JPS5836861B2 - 時分割アクセス制御の方法 - Google Patents
時分割アクセス制御の方法Info
- Publication number
- JPS5836861B2 JPS5836861B2 JP7582977A JP7582977A JPS5836861B2 JP S5836861 B2 JPS5836861 B2 JP S5836861B2 JP 7582977 A JP7582977 A JP 7582977A JP 7582977 A JP7582977 A JP 7582977A JP S5836861 B2 JPS5836861 B2 JP S5836861B2
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- Japan
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- time
- burst
- satellite
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B7/00—Radio transmission systems, i.e. using radiation field
- H04B7/14—Relay systems
- H04B7/15—Active relay systems
- H04B7/204—Multiple access
- H04B7/212—Time-division multiple access [TDMA]
- H04B7/2125—Synchronisation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Radio Relay Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は衛星通信装置における時分割アクセス制御の
方法に関するものである。
方法に関するものである。
すなわち、衛星中継局を経由する通信において衛星と地
球局間の距離(または伝播時間)測定用の機器を省き、
単に地球局の空中線の仰角検出信号から簡単に上記の距
離(伝播時間)変化を検出し、自局送出のバーストの送
出時間の制御を可能とするものである。
球局間の距離(または伝播時間)測定用の機器を省き、
単に地球局の空中線の仰角検出信号から簡単に上記の距
離(伝播時間)変化を検出し、自局送出のバーストの送
出時間の制御を可能とするものである。
以下図面によって、従来の方法ならびにその問題点を説
明し、続いてこの発明の方法について詳述する。
明し、続いてこの発明の方法について詳述する。
第1図は、静止衛星と地球との関係を示す略図である。
図中A,B,Cは、それぞれ異った地点における地球局
の位置を示し、Rは静止衛星、Eは地球である。
の位置を示し、Rは静止衛星、Eは地球である。
またα,β,γはそれぞれA,B,Cの地球局から地平
線上に衛星Rを見上げる角度である。
線上に衛星Rを見上げる角度である。
いま、任意の地球局の緯度をφ(0〈φ≦90°)、そ
の経度をθ(0≦θ≦3 6 0’)その地球局から衛
星Rまでの直線距離をLとすれば、近似的に で与えられる。
の経度をθ(0≦θ≦3 6 0’)その地球局から衛
星Rまでの直線距離をLとすれば、近似的に で与えられる。
式(1)でrは地球の半径であり、また空中線の仰角(
第1図において、それぞれα,β,γで表す角)をθA
Zとすれば の関係があり、式(1)と式(2)において未知数はL
とhであり、r,φ,θのデータは既知であるからθA
Z (第1図に示すα,β,γ)を測定することによっ
て、Lの値を約30〜100Ian程度の精度で決定す
ることができる。
第1図において、それぞれα,β,γで表す角)をθA
Zとすれば の関係があり、式(1)と式(2)において未知数はL
とhであり、r,φ,θのデータは既知であるからθA
Z (第1図に示すα,β,γ)を測定することによっ
て、Lの値を約30〜100Ian程度の精度で決定す
ることができる。
第2図は、衛星Rにおける各局のバースト信号とそれぞ
れの地球局のバースト送信時間の関係を示すタイムチャ
ートである。
れの地球局のバースト送信時間の関係を示すタイムチャ
ートである。
一般に時分割アクセスによる通信においては、第2図イ
に示すように、各地球局から、バースト状のデータを送
信し、これを衛星Rの位置において、各局の指定された
時間位置に各局のバーストを正確に入れる様に送信局で
制御する必要がある。
に示すように、各地球局から、バースト状のデータを送
信し、これを衛星Rの位置において、各局の指定された
時間位置に各局のバーストを正確に入れる様に送信局で
制御する必要がある。
イは、衛星におけるバースト信号の位置関係で、図中の
S。
S。
は、基準局のバースト信号の位置、SAはA局よりのバ
ースト信号の位置、SBはB局よりのバースト信号の位
置、ScはC局よりのバースト信号の位置を示す。
ースト信号の位置、SBはB局よりのバースト信号の位
置、ScはC局よりのバースト信号の位置を示す。
口はA局の送信タイミングを示す。以下、八二はそれぞ
れB局、C局の送信タイミングを示す。
れB局、C局の送信タイミングを示す。
口,ハ,二に示すように、A,B,C局のそれぞれの地
球局は、第1図に示すように、それぞれの地球局の位置
により、衛星までの距離l1,l2,l3が異り、これ
に伴い、伝播遅延時間τ1,τ2,τ3が違ってくる。
球局は、第1図に示すように、それぞれの地球局の位置
