JPS5835069Y2 - 組立テント - Google Patents
組立テントInfo
- Publication number
- JPS5835069Y2 JPS5835069Y2 JP53579U JP53579U JPS5835069Y2 JP S5835069 Y2 JPS5835069 Y2 JP S5835069Y2 JP 53579 U JP53579 U JP 53579U JP 53579 U JP53579 U JP 53579U JP S5835069 Y2 JPS5835069 Y2 JP S5835069Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tent
- pipe
- engagement ring
- struts
- adjustment means
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Tents Or Canopies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は簡易型の組立テントの改良に関するものである
。
。
従来の組立テントは、第1図に示すように、屋根骨格1
を4隅の支柱2,2・・・・・・で支持する構造であっ
て、通常は挿込方式でパイプを接続して組立を行う。
を4隅の支柱2,2・・・・・・で支持する構造であっ
て、通常は挿込方式でパイプを接続して組立を行う。
支柱の長さは一般に、1.8m程度に決められ、支柱間
距離は5〜6mあるいはそれ以上のこともあり、とくに
大型テントになると、これら骨組構造の重量はテント地
3も含めると相当なものとなり、しかもジヨイント部分
の嵌合公差の緩みから、組立は非常に困難を伴いかつ危
険でもあった。
距離は5〜6mあるいはそれ以上のこともあり、とくに
大型テントになると、これら骨組構造の重量はテント地
3も含めると相当なものとなり、しかもジヨイント部分
の嵌合公差の緩みから、組立は非常に困難を伴いかつ危
険でもあった。
とくに屋根骨格の組立は、地面に置いた状態で比較的ス
ムーズに行えるのであるが、その後に長い支柱を4隅に
挿込んでいつきに起立させるのはたいへんな労力を伴い
、すくなくとも各支柱を担当する4人の人手を組立に要
していたし、これでも場合によっては起立させるのが難
かしく、組立中にテントが倒れる危険もあった。
ムーズに行えるのであるが、その後に長い支柱を4隅に
挿込んでいつきに起立させるのはたいへんな労力を伴い
、すくなくとも各支柱を担当する4人の人手を組立に要
していたし、これでも場合によっては起立させるのが難
かしく、組立中にテントが倒れる危険もあった。
また、従来のテントは、支柱の長さが一定に決められて
いるため、設置条件によっては屋根が高すぎて他との干
渉により組立が無理となったり、あるいは傾斜地、階段
地などでの仮設ができなかったりの問題もあった。
いるため、設置条件によっては屋根が高すぎて他との干
渉により組立が無理となったり、あるいは傾斜地、階段
地などでの仮設ができなかったりの問題もあった。
本考案はこのような問題を解消するため、支柱の長さを
調整自在にして、組立時の作業性を大幅に改善する一方
で必要に応じて任意の屋根高さにできる組立テントを提
供するものである。
調整自在にして、組立時の作業性を大幅に改善する一方
で必要に応じて任意の屋根高さにできる組立テントを提
供するものである。
以下、本考案の実施例を第2図ないし第5図にもとづい
て説明する。
て説明する。
第2図は全体的は斜視図であり、テント地10 aを張
る屋根骨格10に対して着脱自由に4隅の支柱11.1
1・・・・・・が組立けられる。
る屋根骨格10に対して着脱自由に4隅の支柱11.1
1・・・・・・が組立けられる。
各支柱11は第3図のように、口径の異る2本のパイプ
12と13が伸縮自由に挿入され、かつ任意の位置で両
者を固定する調整手段14が設けられる。
12と13が伸縮自由に挿入され、かつ任意の位置で両
者を固定する調整手段14が設けられる。
パイプ12の先端は屋根骨格10に挿込自由で、パイプ
13の基端には接地用座板15が着脱自由に結合される
。
13の基端には接地用座板15が着脱自由に結合される
。
前記調整手段14は第4図、第5図にも示すように、大
径のパイプ12の端部に固着されるブラケット16と、
このブラケット16に基端を回動自由に支持された2つ
