JPS5834177B2 - 耐蝕ライニングが施された圧力容器 - Google Patents
耐蝕ライニングが施された圧力容器Info
- Publication number
- JPS5834177B2 JPS5834177B2 JP13931880A JP13931880A JPS5834177B2 JP S5834177 B2 JPS5834177 B2 JP S5834177B2 JP 13931880 A JP13931880 A JP 13931880A JP 13931880 A JP13931880 A JP 13931880A JP S5834177 B2 JPS5834177 B2 JP S5834177B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lining
- corrosion
- pressure vessel
- resistant lining
- backing metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J3/00—Processes of utilising sub-atmospheric or super-atmospheric pressure to effect chemical or physical change of matter; Apparatus therefor
- B01J3/002—Component parts of these vessels not mentioned in B01J3/004, B01J3/006, B01J3/02 - B01J3/08; Measures taken in conjunction with the process to be carried out, e.g. safety measures
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J19/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
- B01J19/02—Apparatus characterised by being constructed of material selected for its chemically-resistant properties
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J3/00—Processes of utilising sub-atmospheric or super-atmospheric pressure to effect chemical or physical change of matter; Apparatus therefor
- B01J3/04—Pressure vessels, e.g. autoclaves
- B01J3/048—Multiwall, strip or filament wound vessels
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J2219/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
- B01J2219/00049—Controlling or regulating processes
- B01J2219/00245—Avoiding undesirable reactions or side-effects
- B01J2219/00256—Leakage
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J2219/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
- B01J2219/02—Apparatus characterised by their chemically-resistant properties
- B01J2219/0204—Apparatus characterised by their chemically-resistant properties comprising coatings on the surfaces in direct contact with the reactive components
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、尿素合成など高温高圧にて反応を行なわせ、
かつ反応生成物が非常に強い腐蝕性を有する場合に好適
に使用される耐蝕ライニングが施された圧力容器に関す
る。
かつ反応生成物が非常に強い腐蝕性を有する場合に好適
