JPS5831613B2 - サ−ボ機構 - Google Patents

サ−ボ機構

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JPS5831613B2
JPS5831613B2 JP9928577A JP9928577A JPS5831613B2 JP S5831613 B2 JPS5831613 B2 JP S5831613B2 JP 9928577 A JP9928577 A JP 9928577A JP 9928577 A JP9928577 A JP 9928577A JP S5831613 B2 JPS5831613 B2 JP S5831613B2
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JP
Japan
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movable body
servo
magnetic path
signal
servo mechanism
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Expired
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JP9928577A
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JPS5433979A (en
Inventor
勝見 高橋
芳克 酒井
栄寿 松本
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Works Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、サーボ機構に関するものであって、詳しくは
、サーボモータとしてリニアモータを用いるとともにサ
ーボモータへの帰還要素としてリニアモータの移動子と
一体化された可動体による交番磁束の偏向量に基づいて
可動体の変化を検出するように構成された変位変換器を
用いたサーボ機構に関するものであり、小形・軽量で、
機構部品が少なく、動力伝達機構や直線化機構が不要で
長寿命を有するサーボ機構を提供するものである。
以下、図面を用いて、本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す構成説明図であって
、10はサーボアンプ、20はリニアサーボモータ、3
0は変位変換器、40は整流回路である。
サーボアンプ10は、差動アンプ11と駆動アンプ12
とで構成されていて、入力信号Eiと整流回路40から
出力される帰還信号Efとの偏差を増幅し、リニアサー
ボモータ20に加えている。
リニアサーボモータ20は、閉磁路を形成する矩形の磁
路体Y1磁路体Yの各短辺S1.S2と一方の長辺L1
との間に挾持された永久磁石M1.M。
他方の長辺L2に移動自在に嵌装された移動子21等で
構成されたものである。
なお、移動子21には、サーボアンプ10の出力信号を
加えるための入力巻線22が巻回されていて、さらに、
必要に応じてたとえば指針23が取り付けられる。
このような構成において、永久磁石M12M2は、磁路
体Yの長辺L2から長辺L1の方向に固定磁界を発生す
る。
移動子21は、巻線22に加えられるサーボアンプ10
の出力信号の大きさlこ応じて、磁路体Ylこ発生する
固定磁界と直交するように移動する。
変位変換器30は、固定コア31.固定コア311こ巻
回された励磁コイル32、励磁コイル32に振幅が一定
の交流信号を加えるための交流電源33、励磁コイル3
2と直交する方向に固定コア31に均一に巻回された検
出コイル34、固定コア31の表面近傍に移動自在に配
置された可動体35等で構成されたものである。
この変位変換器30は、リニアサーボモータ20と共通
の磁路体Yにより構成されている。
すなわち、固定コア31は長辺L2に対向するようにし
て長辺L1の表面に配置されている。
可動体35は、リニアサーボモータ20の移動子と結合
されて一体化されている。
可動体35としては、高透磁率を有するフェライト等の
コアあるいは高導電率を有するアルミニウム、銅、黄銅
等の非磁性部材を用いる。
なお、固定コア31は、磁路体Yの長辺L1 と一体形
成することもできる。
このように構成された変位変換器30は、次のように動
作する。
励磁コイル32に振幅が一定の交流信号が交流電源33
から印加されることにより、固定コア31の表面にはこ
の表面に対して垂直方向の一様な交番磁束が発生する。
この交番磁束は、固定コア31の表面近傍に配置された
可動体35により偏向される。
すなわち、可動体35として高透磁率のコアを用いた場
合には、交番磁束は磁気抵抗の低い可動体35に集束さ
れ、偏向される。
