JPS5830023B2 - 付着物の除去方法 - Google Patents
付着物の除去方法Info
- Publication number
- JPS5830023B2 JPS5830023B2 JP56047943A JP4794381A JPS5830023B2 JP S5830023 B2 JPS5830023 B2 JP S5830023B2 JP 56047943 A JP56047943 A JP 56047943A JP 4794381 A JP4794381 A JP 4794381A JP S5830023 B2 JPS5830023 B2 JP S5830023B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molasses
- deposits
- phosphate
- liquid
- phosphates
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、糖蜜を取り扱う物体の表面に生じる付着物を
、特定のリン酸塩溶液を用いて溶解除去する方法に関す
る。
、特定のリン酸塩溶液を用いて溶解除去する方法に関す
る。
糖蜜またはそれを含有する液は、アルコール発酵の原料
として多量に使用されているほか、飼料の製造やパン酵
母、乾燥活性酵母の増殖のため、あるいはクエン酸、グ
ルタミン酸ソーダ、核酸、リジンなどの製造原料として
利用されている。
として多量に使用されているほか、飼料の製造やパン酵
母、乾燥活性酵母の増殖のため、あるいはクエン酸、グ
ルタミン酸ソーダ、核酸、リジンなどの製造原料として
利用されている。
これらの諸工業においては、糖蜜を含有する液と接触す
る物体、たとえばタンク類や反応容器の内壁、配管の壁
あるいは充填物の表面などにふつう「糖蜜スラッジ」と
よばれる固体が沈積および付着することが避けられない
。
る物体、たとえばタンク類や反応容器の内壁、配管の壁
あるいは充填物の表面などにふつう「糖蜜スラッジ」と
よばれる固体が沈積および付着することが避けられない
。
液をあらかじめ遠心分離機にかけるなどして糖蜜スラッ
ジを分離することも行なわれるが、完全な懸濁物の除去
は期待できない。
ジを分離することも行なわれるが、完全な懸濁物の除去
は期待できない。
糖蜜またはそれを含む液と接触する表面の付着物すなわ
ち糖蜜スラッジを除去する手段としては、水とくに圧力
水を当てて流したり、常用の酸またはアルカリの液で溶
解することが試みられたが、いずれも効率のよい除去は
できないことがわかっている。
ち糖蜜スラッジを除去する手段としては、水とくに圧力
水を当てて流したり、常用の酸またはアルカリの液で溶
解することが試みられたが、いずれも効率のよい除去は
できないことがわかっている。
機械的に削り取ることも場合により採用されるが、内部
が入り組んでいたり、表面に雌状がある装置類や、強度
の大きくない充填物などに対しては、表面全体にわたっ
て適用することが難しく、作業は煩雑で実際的な方法と
はいえない。
が入り組んでいたり、表面に雌状がある装置類や、強度
の大きくない充填物などに対しては、表面全体にわたっ
て適用することが難しく、作業は煩雑で実際的な方法と
はいえない。
界面活性剤の助けを借りることも考えられるが、後に示
す実例から明らかなように、市販の洗剤には付着した糖
蜜スラッジを効率よく除去する能力のあるものは見当ら
ない。
す実例から明らかなように、市販の洗剤には付着した糖
蜜スラッジを効率よく除去する能力のあるものは見当ら
ない。
このようなわけで、付着した糖蜜スラッジを、効率よく
溶解または剥落させて除去することのできる洗浄剤が求
められていた。
溶解または剥落させて除去することのできる洗浄剤が求
められていた。
本発明者は、この要求にこたえるべく鋭意研究を重ねた
結果、特定のリン酸塩の水溶液が有用であることを見出
して本発明に至った。
結果、特定のリン酸塩の水溶液が有用であることを見出
して本発明に至った。
ここに開示する付着物の除去方法は、糖蜜またはそれを
含有する液と接触する物体の表面の付着物に対して、第
二オルトリン酸塩、第三オルトリン酸塩および縮合リン
酸塩(以下、一括して「リン酸塩」という)からえらん
だ1種または2種以上の水溶液を作用させることからな
る。
含有する液と接触する物体の表面の付着物に対して、第
二オルトリン酸塩、第三オルトリン酸塩および縮合リン
酸塩(以下、一括して「リン酸塩」という)からえらん
だ1種または2種以上の水溶液を作用させることからな
る。
第二オルトリン酸塩は式M2HPO4(Mは1価のカチ
オン)またはM’HPO4(M’は2価のカチオン)で
あられされ、第三オルトリン酸塩はM3PO4、庫 (
