響を及ぼさないように思える。
制限された範囲内の少量の水が必要とされるが、その理
由は、不充分な水では水性の塩酸塩含有相が少なすぎて
塩化物除去がうまくいかず、一方水が多量に過ぎると曇
り(haziness)を生じて相分離がうまくいかな
いからである。
約80重量%ないし90重量%のアミンと20重量%な
いし約10重量%の水を用いるのが好ましい。
約6重量%未満の量の水では、最終の生成物蒸留に到達
する塩化物が多すぎ、一方約35重量%またはそれ以上
を超える量は、分離困難を意味する曇りの量の増加をお
こす。
前記の反応体流中のポリアミン対ポリマー性クロロホル
メートのモル比は、約5:1ないし約45=1好ましく
は約10:1゜ないし30:1である。
ポリマー性カルバメートおよび過剰のポリアミンならび
に炭化水素溶剤、水、それにカルバメートに等モル量の
ポリアミン塩酸塩を含む、完全に混合された生或物混合
体は沈降器(分離装置)に運ばれ、そこで塩酸塩−およ
び水、含有ポリアミン相が、それより軽い炭化水素相か
ら分離される。
上部の炭化水素相に含まれるカルバメート生戒物の有す
るポリマー性特質に起因して、不適当な混合供給物は、
塩化物の分離および除去を妨げる高粘度の上相を生威し
得る。
同様に、相の間の密度差を小さくシ、またはエマルジョ
ンを生じ、または上相の容積に対比して小さい容積の塩
化物含有相を生ずる不適当な混合供給物も、やはり相分
離に支障を与える。
その結果、分離温妾および物質の存在量、とりわけ水の
存在量は、これらの状態を避けるように臨界的に選択さ
れる。
また、水の最適存在量は、分離の温度と関連性をもつ。
約・90℃の分離温度においては、ポリアミン相の含水
量が35重量%より大きいと分離が遅くなりすぎ、一方
ポリアミン相の含水量が2重量%より小さいと、塩化物
および水を含有するポリアミン相の大きさが充分となら
ない。
一般には、約80℃およびそれ以上(110’Cまで)
の温度が分離に好ましく、例えば約90℃が最も好まし
いが、一般に20℃〜120℃で分離が起こる。
驚くべきことには、反応ミキサーへのポリアミン反応体
流中10〜20重量%の水で約90℃の分離を行なうと
きは、分離に必要な時間が短縮されるため、工程を連続
的に操作できる。
本発明の好ましい態様においては、炭化水素相中の残留
塩化物の低含有量を保証するため2回の分離操作が用い
られる。
はじめの分離の後、塩化均一および水一含有ポリアミン
相はフラッシュ蒸留器に送られる。
別のポリアミン回収システムも本発明の範囲内で利用で
き、従ってポリアミン回収システムについては、この選
択に限定されるものでないことを理解すべきである。
フラッシュ蒸留器からの塔頂留出物の一部は、第1分離
装置からの炭化水素相と合併して完全に混合させる。
この塔頂留出物はポリアミンと制限量の水とを含み、そ
のためこの混合操作は炭化水素相から塩化物を洗浄する
に役立つ。
この洗浄混合物は、分離の第2段階へ送られる。
この分離は、始めの分離におけると同じ温度範囲および
含水率で行なわれる。
中間段階の洗浄ミキサーへのポリアミン洗浄流は、約1
0〜20重量ヤの水を含むのが好ましく、そして分離を
約80℃〜110℃で行なうのが好ましい。
第2段階の分離装置においては、相の分離を得るには第
1段階の分離操作の場合より、混合物中の含水率がなお
いっそう臨界的である。
ポリアミン流の含水率が高すぎると乳化を助長するが、
水の濃度が低すぎても、個々のポリアミン、溶剤の組成
および濃度、ポリエーテルアミノカルバメートの型およ
び温度によっては、二つの相が等価の密度を有し、全然
分離しなくなる。
生成物相が50重量%のC,〜CIO芳香族溶剤と分子
量約isooのアルキルフエニルポリ(オキシブチレン
)アミノカルバメートとからなるエチレンジアミン洗浄
物の好ましい例においては、相密度の均等化は80℃に
おいて約6〜8重量%の水の場合に起こる。
水の濃度が低すぎる時には、ポリアミン相が液体粒子ま
たは大形液滴として、生成物/溶剤相中に懸濁状態で残
る。
第2分離装置からの炭化水素相は、生戒物蒸留器に直接
送り込まれ、そこから最終カルバメート生成物が塔底生
成物として得られる。
ポリアミンー水の流れで中間段階の洗浄を充分に行なう
二段階分離を用いることにより、炭化水素相中の塩化物
濃度を約10m未満に低減することが可能である。
塩化物の量を非常に少なくすることは、蒸留器の腐蝕お
よび閉塞を防止するのに好ましい。
例 以下に記載する例は、実験室および一部は本方法の基幹
段階(key steps)のパイロットプラント実
験で行なった実験に基づくものである。
すべての部は1時間当りの重量部としての値を示す。
例1 1分子当り平均15個のプチレンオキシド基を有するポ
リ(エチルオキシラン)クロロホルメートのジドデシル
フエニルおよびドデシルフエニル混合エーテル2666
重量部を、直列静止ミキサー中において60”F(約1
5.6°C)でC,〜C1oの芳香族溶剤2666部と
