JPS58327B2 - 食品用撹拌装置 - Google Patents

食品用撹拌装置

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JPS58327B2
JPS58327B2 JP2644381A JP2644381A JPS58327B2 JP S58327 B2 JPS58327 B2 JP S58327B2 JP 2644381 A JP2644381 A JP 2644381A JP 2644381 A JP2644381 A JP 2644381A JP S58327 B2 JPS58327 B2 JP S58327B2
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JP
Japan
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scraper
shaft
rotation
stirring device
center
Prior art date
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Expired
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JP2644381A
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English (en)
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JPS57142225A (en
Inventor
財津永三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinagawa Machinery Works Co Ltd
Original Assignee
Shinagawa Machinery Works Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shinagawa Machinery Works Co Ltd filed Critical Shinagawa Machinery Works Co Ltd
Priority to JP2644381A priority Critical patent/JPS58327B2/ja
Publication of JPS57142225A publication Critical patent/JPS57142225A/ja
Publication of JPS58327B2 publication Critical patent/JPS58327B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は食品用攪拌装置、特に粘度の高い食品を攪拌す
るための攪拌装置に関する。
従来の食品用攪拌翼は、一対の羽根で構成されている。
この一対の羽根は攪拌軸に関して互いに対称形に作られ
ているため、比較的長いものとなっている。
被攪拌食品を収容する容器は通常規格品ではあるけれど
も比較的薄手のステンレス鋼板を用いて作られるためそ
の製造時もしくは使用時の一時的もしくは永久的歪みの
発生を回避することができない。
その歪みの故に、攪拌翼が容器内面に密着しつつ摺動す
ることができない。
しかも従来の攪拌翼は比較的長いため、容器にわずかな
歪みがあるだけで、容器内面から浮き上がってしまう。
翼が浮き上がり完全に密着しつつ摺動し得ない箇所には
食品が付着しやすくこの部分が焦げつく。
当初はわずかな焦げつきでも、一旦焦げつきがおこると
次第に焦げつき量が増えていく。
焦げが食品に混入すると食品の品質は著しく低下する。
このような焦げつきをおこさないために、食品の粘度が
ある程度高くなった時点で火力をおとし火力を慎重に調
整するということが行なわれているが、このようなこと
は、結局、熱効率を低下させしかも特殊な熟練と絶え間
ない監視を必要とするものであり経済性、作業性の面で
好ましいことではない。
また、攪拌翼は、これを固定する攪拌軸もしくは翼取付
板にねじ止めされている。
翼と翼固定部とのわずかな間隙を日常の作業において完
全に洗浄もしくは殺菌することを不可能である。
この間隙は細菌特に球菌の巣となり食品汚染の原因とも
なっている。
本発明の目的は、熱効率が良く無駄な熱エネルギーを消
費しない経済性に優れた食品用攪拌装置を提供すること
にある。
本発明の他の目的は、清潔な食品用攪拌装置を提供する
ことにある。
本発明のさらに他の目的は、部品の装脱着が容易で取り
扱いの簡単な食品用攪拌装置を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、所望の食品を迅速に供給す
る作業性に富んだ攪拌装置を提供することにある。
以下に本発明を実施例に基づき図面を参照しつつ詳述す
る。
第1図および第2図に示すように、本発明の攪拌装置1
は、撹拌軸2と撹拌軸用水平回転板21と、攪拌軸下端
部に装着される攪拌翼22と、スクレーパー軸3と、ス
クレーパー動用水平回転板31と、スクレーパー軸下端
部に装着されるスクレーパー32を有する。
撹拌軸用回転板21は攪拌軸の上端部を一体的に固定し
、図外の攪拌軸回転手段を通して、容器10の中心線1
1を回転中心として回転する。
スクレーパー軸周回転板31はZスクレーパー軸3の上
部を連結し図外のスクレーパー軸回転手段を通して容器
10の中心線11を回転中心として回転する。
これら回転板21と31とは同心円上に配置され、両回
