JPS5831189A - プラスチツクス強化用ガラス繊維絡み紐の製造法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプラスチックス強化用ガラス繊維絡み紐の製造
法に関する。

現在、ガラスロービング、ガラスロービングクロス等の
ガラス繊維製品が各柿プラスチックスの強化材として広
く使用されている。

ガラスロービングは、多数本のガラス長繊維をほぼ平行
に東ねたガラスｍ細束状物から構成されるガラス繊維製
品であるため、ガラス繊維束状物の繊維方向に対しての
補強効果は高いが。

それ以外の方向に対しての補強効果は小さい。

そのｔこめ、特に一定方向にガラス繊維が配列された状
態で使用される引き抜き法、フィラメントワインディン
グ法等の成形法で成形されたガラス繊維強化プラスチッ
クス製品（以下ＦＲＰという）においては２強度の異方
性が大キく。

ある方向に比べて極度に強度の低い方向があるという問
題点を有している。

この問題点を解決するために、ガラス繊維束にループ状
のガラス繊維を絡らませたガラス繊扛 維絡み１が、繊維束の配合方向以外の方向に対してもル
ープ状のガラス繊維によって強化しつるために効果的に
使用されている。

しかし、このようなガラス繊維束にループ状のガラス繊
維を絡らませたガラス繊維からみ紐の製造はガラス繊維
束にループ状のガラス繊維を絡らませる加工作業能率が
悪く、シかも均一な太さの紐を生産することが困難であ
るという問題点があった。

この問題点を解決しようとするガラス繊維からみ紐の製
造法が特許願昭５５−１５７７８６月に開示されている
。当該特許願に開示されている製造法は１円運動をして
いるガラス繊維束の中に。

堪 円運動領域外部よりガラス繊維絡み糸を孫−給する方法
によるものであるが、絡み糸を連続的に一定量供給する
ことが困難なこと、芯となるガラス繊維束に均等に絡ま
せるのが非常に困難であるという問題点を有していた。

本発明者等は上記ガラス繊維絡み組の製造上の問題点を
改良するために加工技術について鋭意検討した結果、ガ
ラス繊維絡み組の芯を構成するガラス繊維束（以下芯糸
という）複数本の間に絡み光用としてのガラス繊維束（
以下絡み糸という）をはさみこみ、その後円運動を与え
て芯糸と絡み糸の絡み合いの強さを強くするこ力ゝフ とにｊ：す、飛躍的に加工能率が向上し、去う。

太さむらも極めて小さくなることを見いだし。

本発明に到った。

第１図に本発明の製造法の一部を概略図で示した。芯糸
１を板上の円周部に設置されたガイド孔２に通し円筒３
の中で放射状に集束し、連続的に引き出しつつ芯糸１の
集束しつつある領域（円筒３のほぼ中心部）へ絡み糸４
をガラス繊維供給装置５で芯糸よりも速いスピードで供
給することによって絡み糸４を芯糸１ではさみこむ。こ
のようにして、絡み糸４が芯糸１ではさみこまれただけ
の状態の紐を絡みあわせるのは回転装置６を使用し、ガ
ラス繊維絡み紐に円運動を与え撚りを付与させることに
より製造する。本発明の製造法で使用される芯糸の本数
は３〜１０本程度とすること。また、絡み糸の供給速度
は芯糸の引出される速ＩＷの１．５〜３０Ｉ音ぐらいに
速くすることが好ましい。また絡み糸の本数は製造する
ガラス繊維絡み紐の太さ、芯糸と略本発明の製造法にお
いて、必要に応じてガラス繊維絡り紐の絡み力を強くす
るために接着剤を付与する手段及びガラス繊維絡み紐の
ループ状の嵩張りを制御する手段を付加することも可能
である。

以下実施例によって本発明を具体的に説明する。

第１図に実施例の製造機能図を示した。

実施例 ガラスストランド捲体１０より太さ２３５テツクスの芯
糸１を６本引き出し、ガイド孔２を通し円筒３の中で放
射状に集束し、毎分２００ｍの速　□度で引き取る。

一方、ガラスストランド捲体１１より太さ１４０テツク
スの絡み糸７本を引き出しガラス繊維供給装置５により
芯糸１の集束している領域（円筒３のほぼ中心部）へ供
給する。

円筒３から引き出されて来る芯糸１と絡み糸４の混合し
ｔコ状態の紐をガラス繊維絡み紐に円運動を付与する装
置６はモーターで３ＱＱ　ｒｐｍに回転しておく。

ガラス繊維絡み紐の過剰に嵩高なループ部を制御装置８
で制御したのち、捲き取り機９により捲き取った。この
ようにして製造されたガラス繊維絡み紐は絡み紐の芯を
構成する太さ１４１０テツクスのガラス繊細束に９８０
テツクスのガラス繊維束４がはさまれつつ絡み合った構
造を有するものである。このようにして製造したガラス
繊維絡み紐の太さむらを測定し、その結果を第１表に示
した。

また比較例として、特許願昭５５−１５７７＆６号に記
載の方法でｌｊＬ！Ｊ造した。実流１例と同一構成のガ
ラス繊維絡み紐の太さむらを第１表中に示した。

第１表より１本発明の実施例に」゛る製造法によって作
製されたガラス繊維からみ組の太さむらは、上記の特許
願に示された方法によって作製したガラス繊維からみ紐
の太さむらよりも良好なことがオ）かる。又本発明の製
造法によれぼられた。

第１表　ガラス繊維からみ組の太さ く１）ザンプルの測定は連続して各々５０本切りとり、
その各々の重量を測定した。

又　：　重量の算術平均値。

Ｓ　；　５０本の重量の標準偏差値。

ＭＩＮ：　　５０本のうち最も重量の小さいものの値。

ＭＡＸ；　　５０本のうち最も重量の大きいものの値。

【図面の簡単な説明】

第１図は、実施例で用いた製造装置を模式図で示１ッた
ものである。 符号の説明 （１）絡み紐の芯を構成するガラス繊維束（２）　　ガ
イド孔 （３）円筒 （４）絡み紐の絡み先月としてのガラス繊維束（５）　
　ガラス繊維供給装置 （６）　　ガラス繊維絡み紐に円運動を付与する装置（
７）　　モーター （８）嵩張り制御装置 （９）捲き取り機 特許出願人　富士ファイバークラス株式会社（ （ ハ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （］）　　ガラス繊維絡み紐の芯を構成するガラス繊維
   束を円筒の中で放射状に集束させながら。 その領域内にガラス繊維絡み紐の絡み光用と讃 してのガラス繊維束を供絡し、さらに円運動をさせなが
   ら撚りを付与することによって製造することを特徴とす
   るプラスチックス強化用ガラス繊維絡み紐の製造法。