JPS5829950Y2 - 背負式の収穫容器 - Google Patents

背負式の収穫容器

Info

Publication number
JPS5829950Y2
JPS5829950Y2 JP2835479U JP2835479U JPS5829950Y2 JP S5829950 Y2 JPS5829950 Y2 JP S5829950Y2 JP 2835479 U JP2835479 U JP 2835479U JP 2835479 U JP2835479 U JP 2835479U JP S5829950 Y2 JPS5829950 Y2 JP S5829950Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
backpack
container body
outlet
container
back plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2835479U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55127530U (ja
Inventor
清照 向井
Original Assignee
向井化学工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 向井化学工業株式会社 filed Critical 向井化学工業株式会社
Priority to JP2835479U priority Critical patent/JPS5829950Y2/ja
Publication of JPS55127530U publication Critical patent/JPS55127530U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5829950Y2 publication Critical patent/JPS5829950Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Portable Outdoor Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は主として果物や野菜の収穫に携行使用される背
負式の収穫容器に関する。
一般に、かんきつ類で代表される果物は人手によって収
穫され、作業者の携行する収穫籠に溜められて後−個所
に集荷されているけれども、従来の背負式収穫籠では有
底な硬質材から戒っているため、一旦地上に降してから
でなければ収穫籠から上記果物を取り出すことができず
、取扱い上不便であり、多大の労力を要する。
又、収穫籠を背負った状態のまま傾斜させることにより
、上記果物を例えば集荷コンテナへ移し入れる−ような
ことは可能であるが、そのためには不自然な作業姿勢を
強要されると共に、確実に移し変えるに当って別な作業
者の介助が必要であり、何れにしても作業性乃至は省力
化に劣る憂いを生じている。
本考案はこのような問題点に鑑み、地上に降すような労
力を要さず、作業者が背負った状態のまま単独で軽快に
、且つ確実に収穫物を取り出せるよう企図したものであ
って、その具体的な構成を図示の実施態様に基き説明す
れば、下記の通りである。
先ず、その好適基本例を表わした第1〜7図において、
Aは収穫物用容器体、1はその底部に設けられた収穫物
用取出口であるが、図例では容器体Aそれ自身を合成樹
脂シートなどの柔軟材料から、予じめ底無しの筒袋状に
作成することによって、その取出口1を言わば全開状態
に設定している。
この容器体Aに収容される収穫物としては、第1図によ
り示唆される如くみかんを始め、栗、パイナツプルなど
の果物や、キャベツ、レタス、芋などの野菜が主に予定
されており、上記容器体Aの収穫物用挿入口2には図外
の開閉蓋が付設されることもある。
3は容器体Aにおける取出口1の近傍周縁部に設けられ
たベルト挿通孔であるが、孔に代る係止環などでも良い
Bはこのような容器体Aを保持する背負枠体であって、
次のような構成の保持杆4と背板5との組立体から成り
立っている。
即ち、保持杆4は第2.3図から明白なように、平面か
ら見てコ字型で且つ接面から見て倒立り字型に一体曲成
された金属パイプ製の主杆6と、その基部寄り位置に横
架された同じく金属パイプ製の副杆7とから成り、その
副杆7と主杆6とは第7図のようにネジ具8で着脱自在
に結合一体化されている。
そして、容器体Aはこのような保持杆4に対し、その頂
部が挿脱自在に挿入係合されることにより、言わば垂下
状態(吊り下げ状態)に保持されているわけであり、従
いその挿入口2がこの保持杆4によって略四角筒型の開
口保形状態に国威されることになる。
又、背板5は硬質な合成樹脂材料がら一体成形されてお
り、好ましくはブロー成形性によって第1〜6図のよう
な全体として縦長の矩型盤状に作成されている。
即ち、9は背板5の基本断面形状を形作る前壁であり、
作業者の背中にフィツトし易い緩やかな凹曲面をなして
いる。
10は同じく後壁であって、上記凹曲面に被着可能な如
き凸曲面を呈している。
Sは背板5の内部に区威された断面略三日月型の空洞で
あり、全体的軽量化とクッション性の発揮に役立つ。
11は後壁10から更に突出する左右一対の断面略台型
をなす補強りぶであり、背板5の縦方向全体に互って相
互平行状に延在している。
12は背板5の前壁9がら比較的深く凹入形成された上
下一対の通気溝であって、上記補強リブ11と連続して
おり、これには補強リブプ1に貫通形成された通気孔1
3が各々連通しているため、作業者の発汗の好適に防止
される。
14はこれら内通気溝12の相互中間位置において、や
はり前壁9から浅く凹入形成された通気溝、15は背板
5の下部両端に貫通形成された左右一対のベルト案内孔
であり、これには上記容器体Aの取出口1を開閉するた
めの締付は用腰ベルト16が挿脱自在に挿通されるよう
になっている。
17は同じく背板5における上部両端の後面に形成され
た円弧条溝型をなす左右一対の保持杆用取付面である。
このような背板5の前面には、第1.2図のように左右
一対の背負ベルト18が係脱自在に取付けられること勿
論であり、その背板5の上記取付面17へ保持杆4にお
ける主杆6の基部両端がフィツトされ、そして該主杆6
と背板5とがネジ具19で着脱自在に組立一体化される
ことにより、鼓に背負枠体Bが形作られるわけであり、
そして上記のような基本例のす負式収穫容器を使用する
に当っては、次のように行なう。
即ち、第1〜3図から明白なように容器体Aの周縁部に