のA、B係合環17,18とから構成される装 ブラケット16は締付環部16 aをパイプ12の周囲
に巻付いてポル)16bで締付けられ、その断面がコ字
状の軸受部16 Cにおいて支持ピン16 eによりA
、B係合環17,18<7)脚部17 aと18 aを
回転自由に支持している。
径のパイプ12の端部に固着されるブラケット16と、
このブラケット16に基端を回動自由に支持された2つ
のA、B係合環17,18とから構成される装 ブラケット16は締付環部16 aをパイプ12の周囲
に巻付いてポル)16bで締付けられ、その断面がコ字
状の軸受部16 Cにおいて支持ピン16 eによりA
、B係合環17,18<7)脚部17 aと18 aを
回転自由に支持している。
A、B係合環17,18はそれぞれパイプ13の外径よ
りも若干直径の大きいガイド穴17b、18bが形成さ
れる。
りも若干直径の大きいガイド穴17b、18bが形成さ
れる。
そして、A係合環17は脚部17 aとブラケット16
との間に介装したスプリング19により、第3図におい
てパイプ13の軸心線に対して直角面よりも上向きにな
るように付勢され、他方のB係合環18は自重により同
じく直角面よりも下向きになるようにそれぞれ傾けられ
る。
との間に介装したスプリング19により、第3図におい
てパイプ13の軸心線に対して直角面よりも上向きにな
るように付勢され、他方のB係合環18は自重により同
じく直角面よりも下向きになるようにそれぞれ傾けられ
る。
なお、B係合環18を下向きにするために、スプリング
で付勢するようにしてもよい。
で付勢するようにしてもよい。
B係合環18の支持ピン16 eに対する軸穴は長溝1
8 Cとして、パイプ13の軸方向と平行方向へのずれ
(A係合環17のスプリング作用力でパイプ12とのガ
タ分だけ変位することがある)に追従できるようにする
。
8 Cとして、パイプ13の軸方向と平行方向へのずれ
(A係合環17のスプリング作用力でパイプ12とのガ
タ分だけ変位することがある)に追従できるようにする
。
次に本考案の作用を含めてさらに詳しく説明する。
この組立テントを組立てるには、まず屋根骨格10を地
面に置き、支柱11を調整手段14(操作手順は後述す
る)によりパイプ13を12に対し最も収縮せさた状態
で、それぞれ4隅に順々に挿込んでいく。
面に置き、支柱11を調整手段14(操作手順は後述す
る)によりパイプ13を12に対し最も収縮せさた状態
で、それぞれ4隅に順々に挿込んでいく。
支柱11の長さは全長のほぼ士になるため、各隅に支柱
11を挿込んで順々に起こしても、それほど不安定には
ならず、−人の作業者でも容易に組立が可能となる。
11を挿込んで順々に起こしても、それほど不安定には
ならず、−人の作業者でも容易に組立が可能となる。
この点、従来のように支柱が長いと、1つの隅に支柱を
挿込んで起立させると、全体に大きく傾きかつパイプが
たわんできわめて不安定となり、次の隅に支柱を挿込ん
で起立させようとすると、せっかく起こしたテントか゛
くずれる危険か゛高い。
挿込んで起立させると、全体に大きく傾きかつパイプが
たわんできわめて不安定となり、次の隅に支柱を挿込ん
で起立させようとすると、せっかく起こしたテントか゛
くずれる危険か゛高い。
しかし本考案では支柱11が約半分の長さのため、1つ
の隅を起こしたときの傾きが小さく、シかも起こす行程
が短かいので操作が安定し瞬時のうちに行えるのである
。
の隅を起こしたときの傾きが小さく、シかも起こす行程
が短かいので操作が安定し瞬時のうちに行えるのである
。
このようにして4隅に支柱11を挿込んで、低位置での
組立が終ったならば、こんどは調整手段14を操作して
安定を失わない程度に少しづつ順々に各支柱11を伸ば
し、このようにして最終的に最伸長位置まで伸ばすと組
立が完了する。
組立が終ったならば、こんどは調整手段14を操作して
安定を失わない程度に少しづつ順々に各支柱11を伸ば
し、このようにして最終的に最伸長位置まで伸ばすと組
立が完了する。
ここで、支柱11を伸ばすには、第3図において、B係
合環18の先端つまみ18dを軽く引き上げたままパイ
プ12を上方に引けば、パイプ13が自重で相対的に下
がるのであり、このときA係合環17はスプリング付勢
力で上向きに保持されているため、パイプ13の降下を
妨げることはない。
合環18の先端つまみ18dを軽く引き上げたままパイ
プ12を上方に引けば、パイプ13が自重で相対的に下