PO4)2などであられされる。
オン)またはM’HPO4(M’は2価のカチオン)で
あられされ、第三オルトリン酸塩はM3PO4、庫 (
PO4)2などであられされる。
また縮合リン酸塩は、Hn+2PnO3n+1(nは2
以上の整数)で示されるポIJ IJン酸の金属塩や、
(HPO3)n(ここでもnは2以上の整数)で示され
るメタリン酸縮合物の塩である。
以上の整数)で示されるポIJ IJン酸の金属塩や、
(HPO3)n(ここでもnは2以上の整数)で示され
るメタリン酸縮合物の塩である。
ポIJ IJン酸塩のうちではn=2〜12のものが適
当で、とくにn = 3、すなわちトリポIJ IJン
酸塩が好ましい。
当で、とくにn = 3、すなわちトリポIJ IJン
酸塩が好ましい。
メタリン酸縮合物の塩の中では、n=3のもの、および
n=4のものが有用である。
n=4のものが有用である。
本発明で用いるリン酸塩は水溶液であることが必要で、
アルカリ金属塩が最適であるが、アルカリ土類金属塩で
も溶解度の高いものは使用できる。
アルカリ金属塩が最適であるが、アルカリ土類金属塩で
も溶解度の高いものは使用できる。
2種以上のリン酸塩を混合使用してもよいことは、もち
ろんである。
ろんである。
縮合リン酸塩は、従来からボイラの清缶剤や冷却水系な
どにおけるスケール防止剤として、低濃度(0,1〜1
0100ppで用いられることはあるが、糖蜜に由来す
る付着物に対しては、この程度の濃度では効果がなく、
スケールの防止と付着物の除去とは、全く異なる機構に
よるものと考えられる。
どにおけるスケール防止剤として、低濃度(0,1〜1
0100ppで用いられることはあるが、糖蜜に由来す
る付着物に対しては、この程度の濃度では効果がなく、
スケールの防止と付着物の除去とは、全く異なる機構に
よるものと考えられる。
また、たとえば特公昭47−41228号公報には、縮
合リン酸塩をカルシウム塩や鉄塩を主成分とする付着物
の除去に用いた試みが開示されているが、縮合リン酸塩
単独では、さして効果はない。
合リン酸塩をカルシウム塩や鉄塩を主成分とする付着物
の除去に用いた試みが開示されているが、縮合リン酸塩
単独では、さして効果はない。
一方、周知のとおり市販の洗剤中には、ビルダーとして
、多いときは30〜40重量%にのぼる縮合リン酸塩が
含まれている。
、多いときは30〜40重量%にのぼる縮合リン酸塩が
含まれている。
しかし糖蜜スラッジの付着物の除去に対しては、後記す
る実験例が示すように、洗剤は不適当といわなければな
らない。
る実験例が示すように、洗剤は不適当といわなければな
らない。
むろん多量に使用すれば、その中のビルダーであるリン
酸塩が効果を発揮することにはなるが、主剤である界面
活性剤は、付着物に対して全く無力である。
酸塩が効果を発揮することにはなるが、主剤である界面
活性剤は、付着物に対して全く無力である。
従って、付着した糖蜜スラッジの除去は、界面活性作用
により実現するわけではない。
により実現するわけではない。
本発明の効果が生じる機構は、発明者らも明らかにする
に至っていないが、リン酸塩が糖蜜スラッジ中の無機物
または有機金属化合物と反応して、可溶性の錯体を生じ
ると推測している。
に至っていないが、リン酸塩が糖蜜スラッジ中の無機物
または有機金属化合物と反応して、可溶性の錯体を生じ
ると推測している。
それによりスラッジの付着状態に変化が生じ、溶解しな
い部分も剥離脱落してくることで、容易に除去されるの
であろう。
い部分も剥離脱落してくることで、容易に除去されるの
であろう。
リン酸塩の使用量は、洗浄用の水溶液にしたとき、少な
くとも0.1重量%の濃度をもつようにする。
くとも0.1重量%の濃度をもつようにする。
この下限に達しない低濃度では、洗浄効果が低くて十分
な付着物除去ができないか、またはきわめて長い時間を
要することとなる。
な付着物除去ができないか、またはきわめて長い時間を
要することとなる。
一方、あまり高濃度にしても効果が飽和して意義が乏し
いし、経済的には不利になるから、1〜数%に止めるの
が得策であろう。
いし、経済的には不利になるから、1〜数%に止めるの
が得策であろう。
本発明の除去方法を実施する際、洗浄液の、Hにはとく
に制限はないが、装置の腐食やアルカリ脆性などの観点
から、pH3以下や10以上の領域が好ましくないのは
いうまでもなく、中性近辺での操業が推奨される。
に制限はないが、装置の腐食やアルカリ脆性などの観点
から、pH3以下や10以上の領域が好ましくないのは
いうまでもなく、中性近辺での操業が推奨される。
温度は、反応速度や溶解性などの点から、一般に高温側
が有利なことはたしかなようであるが、常温で十分な効
