JPS5834301Y2 - 風力発電装置 - Google Patents
風力発電装置Info
- Publication number
- JPS5834301Y2 JPS5834301Y2 JP1979047764U JP4776479U JPS5834301Y2 JP S5834301 Y2 JPS5834301 Y2 JP S5834301Y2 JP 1979047764 U JP1979047764 U JP 1979047764U JP 4776479 U JP4776479 U JP 4776479U JP S5834301 Y2 JPS5834301 Y2 JP S5834301Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- generator
- wind
- support shaft
- wind power
- propeller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/70—Wind energy
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は風力発電装置に関し、更に詳しくは強風時にあ
へける過発電による発電機の焼損事故を防止する機構を
備えたプロペラ型風車付発電装置に関する。
へける過発電による発電機の焼損事故を防止する機構を
備えたプロペラ型風車付発電装置に関する。
プロペラ形風車と発電機を組合せた風力発電装置にトい
ては強風時に風車の回転数が上りすぎて発電機が過充電
状態となり焼損することがある。
ては強風時に風車の回転数が上りすぎて発電機が過充電
状態となり焼損することがある。
従来、この問題を解決するために
(1) 発電機とプロペラを支持軸の回りに自由に回
転させてプロペラの受風面を傾斜して受風面積を小さく
する方法 (2)プロペラの風に対する羽根の傾き角度(ピッチ角
)をプロペラの回転による遠心力を利用して自動的に変
化させ風車出力を制限する方法(3)遠心力を利用して
重錘を移動させガバナー(調速機)とする方法 (4)発生電圧又は回転数を検知して危険風速に達する
と電磁ブレーキを作動させる方法 等の方法が提案されているが、(1)の方法は弱風でも
その風力に応じて傾斜してしまうので弱風時の出力も低
下させてしまう。
転させてプロペラの受風面を傾斜して受風面積を小さく
する方法 (2)プロペラの風に対する羽根の傾き角度(ピッチ角
)をプロペラの回転による遠心力を利用して自動的に変
化させ風車出力を制限する方法(3)遠心力を利用して
重錘を移動させガバナー(調速機)とする方法 (4)発生電圧又は回転数を検知して危険風速に達する
と電磁ブレーキを作動させる方法 等の方法が提案されているが、(1)の方法は弱風でも
その風力に応じて傾斜してしまうので弱風時の出力も低
下させてしまう。
又(2)〜(4)の方法は構造が複雑となり故障しやす
く高価であるという欠点がある。
く高価であるという欠点がある。
本考案は叙上のような状況に鑑みてなされたものであっ
て、上記の1の方式の改良に関するものである。
て、上記の1の方式の改良に関するものである。
その目的とするところは成る設定値頃下の風力に対して
は風力に応じた出力を確保するとともに設定値嗅上の風
力に対しては風車を傾斜させて過発電を防止するように
した風力発電装置を提供することにあり、本考案の要旨
は、プロペラ型風車付発電機を該発電機の重心位置の鉛
直上方でブラケットを介して発電機の回転軸と直角方向
の支持軸に回動自在に懸架するとともに、ブラケットに
は支持軸の同心円上にて押バネを備えた球体を出没自在
に設け、支持軸には該球体が嵌合しうる凹みを有する固
定板を支持軸と一体に設けてなる風力発電装置にある。
は風力に応じた出力を確保するとともに設定値嗅上の風
力に対しては風車を傾斜させて過発電を防止するように
した風力発電装置を提供することにあり、本考案の要旨
は、プロペラ型風車付発電機を該発電機の重心位置の鉛
直上方でブラケットを介して発電機の回転軸と直角方向
の支持軸に回動自在に懸架するとともに、ブラケットに
は支持軸の同心円上にて押バネを備えた球体を出没自在
に設け、支持軸には該球体が嵌合しうる凹みを有する固
定板を支持軸と一体に設けてなる風力発電装置にある。
次に図面に示された実施例、を参照しながら本考案を更
に詳細に説明する。
に詳細に説明する。
第1図に訃いて、プロペラ型風車1が直結された発電機
2はブラケット3に取付けられ、ブラケット3は軸受1
3を介して−・ウジング又は支柱4等に固定されている
支持軸5に回動自在に取付られる。
2はブラケット3に取付けられ、ブラケット3は軸受1
3を介して−・ウジング又は支柱4等に固定されている
支持軸5に回動自在に取付られる。
一方、支持軸5と一体に取付けられた固定板6にはブラ
ケット3側に保持された鋼球7の形状に合せて適、当な
形の凹み8を設ける。
ケット3側に保持された鋼球7の形状に合せて適、当な
形の凹み8を設ける。
固定板6は複数[同周いてもよいし、−閘でもよいが少
なくとも1ケの凹みに鋼球1がはまるようにすることが
必要である。
なくとも1ケの凹みに鋼球1がはまるようにすることが
必要である。
又、固定板6の代りにハウジング又は支柱4に凹みを設
けるようにしてもよい。
けるようにしてもよい。
次に、凹み8の装置は発電機の回転軸が水平である姿勢
にトいてブラケット3又は保持筒11の内部に保持され
ている鋼球1の装置と合致するように設ける。
にトいてブラケット3又は保持筒11の内部に保持され
ている鋼球1の装置と合致するように設ける。
そしてこの鋼球7を適当なばね9の力により固定板の凹
み8に押しつけるようにする。
み8に押しつけるようにする。
また、鋼球7の回転を滑らかにするための鋼球7とばね
9の間にばね受け10を介在させてもよく、□球7の代
りに錆びにくい他の金属製球や合成樹脂製の球体を用い
てもよい。
9の間にばね受け10を介在させてもよく、□球7の代
りに錆びにくい他の金属製球や合成樹脂製の球体を用い
てもよい。
次に、本考案による風力発電装置の作動状況を第2図訃