により、衛星までの距離l1,l2,l3が異り、これ
に伴い、伝播遅延時間τ1,τ2,τ3が違ってくる。
従って、例えば第2図口に示すように、A局の場合、イ
に示すあらかじめ定められた自局のバースト位置.に、
正確にバーストを挿入するためには、衛星までの伝播時
間τ1だけ早い時間に自局のバーストを送信する必要が
ある。
に示すあらかじめ定められた自局のバースト位置.に、
正確にバーストを挿入するためには、衛星までの伝播時
間τ1だけ早い時間に自局のバーストを送信する必要が
ある。
同様にB,C局に関してもそれぞれ各局毎に異なる伝播
時間τ2 ,τ3をあらかじめ見込んで自局バーストを
送信する必要がある。
時間τ2 ,τ3をあらかじめ見込んで自局バーストを
送信する必要がある。
第2図ホは、A局における衛星よりの受信信号の状態を
示す。
示す。
ホに示すように、A局では衛星からの信号は、送信側と
同様伝播時間τ1遅れて受信されることになる。
同様伝播時間τ1遅れて受信されることになる。
従来上記の各局毎に異なる伝播遅延時間は、それぞれの
局で衛星折返しの信号を受信し、基準局のバースト位置
から適当な位置にあらかじめ低いレベルで自局のバース
トを挿入し、その位置を少しずつ移動して自局から衛星
までの伝播遅延時間を割り出す方法を採用していた。
局で衛星折返しの信号を受信し、基準局のバースト位置
から適当な位置にあらかじめ低いレベルで自局のバース
トを挿入し、その位置を少しずつ移動して自局から衛星
までの伝播遅延時間を割り出す方法を採用していた。
この方式では装置が犬がかりになるのに加えて運用中に
、衛星の位置が少しずつ変化するのに伴って、伝播遅延
時間の偏差が静止衛星であっても3〜4 m . se
cの幅があり、そのため常時自分のバースト位置と、伝
播時間を監視する必要があった。
、衛星の位置が少しずつ変化するのに伴って、伝播遅延
時間の偏差が静止衛星であっても3〜4 m . se
cの幅があり、そのため常時自分のバースト位置と、伝
播時間を監視する必要があった。
また各地上局からのバーストの位置が誤差によって衛星
において重なり合うのを避けるため第2図イに示す各バ
ースト信号間のガード時間(τg)を長くする方法を採
用しており、装置が複雑になり、又ガード時間を長くす
ることはひいて伝播情報量を犠牲にする欠点を伴なうも
のであった。
において重なり合うのを避けるため第2図イに示す各バ
ースト信号間のガード時間(τg)を長くする方法を採
用しており、装置が複雑になり、又ガード時間を長くす
ることはひいて伝播情報量を犠牲にする欠点を伴なうも
のであった。
この発明は上述の各種の問題点を解消する目的をもって
開発されたもので、地球局の空中線の仰角の角度により
衛星までの伝播遅延時間を算出し、これにより常時変化
する伝播遅延時間を予測し自局のバースト送信時間位置
を制御しようとする時分割アクセス制御の方式である。
開発されたもので、地球局の空中線の仰角の角度により
衛星までの伝播遅延時間を算出し、これにより常時変化
する伝播遅延時間を予測し自局のバースト送信時間位置
を制御しようとする時分割アクセス制御の方式である。
先に述べたガードタイムτg(第2図参照)は100マ
イクロ秒乃至数ミリ秒に設定することができるので、地
球局の空中線の仰角の角度θAZ(式(2)参照)から
衛星までの直線距離Lを30〜100kIIl程度の精
度で検出できれば、衛星までの伝播遅延時間を所望の精
度で算出することができる。
イクロ秒乃至数ミリ秒に設定することができるので、地
球局の空中線の仰角の角度θAZ(式(2)参照)から
衛星までの直線距離Lを30〜100kIIl程度の精
度で検出できれば、衛星までの伝播遅延時間を所望の精
度で算出することができる。
第3図は各地球局の位置と空中線の仰角との関係を示す
グラフである。
グラフである。
この図で示すように、各地球局の空中線仰角と、衛星ま
での伝播遅延時間との間には、静止衛星を使用するとい
う前提条件では、第3図に示すような一定の関係があり
、またよく知られているように各地球局の空中線は常に
衛星を追尾しているので、空中線仰角の情報から伝播時
間を算出することができる。
での伝播遅延時間との間には、静止衛星を使用するとい
う前提条件では、第3図に示すような一定の関係があり
、またよく知られているように各地球局の空中線は常に
衛星を追尾しているので、空中線仰角の情報から伝播時
間を算出することができる。
第4図は、この発明の一実施例を示す系統図である。
第4図において、1は時分割アクセス方式の受信機、2
は基準局バースト位置を検出するバースト同期カウンタ
、3は衛星までの伝播遅延時間を設定できるカウンタ及
びこれに空中線の仰角情報を伝播遅延時間に変換しあら
かじめ設定された遅延時間と組合せて送信バースト位置
を割り出す制御回路、4は空中線5にとりつけられた仰
角検出情報からデジタル角度信号に変換する角度検出器
で(犬体の地球球局は、4,5の装置を既設している。
は基準局バースト位置を検出するバースト同期カウンタ
、3は衛星までの伝播遅延時間を設定できるカウンタ及
びこれに空中線の仰角情報を伝播遅延時間に変換しあら
かじめ設定された遅延時間と組合せて送信バースト位置
を割り出す制御回路、4は空中線5にとりつけられた仰
角検出情報からデジタル角度信号に変換する角度検出器
で(犬体の地球球局は、4,5の装置を既設している。
)これらによって自局のバースト送信時間位置を自動的
に制御する。
に制御する。
以上の構成により自局送信バースト制御は、基準局バー
スト位置より、あらかじめ定められた遅延時間おくれ時