合併する。
この混合物を、次に第2静止ミキサーである、ほとんど
瞬間的混合を達成する静止反応ミキサー中において20
56部の水一含有のエチレンジアミン(EDA)流と混
合する。
このエチレンジアミンは、新しい補給エチレンジアミン
216部と生成物蒸留器の塔頂留出物分離装置からの再
循環ジアミン1521部とを含有する。
EDA流中のエチレンジアミンに対比して、重量で約1
1%の水という最終的水濃度を与えるに充分な水を再循
環流に含ませる。
EDA流の残部は、再循環されるEDAに可溶性である
少量の溶剤で構成される。
反応体流の完全でしかも充分な混合が静止ミキサー中で
おこり、そして追加的滞留時間の後、粗生成物流を取出
し、そしてそれ自体6.5重量%のエチレンジアミンを
含む再循環させた溶剤1015部と合併する。
次に、2.7重量%の水を含む生成混合物8403部を
第1分離装置に装入する。
第1分離装置は90℃に維持する。
分離は急速におこり、そして下相131326部を取出
してフラッシュ蒸留器に送る。
この下相は、主としてエチレンジアミン塩酸塩1 ]−
4 5部とエチレンジアミン938部とから構成され
る混合物中に14重量%の水を含有する。
残りは主に溶剤である。
上相7077部を取出してEDA洗浄流と混合する。
この上相部には、2686部の生成物、3650部の溶
剤、2部のエチレンジアミン塩酸塩および696部の未
反応エチレンジアミンが含まれる。
上相の含水率は、約0.5重量%にすぎない。
4psia(約0.28ky/一絶対圧力)下、塔底温
度245゜F(約118.3°C)で操作されているフ
ラッシュ蒸留器へ下相を通す。
フラッシュ蒸留器から取出される高沸点残渣196部に
は、ポリアミン塩酸塩のほか2部の生成物および40部
のエチレンジアミンが含まれる。
この塔底物質は廃棄し、またはさらに処理してジアミン
の追加的回収をはかつてもよい。
簡単な蒸発による追加的エチレンジアミンの除去は、流
れの晶出をおこし、取扱いを困難にする。
このフラッシュ蒸留器から出る塔頂留出分1130部を
取出してサージへ装入する。
79重量%のエチレンジアミン、5%の溶剤および16
%の水を含むサージ内の物質の一部794部を、静止混
合装置内において、第1分離装置からの上相と合併させ
る。
2%の水を含む合併した上相と洗浄流との7871部を
、90℃に維持された第2分離装置に装入する。
この分離装置において、残留塩酸塩2部を639部の下
相と共に取出して、サージタンクから出る過剰のEDA
と合併する。
この流れは、また489部のエチレンジアミンおよび1
18部の水(18.5重量%)も含み、残部は溶剤およ
び生成物である。
この下相をサージからの過剰分と合併した後、合併流を
生或物蒸留器の塔頂留出物分離装置へ送入する。
第2分離装置からの上相7232部を蒸留塔に装入する
・この塔は、塔頂温度を160’F(約71.1°C)
、そして真空システムを用いて2.5psia(約0.
1 s Ig/i絶対圧力)に保つ。
少量、約11部の水、溶剤およびエチレンジアミンが真
空システムを通じて失われる。
塔は約4psia(約0. 2 8 ky/ffl絶対
圧力)の圧力下において、265°F(約129.4°
C)の塔底温度を有する。
この蒸留塔からの塔底留分5348部には、芳香族溶剤
中2685部の生成物が含まれる。
この塔から取出された凝縮留出分には、1001部の溶
剤、834部のエチレンジアミンおよび49部の水が含
まれる。
この留分を塔頂留出物分離装置に装入する。
塔頂留出物分離装置は約100’F(約37,8゜C)
で操作される。
上相の再循環溶剤1015部を再循環させて戻し、第1
分離装置に入る反応混合物の希釈に用いる。
再循環EDAを含む下相は、静止反応ミキサーに装入す
る前に新しい補給エチレンジアミンと合併する。
最終生戒物は約50%の溶剤および7ppII1未満の
塩化物を含有する。
エチレンジアミンのジカルバメートは、最終生成物の約
3重量%に過ぎない。
最終生成物は約0,05重量%の水を含み、活性成分(
約47重量%)は、バッチ法で製造されたポリ(エチル
オキシラン)一モノ(N−(2−アミノエチル)カルバ
メート〕のジドデシルフエニルおよびドデシルフエニル
混合エーテルに本質的に同じである。
例2 本発明に従って構或されたパイロットプラントを操作し
て好成積をあげた実験の間、操作条件のパラメーターは
広範囲にわたった。
C8〜C0。の芳香族溶剤中におけるエチレンジアミン
(EDA)と分子量約1800のアルキルフエニルポリ
(オキシブチレン)ジクロホルメートとを用いた一実験
についての好適な操作条件の代表的なものを第1表に示
し、この実験における成分組成を第2表に示す。
【図面の簡単な説明】
図面は、ポリエーテルクロロホルメートを連続的にポリ
アミンと反応させることによりポリマー性カルバメート
の製造を達成する本発明の一態様の略図的流れ図である
。 図中、K−1 ,K−2,K−3およびK−4・・・・