転板21,31は互いに反対方向に回転する。
攪拌装置1により攪拌されるべき食品は容器10に収容
される。
上記攪拌軸2は、回転板21の回転中心(容器10の中
心線)11に対し所定角度θだけ変ている。
攪拌軸2の下端部には、第3図aに示すように、この攪
拌軸2と一体成形された攪拌翼補強板221が設けられ
ている。
この補強板221は攪拌軸2の延長部近傍に突起222
を有する。
補強板221は、さらに、その基部の上部端面に止金2
23を有する。
突起222および止金223はいずれもそれぞれ補強板
221に一体的に例えば溶接により設けられている。
この止金223は攪拌翼22の上端面224を嵌合させ
て攪拌翼22を下方に向って係止する。
それゆえ、攪拌翼22が被攪拌食品を介して容器10を
押圧したとき容器10もしくは攪拌翼22の応力により
攪拌翼のはね上がりを押えこむ作用をなす。
攪拌軸2はまた、上部軸23と下部軸24とでなる。
上部軸23の上端は前記回転板21に固定されている。
上部軸23と下部軸24との接合は、下部軸24の上方
部240を上部軸中空洞230に下方開口端231から
内部へ挿入しつつ、下部軸24の係止具241、例えば
止めピン、をこの上部軸開口端231近傍に設けた切欠
溝232、例えば逆り字形形状の溝、に係合させること
により簡単に行なわれ得る。
係止具241は溝232を攪拌軸2の軸方向に遊動する
ことにより撹拌軸下端部の撹拌翼22は容器10内壁の
わずかな歪みに対しても無理なく対応でき容器内壁に終
始密着し摺動し得る。
上記攪拌翼22は、その基部近傍の孔220に上記突起
222を嵌合させつつその上端面224を上記止金22
3にはめこむことにより補強板221の面に整合固定さ
れ得る。
そして容器10の底近傍を押圧しつつ、回転板21の回
転にしたがって撹拌軸2のまわりを自転しかつ回転板回
転中心11のまわりを公転する。
撹拌翼22は、第3図すに示すように、一枚羽根でなる
この羽根は、撹拌軸2に対し軸変位方向により長く伸び
る形に作られている。
この羽根は、ねじ等の他部材を用いることなく補強板2
21に装着されるため、着脱操作が著しく容易である。
そのため、使用後の清浄が完全になされ得、常に清潔な
状態を保ち得る。
上記スクレーパー軸3は、その上部において、スクレー
パー軸周回転板31と回動可能様に係合している。
スクレーパー軸3の下端部には軸3と一体成形されたス
クレーパー補強板331が設けられている。
この補強板331は、前記撹拌翼補強板221と同様に
、スクレーパー軸3の延長線近傍に突起333が溶接な
どの手段により一体的に設けられている。
この補強板331には、さらに前記撹拌翼補強板221
と同様に、止金334が一体的に設けられている。
この補強板334もスクレーパー32の上端部を容器1
0内壁に向かって押圧し、スクレーパー32が食品を介
して容器10を押圧したとき、容器もしくはスクレーパ
ーの応力によるスクレーパーのはね上がりを押え込む作
用をなすものである。
スクレーパー軸3はその上端において下方向にそり返っ
たスクレーパー取付軸33を備えている。
この取付軸33は回転板31の一端にあるスクレーパー
取付軸保持孔310に嵌合されている。
そのため、スクレーパー軸3は取付軸33と保持孔31
0との係合により中心線30を中心として自在に回転し
得る。
この保持孔310の近傍にはストッパー311が設けら
れ、そのストッパー311がスクレーパー取付軸33の
係合突起34を所定位置で係止する。
それゆえ、スクレーパー軸3はその自由な回転を制限さ
れ所定角度の回動に制限されている。
スクレーパー軸の長さは、回転板31の回転軸中心11
1(回転板21の回転中心11)から上記係合部の回動
中心301を経る線300を通る垂直面が回転板31の
回転軸中心111のまわりを回転板31の回転方向に沿
って所定角度α例えば約20°〜約30°回動させたと
きこの垂直面が容器内周壁と交わる位置302にスクレ
ーパー32が位置するよう選択される。
すなわち、第2図において、点301と点302を結ぶ
線分は点301と点303とを結ぶ線分より長い。
したがって、点301と点302との距離に相当する長
さを有するスクレーパー軸がその下端部のスクレーパー
32を容器内壁に摺動させつつB矢印方向に回転して食
品を押しやることにより、スクレーパー32は押しつけ
た食品から反作用を受けB矢印方向と反対方向の応力を
受ける。
点302が容器周辺に沿って点303方向に移行するに
したがい点301からの距離は短くなる。
よって、スクレーパー軸3が食品からの応力により反B
矢印方向に押し戻されようとすればするほどスクレーパ
ー32は容器10内壁に強く押しつけられ密着すること
となる。
スクレーパー32は、前記攪拌翼22と同様に、その基
部近傍の図外の孔に突起333を嵌合させつつその上端
面を止金334にはめこむことによりそのスクレーパー
補強板331の面に整合固定さむる。
スクレーパー32はこのように突起鄭と止金334によ
り補強板331に固定されるがわずかに微動自在に固定
されている。
したがって、上述のように食品によりスクレーパーがそ
の応力でB矢印方向と反対方向に押し返され容器内壁1
0に強く密着することになってもその微動自在性のゆえ
に容器内壁のわずかな歪みに対して高精度で対応できる
その結果容器内壁10に対して理想的なひつかき機能を
発揮し得る。
このようにスクレーパー32は容器10の内側壁に付着
する食品を容器内部へかき落としつつ回転板31の回転
にしたがって回転板回転中心11のまわりを回転する。
このスクレーパーは、一枚羽根でなる。この羽根はスク
レーパー軸3に関しいずれか一方の側により長く延びる
形状に作られている。