がるのであり、このときA係合環17はスプリング付勢
力で上向きに保持されているため、パイプ13の降下を
妨げることはない。
そして、パイプ12の引き上げを止めればパイプ12を
下方に戻そうとする荷重が働くが、A係合環17がパイ
プ13に喰い込んで支持ピン16 eを中心に時計方向
の回転力を発生し、しかも荷重が増えるほどこの作用力
も増えるため、確実にその位置にパイプ12を停止させ
ることができる。
下方に戻そうとする荷重が働くが、A係合環17がパイ
プ13に喰い込んで支持ピン16 eを中心に時計方向
の回転力を発生し、しかも荷重が増えるほどこの作用力
も増えるため、確実にその位置にパイプ12を停止させ
ることができる。
逆に支柱11を短かくするときは、A係環17の機能を
停止させればよく、そのためには基端つまみ17 Cを
上方に引き上げA係合環17を水平にしてパイプ12を
押下げる。
停止させればよく、そのためには基端つまみ17 Cを
上方に引き上げA係合環17を水平にしてパイプ12を
押下げる。
このとき、B係合環18はすくなくとも水平よりも下向
きに傾いているので、時計方向の回転力を生じようとし
ても、ガイド穴18bとパイプ13とのガタにより喰い
込みが起きないため、パイプ12の下動を阻止できない
。
きに傾いているので、時計方向の回転力を生じようとし
ても、ガイド穴18bとパイプ13とのガタにより喰い
込みが起きないため、パイプ12の下動を阻止できない
。
したがって、A係合環17は縮み方向に対しての係合作
用(阻止作用)をもち、B係合環18は伸び方向に対す
る係合作用を生じるのであり、このことから支柱11を
伸ばすときにはB係合環18は不要であるが、テントを
解体して支柱11を縮め持運びするときなどに、パイプ
ブ13が自由に伸び゛出すのを防ぐのに必要となるので
ある。
用(阻止作用)をもち、B係合環18は伸び方向に対す
る係合作用を生じるのであり、このことから支柱11を
伸ばすときにはB係合環18は不要であるが、テントを
解体して支柱11を縮め持運びするときなどに、パイプ
ブ13が自由に伸び゛出すのを防ぐのに必要となるので
ある。
このようにして本考案では支柱の長さを自由にしかも簡
単に伸縮させられるため、テントの組立てをきわめて安
全かつ迅速に行うことができる。
単に伸縮させられるため、テントの組立てをきわめて安
全かつ迅速に行うことができる。
したがって、大型テントであっても従来に比べて少ない
人手で短時間のうちに組立あるいは解体が可能となる。
人手で短時間のうちに組立あるいは解体が可能となる。
また、各支柱の長さが調整自由なため、傾斜地や階段地
における調整も自在で、テントの設置に場所を選ばず、
さらに屋根高さも必要に応じて調整できるので、多目的
な使用に適応させられる効果もある。
における調整も自在で、テントの設置に場所を選ばず、
さらに屋根高さも必要に応じて調整できるので、多目的
な使用に適応させられる効果もある。
第1図は従来の組立テントの斜視図である。
第2図は本考案の組立テントの斜視図、第3図は長さ調
整手段の正面図、第4図は同じく側面図、第5図は同じ
く平面図である。 10・・・・・・屋根骨格、11・・・・・・支柱、1
2・・・・・・パイプ、13・・・・・・パイプ、14
・・・・・・長さ調整手段、16・・・・・・ブラケッ
ト、16e・・・・・・支持ピン、17・・・・・・A
係合環、17 b・・・・・・ガイド穴、18・・・・
・・B係合環、18b・・・・・・ガイド穴、18C・
・・・・・長溝、19・・・・・・スプリング。
整手段の正面図、第4図は同じく側面図、第5図は同じ
く平面図である。 10・・・・・・屋根骨格、11・・・・・・支柱、1
2・・・・・・パイプ、13・・・・・・パイプ、14
・・・・・・長さ調整手段、16・・・・・・ブラケッ
ト、16e・・・・・・支持ピン、17・・・・・・A
係合環、17 b・・・・・・ガイド穴、18・・・・
・・B係合環、18b・・・・・・ガイド穴、18C・
・・・・・長溝、19・・・・・・スプリング。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 テント地を張る屋根骨格を、すくなくとも4隅で挿込式
の支柱で支持する組立テントにおいて、前記支柱を大径
のパイプと小径のパイプを介して伸縮自在に構成すると
共に、この支柱に長さ調整手段を設け、この長さ調整手
段が、大径のパイプに取付けたブラケットと、小径のパ
イプが挿通されかつブラケットに基端を回動自由に支持