・・混合装置、■−1・・・・・・第1分離装置、V−
4・・・・・・第2分離装置、V−2・・・・・・フラ
ッシュ蒸留器、V−3・・・・・・サージ、V−5・・
・・・・生或物蒸留器、■=6・・・・・・同塔頂留分
分離装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (イ)ポリ(オキシアルキレン)クロロホルメート
    の反応体流と2ないし10個の炭素原子および2ないし
    5個の窒素原子を含むポリアルキレンポリアミンの反応
    体流との接触および混合を、約O℃ないし約150℃の
    温度で行なって生或物混合体を形戒する段階(ただし、
    前記クロロホルメートの反応体流は、炭化水素溶剤中に
    20ないし80重量%のクロロホルメートを含み、前記
    ポリアミンの反応体流は約6〜35重量%の水を含み、
    そして前記反応体流中心ポリアミン対クロロホルメート
    のモル比は約5:1ないし約45:1とする)、および (口)主として炭化水素溶剤、ポリ(オキシアルキレン
    )カルバメートおよびポリアミンからなる炭化水素相と
    、主として水、ポリアミンおよびポリアミン塩酸塩から
    なるポリアミン相との2相への前記生成物混合体の分離
    を、約20℃ないし約120℃の温度で行なう段階を含
    むことを特徴とするポリ(オキシアルキレン)カルバメ
    ートの製造方法。 2 クロロホルメートがポリ(オキシアルキレン)アル
    コールのクロロホルメートであり、カルバメートが前記
    ポリ(オキシアルキレン)アルコールのカルバメートで
    ある上記1に記載の方法。 3 カルバメートがモノカルバメートである上記2に記
    載の方法。 4 クロロホルメートがC2〜C,オキシアルキレン単
    位で構成されるポリ(オキシアルキレン)アルコールの
    クロロホルメートであって、約500〜10000の平
    均分子量を有する上記1,2または3のいずれかに記載
    の方法。 5 反応体流中のポリアミン対クロロホルメートのモル
    比が約10=1ないし約30=1である上記1に記載の
    方法。 6 ポリアルキレンポリアミドがC2〜C6アルキレン
    単位で構成される上記1に記載の方法。 7 ポリアルキレンポリアミンが、エチレンジアミン、
    ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラアミンおよ
    びテトラエチレンペンタミンからなる群から選ばれる上
    記6に記載の方法。 8 ポリアルキレンポリアミンがエチレンジアミンであ
    る上記7に記載の方法。 9 ポリ(オキシアルキレン)アルコールがC1−C3
    oのヒドロカルビルーキャツプしたポリ(オキシアルキ
    レン)アルコールである上記4に記載の方法。 10 ポリ(オキシアルキレン)アルコールが、アルキ
    ルフエニルポリ(オキシプロピレン)アルコール、アル
    キルフエニルポリ(オキシブチレン)アルコールおよび
    アルキルフエニルポリ(オキシペンチレン)アルコール
    から選ばれる上記9に記載の方法。 11 炭化水素溶剤が、6ないし16個の炭素原子を有
    する芳香族の溶剤である上記1に記載の方法。 12炭化水素溶剤が、キシレン、エチルベンゼン、およ
    びクメンまたは他のC,〜CIOアルキルベンゼン類、
    およびそれらの混合物から選ばれる上記11に記載の方
    法 13蒸発によってポリアミン相からポリアルキレンポリ
    アミンを回収し、および該ポリアルキレンポリアミンを
    ポリアルキレンポリアミンの反応体流に再循環させる付
    加的段階を含む上記1に記載の力法。 14 10ないし20重量%の水を含む再循環ポリアミ
    ンの一部を炭化水素相と混合し、そして約80°〜11
    0℃の温度でその混合物を分離させる上記13に記載の
    方法。 15 ポリ(オキシアルキレン)クロロホルメートの反
    応体流が4 0ヘ−6 0重量%のポリ(オキシアルキ
    レン)クロロホルメートを含み、残りが炭化水素溶剤で
    あり、ポリアミンがエチレンジアミンであり、エチレン
    ジアミンの反応体流が10〜20重量%の水を含み、そ
    して約800〜110℃の温度で生成物混合体を分離さ
    せる上記1に記載の方法。
JP55062684A 1979-08-09 1980-05-12 ポリマ−性カルバメ−トの製造方法 Expired JPS5837329B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/065,247 US4243798A (en) 1979-08-09 1979-08-09 Process for the production of a polymeric carbamate