この羽根も前記攪拌翼22の羽根と同様に補強板331
に着脱可能様に装着されるため、使用後の清浄が完全に
なされ得、常に清潔な状態を保ち得る。
なお、必要に応じて、攪拌翼22およびスクレーパー3
2のそれぞれの軸2および3の所定位置もしくは補助板
221および331の所定位置に補助羽根をつけること
も攪拌をより効果的にする上で推奨される。
また、食品の粘度によっては、羽根22とスクレーパー
32との両者を兼ね備える必要はなく、それぞれ単独で
十分な攪拌機能を有することは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の攪拌装置の一実施例を示す部分断面正
面図、第2図はその平面図、第3図aは攪拌翼補助板、
第3図すは攪拌翼の一実施例を示す拡大図である。 2;撹拌軸、3;スクレーパー軸、22;攪拌翼、32
;スクレーパー、21;撹拌軸用回転板、31;スクレ
ーパー軸片回転板、221,331;補助板、222,
333;突起、223゜334;止金。 (4)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1(1)スクレーパー軸と、該軸の上部を連結し被攪拌
    食品収容器の中心線を回転中心としてスクレーパー軸回
    転手段を通して回転するスクレーパー軸用水平回転板と
    、該スクレーパー軸の下端部に装着されるスクレーパー
    と、を有し、(2)該スクレーパー軸はその上部におい
    て該回転板と回動可能様に係合し、該軸の下端部には該
    軸と一体成形された補強板が設けられ、該補強板は突起
    と止金とをそれぞれ一体的に備え、(3)該スクレーパ
    ー軸の長さは、該回転板の回転軸中心から該係合部の回
    動中心を経る線を通る垂直面が該回転板の回転軸中心の
    まわりに該回転板の回転方向に沿って所定角度回動させ
    たとき該垂直面が容器内周壁と交わる位置に該スクレー
    パーが位置するよう選択され、 (4)該スクレーパーは、その基部近傍の孔に該突起を
    嵌合させつつその上端面を該止金にはめこむことにより
    該補強板面に整合固定され、容器の内側壁に付着する食
    品を容器内部へかき落としつつ該回転板の回転にしたが
    って該回転板の回転中心のまわりを回転する、よう構成
    した食品用攪拌装置。 2 前記スクレーパー軸はその上端において下方にそり
    返ったスクレーパー取付軸を備え、該取付軸が前記回転
    板の所定位置にあるスクレーパー取付軸保持孔に嵌合さ
    れてなる前記特許請求の範囲第1項に記載の攪拌装置。 3 前記保持孔近傍にはストッパーが設けられ、該スト
    ッパーが前記スクレーパー取付軸に設けた係合突起を所
    定位置で係止することにより該スクレーパー軸の自由な
    回動を制限するよう構成した前記特許請求の範囲第2項
    に記載の攪拌装置。 4 前記スクレーパーは一枚羽根でなり、該羽根は前記
    スクレーパー軸に関しいずれか一方の側により長くのび
    る形状に形成されてなる前記特許請求の範囲第1項に記
    載の攪拌装置。 5 前記角度が約20°から約30°である前記特許請
    求の範囲第1項に記載の攪拌装置。
JP2644381A 1981-02-25 1981-02-25 食品用撹拌装置 Expired JPS58327B2 (ja)

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JP2644381A JPS58327B2 (ja) 1981-02-25 1981-02-25 食品用撹拌装置

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JP2644381A JPS58327B2 (ja) 1981-02-25 1981-02-25 食品用撹拌装置

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Publication Number Publication Date
JPS57142225A JPS57142225A (en) 1982-09-02
JPS58327B2 true JPS58327B2 (ja) 1983-01-06

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ID=12193644

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JP2644381A Expired JPS58327B2 (ja) 1981-02-25 1981-02-25 食品用撹拌装置

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JP (1) JPS58327B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH037867Y2 (ja) * 1983-07-22 1991-02-27

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH037867Y2 (ja) * 1983-07-22 1991-02-27

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JPS57142225A (en) 1982-09-02

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