に使用される耐蝕ライニングが施された圧力容器に関す
る。
従来、高温高圧の反応塔として使用されている圧力容器
のうち、特に高圧用として広く使用されている多層圧力
容器としては、第１図に示すようなものが知られている
。
のうち、特に高圧用として広く使用されている多層圧力
容器としては、第１図に示すようなものが知られている
。
第１図において、１は円筒部胴体、２，３は鏡板で、該
胴体１は炭素鋼等の薄板を多層巻した多層部４と、該多
層部４の内外面に接する炭素鋼等製の内筒５および外筒
６と、該内筒５の内面である内容物との接触面に施され
た耐蝕性材料によるライニング７とから構成される。
胴体１は炭素鋼等の薄板を多層巻した多層部４と、該多
層部４の内外面に接する炭素鋼等製の内筒５および外筒
６と、該内筒５の内面である内容物との接触面に施され
た耐蝕性材料によるライニング７とから構成される。
この胴体１の部分断面拡大図を第２図に示す。
第２図において、ライニング７は適当な大きさの板材が
複数枚使用され、同じ耐蝕性材料の裏当金８を介して、
該裏当金８の上で溶接９により連結され、一体とされて
いる。
複数枚使用され、同じ耐蝕性材料の裏当金８を介して、
該裏当金８の上で溶接９により連結され、一体とされて
いる。
上記従来の圧力容器においては、ライニング材料や溶接
棒材料が充分検討され、また優秀な溶接技術者によって
慎重に溶接が行なわれ、更に溶接後のチェックが厳格に
実施されているにも拘らず、しばしば溶接部９およびラ
イニング７の折り曲げ部１１からの洩れが発生するため
、第２図に示すようにライニング溶接部９の近傍に各段
の溶接線毎に検知穴１０を円周方向に１〜３個設け、洩
れを早期に発見する対策が行なわれている。
棒材料が充分検討され、また優秀な溶接技術者によって
慎重に溶接が行なわれ、更に溶接後のチェックが厳格に
実施されているにも拘らず、しばしば溶接部９およびラ
イニング７の折り曲げ部１１からの洩れが発生するため
、第２図に示すようにライニング溶接部９の近傍に各段
の溶接線毎に検知穴１０を円周方向に１〜３個設け、洩
れを早期に発見する対策が行なわれている。
しかしながら、この対策では、万一溶接部９および折り
曲げ部１１から洩れた内容物が、検知穴１０に至るまで
に炭素鋼製の内筒５に接触して該内筒５を腐蝕し、この
腐蝕物が検知穴１０までの通路を閉塞して検知ができな
くなり、このため広範囲の炭素鋼が腐蝕されてしまった
後で洩れが発見され、修理のために多くの日時を要し、
プラント全体の稼動率を低下させ、かつ多額の修理費用
を必要とするという欠点があった。
曲げ部１１から洩れた内容物が、検知穴１０に至るまで
に炭素鋼製の内筒５に接触して該内筒５を腐蝕し、この
腐蝕物が検知穴１０までの通路を閉塞して検知ができな
くなり、このため広範囲の炭素鋼が腐蝕されてしまった
後で洩れが発見され、修理のために多くの日時を要し、
プラント全体の稼動率を低下させ、かつ多額の修理費用
を必要とするという欠点があった。
本発明は、このような欠点を解消するためになされたも
ので、内面に耐蝕ライニングが施され、かつ該ライニン
グの継目溶接部近傍に外面に貫通している検知穴を有す
る圧力容器において、前記継目溶接部に配されている裏
当金が、該裏当金と前記ライニングとの接触面に前記継
目溶接線とほぼ並行な溝と、該溝と前記検知穴との連通
穴を有すると共に、該裏当金部を除いた前記ライニング
部の裏面に該裏当金と同じ厚さの埋板を設けたことを特
徴とする耐蝕ライニングが施された圧力容器に関するも
のである。
ので、内面に耐蝕ライニングが施され、かつ該ライニン
グの継目溶接部近傍に外面に貫通している検知穴を有す
る圧力容器において、前記継目溶接部に配されている裏
当金が、該裏当金と前記ライニングとの接触面に前記継
目溶接線とほぼ並行な溝と、該溝と前記検知穴との連通
穴を有すると共に、該裏当金部を除いた前記ライニング
部の裏面に該裏当金と同じ厚さの埋板を設けたことを特
徴とする耐蝕ライニングが施された圧力容器に関するも
のである。
第３図は本発明圧力容器の一実施態様例を示す図である
。
。
第３図において、第１，２図と同一符号は第１゜２図と
同−機能品を示し、７ 、７’ 、γ′は耐蝕性材料製
のライニングで溶接部９，９′により一体に結合され、
８，８′は該溶接部９２ｇの裏当金でライニング７ 、
７’、 ７”と同様耐蝕性材料が用いられ、帯状をなし
ており、内筒５に溶接されている。
同−機能品を示し、７ 、７’ 、γ′は耐蝕性材料製
のライニングで溶接部９，９′により一体に結合され、
８，８′は該溶接部９２ｇの裏当金でライニング７ 、
７’、 ７”と同様耐蝕性材料が用いられ、帯状をなし
ており、内筒５に溶接されている。
１０．１０．１０’、１０’は同じく耐蝕性材料製の洩
れ検知穴で、図示省略の検知装置に配管で接続される。