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5626931A JPS5626931A (en) 1981-03-16
JPS5837329B2 true JPS5837329B2 (ja) 1983-08-16

Family

ID=22061372

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP55062684A Expired JPS5837329B2 (ja) 1979-08-09 1980-05-12 ポリマ−性カルバメ−トの製造方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US4243798A (ja)
EP (1) EP0024134B1 (ja)
JP (1) JPS5837329B2 (ja)
AU (1) AU533639B2 (ja)
BR (1) BR8002646A (ja)
CA (1) CA1137105A (ja)
DE (1) DE3061899D1 (ja)
MX (1) MX6298E (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62112434U (ja) * 1986-01-07 1987-07-17

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4329240A (en) * 1979-07-02 1982-05-11 Chevron Research Company Lubricating oil compositions containing dispersant additives
EP0105712B1 (en) * 1982-09-30 1986-12-17 Chevron Research Company Polyether aminoether carbamates and hydrocarbon fuels containing them as deposit control additives
US4778481A (en) * 1983-08-08 1988-10-18 Chevron Research Company Diesel fuel and method for deposit control in compression ignition engines
DE3478696D1 (en) * 1983-08-08 1989-07-20 Chevron Res Diesel fuel and method for deposit control in compression ignition engines
US5312965A (en) * 1987-07-02 1994-05-17 Chevron Research Company Lubricating oil composition containing substantially straight chain alkylphenyl poly(oxypropylene) aminocarbamates
US4933485A (en) * 1987-10-23 1990-06-12 Chevron Research Company Lubricating oil compositions containing very long chain alkylphenyl poly (oxyalkylene) aminocarbamates
US4881945A (en) * 1987-10-23 1989-11-21 Chevron Research Company Fuel compositions containing very long chain alkylphenyl poly(oxyalkylene) aminocarbonates
US5366519A (en) * 1992-12-18 1994-11-22 Chevron Research And Technology Company Fuel additive compositions containing poly(oxyalkylene) hydroxyaromatic esters and poly(oxyalkylene) amines
US5366517A (en) * 1992-12-18 1994-11-22 Chevron Research And Technology Company Fuel additive compositions containing poly(oxyalkylene) hydroxyaromatic ethers and poly(oxyalkylene) amines
US5951723A (en) * 1996-12-30 1999-09-14 Chevron Chemical Company Method to remedy engine intake valve sticking
US6660050B1 (en) 2002-05-23 2003-12-09 Chevron U.S.A. Inc. Method for controlling deposits in the fuel reformer of a fuel cell system
US8465560B1 (en) 2009-02-05 2013-06-18 Butamax Advanced Biofuels Llc Gasoline deposit control additive composition
US8549897B2 (en) 2009-07-24 2013-10-08 Chevron Oronite S.A. System and method for screening liquid compositions
CA2818120C (en) 2010-11-19 2019-05-14 Chevron Oronite Company Llc Method for cleaning deposits from an engine fuel delivery system
US10131859B2 (en) 2011-12-30 2018-11-20 Butamax Advanced Biofuels Llc Corrosion inhibitor compositions for oxygenated gasolines
US20220145199A1 (en) 2020-07-07 2022-05-12 Chevron Oronite Company Llc Fuel additives for mitigating injector nozzle fouling and reducing particulate emissions
US20240026239A1 (en) 2020-09-17 2024-01-25 Chevron Oronite Company Llc Aryloxy alkylamines as fuel additives for reducing injector fouling in direct injection spark ignition gasoline engine
JP2024533830A (ja) 2021-10-06 2024-09-12 シェブロン・オロナイト・カンパニー・エルエルシー 堆積物及び微粒子放出を低減するための燃料添加剤
WO2024206634A1 (en) 2023-03-29 2024-10-03 Chevron Oronite Company Llc Fuel additive compositions and methods for controlling carbon deposits in an internal combustion engines

