JPS5836785Y2 - 複層ガラス - Google Patents
複層ガラスInfo
- Publication number
- JPS5836785Y2 JPS5836785Y2 JP9257778U JP9257778U JPS5836785Y2 JP S5836785 Y2 JPS5836785 Y2 JP S5836785Y2 JP 9257778 U JP9257778 U JP 9257778U JP 9257778 U JP9257778 U JP 9257778U JP S5836785 Y2 JPS5836785 Y2 JP S5836785Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- partition wall
- glass
- wall
- airtight material
- valleys
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Wing Frames And Configurations (AREA)
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、方形に連結される枠と、通常の板ガラス2
枚とで、組立で製作される複層ガラスに関するものであ
る。
枚とで、組立で製作される複層ガラスに関するものであ
る。
断面はぼW字状の枠材を方形に枠組みし、各溝に板ガラ
スを気密材を介して装着してなる複層ガラ又は、例えば
、実開昭49−6336号公報により知られている。
スを気密材を介して装着してなる複層ガラ又は、例えば
、実開昭49−6336号公報により知られている。
しかし、従来品における気密材は棒状をなし、板ガラス
の周端を嵌入する溝を有するものであり、W字状の枠材
の各溝に一つずつ嵌着して用いられている。
の周端を嵌入する溝を有するものであり、W字状の枠材
の各溝に一つずつ嵌着して用いられている。
従って、気密材の枠材への装着が容易でないとともに、
気密材の溝幅は一定であるから、装着しうる板ガラスの
厚さは特定され、周端を気密材の溝に適確に差し込むこ
とが困難である。
気密材の溝幅は一定であるから、装着しうる板ガラスの
厚さは特定され、周端を気密材の溝に適確に差し込むこ
とが困難である。
また、窓の障子に装着して用いる場合、強い風圧を受け
ると、板ガラスの周縁が枠材の鋭利な先端に接触して破
損され易い。
ると、板ガラスの周縁が枠材の鋭利な先端に接触して破
損され易い。
この考案は、上記の点に鑑み、通常の板ガラスと方形の
枠とで簡単に組立製作しうる複層ガラスにおいて、気密
材の装着が容易にでき、多少板厚の異なる板ガラスも装
着でき、しかも、確実な気密性が得られ、板ガラスの破
損も十分に防止される複層ガラスを提供することを目的
とする。
枠とで簡単に組立製作しうる複層ガラスにおいて、気密
材の装着が容易にでき、多少板厚の異なる板ガラスも装
着でき、しかも、確実な気密性が得られ、板ガラスの破
損も十分に防止される複層ガラスを提供することを目的
とする。
次に、図面に基いてこの考案の一実施例について説明す
る。
る。
この考案による複層ガラスは2枚の板ガラスg、、 g
2と、この板ガラスの周辺に沿って方形に連結され、板
ガラスの周縁部を嵌合保持する枠材Aとで構成される。
2と、この板ガラスの周辺に沿って方形に連結され、板
ガラスの周縁部を嵌合保持する枠材Aとで構成される。
枠材Aは断面はぼW字状をなし、同一方向に開口する谷
部1,2を有している。
部1,2を有している。
谷部1,2の中間に存する仕切壁3は谷部の底部に向か
ってそれぞれ外側に傾斜する斜面3a 、3 bを有し
、また、仕切壁3の頂部には、枠材の長手方向に延長し
、かつ、両谷部に張出す気密材4が嵌着されている。
ってそれぞれ外側に傾斜する斜面3a 、3 bを有し
、また、仕切壁3の頂部には、枠材の長手方向に延長し
、かつ、両谷部に張出す気密材4が嵌着されている。
気密材は可撓性及び弾性を有している。
谷部1,2の底部5 a 、5 bは一平面上に存し、
谷部1,2の外壁6,7は前記底部5a、5bを結ふ゛
平面に対して直角をなす。
谷部1,2の外壁6,7は前記底部5a、5bを結ふ゛
平面に対して直角をなす。
そして、外壁6と底部5a、及び外壁7と底部5bにそ
れぞれ断面り字状の気密材8,9が装着されている。
れぞれ断面り字状の気密材8,9が装着されている。
気密材は接着しても、あるいは単に添え当てるだけでも
よい。
よい。
底部5aの外側にはビスホール10を有する突条11か
゛一体に設けられている。
゛一体に設けられている。
このような枠材Aは前記板ガラスg12g2の各辺に対
