JPS5835932B2 - アルミナ押出し粒子の製造法 - Google Patents

アルミナ押出し粒子の製造法

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JPS5835932B2
JPS5835932B2 JP51114353A JP11435376A JPS5835932B2 JP S5835932 B2 JPS5835932 B2 JP S5835932B2 JP 51114353 A JP51114353 A JP 51114353A JP 11435376 A JP11435376 A JP 11435376A JP S5835932 B2 JPS5835932 B2 JP S5835932B2
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alumina
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aluminum
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ジヨン・チヤンドラー・ハイエス
ヒラード・レロイ・クンツ
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  • Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 無水物の形態の酸化アルミニウムおよび各種の水和物の
形態の酸化アルミニウムを包含するアルミナは化学工業
ならびに石油工業の分野で広く使用されている。
炭化水素転化触媒としであるいは炭化水素の転化に触媒
としての活性を有する他の成分の担体あるいは支持体と
して特に有用な多孔質高表面積物質を与えるものとして
アルミナは製造されている。
さらに、アルミナの吸着’F54の点から、乾燥剤とし
であるいはプロセス流れから不鈍物を選択的に除去する
吸着剤としても特に有用である。
アルミナは直径が一般(こ0,15〜0.3 tynの
円筒状粒子の形態で固定床タイプの操作にしばしば使用
されている。
そのような粒子は微細分割アルミナ、つまり粉末アルミ
ナと結合剤および/または潤滑剤とを混合し、次いでこ
の混合物を慣用のポンチおよび金型装置を使ってペレッ
ト)こ圧縮成形することによって代表的に製造されてい
る。
このようにアルミナは平均嵩密度の比較的大きい硬質の
ち密なペレットとして成形される。
さらに安価な変更法では、前記混合物をオリフィスある
いは有孔板から加圧押出を行ない、得られた押出品を所
望長さの粒子に切断する。
本発明はアルミナ押出し粒子の製造法(こ関する。
本発明の目的は、アルミナ押出し粒子の新規製造法、特
に平均嵩密度の比較的小さいアルミナ押出し粒子の製造
法を提供することである。
さらfこ本発明の目的は、結合剤および/または潤滑剤
を別(こ添加することなく、アルミナ押出し粒子を製造
する方法を提供することである。
本発明によれば、微細分割アルミナおよびアルミナヒド
ロシル2〜10重量多の混合物を調製し、次いで該混合
物に十分量の水を添加して11気圧以下で押出し可能な
ドウとし、得られたドウ(生地、dough)を押出加
工し、次いで得られた押出し粒子を乾燥し力焼すること
から成る、アルミナ押出し粒子の製造法が与えられる。
本明細書において、アルミナヒドロシルはアルミニウム
の適宜酸性塩(例:塩化アルミニウム)の加水分解およ
び溶液中の酸アニオン濃度(例:塩素アニオン濃度)の
低下によって調製せれるようなものが包含される。
酸アニオン濃度の低下は、陰極と陽極との間に多孔質の
隔壁を備えた電解槽を使用してアルミニウム塩溶液を電
気分解すること(こよって行なうことができる。
このようにして、陰極室内lこは酸アニオンが欠乏する
ことになり、残った液体中に分散、懸濁したコロイド状
の無機ポリマーが生成してオール化反応が促進される。
例えば、酢酸アルミニウムのような場合には、酸アニオ
ンが十分揮発性のときには、酸アニオン濃度は単に加熱
するだけで低下させ得る。
特(こ適当な方法は、例えば、塩化アルミニウム水溶液
と組合せて中和剤としてアルミニウム金属を使用するこ
とにある。
この例では、中和塩は重合および究極ゾル生成の対象と
なる加水分解可能なアルミニウム塩である。
アルミニウムオキシクロライドヒドロシル、アルミニウ
ムヒドロキシクロライドヒドロシル等のようにいろいろ
称されているアルミニウムクロライドヒドロシルは本発
明の方法に使用する好適アルミナヒドロシルである。
特に好ましいアルミニウムクロライドヒドロシルは、は
ゾ還流温度で・・・通常80〜105℃の温変で塩酸中
アルミニウム金属を温浸(digest)し、次いで約
0.9 : 1〜1.5〜1の比でアルミニウムおよび
塩素アニオンを含むヒドロシルが生成するまで中和剤と