されたA。 B係合環とからなり、A係合環は水平面より上向きにス
プリングで付勢され、B係合環は自重で下向きに付勢さ
れるようになっていることを特徴とする組立テント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53579U JPS5835069Y2 (ja) | 1979-01-05 | 1979-01-05 | 組立テント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53579U JPS5835069Y2 (ja) | 1979-01-05 | 1979-01-05 | 組立テント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55100526U JPS55100526U (ja) | 1980-07-12 |
JPS5835069Y2 true JPS5835069Y2 (ja) | 1983-08-06 |
Family
ID=28801875
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53579U Expired JPS5835069Y2 (ja) | 1979-01-05 | 1979-01-05 | 組立テント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5835069Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-01-05 JP JP53579U patent/JPS5835069Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55100526U (ja) | 1980-07-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0626689Y2 (ja) | 折り畳み式キヤンプル−ム | |
US6089247A (en) | Collapsible frame | |
AU722814B2 (en) | Collapsible shelter | |
KR100379004B1 (ko) | 절첩 텐트프레임 | |
US5487402A (en) | Portable shelter with expandable frame | |
US20050072064A1 (en) | Collapsible gazebo frame with independent canopy support | |
CA2401007A1 (en) | Portable fencing system and components therefor | |
US6899112B2 (en) | Tent structure | |
CA2882541C (en) | Modular hyperbolic trapezoid fabric structure | |
US2804950A (en) | Tv antenna mast | |
JPS5835069Y2 (ja) | 組立テント | |
US20160290002A1 (en) | Shelter deployment handles | |
US5951417A (en) | Cam tensioned volleyball net support system | |
US2988318A (en) | Shore attachment combination | |
US2690186A (en) | Canopy support for cots | |
JP2002081227A (ja) | テント | |
JPH0738555Y2 (ja) | 梁型枠支持フレーム | |
JPS5923169Y2 (ja) | ポ−ル支持具 | |
CN216008023U (zh) | 一种便于安装的单人可操作式帐篷 | |
JPH08447Y2 (ja) | すごもりテント | |
CN220869006U (zh) | 一种防护围栏 | |
JP3249091B2 (ja) | 衝 立 | |
JPH0717267U (ja) | スポーツネット支持用ポスト伸縮構造 | |
JPH07224527A (ja) | 仮設支柱 | |
JPH0656497U (ja) | 農業用3脚型脚立 |