れ検知穴で、図示省略の検知装置に配管で接続される。
上記裏当金８．「は、継目溶接線９，９′とほぼ並行に
走る溝１２，１２，１２’、１２’が一本の溶接線を狭
んで上下に２本づつ設けられており、更にこれらの溝１
２ 、１２ 、１２’ 、 １２’と検知穴１０．１０
，１σ、１０′との連通穴１３，１３゜１３’、１３’
が設けられている。
走る溝１２，１２，１２’、１２’が一本の溶接線を狭
んで上下に２本づつ設けられており、更にこれらの溝１
２ 、１２ 、１２’ 、 １２’と検知穴１０．１０
，１σ、１０′との連通穴１３，１３゜１３’、１３’
が設けられている。
また、１４ 、１４’は上記、ライニング７の裏面で上
記裏当金８，８′を除いた面に設けられている埋板で、
裏当金８，８′と同じ厚さの炭素鋼板等が使用され、内
筒５に溶接等により取付けられている。
記裏当金８，８′を除いた面に設けられている埋板で、
裏当金８，８′と同じ厚さの炭素鋼板等が使用され、内
筒５に溶接等により取付けられている。
第４図は第３図に示す容器の内側を展開した状態を示す
図で、ライニングを除いた裏当金８、該裏当金の溝１２
、連通穴１３および埋板１４を示すものであり、該図中
の寸法Ａは内筒５の直径×πである。
図で、ライニングを除いた裏当金８、該裏当金の溝１２
、連通穴１３および埋板１４を示すものであり、該図中
の寸法Ａは内筒５の直径×πである。
第４図からも明らかなように、ライニングは耐蝕性材料
製の板を加工に便利なように適当な大きさ、ここでは内
周方向に３分割、縦方向にも適当に分割した太きさとし
、溶接部９，９′により一体とされている。
製の板を加工に便利なように適当な大きさ、ここでは内
周方向に３分割、縦方向にも適当に分割した太きさとし
、溶接部９，９′により一体とされている。
この溶接部９，９′のところで万一内容物が洩れても、
洩れた内容物は溝１２，１２，１２’、１２’および連
通穴１３，１３，１３’、１３’を通って検知穴１０．
１０’に至り、図示省略の検知装置で検出される。
洩れた内容物は溝１２，１２，１２’、１２’および連
通穴１３，１３，１３’、１３’を通って検知穴１０．
１０’に至り、図示省略の検知装置で検出される。
この間、内容物は炭素鋼製の部分に触れないので、腐蝕
は発生せず、溝１２，１２゜１２’、１２’および連通
穴１３，１３，１３’、１３’が腐蝕物によって閉塞さ
れることはなく、内容物の洩れ検出は確実で、かつ迅速
に行なわれる。
は発生せず、溝１２，１２゜１２’、１２’および連通
穴１３，１３，１３’、１３’が腐蝕物によって閉塞さ
れることはなく、内容物の洩れ検出は確実で、かつ迅速
に行なわれる。
また、埋板１４ 、１４’は、ライニング７．７’。
７“を第２図に示す従来のライニング７のように折り曲
げることをなくす作用をなすもので、これによってライ
ニングの加工費を低減し、ライニング作業を容易にし、
かつライニングと胴体との密着性を向上させ内容物の洩
れ防止にも役立つ等の効果を奏することができる。
げることをなくす作用をなすもので、これによってライ
ニングの加工費を低減し、ライニング作業を容易にし、
かつライニングと胴体との密着性を向上させ内容物の洩
れ防止にも役立つ等の効果を奏することができる。
以上説明したように、本発明圧力容器によれば、万一内
容物の洩れが発生しても、内筒５の腐蝕が進行しない以
前に、これを確実に検知することができるので大事故を
未然に防ぐことができ、また埋板があるのでライニング
を折り曲げる必要がなく、ライニング施工が容易である
と同時に内容物洩れも防屯できる等の利点がある。
容物の洩れが発生しても、内筒５の腐蝕が進行しない以
前に、これを確実に検知することができるので大事故を
未然に防ぐことができ、また埋板があるのでライニング
を折り曲げる必要がなく、ライニング施工が容易である
と同時に内容物洩れも防屯できる等の利点がある。
第１図は従来の耐蝕ライニングが施された圧力容器、第
２図は第１図の部分断面拡大図、第３図は本発明圧力容
器の一実施態様例を示す図、第４図は第３図に示す容器
の内側を展開した状態を示す図である。
２図は第１図の部分断面拡大図、第３図は本発明圧力容
器の一実施態様例を示す図、第４図は第３図に示す容器
の内側を展開した状態を示す図である。
Claims (1)
- １ 内面に耐蝕ライニングが施され、かつ該ライニング
の継目溶接部近傍に外面に貫通している検知穴を有する
圧力容器において、前記継目溶接部に配されている裏当
金が、該裏当金と前記ライニングとの接触面に前記継目
溶接線とほぼ並行な溝と、該溝と前記検知穴との連通穴
を有すると共に、該裏当全部を除いた前記ライニング部
の裏面に該裏当金と同じ厚さの埋板を設けたことを特徴
