JPS5831565Y2 - 磁気治療絆の剥離シ−ト - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は人体の各ツボに貼着して治療する磁気治療針
の離脱を容易にする磁気治療針の剥離シートに関するも
のである。

一般にこの種の磁気治療針は、剥離シートの外周縁より
切込みを設けたものが使用されているが、この場合、剥
離シートを剥がす時に、シートを余分に破いたり、磁石
を一緒に取ったりする欠点がある。

また、外周縁より切込みを設けであるので、シート本体
が弱体化すると共に、切込み部を切裂いてから磁気治療
針を剥がすため２倍の手間が係る欠点がある。

この考案は上記の各欠点を改良せしめたものであって、
その主たる構成とする所は、剥離シートの貫入孔に磁石
と同型の開口縁を形成し、その開口縁に複数条の切込み
線を放射状に形成せしめたものであって、剥離シートよ
り容易に磁気治療針を剥がすようにしたものである。

次にこの考案の一実施例を図面について説明すると、所
要形状の剥離シート本体１は、所定間隔を設けて数個の
貫入孔３を穿設する。

この貫入孔３には、磁石８と同型の開口縁５を形成する
と共に、開口縁５に放射状に切込み線４，４・・・・・
・を形成せしめである。

また、磁気治療針２−には、取付基板６の片側に粘着剤
７を塗着し、その粘着剤７に該貫入孔３と同型の磁石８
を接着せしめである。

この考案は上記の様な構成からなり、今この磁気治療針
２を使用するには、人体の各ツボに剥離シート本体１よ
り磁気泊療絆２を剥がして張付けるものであるが、この
時、第３図に示す如く磁気治療針２をシート本体１より
剥がすと、磁石８は開口縁５に係止されるが、各切込み
線４，４・・・・・・の縁が折り曲ってくれるので容易
に貫入孔５より取り出すことかで゛きる。

上記の如く構成されたこの考案によれば、従来の如く剥
離シート本体を切裂く必要もなく、極めて容易に磁気治
療針を剥がすことができる効果がある。

そして、貫入孔の開口縁に放射状に切込み線を形成せし
めであるので、磁気治療針を剥がす位置が、どの方向か
らでも容易に脱離できる効果と、各切込み線の縁が簡単
に折曲して磁石の取れるのを確実に防止できる効果があ
る。

また、貫入孔には磁石と同型の開口縁を形成しであるた
め、隙間がなく塵埃が侵入して粘着剤に付着する等の憂
いがない効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面はこの考案の一実施例を示し、第１図は全体斜面図
、第２図は一部欠除した斜面図、第３図は剥離状態の断
面図である。 符号１は剥離シート本体、２は磁気治療針、３は貫入孔
、４は切込み線、６は取付基板、８は磁石である。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 剥離シート本体には所定間隔を設けて数個の貫入孔を穿
   設し、該貫入孔には磁石と同型の開口縁を形成し、該開
   口縁に放射状に切込み線を形成する一方、前記剥離シー
   ト本体に貼着された磁気治療針は取付基板の片側に粘着
   剤を塗着し、該粘着剤に前記貫入孔と同型の磁石を接着
   すると共に、該剥離シート本体に穿設した貫入孔に該磁
   石を嵌合したことを特徴とする磁気治療針の剥離シート
   。