JPS5830662Y2 - 二軸押出機 - Google Patents
二軸押出機Info
- Publication number
- JPS5830662Y2 JPS5830662Y2 JP1978002127U JP212778U JPS5830662Y2 JP S5830662 Y2 JPS5830662 Y2 JP S5830662Y2 JP 1978002127 U JP1978002127 U JP 1978002127U JP 212778 U JP212778 U JP 212778U JP S5830662 Y2 JPS5830662 Y2 JP S5830662Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw extruder
- screw
- sleeve
- twin
- barrel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B29C47/92—
Landscapes
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、従来の二軸押出機の運転操作の繁雑さを解消
し、単軸押出機と同等の操作性を備え、特に材料供給口
における粉粒体材料の供給量の調節を簡単に行なえるよ
うにした二軸押出機に関する。
し、単軸押出機と同等の操作性を備え、特に材料供給口
における粉粒体材料の供給量の調節を簡単に行なえるよ
うにした二軸押出機に関する。
さらに詳しく述べるならば、二軸押出機のバレルに材料
供給口を設け、該材料供給口内にあって上下方向位置調
整可能で、かつ、材料通路を備えホッパに連結されたス
リーブを設け、該スリーブの上下動によりスクリュに供
給する材料の量を調節する定量供給装置を備えた二軸押
出機に関する。
供給口を設け、該材料供給口内にあって上下方向位置調
整可能で、かつ、材料通路を備えホッパに連結されたス
リーブを設け、該スリーブの上下動によりスクリュに供
給する材料の量を調節する定量供給装置を備えた二軸押
出機に関する。
従来の二軸押出機は、スクリュのねじ山の噛み合いを深
くして材料の搬送効率を良くし、スクリュ内に供給され
た材料を確実にバレル前方に搬送するように設計されて
いるが、材料の種類に応じて搬送量及びスクリュ内の材
料の充満具合を調節する機能は備えていないため、スク
リュに供給される材料の供給量が適切でないと安定した
押出成形ができないばかりか、スクリュに大きなトルク
が加わり機械を損傷させる危険もある。
くして材料の搬送効率を良くし、スクリュ内に供給され
た材料を確実にバレル前方に搬送するように設計されて
いるが、材料の種類に応じて搬送量及びスクリュ内の材
料の充満具合を調節する機能は備えていないため、スク
リュに供給される材料の供給量が適切でないと安定した
押出成形ができないばかりか、スクリュに大きなトルク
が加わり機械を損傷させる危険もある。
この為に、二軸押出機はスクリュ回転とは関係なく独立
して駆動できる材料供給機構(以下フィーダという)を
備えて、スクリュに供給する材料の供給量を調節してお
り、押出量を変化させる場合にはスクリュ回転数を変化
させると\もにフィーダを調節する必要があり、これに
は相当の熟練が必要で、これが単軸押出機とは異なり押
出操作を繁雑なものとしているばかりか、押出機を高価
なものとしている。
して駆動できる材料供給機構(以下フィーダという)を
備えて、スクリュに供給する材料の供給量を調節してお
り、押出量を変化させる場合にはスクリュ回転数を変化
させると\もにフィーダを調節する必要があり、これに
は相当の熟練が必要で、これが単軸押出機とは異なり押
出操作を繁雑なものとしているばかりか、押出機を高価
なものとしている。
しかし、実際の押出成形は、運転開始時にその材料に合
ったスクリュ1回転当りの押出量をフィーダを調整して
決めるが、連続成形に入ればこの値を変化させることは
なく、フィーダの調整機構は不能となる。
ったスクリュ1回転当りの押出量をフィーダを調整して
決めるが、連続成形に入ればこの値を変化させることは
なく、フィーダの調整機構は不能となる。
本考案者は前述したような二軸押出機を単軸押出機と同
等の操作性を備えたものとする為に、フィーダを用いず
材料供給用ホッパをバレルに直接取り付け、材料が自重
で落下してスクリュに喰込むことを提案し、この提案を
実際に適用できるようにスクリュの材料供給部のねじ山
の間隙の取り方を提起しく特願昭52−101152号
)、又、更に応用範囲を拡大する為に材料の供給口に2
個のプレートを設けた材料供給調整装置を先に提案した
(特願昭52−120118号)。
等の操作性を備えたものとする為に、フィーダを用いず
材料供給用ホッパをバレルに直接取り付け、材料が自重
で落下してスクリュに喰込むことを提案し、この提案を