とする耐蝕ライニングが施された圧力容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13931880A JPS5834177B2 (ja) | 1980-10-07 | 1980-10-07 | 耐蝕ライニングが施された圧力容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13931880A JPS5834177B2 (ja) | 1980-10-07 | 1980-10-07 | 耐蝕ライニングが施された圧力容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5765319A JPS5765319A (en) | 1982-04-20 |
| JPS5834177B2 true JPS5834177B2 (ja) | 1983-07-25 |
Family
ID=15242510
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13931880A Expired JPS5834177B2 (ja) | 1980-10-07 | 1980-10-07 | 耐蝕ライニングが施された圧力容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5834177B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112161056B (zh) * | 2020-09-30 | 2021-12-28 | 重庆水泵厂有限责任公司 | 多层包扎容器及其制备方法、漏点定位与连通性检测方法 |
-
1980
- 1980-10-07 JP JP13931880A patent/JPS5834177B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5765319A (en) | 1982-04-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US2209290A (en) | Noncorrosive vessel | |
| US2631015A (en) | Continuous helical liner for vessels | |
| US3909049A (en) | Welded pipe flange | |
| US4244482A (en) | Multi-layer container | |
| US4446736A (en) | Ultrasonic identification of damage in lined structures | |
| US2222079A (en) | Method of testing vessel liners | |
| JPS5834177B2 (ja) | 耐蝕ライニングが施された圧力容器 | |
| KR890002972B1 (ko) | 클래드 부품을 사용하는 라이닝 방법과 클래드 부품 | |
| US20020129860A1 (en) | Local degraded area repair and restoration component for pressure retaining items | |
| CN201988379U (zh) | 钛钢或锆钢复合板筒体贴条焊缝防泄漏双层保护结构 | |
| JPS5834176B2 (ja) | 耐蝕ライニングが施された圧力容器 | |
| US3565275A (en) | Hydrogen embrittlementproof vessel of layer | |
| JP5031951B2 (ja) | 渦巻形ガスケット | |
| JPS58211620A (ja) | 配管構造 | |
| CN202763303U (zh) | 钛钢或锆钛钢复合板设备衬里密封结构 | |
| KR100509196B1 (ko) | 고급재질(티타늄, 지르코늄)의 화공유체용 탱크의용접선의 라이닝방법 | |
| CN218994643U (zh) | 一种用于钛钢复合板压力容器的双检漏结构 | |
| CN102861998B (zh) | 钛钢或锆钛钢复合板设备衬里密封结构 | |
| CN206904415U (zh) | 一种法兰 | |
| JPS5988634A (ja) | ライニングタンクのリ−ク検出装置 | |
| US3813002A (en) | Welded joint assembly | |
| JPH0531322Y2 (ja) | ||
| KR20000063030A (ko) | 플랜지 누수를 방지하기 위한 장치 및 방법 | |
| JPS6012896B2 (ja) | 多層圧力容器 | |
| CN220729551U (zh) | 一种锆复合板焊缝检漏结构 |