また、可動体35として高導電率を有する部材を用いた
場合には、可動体35に渦電流が発生して磁気抵抗が大
きくなるので、交番磁束は可動体35から離散するよう
にして偏向される。
励磁コイル32と直交する方向に巻回された検出コイル
34は、偏向された交番磁束のベクトル成分のうち、可
動体35の移動方向に平行な成分、すなわち、固定コア
31の表面と平行な磁束成分を検出する。
これにより、検出コイル34から、可動体35の移動量
に対応した信号が出力されることになる。
なお、本実施例における検出コイル34の出力は、可動
体35が固定コア31の中央に位置した状態を零として
位相が反転した左右対称形の■字形特性となる。
整流回路40は、変位変換器30の検出コイル34の出
力信号をたとえば同期整流して、サーボアンプ10に帰
還信号Efとして加える。
このように構成されたサーボ機構の動作lこついて説明
する。
サーボアンプ10の一方の入力端子に加えられている入
力電圧E1が士いずれかの方向lこ変化したとすると、
その極性に対応して、リニアサーボモータ20の移動子
21は左右いずれかの方向に所定量変位する。
ここで、リニアサーボモータ20の移動子21と変位変
換器30の可動体35は結合され一体化されているので
、移動子21の変位に応じて可動体35も移動する。
これにより、変位変換器30の検出コイル34からは、
可動体35の移動量に対応した信号、すなわち、移動子
21の変位に対応した信号が出力される。
この検出コイル34の出力は、整流回路40で整流され
て サーボアンプ10の他方の入力端子に帰還電圧Ef
として加えられる。
サーボアンプ10のゲインは充分大きいので、入力電圧
E1と帰還電圧Efとが等しくなった状態で安定するこ
とになる。
なお、帰還電圧Ef、すなわち、検出コイル34の出力
信号は、前述のように移動子21の変位量および可動体
35の移動量に対応したものであるので、移動子21の
変位量は入力電圧Eiに対応したものとなる。
ここで、可動体35として高透磁率を有するコアを用い
ることにより、交番磁束とともに固定磁界も集束される
ので、固定磁界の利用効率を高めることができる。
一方、可動体35として高導電率を有する部材を用いる
ことにより、固定磁界と可動体35との間の磁気吸引力
の影響を解決することができ、さらに、可動体35の小
形・軽量化も図れる。
この場合、可動体35を移動子21のボビンとして用い
て、外周に入力巻線22を巻回してもよい。
これによれば、ボビンは入力巻線22の移動に対する短
絡効果も有し、系としての動特性改善lこも有効である
また、移動子21に巻回される入力巻線22を可動体3
5として用いることもでき、構成の簡略化が図れる。
なお、リニアモータ20を駆動するのにあたっては、直
流、駆動の他、パルス駆動とすることもできる。
この方法によれば、パルス幅あるいは繰り返し周期を変
えるだけで瞬時最大推力を一定lこ保った状態で容易に
移動速度を制御することができるとともに、ディザ信号
を加えたものと等価な働きをするので移動が滑らかとな
り、コンピュータとの結合による・リモート制御も可能
であり、さらに消費電力が少なくてすむという効果もあ
る。
第2図〜第4図は、それぞれ本発明の他の実施例の要部
を示す構成説明図であって、第1図と同等部分には同一
符号を付している。
第2図において、36は反磁性体であって、固定コア3
1の両端とこれら両端に対向した磁路体Yの辺S1.S
2との間にそれぞれ配置されている。
これにより、固定コア31の両端部における磁路体Yへ
の磁束の漏れを少なくすることができ、変位変換器30
の直線性を改善することができる。
また、これにより、固定コア31の端部ど磁路体Yの辺
S1.S2との間に充分な間隙を設ける必要はなく、空
間の利用率を高めることができ、小形化が図れる。
第3図において、固定コア31は、一端が磁路体Yの辺
S2に接するように、偏って配置されている。
これにより、固定コア31の表面から発生する交番磁束
は、一方向に偏向されたものとなり、第1図、第2図の
実施例のように検出コイルの出力信号に位相反転を生じ
ることはなく、出力信号の処理の簡略化が図れる。
第4図において、37は強磁性体であって、固定コア3
1の一端とこの端部に対句した磁路体Yの辺S2との間
に配置されている。
なお、固定コア31の他端とその端部に対向した磁路体
Yの辺S1との間には反磁性体36が配置されている。
このように構成することにより、第3図と同様に、固定
コア31の表面から発生する磁束は一方向に偏向された
ものとなり、検出コイルの出力信号に位相反転を生じる
ことはなく、信号処理は容易となる。
なお、これら実施例では、変位変換器30として、励磁
コイル32およびこの励磁コイル32と直交する方向に
巻回された検出コイル34とを有する固定コア31と、
固定コア31の表面近傍に移動自存に配置された可動コ
ア35と、これら固定コア31および可動コア35を内