実際に適用できるようにスクリュの材料供給部のねじ山
の間隙の取り方を提起しく特願昭52−101152号
)、又、更に応用範囲を拡大する為に材料の供給口に2
個のプレートを設けた材料供給調整装置を先に提案した
(特願昭52−120118号)。
本考案は上記の発明と目的を同じくするものであるがこ
の装置を更に改良し、二軸押出機のスクリュに供給する
材料の適応を広範囲にかっ、押出操作を容易に行ない、
一層安定した押出成形ができる材料供給調整機構を備え
た二軸押出機を提供するものである。
の装置を更に改良し、二軸押出機のスクリュに供給する
材料の適応を広範囲にかっ、押出操作を容易に行ない、
一層安定した押出成形ができる材料供給調整機構を備え
た二軸押出機を提供するものである。
本考案の一実施例を第1図、第2図及び第3図によって
説明する。
説明する。
第1図は、二軸押出機の垂直断面図、第2図は、この考
案の要部の拡大図であつて、二軸押出機のバレル1内に
は2本のスクリュ2,2′が噛合って回転可能に設けで
ある。
案の要部の拡大図であつて、二軸押出機のバレル1内に
は2本のスクリュ2,2′が噛合って回転可能に設けで
ある。
バレル1はスクリュ2,2′に材料を供給する供給口3
を有し、供給口3内には材料通路5を削孔したスリーブ
4が挿着されている。
を有し、供給口3内には材料通路5を削孔したスリーブ
4が挿着されている。
スリーブ4は複数本の調整ボルト6により垂直方向に上
下動(矢印X方向)可能にバレル1の供給口3の上面に
支持されている。
下動(矢印X方向)可能にバレル1の供給口3の上面に
支持されている。
更にスリーブ4の上部には材料を貯蔵、供給するホッパ
7が図示せざるボルト等の適宜手段で固着して設けられ
ており、ホッパ7の下部開口部8からの材料供給量は、
上記のスリーブ4の上下移動によって調節される。
7が図示せざるボルト等の適宜手段で固着して設けられ
ており、ホッパ7の下部開口部8からの材料供給量は、
上記のスリーブ4の上下移動によって調節される。
なお、上記の説明ではスリーブ4を手動で操作する場合
を述べたが、油圧、空圧機構成いは電動機構を用いて上
下動調節操作を行なってもよい。
を述べたが、油圧、空圧機構成いは電動機構を用いて上
下動調節操作を行なってもよい。
スリーブ4の下部にはバレル1と同一の半径を有する円
弧部が切欠いてちり、スリーブ4が最も下方に位置した
とき(移動量Hが00とき)、スリーブ4の円弧部とバ
レル1の内周は第2図破線で示す状態になる。
弧部が切欠いてちり、スリーブ4が最も下方に位置した
とき(移動量Hが00とき)、スリーブ4の円弧部とバ
レル1の内周は第2図破線で示す状態になる。
ホッパ7からスリーブ4の材料通路5を経て供給された
材料は、スクリュ2 、2’i回転で第2図、第3図及
び第4図で図示されたe−f −g −h −i −j
−k −e −f −g −h−1−3−にで囲まれ
た体積分だけ搬送される。
材料は、スクリュ2 、2’i回転で第2図、第3図及
び第4図で図示されたe−f −g −h −i −j
−k −e −f −g −h−1−3−にで囲まれ
た体積分だけ搬送される。
本考案では上記の体積をスリーブ4の上下によって変化
させ供給量を調節するものである。
させ供給量を調節するものである。
即ち、スリーブ4をバレル内で上下動するによシe
j、 f−i、 f−f’、e−e’の長さが変化し供
給量の調節が可能となる。
j、 f−i、 f−f’、e−e’の長さが変化し供
給量の調節が可能となる。
実際に押圧成形を安定して行う為には、スクリュ2.2
′が搬送する材料の供給量を常に一定とする必要がちる
。
′が搬送する材料の供給量を常に一定とする必要がちる
。
この為にはスクリュ2,2′に加わる材料の圧力がホッ
パ7の材料レベルに関係なく一定でなければならない。
パ7の材料レベルに関係なく一定でなければならない。
もし圧力変化を生じると粉粒体の密度が変化し供給量の
定量性が損なわれる為に、安定した押出成形ができなく
Zる。
定量性が損なわれる為に、安定した押出成形ができなく
Zる。
この為に、スリーブ4の材料通路5の長さZは粉粒体の
圧力が所定の一定値に近くなる値を採用する必要がある
。
圧力が所定の一定値に近くなる値を採用する必要がある
。
又、材料の安息角をα、スリーブ4の材料通路5の寸法
をDとすれば、Dは材料がスクリュ2,2′の軸心間C
D、即ちスリーブ4の移動量Hが最大値を示すとき、f
−iの距離は軸芯間CDと等しいか、それよりも小さ
くする必要があり、スリーブ4を上下動する距離Hは Hり(CD D ) / 2cotαでなければなら
ない。
をDとすれば、Dは材料がスクリュ2,2′の軸心間C
D、即ちスリーブ4の移動量Hが最大値を示すとき、f
−iの距離は軸芯間CDと等しいか、それよりも小さ
くする必要があり、スリーブ4を上下動する距離Hは Hり(CD D ) / 2cotαでなければなら
