JPS5830949B2 - 表面処理方法および装置 - Google Patents
表面処理方法および装置Info
- Publication number
- JPS5830949B2 JPS5830949B2 JP16272678A JP16272678A JPS5830949B2 JP S5830949 B2 JPS5830949 B2 JP S5830949B2 JP 16272678 A JP16272678 A JP 16272678A JP 16272678 A JP16272678 A JP 16272678A JP S5830949 B2 JPS5830949 B2 JP S5830949B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- treatment
- workpiece
- hose
- container
- closed cross
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Chemical Treatment Of Metals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、被処理物に処理液を噴射させて金属表面に化
成処理を行なう表面処理方法ならびにその装置に関する
。
成処理を行なう表面処理方法ならびにその装置に関する
。
被処理物として自動車車体の表面を処理する場合につい
て説明すると、例えば、パン型自動車の車体１は、第１
図ないし第３図に示すように、サイドアウタパネル２，
２′とサイドインナパネル３．３′とによって側部窓の
開口部３１０，３１０’。
て説明すると、例えば、パン型自動車の車体１は、第１
図ないし第３図に示すように、サイドアウタパネル２，
２′とサイドインナパネル３．３′とによって側部窓の
開口部３１０，３１０’。
３１１．３１１’の下方に二重壁を形成しているため、
該サイドインナパネル３，３′に設けた内装板張設用の
開口部３２０，３２０’ 、３２１゜３２１′の下方に
は該サイドアウタパネル２とサイドインナパネル３とに
よって奥行きが比較的太きくしかも前後に広範囲にわた
る閉断面３３０゜３３０′が形成されている。
該サイドインナパネル３，３′に設けた内装板張設用の
開口部３２０，３２０’ 、３２１゜３２１′の下方に
は該サイドアウタパネル２とサイドインナパネル３とに
よって奥行きが比較的太きくしかも前後に広範囲にわた
る閉断面３３０゜３３０′が形成されている。
前記車体１を塗装するに際して、通常、その前処理とし
てその金属表面にりん酸塩被膜等の化成処理を行なうが
、該表面処理は、処理時間、設備費用等の観点から車体
１の周囲から車体１の金属表面に向けて処理液を噴射さ
せるいわゆるスプレー法によって行なうのが有利である
。
てその金属表面にりん酸塩被膜等の化成処理を行なうが
、該表面処理は、処理時間、設備費用等の観点から車体
１の周囲から車体１の金属表面に向けて処理液を噴射さ
せるいわゆるスプレー法によって行なうのが有利である
。
しかしながら、前記のスプレー法によってパン型自動車
等の車体１を表面処理した場合は、奥行きの大きな閉断
面３３０．３３０’の奥部にまで処理液を行き渡らせる
ことは不可能であり、この対策として、例えば、前記閉
断面３３０，３３０’内に別途、人手によって処理液を
噴射させて処理することが行なわれているが、この場合
は、工程の追加ならびに作業工数の著しい増加となり、
また、被処理物を処理液槽中に浸漬させるいわゆる浸漬
法による場合は、処理時間を多く必要としかつ設備費が
高価となって、いずれも自動車等の量産工程に適用する
ことは好ましくなかった。
等の車体１を表面処理した場合は、奥行きの大きな閉断
面３３０．３３０’の奥部にまで処理液を行き渡らせる
ことは不可能であり、この対策として、例えば、前記閉
断面３３０，３３０’内に別途、人手によって処理液を
噴射させて処理することが行なわれているが、この場合
は、工程の追加ならびに作業工数の著しい増加となり、
また、被処理物を処理液槽中に浸漬させるいわゆる浸漬
法による場合は、処理時間を多く必要としかつ設備費が
高価となって、いずれも自動車等の量産工程に適用する
ことは好ましくなかった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであつて、閉断
面構造を有する被処理物に向けて周囲から処理液を噴射
させてその金属表面に前記被処理物の外面に沿って流下
する処理液を該被処理物の適所に装着した容器によって
捕集すると同時に、該処理液をポンプによって前記容器
に基端を接続したホース内に送給して、該被処理物の閉
断面内に挿入したホースの先端から該閉断面内に処理液
を噴射させてその金属表面を化成処理することを特徴と
する表面処理方法およびその装置を提供することを目的
とする。
面構造を有する被処理物に向けて周囲から処理液を噴射
させてその金属表面に前記被処理物の外面に沿って流下
する処理液を該被処理物の適所に装着した容器によって
捕集すると同時に、該処理液をポンプによって前記容器
に基端を接続したホース内に送給して、該被処理物の閉
