JPS5836056Y2 - 自動比色装置 - Google Patents

自動比色装置

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Publication number
JPS5836056Y2
JPS5836056Y2 JP1978060469U JP6046978U JPS5836056Y2 JP S5836056 Y2 JPS5836056 Y2 JP S5836056Y2 JP 1978060469 U JP1978060469 U JP 1978060469U JP 6046978 U JP6046978 U JP 6046978U JP S5836056 Y2 JPS5836056 Y2 JP S5836056Y2
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JP
Japan
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tube
square cell
cell
test liquid
test
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Expired
Application number
JP1978060469U
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English (en)
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JPS5410279U (ja
Inventor
忠男 山本
孔司 福田
Original Assignee
オリンパス光学工業株式会社
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Publication date
Application filed by オリンパス光学工業株式会社 filed Critical オリンパス光学工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、角セルを使用し連続して測光を行なう自動比
色装置に関するものである。
従来この種自動比色装置には、フロータイブとディスク
リートタイプとがある。
フロータイブは被検液を透明チューブ内をフローさせる
途中で、試薬を注入混合させ反応した検液を透明チュー
ブを通して比色測光するものである。
一方、ディスクリートタイプは、上端開口部を持つ反応
容器に液吸引ノズルを持つ分注器により被検液を吸引し
て反応容器に移動分注する。
試薬も同様に分注し、この2液を反応させ、その吸光度
を反応容器を通して比色測定するものである。
フロータイブはディスクリートタイプに対して、吸・排
ノズルを持つ分注器を必要としないで、連続して比色測
定できる大きな効果がある点で優れるが、フローセルを
自動比色装置自身に固着する為、機械的振動による誤差
が生じたり、汚染した場合簡単に交換できない等の欠点
があった。
また、フローセル内の光の通る断面の形状は、通常、円
形の場合が多いので、レンズ作用の為、測定光速が発散
され、光路長を正確に求めることが出来ない欠点があっ
た。
本考案の目的は、上述した従来の欠点を除去し連続的に
比色測定出来る様にした自動比色装置を提供せんとする
ものである。
本考案自動比色装置は底部が傾斜した比色測定用の密閉
された角セルと、一端を第1の吸引装置に連結し他端を
前記角セル内の上部付近まで挿入した第1のチューブと
、一端を第2の吸引装置に連結し、他端を密閉された排
液ビンに挿入した第2のチューブと、一端を前記排液ビ
ン内に挿入し。
途中に弁を設け、他端を前記角セル内の底部付近まで挿
入した第3のチューブと、一端を前記角セル内のほぼ中
間位置付近まで挿入し他端を検液中に浸漬する第4のチ
ューブとを具えたことを特徴とするものである。
次に図面を参照して本考案を詳細に説明する。
第1図は本考案自動比色装置の構成の一例を示す線図で
ある。
第1図において、検液1を収容した容器2を設け、この
検液1中に第4のチューブ3の一端を浸漬し得るように
し、他端を角セル4内のほぼ中間位置まで挿入する。
第1のチューブ5を設け、その一端を排気能力の低い第
1の吸引装置を構成するチュービングポンプ6に連結し
、他端を角セル4内の上部付近まで浅く挿入する。
第3のチューブ7を設け、その途中に弁8を設は一端を
排液ビン9内に挿入し、他端を角セル4内の底部付近ま
で深く挿入する。
また、第3チユーブ7の弁8と排液ビン9との間に、第
5チユーフ10の一端を連結する。
この第5チユーブ10に弁11を設け、他端を第1チユ
ービングポンプ6と角セル4との間に連結する。
角セル4には、3本のチューブ3,5.7が挿入されて
おり、これらチューブは栓12にそれぞれ固着され、角
セル4内は栓12により栓されることにより外部気圧と
は無関係に密閉される。
他に、第2のチューブ13を設け、このチューブ13の
一端を排液ビン9内に挿入する。