ない。
しかし、材料の安息角αの値は、材料の種類によって異
なるが同一材料では一定である為材料供給量の調節はス
リーブ4の上下動によってのみ決定される。
なるが同一材料では一定である為材料供給量の調節はス
リーブ4の上下動によってのみ決定される。
従って運転開始時にその材料に合ったスクリュ1回転当
りの押出量を決める為に一度スリーブ4の上下方向位置
を決めればよいことになり操作が極めて容易である。
りの押出量を決める為に一度スリーブ4の上下方向位置
を決めればよいことになり操作が極めて容易である。
第5図はこの考案にか\るスリーブ4の高さ方向の位置
Hを種々変化させた場合の一データを示す。
Hを種々変化させた場合の一データを示す。
このデータはスクリュ直径が68關、スリーブ4の材料
通路5の直径が30mm、材料がR、PVCペレットの
場合で押出成形した際のスクリュ回転数Nと押出量Qと
の関係をスリーブ4の調整高さHをパラメータとしてグ
ラフに表わした特性曲線である。
通路5の直径が30mm、材料がR、PVCペレットの
場合で押出成形した際のスクリュ回転数Nと押出量Qと
の関係をスリーブ4の調整高さHをパラメータとしてグ
ラフに表わした特性曲線である。
本考案は、以上のように構成されているのでホッパの下
部に簡単な定量供給調節装置を設けるだけで粉粒体材料
が安定して定量供給でき、機械を安全にしかも単軸押出
機と殆んど同様の押出操作が可能となる。
部に簡単な定量供給調節装置を設けるだけで粉粒体材料
が安定して定量供給でき、機械を安全にしかも単軸押出
機と殆んど同様の押出操作が可能となる。
また材料供給用フィーダを省くことができる為、廉価な
二軸押出機を提供できるとともに、二軸押出機の保守管
理が容易になる。
二軸押出機を提供できるとともに、二軸押出機の保守管
理が容易になる。
第1図は二軸押出機の材料供給口にかけるバレルの長手
方向と直交する垂直断面図、第2図は第1図の要部拡大
図、第3図はバレル長手方向の垂直断面図、第4図はス
クリュ1回転当たりの材料の搬送量を示す図、第5図は
、スリーブの位置をパラメータとしたときのスクリュ回
転数と押出量の特性曲線図である。 1・・・バレル、2,2′・・・スクリュ、3・・・バ
レルの材料供給口、4・・・スリーブ、5・・・材料通
路、7・・・ホッパ。
方向と直交する垂直断面図、第2図は第1図の要部拡大
図、第3図はバレル長手方向の垂直断面図、第4図はス
クリュ1回転当たりの材料の搬送量を示す図、第5図は
、スリーブの位置をパラメータとしたときのスクリュ回
転数と押出量の特性曲線図である。 1・・・バレル、2,2′・・・スクリュ、3・・・バ
レルの材料供給口、4・・・スリーブ、5・・・材料通
路、7・・・ホッパ。
Claims (1)
- 二軸押出機において、ホッパからスクリュに供給される
材料のバレルに設けた材料供給口に、材料通路を削孔し
た材料供給量調整用スリーブを上下方向位置調整可能に
挿着したことを特徴とする二軸押出機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978002127U JPS5830662Y2 (ja) | 1978-01-12 | 1978-01-12 | 二軸押出機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978002127U JPS5830662Y2 (ja) | 1978-01-12 | 1978-01-12 | 二軸押出機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54106265U JPS54106265U (ja) | 1979-07-26 |
JPS5830662Y2 true JPS5830662Y2 (ja) | 1983-07-06 |
Family
ID=28804911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978002127U Expired JPS5830662Y2 (ja) | 1978-01-12 | 1978-01-12 | 二軸押出機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5830662Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-01-12 JP JP1978002127U patent/JPS5830662Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54106265U (ja) | 1979-07-26 |
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