JPS5832205B2 - 高炉のガス捕集装置 - Google Patents

高炉のガス捕集装置

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JPS5832205B2
JPS5832205B2 JP195976A JP195976A JPS5832205B2 JP S5832205 B2 JPS5832205 B2 JP S5832205B2 JP 195976 A JP195976 A JP 195976A JP 195976 A JP195976 A JP 195976A JP S5832205 B2 JPS5832205 B2 JP S5832205B2
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JP
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gas
gas collection
pipe
furnace
collection
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JP195976A
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正純 阿部
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IHI Corp
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IHI Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高炉の炉頂部で発生したガスを捕集するガス捕
集装置に関するものである。
従来の高炉のガス捕集装置は、第1図及び第2図に示す
如く、高炉炉体101の炉頂部に配置した全周4本のガ
ス捕集管102に4本の上昇管103を夫々伸縮管10
4を介し連結して炉体101の上方向への熱膨張を伸縮
管104で吸収させるようにし、又上記上昇管103の
上端を二又管105、二又管106に連絡して下降管1
07に連絡し、炉頂部で発生したガスを第3図に示す矢
印の如くガス捕集管102より上昇管103へ導き更に
二又管105、二又管106を経て下降管107に送り
、除塵器108で除塵するようにしてあり、更に炉頂モ
カの急激な子方上昇時に備えて上昇管103の上部の二
又管105、二又管106に荒ガス管109,110,
111の下端を連絡し、又半清浄ガス管112を設け、
これら各管の上端に取り付けた弁109’ 、 110
’、111’。
112′をワイヤロープ113,114,115゜11
6で開閉作動させてガス放散を行うようにしであると共
に、上記各弁109’、110’、111’。
112′の交換や点検のためのホイスト用ビーム117
、架構118、デツキ119を高所に設置し、該デツキ
119に作業者が上がれるよう階段120が設けられて
いる。
尚図中121は炉頂装入装置、122は炉頂部、123
、124は犬、小ベル125,126の開閉操作用の
レバー、127はレバー123 、124の作動用油圧
シリンダ、128はベンチュリースクラバー、129は
セプタム弁、130はガスホルダーである。
しかし上記構成とした従来のガス捕集装置では、(イ)
上昇管103を用いていることにより全体の高さが非常
に高くなり、下降管107の上端部までの高さは現状3
000m級高炉で80〜90mにも達し、これによりメ
ンテナンス場所が高くなる。
(ロ)又上記(イ)により設置クレーンの位置も高くな
り、設置作業が大変である。
←→ 4本の上昇管の反力を4点で受けるため集中荷重
となる。
に)下降管も長くなり、60〜70mにも達する。
(羽 上昇管、下降管の設備重量が犬である。
(へ)炉頂部ガスを捕集するのにガス捕集管102が4
本であるため、ガス捕集管102の付近は風速が犬とな
り、その他のところはガスがこもる状態となり、風速が
一定しない。
(ト)上昇管、下降管方式の場合、公害上の問題から高
炉休風時のガス抜き時にブリーダーを開放することが近
年困難になって来ているため、上昇管の下方の伸縮管1
04付近から上昇管103内の高炉ガスをブロアーで吸
引している。
そのため置換時間が多くかかる。
等の欠点がある。
本発明は、上述の如き欠点を解消することを目的として
なしたもので、小径とした多数のガス捕集管を炉頂部に
配夕1ル、炉頂部外側にほぼ水平に設置したガス捕集環
状管に上記多数のガス捕集管を接続してガス捕集環状管
と炉頂部を連通せしめ、且つ上記ガス捕集環状管に、炉