排液ビン9には栓1Tを設け、排液ビン9内を栓17に
より栓することにより外部気圧と無関係に密閉する。
第2のチューブ13の他端に排気能力の高い第2の吸引
装置を構成するエヤーポンプ14を連結すると共に、第
2のチューブ13の排液ビン9とエヤーポンプ14との
間に排気能力の低い第3の吸引装置を構成するチュービ
ングポンプ15を設けた第6のチューブ16を分岐連結
する。
第2図は角セル4の斜祝図で、図示の如く約20度の傾
斜を底面に形成しである。
次に、本例自動比色装置の作動を説明する。
先ず比重または粘度の低い一般的な検液について説明す
る。
第4のチューブ3の一端を容器2内に収容した検液1中
に浸漬する。
これは第4チユーブ3を固定し、容器2を移動して行な
うか、容器2を固定し第4チユーブ3を移動させて行な
うことができる。
また、弁8及び11は閉じているものとする。先ずチュ
ービングポンプ6を駆動せしめ角セル4内の空気を吸引
し、検液1をチューブ3を介して角セル4内に導入する
この場合角セル4は、栓12により密閉されているので
、チュービングポンプ6の作動のみで検液1を吸引でき
る。
なお、第1、第3、第4チユーブは栓12に固着されて
おり、栓12は角セル4に着脱可能で栓されている。
また排気能力が比較的低いチュービング6によってゆっ
くり吸弓1するので、エヤーポンプによる吸引に比して
検液1を飛散させることが殆どない。
従って角セル4内壁が汚れることも少ないと共に角セル
4内に収容された検液が安定するまでの時間は短い。
検液1を角セル4内に導入後、チュービングポンプ6を
停止し、数秒間経って検液1が安定してから、所定の光
学系(第3図)を用いて測光する。
測光抜弁8及び弁11を閉じたまま、排気能力の高いエ
ヤーポンプ14を数秒間駆動せしめ容積の大きな排液ビ
ン9内の空気を迅速に排気し、その内部を除圧にしてお
く。
次にエヤーポンプ14を停止せしめ、弁8を開きチュー
ビングポンプ15を駆動せしめ、角セル4内の比色測定
し終った検液1を排液ビン9にゆっくり導く。
この場合、第4チユーブ3の一端は大気に開放されてお
り、角セル4内にはこのチューブ3を経て空気が導入さ
れる。
しかし、チュービングポンプ15によって検液をゆっく
り排液ビン9内に移すため、チューブ3から角セル4内
に導入される空気の流入割合も小さいから、角セル4内
の検液が飛び散ることはなく、従って角セル4の内壁が
汚染される惧れはなくなる。
また、角セル4の底部は第2図に示したように傾斜して
いると共に比色測定を終えた検液を排液ビン9に移す第
3のチューブ7は角セル4の最も低い位置まで挿入され
ているから、角セル内の検液をほぼ完全に排出でき、順
次の検液間の汚染は少なくなる。
特殊な検液(比重の大きい液又は粘度の高い液)の場合
には角セル4内壁、チューブ内壁に付着する量が多いた
め、前の検液の残存による汚染が問題となるので、以下
に詳述する操作により新たな検液によって前の検液を洗
い流した後、比色測定する。
先ず第4のチューブ3を検液1中に浅く浸漬し、弁8及
び弁11を閉じ、チュービングポンプ6を駆動せしめて
少量の検液1を角セル4内に吸引せしめる。
これによって、第4チユーブ3の内壁及び角セル4の内
壁に付着している前の検液を新たな検液によって洗い流
す。
次にチュービングポンプ6を停止せしめると共に、エヤ
ーポンプ14を駆動せしめ排液ビン9内を除圧にする。
次にエヤーポンプ14を停止すると共に、チュービング
ポンプ15を駆動せしめ弁8を開き角セル4の底部に残
存している前の検液を洗い流し乍ら、第3チユーブ7を
経由して検液1を排液ビン9内に排出する。
次に、チュービングポンプ15を停止せしめると共に弁
8を閉じる。
以下前述の一般的な検液と同様の比色測定操作を行なう
このようにすれば第4チユーブ3の内壁および角セル4
の底部近くの内壁が洗浄されるが、この部分が最も汚染
され易いから、この洗浄はきわめて有効である。
更に角セル4内を水又は洗浄液で完全に洗浄する場合に
ついて説明する。
第4チユーブ3の一端を洗浄液又は水が収容されている
容器内に浸漬する。
次に弁8を閉じ、弁11を開放してエヤーポンプ14を
堅動する。
その結果、角セル4内のほぼ全体に水又は洗浄液が吸引
され、これにより、角セル4内を洗い流し乍から、排液
ビン9内に排出する。
最後に第4チユーブ3の一端を大気に開放し、弁11を
閉じ、弁8を開き角セル内に残存する洗浄液又は水を排
出する。
このようにして、チューブ内壁、角セル内壁を洗浄効果
の高い洗浄液によって完全に洗浄することができ、順次
の検液間の汚染は全くなくなる。
このような洗浄をした後、前述したところと同様に検液
を角セル内に導いて比色測定をすることができる。
次に、本考案自動比色装置に用いる光学系を第3図を参
照して説明する。
第3図において、光源18から出射した光線19は、凸
レンズ20、干渉フィルター21.スリット22を経て
角セル4の中心に到達する。
角セル内にはチューブ3,5゜7が第3図の如く光線1
9の光路を妨害しない様に設けである。
角セル4内の検液1の中心を通過した光線19はスリッ
