JPS5834721B2 - ロナイカンシヨウノゾキマド - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ボイラ等の火炉内を監視するのぞき窓の構
造に関する。

ボイラ等燃焼炉を有する装置においては、運転状態、炉
内の状態を明瞭に監視するための窓を設″ける必要があ
る。

近時はテレビ等により遠隔監視が実施されているが、こ
れとても熱を直接受けることのないようにするため、適
切な位置に熱しゃ蔽されたのぞき窓を設けてこれに装着
することが望ましい。

ｌた運転者は監視テレビでは判らない火炎の色彩、火炎
のちらつき、等を直接視認することができるのぞき窓を
監視テレビの他に必要としている。

そのためにはのぞき窓のくもることのない構造で、また
不可避の原因により生じたガラスのくもりや、シール用
空気噴射穴の詰りを容易に除きうる構造を有するもので
あることが条件とされる。

従来この種ののぞき窓は、ウオールボックスに溶接固定
され、シールエヤーの噴射穴も窓枠本体に穴明けされて
勢り、耐熱ガラスも枠と一緒にボルトで窓枠に固定され
ているものが多かった。

捷た耐熱ガラスを扉枠に取付けた構造にして、開閉でき
るようにしたものもあったが、シールエヤ′−の流入方
向や空気供給量の不適、またはシールエヤ←噴射穴のり
１りから運転中には開放できず、かつ連続運転により耐
熱ガラスがくもったり亀裂が入っても容易に交換清掃が
できずのぞき窓としての役目をしないものが多かった。

この発明はかかる欠点を除くもので、エヤー噴射穴を有
する内部フレームを設けて、これの取外しにより炉外で
シールエヤー穴の清掃を完全に行うものである。

図面によりその構造の実施例を説明すると、ウオールボ
ックス１は氷壁管２に溶接取付され、その開口にスリー
ブ４がのぞき窓本体３に組込１れた状態で挿入される。

その後にウオールボックス１とのぞき窓本体３とは溶接
される。

スリーブ４の炉外側端部内面にはねじ切りしてあり、こ
のねじ部に内部フレーム５の炉内側の小さい方の径の端
部をねじ込み接続した後、本体３にボルト１２により固
定される。

この炉内側端部５ａには複数個のシールエヤー噴射穴１
６が設けてあり、かつシールエアーカ質出してスリーブ
４の内部を炉内高温ガスから空気遮断するような角度に
しである。

のぞき窓本体３の端面には扉６が蝶番等により取付けて
あり、閉とするときはバンキング７により充分な気密が
得られるようにしである。

この扉６には耐熱ガラス８がガラス押え９とボルト１０
とバンキング１１とにより気密に固定される。

内部フレーム５は押えボルト１２とバッキング１３によ
り気密にのぞき窓本体３に取付けされる。

圧縮空気は空気配管１４から空気室１５に入りついでシ
ールエヤー噴射穴１６からスリーブ４内に噴出する。

またシールエヤー噴射穴１６の清掃には予備の内部フレ
ームを準備するので、迅速な手入れと交換が可能となる
。

要するにこの発明を実施することにより、従来手間がか
かりかつ充分でないシールエヤー噴射穴の清掃が迅速、
容易かつ安全に行うことができ、透明な耐熱ガラスを通
し充分に炉内を監視するとことができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明にかかる炉内監視用のぞき窓の縦断面
図、第２図は内部フレームの第１図Ａ−Ａ線視図である
。 １・・・・・・ウオールボックス、３・・・・・・のぞ
き窓本体、４・・・・・・スリーブ、５・・・・・・内
部フレーム、６・・・・・・扉、８・・・・・耐熱ガラ
ス、９・・・・・・ガラス押工、１４・・・・・・空気
配管、１５・・・・・・空気室、１６・・・・・・シー
ルエヤー噴射穴。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ スリーブ付き窓本体に覗き用ガラス付き扉を着脱可
   能に設は該スリーブ内にシールエアーを供給し炉内を監
   視するのぞき窓において、炉内側端部にシールエアー噴
   射穴を設けた内部フレームを該スリーブの炉外側に着脱
   自由に取付けしたことを特徴とする炉内監視用のぞき窓
   。