設けられたベルト挿通孔3へ腰ベルト16を巻き付ける
如く通し、その腰ベルト16を更に背板5のベルト案内
孔15内から背板5の前面へ導出して、該ベルト16に
装着されたバックル式や掛止め式などの締付は金具20
により、作業者の腰廻りで締付け、以って容器体Aを有
底状にする如く縛り上げて、その取出口1を閉塞しつつ
、収穫物を挿入するのである。
つまり、腰ベルト16を巻き締めると同時に、容器体A
の底部を収穫物の収容可能に閉塞するわけである。
この場合、腰ベルト16の締め上げによって、柔軟な容
器体Aの底部は背板5の後面へ密着状に集束されること
になると共に、その容器体Aが上記のような吊り下げの
保持状態にあっても、グベルト16の途中は背板5に対
しベルト案−内孔15を介して、位置決め状に拘束され
ているため、適正な且つ確実な取出口1の閉塞状態が言
わばワンタッチ式に達成されることになる。
そして、収穫物の集荷に当りこれを容器体Aから取出す
に当っては、第1図のような背負った状態のままで上記
腰ベルト16を、その締付は金具20の手元操作により
緩めるだけで良い。
そうすれば、容器体Aの取出口1は収穫物の自重とも相
俟って、当初の底無し型に開口されることになるため、
収穫物を一挙に落下状として取り出すことができる。
尚、上記の構成では取出口1の開閉具として、作業者の
腰に締付ける腰ベルト16を示したが、背負った状態の
まま手元操作できる開閉具であれば、腰ベルト以外のも
のを採用しても良い。
例えば、容器体Aを硬質材料から範型に形成すると共に
、その底部に取出口1を開口させ、該取出口1を手元か
ら操作し得るシャッター板などにより開閉する方法も考
えられる。
背板5の前面には別途通気性に富むクッション材を貼着
しても良い。
次に、第8図工は本考案の第1変形例を示しており、こ
れでは容器体Aを有底筒袋状に形成すると共に、その底
部から一部開口する比較的径小な取出口1を派出させ、
該取出口1を上記のような締付は用腰ベルト16により
開閉自在に閉塞している。
これによれば、収穫物の急激な落下が抑制されると共に
、取出口1の口径小型化により開閉操作を安楽に行なえ
る点で有効と言える。
その余の構成は上記基本例と実質的に同一のため、共通
符号を図示するにとどめて、詳細な説明を省略する。
又、第8図IIは同じく第2変形例に係り、これが上記
基本例と構成上昇なる点は、背板5を作業者に固定する
腰ベルト16とは別に、取出口1の開閉に専用の容器体
締付は用ベルト21を用意し、その一端部を背板5へ固
定すると共に、同じく他端部を腰ベルト16の途中へ係
止するよう設定した点にある。
これによれば、やはり手元操作で取出口1を開閉できる
ことは勿論であるが、特に収穫物の重量により背板5が
作業者の身体から後方へ離れる如き引張り力に良く抗し
得る点で有効と言え、その際には上記締付は用ベルト2
1の途中を、両補強リブ11に別途貫通形成したベルト
案内孔22へ挿通させることが好適である。
以上のように、本考案の背負式収穫容器は背負枠体Bと
、これに保持された容器体Aとを備え、その容器体Aの
底部に取出口1が開口形成されており、その取出口1が
手元操作可能な腰ベルト16などの開閉具によって開閉
される構成であるため、作業者はこれを背負った状態の
ままで、極めて軽快に能率良く容器体Aから収穫物を取
り出せるのであり、その収穫物の移し変えなどに際して
、他の作業者の介助も一切要さず、自然な姿勢の軽労力
で作業できることになる。
上記取出口1はやはり手元操作で閉塞されるものである
ため、従来品の有底式収穫籠と同様に支障なく使用でき
ること勿論であり、特に上記実施態様のように背負枠体
Bを合成樹脂製の背板5と、金属パイプ製保持杆4とか
ら組立てることにより、従来品に比し著しく軽量化でき
且つ量産効果も期待できると共に、容器体Aも柔軟な底
無しの筒袋状に形成することにより、その製作の容易化
と清掃の至便化などを図れるのであり、がんきつ類の収
穫用として最適な実用的考案と言える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の使用状態を示す概略側面図、第2図は
同じく拡大正面図、第3図は第2図のIII −III
線に沿う断面図、第4.5.6.7図は第3図のIVI
V線、■=V線、VI−VI線、VII−VII線に各
々沿う何れも断面図、第8図I、IIは本考案の変形例
を各々示す要部断面図である。 A・・・・・・容器体、B・・・・・・背負枠体、1・
・・・・・取出口、4・・・・・・保持杆、5・・・・
・・背板、16・・・・・・締付は用腰ベルト(開閉具
)、18・・・・・・背負ベルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.背負枠体とこれに保持された収穫物用容器体とを備
    え、その容器体の底部に収穫物用取出口を開口形成する
    と共に、その取出口を手元操作の可能な開閉具によって
    開閉自在に構成したことを特徴とする背負式の収穫容器
    。 2、実用新案登録請求の範囲・第1項記載のものにおい
    て、容器体を背負枠体から垂下する柔軟筒袋状とし、且
    つその子じめの底無しにより取出口を形成すると共に、
    その取出口を締付は用腰ベルトにより開閉可能に構成し
    たことを特徴とする背負式の収穫容器。 3、実用新案登録請求の範囲・第1項記載のものにおい
    て、背負枠体を、容器体における収穫物用挿入口の国威
    可能な金属パイプ製保持杆と、その保持杆へ着脱自在に
    組立てられ且つ背負ベルトを備えた合成樹脂製背板とか
    ら形作ったことを特徴とする背負式の収穫容器。
JP2835479U 1979-03-05 1979-03-05 背負式の収穫容器 Expired JPS5829950Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2835479U JPS5829950Y2 (ja) 1979-03-05 1979-03-05 背負式の収穫容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2835479U JPS5829950Y2 (ja) 1979-03-05 1979-03-05 背負式の収穫容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55127530U JPS55127530U (ja) 1980-09-09
JPS5829950Y2 true JPS5829950Y2 (ja) 1983-07-01