頂ガスを排出するための捕集本管を接続したことを特徴
とし、更に上記ガス捕集環状管上に炉頂部を兼ねてブリ
ーダー管を接続したことを特徴とするものである。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第4図乃至第6図に示す如く、高炉炉体1の頂部外側に
ガス捕集環状管2を水平状態に位置せしめて櫓3に固定
せる受台4上に設置し、該ガス捕集環状管2の下部には
、途中に炉体1の坤びを吸収させるためのエキスパンシ
ョン6を備えた小径のガス捕集管5を、従来方式の4本
のガス捕集管102と同一面積をもつものとするよう多
数等ピツチ又は不等ピッチで取り付けると共に、上記各
ガス捕集管5の他端(下端)を夫々ガス捕集マンテル7
に固定して上記ガス捕集環状管2と炉頂部8とを多数の
ガス捕集管5を介し連絡し、且つ上記ガス捕集環状管2
の上部適宜個所に、途中に熱膨張吸収用のエキスパンシ
ョン10を備え且つ一端を除塵器11に連絡した捕集本
管9を水平又は水平に近い状態にしてその他端を接続し
、ガス捕集環状管2内のガスが捕集本管9を通り除塵器
11に入るようにする。
又上記ガス捕集環状管2の上部には、最頂部にブリーダ
ー弁13を備えた4本のブリーダー管12を立て、各ブ
リーダー管12には図示の如くデツキ14,15.16
を設けて各ブリーダー管12を相互に連結してブリーダ
ー管12を炉頂部としての機能ももたせるようにし、且
つ上記各ブリーダー管12の頂部に、ブリーダー弁13
の点検用デツキ17及びホイストビーム18を主体とす
る架構19を設けた。
尚20は炉頂装入装置、21はムーバブルアーマ、22
はムーバブルアーマ21の取出口、23はダスト、24
はパージノズル、25は原料送入コンベヤ、26はベン
チュリースクラバー、27はセプタム弁、28はガスホ
ルダー、29はブリーダー管12の1本に半清浄ガスを
導くための半清浄ガス管である。
上記構成であるから、炉頂部8に発生したガスは、小径
とした多数のガス捕集管5を通りガス捕集環状管2内に
導かれる。
この際、ガス捕集管5は数十本が炉頂部8に配夕1ルで
あるので、従来の4本の場合に比して風速変化を起すこ
とが極めて少なく、これにより炉頂サンプリングの精度
がよくなって炉頂サンプリング装置の設置場所がどこで
もよく又装置が1台で済むと共に、風速が平均化するこ
とから風速がダウンしてサウジングが揺れず、又風量を
コントロールできて炉内操業の安定化を図ることができ
、更にムーバブルアーマ21の取出口22のスペースを
とり易くすることができる。
ガス捕集環状管2内に導かれたガスは、第6図の矢印の
如く捕集本管9を通り除塵器11に送られるが、捕集本
管9が水平又は水平に近いため、ガス中のダスト23が
図示の如く堆積することが考えられる。
この場合にはパージノズル24より高圧高炉ガス又はN
2ガス等を定期的に噴出することによりダスト23を吹
き飛ばすことができる。
一方炉頂圧力の急激な上昇時には、ブリーダー弁13を
開け、炉頂部の代用としたブリーダー管12を通して荒
ガスを放散させると共に半清浄ガスを放散させる。
本発明においては、従来方式における如き上昇管、下降
管を用いないことから、従来の下降管上端までの高さを
ガス捕集環状管2の位置まで下げることができ、ガス捕
集環状管2の設置位置までの高さは40〜50mにでき
るので、おおよそ40〜50mも低くできる。
これに伴ないメンテナンス場所も低くなるのでメンテナ
ンス機器の揚重様関係を小型化することができると共に
、クレーンの設置も低位置で可能で設置作業を大幅に減
少できる。
又ガス捕集環状管2がほぼ水平設置であるから、高炉休
風時にガス抜きを行う場合でも従来方式の上昇管の如き
管内のガスの吸込みがないため置換時間を短縮すること
ができると共に捕集本管9の長さも短かくでき、従来方
式の下降管が60〜70mもあるのに本発明では20〜
30扉で済む。
しかもガス捕集環状管2の全周を受台4で受けるので集
中荷重とならず、支持梁を小さくできる。
尚本発明は上記実施例にのみ限定されるものではなく、
例えば多数のガス捕集管5の途中にバタフライ弁30、
その他流通ガス量コントロール装置を配置してガス流量
を制御すること、ガス捕集環状管2の上部に捕集本管9
を接続することなく、第4図に仮想線で示す如く横に接
続してもよいこと、又本発明のガス捕集装置は図示の如
きベルを備えた炉頂装入装置以外にベルレス式の炉頂装
入装置を用いる炉頂にも適用できること、等は勿論であ
る。
以上述べた如く本発明のガス捕集装置によれば、(1)
炉頂装入装置が大型化(高層化)してもこれには無関係
にガス捕集管を設置できる。