応する長さに切断して用いられ、各枠材の長手方向端部
は45°の切断面を有し、まず、三辺の枠材A、、A2
.A3をコ字状に配置し、一つの枠材A1から他の枠材
A2のビスホール10にタッピングビス12をねじ込む
ことにより、コ字形に連結して各枠材の二つの谷部もそ
れぞれコ字形に連続させ、板ガラスg、、 g2の三辺
を、それぞれ連続する谷部に嵌合する。
応する長さに切断して用いられ、各枠材の長手方向端部
は45°の切断面を有し、まず、三辺の枠材A、、A2
.A3をコ字状に配置し、一つの枠材A1から他の枠材
A2のビスホール10にタッピングビス12をねじ込む
ことにより、コ字形に連結して各枠材の二つの谷部もそ
れぞれコ字形に連続させ、板ガラスg、、 g2の三辺
を、それぞれ連続する谷部に嵌合する。
その後もう一本の枠材A4を、コ字状の枠材の自由端に
同様にタッピングビスをビスホールにねじ込むことによ
り、枠材を方形に連結するとともに、板ガラスg19g
2の残りの一辺を最後の枠材の各谷部1,2に嵌合する
。
同様にタッピングビスをビスホールにねじ込むことによ
り、枠材を方形に連結するとともに、板ガラスg19g
2の残りの一辺を最後の枠材の各谷部1,2に嵌合する
。
この場合、タッピングビスによる枠材同志の引寄せ、連
結作用とともに、各板ガラスの端縁は仕切壁3の斜面3
a 、3 bに沿って外側に寄せられながら、谷部の
底部に向かって進入する。
結作用とともに、各板ガラスの端縁は仕切壁3の斜面3
a 、3 bに沿って外側に寄せられながら、谷部の
底部に向かって進入する。
従って、板ガラスの周縁部は各谷部の外側の気密材8,
9に押圧密着され、板ガラスg 1. g 2と外壁6
,7の間に高い気密性が得られる。
9に押圧密着され、板ガラスg 1. g 2と外壁6
,7の間に高い気密性が得られる。
また、斜面3 a 、3 bはスペーサとして働き、2
枚の板ガラスg12g2の間に一定の空気層を形成する
。
枚の板ガラスg12g2の間に一定の空気層を形成する
。
さらに、仕切壁3の頂部の谷部に張出す弾性気密材4が
板ガラスg12g2の内側面に密着しているので、仕切
壁と板ガラスの間にも、高い気密性が確保されるととも
に、板ガラスが風圧等を受けたときの緩衝効果が得られ
る。
板ガラスg12g2の内側面に密着しているので、仕切
壁と板ガラスの間にも、高い気密性が確保されるととも
に、板ガラスが風圧等を受けたときの緩衝効果が得られ
る。
上述のようにして構成された複層ガラスは枠材の外周に
、方形に連続する突条を有するので、通常の板ガラス1
枚を用いる障子の框Bのガラス嵌挿溝13に前記突条1
1を通常のビード14を用いて嵌装して、框を方形に連
結することにより、1枚の板ガラスを用いる通常型ガラ
ス障子用框をそのまま使用して、断熱サツシ、防音サツ
シとすることができる。
、方形に連続する突条を有するので、通常の板ガラス1
枚を用いる障子の框Bのガラス嵌挿溝13に前記突条1
1を通常のビード14を用いて嵌装して、框を方形に連
結することにより、1枚の板ガラスを用いる通常型ガラ
ス障子用框をそのまま使用して、断熱サツシ、防音サツ
シとすることができる。
以上のように、この考案による複層ガラスにおいては、
枠材が逆V字状の仕切壁と、その仕切壁の下端から面外
側に延出する底壁と、その底壁から前記仕切壁と同一側
に平行に延び、仕切壁との間に谷部を形成する外壁とを
有しており、この枠材を各枠材の谷部が平行な二つの平
面に沿って連続するように方形に連結して、各谷部に板
ガラスの周縁を嵌合してその周端を前記仕切壁の斜面に
当接させ、各板ガラスの内側面は前記仕切壁の頂部に両
谷部に張出して装着された弾性気密材に、外側面は前記
外壁と底壁の内側面に装着されたL字状の弾性気密材に
それぞれ密着させる構成であるから、各谷部には両弾性
気密材の圧縮及び仕切壁の弾性気密材の撓屈を利用して
多少板厚の異なる板ガラスを装着することもでき、しか
も、仕切壁の斜面によりいずれの板ガラスも外側に寄せ
られて外側の弾性気密材に押圧密着され、かつ、内側の
弾性気密材も復元力により板ガラス内側面に密着するの
で、板ガラスと枠材及び両板ガラスの間に高い気密性が
確保されるとともに、板ガラスが風圧等を受けたときに
確実に緩衝効果が得られ、板ガラスの周縁部の破損が防
止される。
枠材が逆V字状の仕切壁と、その仕切壁の下端から面外
側に延出する底壁と、その底壁から前記仕切壁と同一側
に平行に延び、仕切壁との間に谷部を形成する外壁とを
有しており、この枠材を各枠材の谷部が平行な二つの平
面に沿って連続するように方形に連結して、各谷部に板
ガラスの周縁を嵌合してその周端を前記仕切壁の斜面に