Family

ID=28874172

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2835479U Expired JPS5829950Y2 (ja) 1979-03-05 1979-03-05 背負式の収穫容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5829950Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55127530U (ja) 1980-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5074577A (en) Combination golf bag and support and attachment mechanism
AU624913B2 (en) Fruit picker's bag
US7237753B2 (en) Debris collecting bag and bag holder
US4102376A (en) Fruit picking receptacle
USD410333S (en) Fishing rod and reel case
JPS5829950Y2 (ja) 背負式の収穫容器
US4693064A (en) Grass collection bag for lawn mower
US9271558B1 (en) Collection bag and related methods
US4491212A (en) Picker's aid
JPH08258850A (ja) 袋吊持具
JPS582193Y2 (ja) 摘果袋
KR200236184Y1 (ko) 곡물 수거용 앞치마
JP2001010638A (ja) 手提げ携帯式容器バスケットの肩掛けベルト
US3064867A (en) Aluminum pack basket
CN219680775U (zh) 一种山林救援用便携式医疗箱
CN218789970U (zh) 一种新型多功能鱼竿包
JPH0675540U (ja) ゴルフクラブ用バッグ
CN215774339U (zh) 柑橘采摘装置
CN213523114U (zh) 采摘架
JP3729444B2 (ja) 堆肥化袋
JP2003219776A (ja) 撒き餌容器
JP3004091U (ja) 小物入れ
WO1996013969A1 (en) Harness-mounted receptacle
KR200259887Y1 (ko) 휴대용 소품 케이스
JPH0312252Y2 (ja)