ト23、シャッター24を経て、受光セル25に到達す
る。
従って光線19の通路に沿って、フィルター、レンズ、
スリット等が一直線上に配置されている。
次に光学系の変形例を第4図に示す。
第4図において、光源18を設け、該光源18の光路に
沿って2枚の凸レンズから成るレンズ系26を設はスリ
ット27で集光する様にスリット27の位置決めする。
このスリット27から出た光は凸レンズ28及び干渉フ
ィルター29を通る。
ここで2つのスリット30A及び30Bにより、2つの
測光光路が形成され、る。
それぞれの光路には、角セル4A、4B、スリット31
A、31B、シャッター32A、32Bが一直線上に配
置されている。
ここで角セル4A及び4B中の各チューブの配置は、第
3図で示す如く光路を妨害しない様にする。
シャッター32A、32Bをそれぞれ通過した光線は、
凸レンズ33を通過し、再び集光されて散光板34を経
て受光セル25に入射する。
第4図の光学系においては、シャッター31A、31B
を切換えて比色測定を行なうため、光源及び受光セル等
の光学系が一組で二種類の比色測定を効率良く簡単に行
なうことができる。
上述した如く、本考案自動比色装置は、角セル及び排液
ビンを栓により密閉し、これらの内部の気圧を変化させ
ることにより、検液を吸引したり排出したりするため、
連続して比色測定することができる。
角セル内に検液が飛散することが殆どないので、検液相
互間の汚染が防止でき汚染した場合、角セルを簡単に交
換できる。
また角セルの底部を傾斜させることにより、残存する検
液が少なくなるため、良好な比色測定結果が得られる。
本考案自動比色装置は上述した例のみに限られないこと
は勿論である。
例えば上述した例では第2のチューブ13にエヤーポン
プ14と、チュービングポンプ15とを連結したが、こ
れらを1台のポンプとすることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案自動比色装置の構成の一例を示す線図、
第2図は同じく自動比色装置に用いる角セルの斜視図、
第3図は同じく光学系を示す線図、第4図は同じくその
変形例を示す線図である。 1・・・・・・検液、2・・・・・・容器、3,5,7
,10゜13.16・・・・・・チューブ、4・・・・
・・角セル、6゜15・・・・・・チュービングポンプ
、8,11・・・・・・弁、9・・・・・・排液ビン、
12,17・・・・・・栓、14・・・・・・エアーポ
ンプ、18・・・・・・光源、19・・・・・・光線、
20゜28.33・・・・・・凸レンズ、21.29・
・・・・・干渉フィルター、22,23,27,30A
、30B。 31A、31B・・・・・・スリット、24,32A。 32B・・・・・・シャッター 25・・・・・・受光
セル、26・・・・・・レンズ系、34・・・・・・散
光板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底部が傾斜した比色測定用の密閉された角セルと、一端
    を第1の吸引装置に連結し他端を前記角セル内の上部付
    近まで挿入した第1のチューブと、一端を第2の吸引装
    置に連結し、他端を密閉された排液ビンに挿入した第2
    のチューブと、一端を前記排液ビン内に挿入し、途中に
    弁を設け、他端を前記角セル内の底部付近まで挿入した
    第3のチューブと、一端を前記角セル内のほぼ中間位置
    付近まで挿入し他端を検液中に浸漬する第4のチューブ
    とを具えたことを特徴とする自動比色装置。
JP1978060469U 1978-05-04 1978-05-04 自動比色装置 Expired JPS5836056Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978060469U JPS5836056Y2 (ja) 1978-05-04 1978-05-04 自動比色装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978060469U JPS5836056Y2 (ja) 1978-05-04 1978-05-04 自動比色装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5410279U JPS5410279U (ja) 1979-01-23
JPS5836056Y2 true JPS5836056Y2 (ja) 1983-08-13

Family

ID=28961002

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978060469U Expired JPS5836056Y2 (ja) 1978-05-04 1978-05-04 自動比色装置

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JPS5410279U (ja) 1979-01-23

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