果が得られるから、通常はとくに加温の必要はない。
が有利なことはたしかなようであるが、常温で十分な効
果が得られるから、通常はとくに加温の必要はない。
リン酸塩水溶液による付着した糖蜜スラッジの除去は、
単に液を接触させるだけでも可能であるが、液を撹拌し
たり、循環させたり、あるいは空気そのほかのガスを吹
き込んで流動させるなどして、付着物の付近の液を更新
してやることにより、いっそう効果が高まる。
単に液を接触させるだけでも可能であるが、液を撹拌し
たり、循環させたり、あるいは空気そのほかのガスを吹
き込んで流動させるなどして、付着物の付近の液を更新
してやることにより、いっそう効果が高まる。
本発明の除去方法は、糖蜜またはそれを含有する液を取
り扱う装置、配管、機器およびその中の充填物など、す
べての物体に適用できる。
り扱う装置、配管、機器およびその中の充填物など、す
べての物体に適用できる。
アルコール発酵に例をとれば、発酵槽内や蒸留装置内の
付着物が重要な対象である。
付着物が重要な対象である。
本発明がその意義をとくに発揮するのは、強度上の制約
から機械的な削り取りのような従来法が適用できない充
填物などを対象とする場合である。
から機械的な削り取りのような従来法が適用できない充
填物などを対象とする場合である。
本発明が有用ないま一つの場面は、内部が入りくんでい
たり表面に起伏があったりして、機械的な付着物除去法
が適用し難いものを対象とするときである。
たり表面に起伏があったりして、機械的な付着物除去法
が適用し難いものを対象とするときである。
中性のp Hで実施できることは装置の材質による制約
のないことを意味するから、本発明は適用範囲が広いと
いえる。
のないことを意味するから、本発明は適用範囲が広いと
いえる。
なお、本発明で使用するリン酸塩は生物に対して毒性を
示さないので、本発明の方法は食品工業などの分野にも
安心して適用できる。
示さないので、本発明の方法は食品工業などの分野にも
安心して適用できる。
実験例 1
内径50iiX長さ300mmの円筒中に、厚さ2i7
WX幅47mπ×長さ150闘の合成樹脂板を固定し、
糖蜜の、糖濃度約20重量%であって有機物と無機物の
両方からなる固体懸濁物を約10重量%含む水溶液を、
液空筒速度2〜3CIrL/分の条件で3,000時間
、上記の筒内を流した。
WX幅47mπ×長さ150闘の合成樹脂板を固定し、
糖蜜の、糖濃度約20重量%であって有機物と無機物の
両方からなる固体懸濁物を約10重量%含む水溶液を、
液空筒速度2〜3CIrL/分の条件で3,000時間
、上記の筒内を流した。
その結果、合成樹脂板の表面に付着した糖蜜スラツジは
、平均20 Tn9 /cystになり、その中の有機
物含有率は約70重量%であった。
、平均20 Tn9 /cystになり、その中の有機
物含有率は約70重量%であった。
この樹脂板を長さ50山ずつに三分して試験に供した。
試験は、300TfLlビーカーに付着物除去能力を試
験しようとする洗浄剤の水溶液を入れ、上記の試験片を
液中に吊り下げておき、ビーカーの底に置いた電磁撹拌
子を約5ORPMの速度で回転させ、30分間にわたっ
て試験片のまわりの液をゆっくりかきまぜた。
験しようとする洗浄剤の水溶液を入れ、上記の試験片を
液中に吊り下げておき、ビーカーの底に置いた電磁撹拌
子を約5ORPMの速度で回転させ、30分間にわたっ
て試験片のまわりの液をゆっくりかきまぜた。
このとき、液のpHは約7であった。
液中に溶出または脱落して合成樹脂板から離れた付着物
の量を、JIS K102の全蒸発残留物の試験法に
従って測定し、その値から付着物除去率を算出した。
の量を、JIS K102の全蒸発残留物の試験法に
従って測定し、その値から付着物除去率を算出した。
その結果を次の表に示す。
本発明で選択したリン酸塩を用いた場合に効果的な付着
物除去が実現することは、表の結果から直ちにわかるで
あろう。
物除去が実現することは、表の結果から直ちにわかるで
あろう。
実験例 2
種々のリン酸塩を用い、その濃度を変化させて、実験例
1と同様な付着物除去試験を行なった。
1と同様な付着物除去試験を行なった。
洗浄剤の濃度と除去率との関係は、図に示すとおりであ
る。
る。
それによれば、リン酸塩の濃度がおおよそ0.1重量%
あれば40〜70%の付着物除去が行なわれるので、こ
れ以上の濃度を使用すればよいことになる。
あれば40〜70%の付着物除去が行なわれるので、こ
れ以上の濃度を使用すればよいことになる。
実験例 3
実験例1と同様な手法で糖蜜溶液と接触させることによ
り、厚さ2朋×幅100mmX長さ500間の合成樹脂
板上に、同じく平均約20 m9/ mの量の付着物を
与えた。
り、厚さ2朋×幅100mmX長さ500間の合成樹脂