断面内に挿入したホースの先端から該閉断面内に処理液
を噴射させてその金属表面を化成処理することを特徴と
する表面処理方法およびその装置を提供することを目的
とする。
以下、本発明の一実施例について図面により説明する。
まず、本発明の方法を実施する装置の一実施例について
説明する。
説明する。
第４図に示すように、吊り金具１２によって吊持された
車体１は表面処理装置のブース１０内を通過する間に表
面処理を施すようになっている。
車体１は表面処理装置のブース１０内を通過する間に表
面処理を施すようになっている。
第５図において、１１は前記ブース１０の内面付近に沿
って設けた全体が四角形状のパイプであって、該パイプ
１１には四角形状の内側の面に直角に多数の小孔１１ａ
を穿設し、該パイプ１１は適数個がブース１０の長手方
向に所定間隔で配設しである。
って設けた全体が四角形状のパイプであって、該パイプ
１１には四角形状の内側の面に直角に多数の小孔１１ａ
を穿設し、該パイプ１１は適数個がブース１０の長手方
向に所定間隔で配設しである。
前記パイプ１１の小孔１１ａ、１１ａ・・・・カラは常
時りん酸塩被膜化成の処理液が噴出するようになってい
る。
時りん酸塩被膜化成の処理液が噴出するようになってい
る。
また、第５図において、車体１を吊持する前記吊り金具
１２は、その上端をブース１０の内面上端の中央に設け
たレール１３に吊下げられるとともに適宜の移送手段に
よって、第４図に示すように、移動体１４とともに矢印
の方向に移動せしめられ、該吊り金具１２とともに車体
１は第５図に示すパイプ１１の内側をくぐり抜けてブー
ス１０の内部を移動するようになっている。
１２は、その上端をブース１０の内面上端の中央に設け
たレール１３に吊下げられるとともに適宜の移送手段に
よって、第４図に示すように、移動体１４とともに矢印
の方向に移動せしめられ、該吊り金具１２とともに車体
１は第５図に示すパイプ１１の内側をくぐり抜けてブー
ス１０の内部を移動するようになっている。
次に、表面処理の補助装置２０について説明すれば、該
補助装置２０は、第５図および第６図に示すように、容
器２１と、ポンプ２２と、ホース２３．２３’ 、２４
，２４’ 、２５，２５’その他によって構成されてい
る。
補助装置２０は、第５図および第６図に示すように、容
器２１と、ポンプ２２と、ホース２３．２３’ 、２４
，２４’ 、２５，２５’その他によって構成されてい
る。
容器２１は、バックドア窓の開口部５の巾よりもやや小
さな長さを有し上面を開放した細長い箱状の本体２１１
と、該本体２１１の長辺側の一方の上端縁から斜の上方
に延在する案内板２１２とからなる。
さな長さを有し上面を開放した細長い箱状の本体２１１
と、該本体２１１の長辺側の一方の上端縁から斜の上方
に延在する案内板２１２とからなる。
前記ポンプ２２は、取入口を管３１を介して容器２１に
接続するとともに基板２６に前記容器２１と一体に載置
固着１％該基板２６の、容器２１の長手方向と直角の両
端縁部には、先端に鉤部２７ａを形成したフック棒２７
，２７・・・・を枢着している。
接続するとともに基板２６に前記容器２１と一体に載置
固着１％該基板２６の、容器２１の長手方向と直角の両
端縁部には、先端に鉤部２７ａを形成したフック棒２７
，２７・・・・を枢着している。
前記ポンプ２２の吐出口には屈曲自在な所定長さのゴム
ホース２３．２３’ 、２４．２４’ 、２５゜２５
′の基端を接続金具を介して接続し、該ゴムホース２３
，２３’ 、２４，２４’ 、２５，２５’り先端
部にはそれぞれ複数の小孔２３ａ、２３’ａ。
ホース２３．２３’ 、２４．２４’ 、２５゜２５
′の基端を接続金具を介して接続し、該ゴムホース２３
，２３’ 、２４，２４’ 、２５，２５’り先端
部にはそれぞれ複数の小孔２３ａ、２３’ａ。
２４ａ、２４’ａ、２５ａ、２５’ａ、 を穿設して
いる。
いる。
第５図に示すように、前記ポンプ２２に一端を接続した
ケーブル２８の他端には集電子体２９を接続固着し、該
集電子体２９は、集電レール３０゜３０全体を被覆する
防水用のカバー３０１，３０２の内部に、該レール３０
．３０に常に接触して該レールに沿って摺動するように
装着しである。
ケーブル２８の他端には集電子体２９を接続固着し、該
集電子体２９は、集電レール３０゜３０全体を被覆する
防水用のカバー３０１，３０２の内部に、該レール３０
．３０に常に接触して該レールに沿って摺動するように
装着しである。
このように構成された補助装置２０は、第６図に示すよ
うに、車体１の開口部３１０′の後端部におげろ室内に
収容するとともにフック棒２７゜２７・・・・の鉤部２
７ａ、２７ａ・・・・を車体１−のドリップチャンネル
６．６′に引掛けて吊下げて車体１に装置するようにな
っている。
うに、車体１の開口部３１０′の後端部におげろ室内に
収容するとともにフック棒２７゜２７・・・・の鉤部２
７ａ、２７ａ・・・・を車体１−のドリップチャンネル
６．６′に引掛けて吊下げて車体１に装置するようにな
っている。
この場合、容器２１０案内板２１２はバックドアの開口
部５の上端付近を貫通して斜め上方に所定量突出してお
り、車体１のルーフ７に向げて噴射され該ルーフ７に沿