(11)ガス捕集管が環状式であるため全体の高さを低
くでき、超高層揚重機が不要となり、これにより超高所
作業がなくなり、揚重機の吊り上げ能力をアップできる
と共に据付け(吊り込み)ブロックが大きくできる。
曲)従来の上昇管、下降管方式に比べて休風時のガス置
換が容易となり、N2ガス又はスチーム量が少なくてよ
い。
6V) ガスを除塵器等を通して排出させるための捕
集本管が短かくなり、熱反力が小さく又環状式ガス捕集
管と合わせた重量も軽くなり櫓を軽量化できる。
(V) 多数の小径のガス捕集管を炉頂部に配列して
いるので、風速が均等化して炉内ガスサンプリングの精
度が向上すると共にサンプリング装置を任意の位置に設
置でき、又ガスの任意分配ができて送風量が不均一とな
った場合でも安定操業ができる。
(VD ブリーダー管を炉頂部の代用としたので、炉
頂部を別個に設ける必要がない。
等の優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のガス捕集装置の全体図、第2図は第1図
のA□A矢視図、第3図はガスの流れを示す説明図、第
4図は本発明のガス補集装置の全体図、第5図は第4図
のB−B矢視図、第6図は本発明のガス捕集装置の場合
のガス流れを示す説明図である。 1・・・・・・高炉炉体、2・・・・・・ガス捕集環状
管、5・・・・・・ガス捕集管、8・・・・・・炉頂部
、9・・・・・・捕集本管、11・・・・・・除塵器、
12・・・・・・ブリーダー管、13・・・・・・ブリ
ーダー弁、14,15.16・・・・・・デツキ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 小径とした多数のガス捕集管を炉頂部に配列し、炉
    頂部外側にほぼ水平に設置したガス捕集環状管に上記多
    数のガス捕集管を接続してガス補集環状管と炉頂部を連
    通せしめ、且つ上記ガス捕集環状管に、炉内ガスを排出
    するための補集本管を接続したことを特徴とする高炉の
    ガス捕集装置。 2 小径とした多数ガス捕集管を炉頂部に配列し、炉頂
    部外側にほぼ水平に設置したガス捕集環状管に上記多数
    のガス捕集管を接続してガス捕集環状管と炉頂部を連通
    せしめると共に、上記ガス捕集環状管に、炉頂ガスを排
    出するための捕集本管を接続し、且つ上記ガス捕集環状
    管上に炉頂部を兼ねてブリーダー管を接続したことを特
    徴とする高炉のガス捕集装置。
JP195976A 1976-01-09 1976-01-09 高炉のガス捕集装置 Expired JPS5832205B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP195976A JPS5832205B2 (ja) 1976-01-09 1976-01-09 高炉のガス捕集装置

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JP195976A JPS5832205B2 (ja) 1976-01-09 1976-01-09 高炉のガス捕集装置

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Publication Number Publication Date
JPS5285904A JPS5285904A (en) 1977-07-16
JPS5832205B2 true JPS5832205B2 (ja) 1983-07-12

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ID=11516119

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JP195976A Expired JPS5832205B2 (ja) 1976-01-09 1976-01-09 高炉のガス捕集装置

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ES2346796T3 (es) * 2006-12-11 2010-10-20 Mines And Metals Engineering Gmbh (M.M.E.) Horno alto.

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JPS5285904A (en) 1977-07-16

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