板上に、同じく平均約20 m9/ mの量の付着物を
与えた。
その中の有機物の含有率は、やはり約70重量%であっ
た。
た。
上記の樹脂板5板を、約Icm間隔に平行に固定して集
合体とした。
合体とした。
この集合体を洗浄槽内に設置し、ポリリン酸ナトリウム
2重量%水溶液を流通接触させて、付着物の除去を試み
た。
2重量%水溶液を流通接触させて、付着物の除去を試み
た。
流通は、液タンクの洗浄液をポンプで洗浄槽下部に送り
込み、平行な樹脂板の間を流れ上った液を再び液タンク
に循環させることによって行ない、その際に流量を測定
しながら、洗浄槽内の流線速度を約0.5crIL/秒
に保った。
込み、平行な樹脂板の間を流れ上った液を再び液タンク
に循環させることによって行ない、その際に流量を測定
しながら、洗浄槽内の流線速度を約0.5crIL/秒
に保った。
このときの付着物除去率は、15分後に約60%、30
分後に97%に達した。
分後に97%に達した。
別に、同じ洗浄液を気泡による撹拌を伴う接触をさせて
、その付着物除去効果をみた。
、その付着物除去効果をみた。
上記の洗浄槽内に樹脂板集合体を入れ、洗浄液をみたし
て、槽の下部に設けたガス分散器を通してブロアーから
の空気を放出させ、樹脂板の間を浮上させることで、液
を撹拌更新する効果を与えた。
て、槽の下部に設けたガス分散器を通してブロアーから
の空気を放出させ、樹脂板の間を浮上させることで、液
を撹拌更新する効果を与えた。
空気のガス空筒速度は、1.5CrrL/秒に調節した
。
。
この場合の付着物除去率は、15分後で約90%、30
分後には98%にのぼった。
分後には98%にのぼった。
図面は、本発明の実験例において、各種リン酸塩を使用
して糖蜜付着スラッジを除去した場合の、゛リン酸塩濃
度と付着物除去率との関係をあられしたグラフである。 1・・・トリポリリン酸ナトリウム、2・・・トリポリ
リン酸カリウム、3・・・第ニリン酸ナトリウム、4・
・・第ニリン酸カリウム、5・・・トリメタリン酸ナト
リウム。
して糖蜜付着スラッジを除去した場合の、゛リン酸塩濃
度と付着物除去率との関係をあられしたグラフである。 1・・・トリポリリン酸ナトリウム、2・・・トリポリ
リン酸カリウム、3・・・第ニリン酸ナトリウム、4・
・・第ニリン酸カリウム、5・・・トリメタリン酸ナト
リウム。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 糖蜜または糖蜜を含有する液と接触する物体の表面
の付着物に対して、第二オルトリン酸塩、第三オルトリ
ン酸塩および縮合リン酸塩(以下、一括して「リン酸塩
」という)からえらんだ1種または2種以上の水溶液を
作用させることからなる付着物の除去方法。 2 リン酸塩がアルカリ金属塩である特許請求の範囲第
1項の付着物の除去方法。 3 リン酸塩の水溶液が0.1重量%以上の濃度である
特許請求の範囲第1項または第2項の付着物の除去方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56047943A JPS5830023B2 (ja) | 1981-03-31 | 1981-03-31 | 付着物の除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56047943A JPS5830023B2 (ja) | 1981-03-31 | 1981-03-31 | 付着物の除去方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57163452A JPS57163452A (en) | 1982-10-07 |
JPS5830023B2 true JPS5830023B2 (ja) | 1983-06-27 |
Family
ID=12789440
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56047943A Expired JPS5830023B2 (ja) | 1981-03-31 | 1981-03-31 | 付着物の除去方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5830023B2 (ja) |
-
1981
- 1981-03-31 JP JP56047943A patent/JPS5830023B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57163452A (en) | 1982-10-07 |
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