って後方に流下する処理液を前記案内板２１２によって
受止めて該案内板に沿って容器２１に流入させるように
なっている。
部５の上端付近を貫通して斜め上方に所定量突出してお
り、車体１のルーフ７に向げて噴射され該ルーフ７に沿
って後方に流下する処理液を前記案内板２１２によって
受止めて該案内板に沿って容器２１に流入させるように
なっている。
また、補助装置２０が車体１に装置されている間、前記
ホース２３．２３’ 、２４．２４’ 、２５゜２５
′は、車体１の閉断面３３０．３３０’内における後部
、中央部、前部にそれぞれの先端部が挿入されている。
ホース２３．２３’ 、２４．２４’ 、２５゜２５
′は、車体１の閉断面３３０．３３０’内における後部
、中央部、前部にそれぞれの先端部が挿入されている。
さらに、前記ケーブル２８は、第５図に示すように、開
口部３１０′を貫通して該開口部３１０′の外側の斜め
上方に架設した前記集電レール３０に装着され、車体１
とともに補助装置２０が移動するに伴いケーブル２８が
従動して集電子体２９は集電レール３０に沿って摺動し
、電源からの電圧は集電レール３０、集電子体２９、ケ
ーブル２８を介してポンプ２２に加えられるようになっ
てい２５′ａ・・・・小孔、２６・・・・基板、２７・
・・・フック棒、２８・・・・ケーブル、２９・・・・
集電子体、３０・・・・集電レール、 ３０１゜ ３０２・・・・カバー。
口部３１０′を貫通して該開口部３１０′の外側の斜め
上方に架設した前記集電レール３０に装着され、車体１
とともに補助装置２０が移動するに伴いケーブル２８が
従動して集電子体２９は集電レール３０に沿って摺動し
、電源からの電圧は集電レール３０、集電子体２９、ケ
ーブル２８を介してポンプ２２に加えられるようになっ
てい２５′ａ・・・・小孔、２６・・・・基板、２７・
・・・フック棒、２８・・・・ケーブル、２９・・・・
集電子体、３０・・・・集電レール、 ３０１゜ ３０２・・・・カバー。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 金属材料よりなり閉断面構造を有する被処理物に向
けて周囲から処理液を噴射させてその金属表面に化成処
理を行なう表面処理方法において、前記被処理物の外面
に沿って流下する処理液を該被処理物の適所に装着した
容器によって捕集すると同時に、該処理液をポンプによ
って前記容器に接続したホース内に送給して、該被処理
物の閉断面内に挿入したホースの先端から該閉断面内に
処理液を噴射させてその金属表面な化成処理することを
特徴とする表面処理方法。 ２ 金属材料よりなり閉断面構造を有する被処理物に向
けて周囲から処理液を噴射させてその金属表面に化成処
理を行なう表面処理装置において、前記被処理物の外面
に沿って流下する処理液を捕集する容器と、基端を前記
容器に接続し先端には複数の噴射孔を穿設したノズル部
を設けた屈曲自在なホースと、前記ホースの中間に接続
され容器内の処理液をホース内に送給するとともに前記
被処理物の閉断面内に挿入したホースのノズル部から該
閉断面内の金属表面に処理液を噴射させるポンプとから
なる補助装置を前記被処理物に着脱可能に付設したこと
を特徴とする表面処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16272678A JPS5830949B2 (ja) | 1978-12-24 | 1978-12-24 | 表面処理方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16272678A JPS5830949B2 (ja) | 1978-12-24 | 1978-12-24 | 表面処理方法および装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5585675A JPS5585675A (en) | 1980-06-27 |
| JPS5830949B2 true JPS5830949B2 (ja) | 1983-07-02 |
Family
ID=15760100
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16272678A Expired JPS5830949B2 (ja) | 1978-12-24 | 1978-12-24 | 表面処理方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5830949B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4684481B2 (ja) * | 2001-07-25 | 2011-05-18 | 株式会社ナカジョウ | オーガ式製氷機 |
-
1978
- 1978-12-24 JP JP16272678A patent/JPS5830949B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5585675A (en) | 1980-06-27 |
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