間を設定してアクセスする様にし、これに加えて空中線
の仰角情報により、遅延時間を補正することによって正
確に指定のバースト位置にアクセスすることが可能とな
る。
スト位置より、あらかじめ定められた遅延時間おくれ時
間を設定してアクセスする様にし、これに加えて空中線
の仰角情報により、遅延時間を補正することによって正
確に指定のバースト位置にアクセスすることが可能とな
る。
また、この発明は上述した実施例のみならず、静止衛星
を使用し、時分割アクセスする通信方式を用いる通信シ
ステムには、すべて適用することができる。
を使用し、時分割アクセスする通信方式を用いる通信シ
ステムには、すべて適用することができる。
以上のように、この発明に係る時分割アクセス制御の方
法によれば、空中線の仰角情報を用いて衛星までの伝播
遅延時間を算出し、正確に自局に割当てられたバースト
位置にアクセスでき、しかも既に各地球局に設置されて
いる空中線角度検出器等の信号を用いるなどの利点もあ
り、バースト送出位置を簡単な装置により制御出来る効
果を有するものである。
法によれば、空中線の仰角情報を用いて衛星までの伝播
遅延時間を算出し、正確に自局に割当てられたバースト
位置にアクセスでき、しかも既に各地球局に設置されて
いる空中線角度検出器等の信号を用いるなどの利点もあ
り、バースト送出位置を簡単な装置により制御出来る効
果を有するものである。
第1図は、静止衛星と地球との関係を示す略図、第2図
は衛星Rにおける各局のバースト信号とそれぞれの地球
局のバースト送信時間の関係を示すタイムチャート、第
3図は各地球局と空中線の仰角との関係を示すグラフ、
第4図はこの発明の一実施例の装置の構成を示すブロッ
ク線図である。 図面において1は時分割アクセス用受信機、2は基準局
バーストを検出するバースト同期カウンタ、3は送信バ
ースト制御回路、4は角度検出器、5は空中線を示す。
は衛星Rにおける各局のバースト信号とそれぞれの地球
局のバースト送信時間の関係を示すタイムチャート、第
3図は各地球局と空中線の仰角との関係を示すグラフ、
第4図はこの発明の一実施例の装置の構成を示すブロッ
ク線図である。 図面において1は時分割アクセス用受信機、2は基準局
バーストを検出するバースト同期カウンタ、3は送信バ
ースト制御回路、4は角度検出器、5は空中線を示す。
Claims (1)
- 1 衛星中継局を経由する時分割通信において、自局の
空中線の仰角情報を利用して上記衛星中継局までの伝播
時間の変化量を算出し、この変化量に対応して自局のバ
ースト送出時間をあらかじめ設定されたアクセス時間か
らシフトすることにより各局間のバースト信号の配列を
決めることを特徴とする時分割アクセス制御の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7582977A JPS5836861B2 (ja) | 1977-06-24 | 1977-06-24 | 時分割アクセス制御の方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7582977A JPS5836861B2 (ja) | 1977-06-24 | 1977-06-24 | 時分割アクセス制御の方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5410613A JPS5410613A (en) | 1979-01-26 |
JPS5836861B2 true JPS5836861B2 (ja) | 1983-08-12 |
Family
ID=13587458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7582977A Expired JPS5836861B2 (ja) | 1977-06-24 | 1977-06-24 | 時分割アクセス制御の方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5836861B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6195369U (ja) * | 1984-11-28 | 1986-06-19 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4279901A (en) * | 1979-12-31 | 1981-07-21 | American Cyanamid Company | Topical ointment |
JP2645030B2 (ja) * | 1987-09-26 | 1997-08-25 | 株式会社東芝 | 時分割多元接続衛星通信システムのバースト同期方式 |
JP2776506B2 (ja) * | 1988-01-14 | 1998-07-16 | 日本電気株式会社 | Tdma衛星通信システム用通信装置 |
-
1977
- 1977-06-24 JP JP7582977A patent/JPS5836861B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6195369U (ja) * | 1984-11-28 | 1986-06-19 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5410613A (en) | 1979-01-26 |
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