よび第3図に示す図面にもとづき説明すれば、第2図は
平常状態に釦ける発電機の状態を示してトリ、風が強く
なって発電機2を保護せねばならない風速(危険風速)
に達するまでは鋼球が固定板の凹み内に止まって発電機
2の回転軸を水平に保つので発電機の出力は低下するこ
とがない。
よび第3図に示す図面にもとづき説明すれば、第2図は
平常状態に釦ける発電機の状態を示してトリ、風が強く
なって発電機2を保護せねばならない風速(危険風速)
に達するまでは鋼球が固定板の凹み内に止まって発電機
2の回転軸を水平に保つので発電機の出力は低下するこ
とがない。
一方、危険風速に達すると鋼球は固定板の凹みから押し
出されて後退し発電機2は支持軸5を軸として傾斜し始
め第3図に示すように発電機2の重心位置が移動する。
出されて後退し発電機2は支持軸5を軸として傾斜し始
め第3図に示すように発電機2の重心位置が移動する。
従って、プロペラ型風車1の受風面積が小さくなり過発
電状態が防止される。
電状態が防止される。
このときは風の風車を押す力と、系の重心が移動するこ
とによる支持軸5回りのモーメントが釣合う装置で発電
機2は静止する。
とによる支持軸5回りのモーメントが釣合う装置で発電
機2は静止する。
他方、風速がちへとろえたときは、重心の支持軸5回り
のモーメントにより発電機は水平装置まで復帰し鋼球が
再び固定板の凹みにはまってもとの姿勢に戻る。
のモーメントにより発電機は水平装置まで復帰し鋼球が
再び固定板の凹みにはまってもとの姿勢に戻る。
危険風速に釦いて鋼球が凹みからはみ出すようにする調
整はばね力、球の大きさと凹みの深さ、形状等を変える
ことにより簡単に行える。
整はばね力、球の大きさと凹みの深さ、形状等を変える
ことにより簡単に行える。
また、第4図の如く発電機の前後にプロペラを取付け、
前部プロペラは順風を、後部プロペラは逆風を受けて回
転するようにすれば順逆どちらの方向の風に対しても発
電機を作動させることが可能である。
前部プロペラは順風を、後部プロペラは逆風を受けて回
転するようにすれば順逆どちらの方向の風に対しても発
電機を作動させることが可能である。
本考案は叙上のように構成したので、危険風速に達する
までは出力は風速に比例して増加するので効率のよい風
力発電が可能であり、構造が簡単なので調整が容易であ
るばかりでなく、経済性にすぐれ実用土岐するところ大
である。
までは出力は風速に比例して増加するので効率のよい風
力発電が可能であり、構造が簡単なので調整が容易であ
るばかりでなく、経済性にすぐれ実用土岐するところ大
である。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は一部断面
を示すIE面図、第2図及び第3図はそれぞれ平常時及
び強風時の状態を示す一部省略側面図、第4図は他の実
施例を示す一部省略側面図である。 符号の説明、1・・・プロペラ型風車、2・・・発電機
、3・・・ブラケット、4・・・ハウジング又は支柱、
5・・・支持軸、6・・・固定板、7・・・鋼球、8・
・・凹み、9・・・ばね、10・・・ばね受、11・・
・保持筒、12・・・保持筒蓋、13・・・軸受、14
・・・プロペラに作用する風力、15・・・重心、16
・・・後部プロペラ。
を示すIE面図、第2図及び第3図はそれぞれ平常時及
び強風時の状態を示す一部省略側面図、第4図は他の実
施例を示す一部省略側面図である。 符号の説明、1・・・プロペラ型風車、2・・・発電機
、3・・・ブラケット、4・・・ハウジング又は支柱、
5・・・支持軸、6・・・固定板、7・・・鋼球、8・
・・凹み、9・・・ばね、10・・・ばね受、11・・
・保持筒、12・・・保持筒蓋、13・・・軸受、14
・・・プロペラに作用する風力、15・・・重心、16
・・・後部プロペラ。
Claims (1)
- プロペラ型風車付発電機を該発電機の重心位置の鉛直上
方でブラケットを介して発電機の回転軸と直角方向の支
持軸に回動自在に懸架するとともに、ブラケットには支
持軸の同心円上にて押バネを備えた球体を出没自在に設
け、支持軸には該球体が嵌合しうる凹みを有する固定板
を支持軸と一体に設けてなる風力発電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979047764U JPS5834301Y2 (ja) | 1979-04-10 | 1979-04-10 | 風力発電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979047764U JPS5834301Y2 (ja) | 1979-04-10 | 1979-04-10 | 風力発電装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55146876U JPS55146876U (ja) | 1980-10-22 |
JPS5834301Y2 true JPS5834301Y2 (ja) | 1983-08-01 |
Family
ID=28930220
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979047764U Expired JPS5834301Y2 (ja) | 1979-04-10 | 1979-04-10 | 風力発電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5834301Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100391772B1 (ko) * | 2000-12-30 | 2003-07-12 | 전정수 | 발전기 |
-
1979
- 1979-04-10 JP JP1979047764U patent/JPS5834301Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55146876U (ja) | 1980-10-22 |
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