しての反応混合物と過剰量のアルミニウム反応物との接
触を維持する装置を使用してアルミニウムクロライド酸
液のクロライドアニオンmを低下させること(こよって
調製される。
このヒドロシルはアルミニウム約14重量係以下、好ま
しくは8〜14重量多含有するようにするのが好ましい
アルミナヒドロシルに混合するアルミナは、無水のある
いは実質上無水の、あるいは酸化アルミニウム水和物の
形態の酸化アルミニウム等各種酸化アルミニウムのいず
れかであってよい。
したがって、上記のアルミナはベータおよび/またはガ
ソマーアルミナのような活性化アルミナ、あるいはアル
ミナ前駆体(例:アルファーアルミナ七〕永和物・・・
ベーマイト、アルファーアルミナ三水和物・・・ギブサ
イト、および/またはベーターアルミナ三水和物・・・
パイヤライト)であってもよく、それらは引き続いて行
なわれる高温での力焼および実質上全ての水および/ま
たは通常それlこ伴なうヒドロキシル基の除去に際して
アルミナの高表面積活性形態を与える。
アルミナは、予め定めた嵩密度を備えた最終的押出し品
を得るように、嵩密度を基準にして選択してもよいが、
あるいは異なった嵩密度をもったいくつかのアルミナを
、所望嵩密度の押出し品を与える適宜割合でもって配合
してもよい。
本発明の方法は、嵩密度の小さい、つまり約0.5グラ
ム/cc以下の、比較的強度の太きい押出し粒子の製造
に特に適する。
本発明において使用するアルミナは900℃における灼
熱減量が約30%以下、例えば20〜30重量饅の酸化
アルミニウム水和物、あるいはそれらの混合物であるの
が好ましい。
混合物を押出し成形してから、得られた押出し粒子を乾
燥し、力焼する。
乾燥は通常1〜24時間にわたって約200℃までの温
度で行なう。
力焼は好ましくは空気中のような酸化性雰囲気下で35
0〜850℃の温度で行なわれ、2〜4時間かけて行な
うのが適当である。
押出し操作は市販の押出し装置を使って適宜量なわれる
例えば、アルミナ−アルミナヒドロシル混合物は一端に
押出し金型を備えた円筒体を使って連続的に処理して所
望寸法の押出し品を得る。
上記金型は適宜直径の円筒状開口部を多数備えたもので
ある。
混合物は回転スクリューを使って約11気圧以下の圧力
で金型を介して連続的に加圧すると共に回転刃によって
所望長さの粒子に切断する。
本発明はアルミナ押出し粒子それ自体の製造法に関する
ものであるが、この方法は特に白金族金属等の他の触媒
成分を含むアルミナ押出し粒子の製造にも有利に使用さ
れる。
触媒成分、例えば白金、あるいはその適宜前駆体、例え
ば塩化白金酸も、本発明によってアルミナとアルミナヒ
ドロシルとを混合するに先立って含浸法および/または
イオン交換法によってアルミナ出発物質(こ複合化させ
ることができ、得られた混合物を前述のようにして、押
出し、乾燥し、次いで力焼する。
あるいは別法として、触媒成分あるいはその適宜前駆体
は前記粒子を乾燥、力焼する前にあるいはその後のいず
れかの段階で、含浸法および/またはイオン交換法によ
って、押出しアルミナ粒子(こ複合化させることもでき
る。
しかし、触媒成分および特にその前駆体を力焼後のアル
ミナ押出し粒子Gこ添加する場合には、得られる複合体
を必ずさらに力焼することが必要となる。
好ましくは、白金族金属は最終触媒が白金族金属0.1
〜2重量饅を含むような量で使用される。
また、微細分割結晶性アルミノシリケートをアルミナ−
アルミナヒドロシル混合物に添加しても良い。
上記アルミノシリケートを添加する場合、微細分割形態
のアルミナと微細分割結晶性アルミノシリケートとを乾
燥状態で混合する。
好ましくは、結晶性アルミノシリケートの量は乾燥混合
物のQ、5〜20重量悌を占める。
次いで、アルミナヒドロシルを配合し、このアルミナ下
結晶性アルミノシリケート混合物と混合する。
そして適宜量の水を加えて押出し可能なドウとする。
触媒成分、好ましくは白金族金属をアルミナヒドロシル
と共に添加してもよい。
モルデナイトは本発明において使用する好適結晶性アル
ミノシリケートである。
モルデナイトは高度にケイ酸質であって、一般lこSi
O2/Al2O3のモル比が6〜12として特徴づけら
れる。
本発明の押出し粒子は炭化水素転化用触媒として適する
水素化、異性化、水添分解等の反応を促進するのに使用
できる。
そして、オクタン価を改善する改質処理(こ最も良く適
する。
本発明は平均嵩密度の小さい純アルミナ押出し粒子の製
造法を提供する。
アルミナヒドロシルが結合剤として、また潤滑剤として
作用するため、特(こ他の触媒成分が存在する際(こ、
制御された条件下で押出し粒子から焼失させなければな
らない、例えば殿粉、ポリビニルアルコール、ステロテ
ックス等の外部からの結合剤あるいは潤滑剤を使用する
必要がない。
実施例 1 900℃での灼熱減量が23重量俤で平均嵩密度が0.