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2660574A (en) * 1950-08-04 1953-11-24 Celanese Corp Process for the production of polyurethanes
US2842433A (en) * 1956-11-19 1958-07-08 Texas Co Motor fuel composition
US3254056A (en) * 1960-05-23 1966-05-31 Goodyear Tire & Rubber Polyurethane elastomers from a polyether bis-chloroformate and a diamine
US3377322A (en) * 1963-12-30 1968-04-09 Du Pont Thermoplastic polyurethane elastomers suitable for injection molding
US3385833A (en) * 1965-01-08 1968-05-28 Du Pont Process for preparing polyurethanes
US3671511A (en) * 1970-04-23 1972-06-20 Lewis R Honnen Process for preparing polyolefin-substituted amines
US4160648A (en) * 1976-06-21 1979-07-10 Chevron Research Company Fuel compositions containing deposit control additives

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62112434U (ja) * 1986-01-07 1987-07-17

Also Published As

Publication number Publication date
AU533639B2 (en) 1983-12-01
DE3061899D1 (en) 1983-03-17
AU5764280A (en) 1981-02-12
EP0024134A1 (en) 1981-02-25
BR8002646A (pt) 1981-03-31
JPS5626931A (en) 1981-03-16
EP0024134B1 (en) 1983-02-09
US4243798A (en) 1981-01-06
MX6298E (es) 1985-03-18
CA1137105A (en) 1982-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5837329B2 (ja) ポリマ−性カルバメ−トの製造方法
US3671511A (en) Process for preparing polyolefin-substituted amines
EP1274812B1 (en) Method for isolating enriched source of conducting polymers precursors
RU2205857C2 (ru) Удаление нафтеновых кислот из нефтяного сырья и дистиллятов
US20060196812A1 (en) Zone settling aid and method for producing dry diluted bitumen with reduced losses of asphaltenes
RU2208622C2 (ru) Удаление нафтеновых кислот из нефтяного сырья и дистиллятов
US4147638A (en) Sulfonation of crude oils to produce petroleum sulfonates
EP2854994B1 (en) An absorbent composition for the selective absorption of hydrogen sulfide
BRPI0619159A2 (pt) processo para a preparação de diamino difenil metano e poli-(diamino difenil metano), diamino difenil metano e/ou poli-(diamino difenil metano), e, processo para a preparação de metileno difenileno diisocianato e poli-(metileno difenileno diisocianato)
JPS63203650A (ja) トルエンのニトロ化中に得られるジニトロトルエン混合物から硫酸および硝酸を分離する方法
US2834820A (en) Solvent extraction of organic mixtures with mixed glycol ethers as solvents
US3864245A (en) Solvent extraction with increased polar hydrocarbon purity
US3831348A (en) Removal of sulfur compounds from glycolic and alcoholic compounds by solvent extraction
US7772435B2 (en) Method of forming a dry quaternary ammonium salt mixture
EP2854993B1 (en) A method of improving a process for the selective absorption of hydrogen sulfide
EP0037695A1 (en) Methylamines purification process
US2834716A (en) Separation of hydrocarbons
US3144474A (en) Purification process for isocyanates
KR100366981B1 (ko) 다시안산염에스테르의제조방법
CA1166272A (en) Process for removal of hydroxy and/or mercapto- substituted hydrocarbons from coal liquids
US20110112332A1 (en) Process for increasing the coalescence rate for amine-initiated polyethers
US4489209A (en) Separation of amines by preferential aqueous salt extraction
US11946008B2 (en) Compositions and methods for scavenging hydrogen sulfide
CN105189427B (zh) 用于分离醇的方法
EP0778253B1 (en) Method for separating sulfone from a hydrocarbon stream having a concentration of sulfone and producing a dry sulfone product