包する閉磁路を形成する矩形の磁路体Yとで構成された
ものを用いる例について示したが、これに限るものでは
なく、第5図および第6図のような構成の変位変換器も
用いることができる。
第5図および第6図も、本発明の他の実施例の要部を示
す構成説明図であって、第1図と同等部分には同一符号
を付している。
第5図において、励磁コイル32は磁路体Yの一辺S1
に巻回され、検出コイル34は高透磁率を有する可動体
35に巻回されている。
このような構成において、励磁コイル32による交番磁
束は、磁路体Yおよび可動体35に流れる。
ここで、可動体35に流れる磁束に着目すると、可動体
35の移動量に対応した大きさとなる。
したがって、可動体35に流れる磁束に対応した信号を
検出コイル34で検出することにより、可動体35の移
動量、すなわち、リニアサーボモータ20の移動子21
の変位量に対応した帰還信号Efを得ることができる。
また、このように構成することにより、固定コア31が
不要となり、構成の簡略化が図れるという効果もある。
第6図Iこおいて、励磁コイル32は第5図と同様ニ磁
路体Yの一辺S2に巻回され、検出コイル34は磁路体
Yの辺L1の両端近傍に分巻されている。
このように構成することにより、可動体35により偏向
された磁束は分巻された検出コイル34の出力信号の差
として検出することができる。
また、このような構成によれば、固定コア31が不要と
なるとともに可動体35に検出コイル34を巻回しなく
てもよく、構成の簡略化が図れる。
なお、これら実施例では、いずれも、リニアサーボモー
タ20は直流磁界で動作し、変位変換器30は交番磁界
で動作するように構成されているので、相互間で干渉を
生じることはなく、安定な動作が得られる。
以上説明したように、本発明によれば、原理上分解能が
無限で、摺動接触による抵抗値変化がなく、摩擦力の比
較的小さなサーボ機構が実現でき、また、リニアサーボ
モータの磁気回路と変位変換器の磁気回路を共用する構
成となっているので装置の小形化、簡略化も図れ、その
実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成説明図、第2図〜
第6図はそれぞれ本発明の他の実施例の要部を示す構成
説明図である。 10・・・サーボアンプ、11・・・差動アンプ、12
・・・駆動アンプ、20・・・リニアサーボモータ、2
1・・・移動子、22・・・入力巻線、23・・・指針
、30・・・変位変換器、31・・・固定コア、32・
・・励磁コイル、33・・・交流電源、34・・・検出
コイル、35・・・可動体、36・・・反磁性体、37
・・・強磁性体、40・・・整流回路、Y・・・磁路体
、Sl、S2・・・短辺、Ll j L2・・・長辺、
M12M2・・・永久磁石。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1一対の長辺と一対の短辺とで矩形に形成された磁路体
    と、磁路体の一方の長辺と各短辺との間に同一極性にな
    るように配置された一対の永久磁石と、磁路体のいずれ
    か一方の長辺に移動自在に嵌装された移動子と、磁路体
    の一部に巻回された励磁コイルと、励磁コイルに一定振
    幅の交流信号を加える交流電源と、移動子と一体化され
    た可動体と、磁路体の一部または可動体に巻回され可動
    体の移動量に対応した信号を検出する検出コイルと、検
    出コイルの出力信号を帰還信号として入力信号との差に
    応じた信号を送出するサーボアンプと、移動子に巻回さ
    れサーボアンプの出力信号が加えられる入力巻線とから
    なり、サーボモータとしてリニアモータを用いるととも
    にサーボモータへの帰還要素としてリニアモータの移動
    子と一体化された可動体による交番磁束の偏向量に基づ
    いて可動体の変位を検出するように構成された変位変換
    器を用いたことを特徴とするサーボ機構。 2 可動体として、高透磁率を有するコアを用いたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のサーボ機構。 3 可動体として、高導電率を有する部材を用いたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のサーボ機構。 4 高導電率を有する部材として、リニアモータの入力
    巻線を用いたことを特徴とする特許請求の範囲第3項記
    載のサーボ機構。 5 サーボモータをパルス駆動するようにした特許請求
    の範囲第1項記載のサーボ機構。
JP9928577A 1977-08-19 1977-08-19 サ−ボ機構 Expired JPS5831613B2 (ja)

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