8グラム/crtlのアルファーアルミナモノ水和物1
30グラムと、900℃での灼熱減量が27重量饅で平
均嵩密度が0.2グラム/c4のアルファーアルミナモ
ノ水和物とを乾燥状態で完全に混合し、次いで混練し、
アルミニウムを希塩酸中で102℃で溶解(di ge
s t )L、て調製したアルミナヒドロシルを配合し
た。
このアルミナヒドロシルは十分量のアルミニウムを温浸
して塩素アニオン含量に対しは’−’1.4:1の重量
比でアルミニウムを含むヒドロシルを得たものであった
十分量の水を加えて均質なペーストとし、得られた混合
物を約8気圧で押出し成形し、オーブンで乾燥して、空
気中で650℃で2時間力焼した。
この乾燥・力焼アルミナ押出し粒子は平均嵩密度が0.
5グラム/Cff1であった。
実施例 ■ 900℃での灼熱減量が27重量悌であるアルファーア
ルミナモノ水和物137グラムと、塩化白金酸(白金1
.25ミリグラb /c c ) 4.2rytlと、
塩化第二錫六水和物1.10グラムと、濃塩酸2.4C
Cと、シュウ酸23.4グラムとを5グラムのアルミナ
ヒドロシルと共(こ混合した。
アルミナヒドロゾルは実施例1の方法によって調製した
十分量のシュウ酸をこの混合物に加えることによって均
質体を得、11気圧で押出し成形して、オーブンで乾燥
し、650℃で空気中で2時間力焼した。
この乾燥・力焼した押出し粒子は平均嵩密度が0.5グ
ラム/cdであった。
実施例 ■ オクタン価の高い改質生成物と液体状の石油ガスを生産
する改質触媒として特に有用な押出し触媒組成物を本発
明の方法によって製造するために、900℃での灼熱減
量が23重量φであって平均嵩密度が約0.8グラム/
c4のアルファーアルミナモノ水和物130グラムと、
900℃での灼熱減量が27重量φであって平均嵩密度
が0.36グラム/crtlのアルファーアルミナモノ
水和物137グラムを完全に混練し、乾燥状態で水素型
のモルデナイト約17グラムと共に混合した。
この混合物の各成分はいずれもそのうちの95条が10
5ミクロンのマイクロシーブを通過するような寸法の微
細分割粒子である。
l 25 ミ+)グラム/ccの白金を含む塩化白金酸
8.4ccおよび塩化アルミニウムヒドロシルlOダラ
ムを次いで混合し、上記アルミナ−モルデナイト混合物
に配合した。
ヒドロシルは実施例1の方法で調製したものである。
十分量の脱イオン水を加え、直径約0.08□□□の多
数の孔を設けた有孔円板から11気圧で押出し可能なド
ウを得た。
乾燥し、次いで空気中ではゾロ50℃で力焼した押出し
粒子は平均嵩密度が0.4〜0.6グラム/cdであっ
た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1(a)微細分割アルミナと、アルミニウムと塩素アニ
    オンとの重量比が0.9:1ないし1.5:1であって
    8〜14重量饅重量用ミニウムを含む塩化アルミニウム
    ヒドロシル2〜10i%との混合物を調製し、次いで該
    混合物に十分量の水を添加して11気圧以下で押出し可
    能なドウとする工程; (b)得られたドウを押出す工程; および、 (C)押出し品を乾燥し、そして力焼する工程;から成
    る、アルミナ押出し粒子の製造法。 2 前記混合物が微細分割結晶性アルミノシリケート、
    好ましくはモルデナイトをさらに含有する、特許請求の
    範囲第1項の製造法。 3 前記結晶性アルミノシリケートが、前記アルミナと
    該結晶性アルミノシリケートとの乾燥混合物の0.5〜
    20重量多を占める、特許請求の範囲第2項の製造法。 4 前記混合部が白金族金属の化合物をざら番と含有す
    る、特許請求の範囲第1〜3項のいずれかの製造法。 5 前記白金族金属の化合物が、白金族金属0.1〜2
    重量φを含む最終触媒製品を与える量だけ存在する、特
    許請求の範囲第4項の製造法。 6 前記アルミナがアルファアルミナ七ノ永和物(ベー
    マイト)あるいはベータアルミナ三水和物(バイヤーラ
    イト)である、特許請求の範囲第1〜5項のいずれかの
    製造法。 T 前記アルミナが900℃での灼熱減量が30重量φ
    以下、好ましくは20〜30重量悌である、特許請求の
    範囲第1〜6項のいずれかの製造法。 8 前記押出製品を酸化性雰囲気下、350〜850℃
    の温度で力焼する、特許請求の範囲第1〜7項のいずれ
    かの製造法。
JP51114353A 1976-09-22 1976-09-22 アルミナ押出し粒子の製造法 Expired JPS5835932B2 (ja)

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FR2633605B1 (fr) * 1988-07-01 1991-07-12 Rhone Poulenc Chimie Procede de preparation d'oxyde de titane et d'articles a base d'oxyde de titane
JP2016037421A (ja) * 2014-08-08 2016-03-22 住友化学株式会社 αアルミナ成形体およびその製造方法

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