当接させ、各板ガラスの内側面は前記仕切壁の頂部に両
谷部に張出して装着された弾性気密材に、外側面は前記
外壁と底壁の内側面に装着されたL字状の弾性気密材に
それぞれ密着させる構成であるから、各谷部には両弾性
気密材の圧縮及び仕切壁の弾性気密材の撓屈を利用して
多少板厚の異なる板ガラスを装着することもでき、しか
も、仕切壁の斜面によりいずれの板ガラスも外側に寄せ
られて外側の弾性気密材に押圧密着され、かつ、内側の
弾性気密材も復元力により板ガラス内側面に密着するの
で、板ガラスと枠材及び両板ガラスの間に高い気密性が
確保されるとともに、板ガラスが風圧等を受けたときに
確実に緩衝効果が得られ、板ガラスの周縁部の破損が防
止される。
また、仕切壁の斜面はスペーサとして働き、装着された
2枚の板ガラスの間に一定の空気層が形成され、内側の
気密材に過度な圧縮力が加えられることも防止される。
2枚の板ガラスの間に一定の空気層が形成され、内側の
気密材に過度な圧縮力が加えられることも防止される。
さらに、気密材は仕切壁の頂部に、及び外壁と底壁の内
側面にL字状のものを、それぞれ装着されるから、装着
が容易である。
側面にL字状のものを、それぞれ装着されるから、装着
が容易である。
図面はこの考案の一実施例を示すものであり、第1図は
複層ガラスの正面図、第2図は枠材の断面図、第3図は
第1図のIII−III線断面図、第4図は第1図の円
IV部の拡大図である。 gt、g2・・・・・・板ガラス、A、A1−A4・・
・・・・枠材、1゜2・・・・・・谷部、3・・・・・
・仕切壁、3a、3b・・・・・・斜面、4・・・・・
・気密材、6,7・・・・・・外壁、8,9・・・・・
・気密材、10・・・・・・ビスホール、11・・・・
・・突条。
複層ガラスの正面図、第2図は枠材の断面図、第3図は
第1図のIII−III線断面図、第4図は第1図の円
IV部の拡大図である。 gt、g2・・・・・・板ガラス、A、A1−A4・・
・・・・枠材、1゜2・・・・・・谷部、3・・・・・
・仕切壁、3a、3b・・・・・・斜面、4・・・・・
・気密材、6,7・・・・・・外壁、8,9・・・・・
・気密材、10・・・・・・ビスホール、11・・・・
・・突条。
Claims (1)
- 逆V字状の仕切壁と、その仕切壁の下端から面外側に延
出する底壁と、その底壁から前記仕切壁と同一側に平行
に延び、仕切壁との間に谷部を形成する外壁とを有して
、断面はぼW字状をなす枠材を、各枠材の谷部が平行な
二つの平面に沿って連続するように方形に連結するとと
もに、それぞれの谷部に板ガラスの周縁を嵌合してその
周端を前記仕切壁の斜面に当接させ、各板ガラスを前記
仕切壁の頂部に両谷部に張出して装着されかつ仕切壁に
沿って延長する弾性気密材及び前記仕切壁に関して同一
側に存する底壁と外壁の内側面に装着されかつ枠材の長
手方向に延長するL字状の弾性気密材に密着させてなる
複層ガラス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9257778U JPS5836785Y2 (ja) | 1978-07-05 | 1978-07-05 | 複層ガラス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9257778U JPS5836785Y2 (ja) | 1978-07-05 | 1978-07-05 | 複層ガラス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS559374U JPS559374U (ja) | 1980-01-22 |
JPS5836785Y2 true JPS5836785Y2 (ja) | 1983-08-18 |
Family
ID=29022882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9257778U Expired JPS5836785Y2 (ja) | 1978-07-05 | 1978-07-05 | 複層ガラス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5836785Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-07-05 JP JP9257778U patent/JPS5836785Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS559374U (ja) | 1980-01-22 |
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