JPS5829866A - 艶出し剤組成物 - Google Patents
艶出し剤組成物Info
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- JPS5829866A JPS5829866A JP12842281A JP12842281A JPS5829866A JP S5829866 A JPS5829866 A JP S5829866A JP 12842281 A JP12842281 A JP 12842281A JP 12842281 A JP12842281 A JP 12842281A JP S5829866 A JPS5829866 A JP S5829866A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は改良された艶出し#組成物に関する。
更に詳しくは、木(白木、ニスmE’J)、プラスチッ
ク(クラスタイル、クッション7aアー、ビニタイル、
リノリウム、化粧合板)等からなる床の保−及び艶を賦
与するための安定な水性乳化鳳艶出し剤組成物に関する
。 床用−出し削にはfIIAljIと水性乳化層がある。 曲者はワックス、シリーーン、光沢性油を安価な石油系
溶剤(例えばケ關シン、建ネ2ルスピリット、ナフサ)
K分散または溶解させたもので、固形層、ペースト臘、
液体臘のも°のがある。 これらは光沢を出すためには乾燥させたのも必ず乾拭1
(パフ、burr)t、なければならず、また、溶剤ベ
ースの為作業時に換気が必要であリ、火気の使用が危険
である等の欠点を有する。 これに対し、後者はワックスエマルシ曹ン及びポリマー
ラテックス(ポリスチレン、ポリアクリル酸エステル、
ポリビニルアセテート、ポリエチレン等、あるいはそれ
らの共重合体)を含有し、レベリング性(IIの均一性
)及び属の除去性を良くするためにアルカリ可溶性レジ
ンの添加、更に膜の形成能を向上させるために可履削が
添加されている。そして、このワックス分とポリ!−分
の□比率を変えるととkより種々の異なる性質誉−有す
る艶出し剤のima+が可能である。例えば、艶出し成
分としてポリマー比率が高い(70〜100%)場合に
は、塗布乾燥しただけで皮膜に光沢が出るいわゆるノン
バ7アプル(non−buffable ) fJであ
って、防汚性が高く、硬い耐久性のある膜を形成し、耐
スベ・り性にも優れているが、除去性に劣り、脆く、一
度キズが・つくと修復できないという欠点を有する。ま
た高価である。 他方、ワックス比率を高((10=−100%)すると
、塗布し乾燥しただけで光沢がでないことから乾拭きが
必要であり
ク(クラスタイル、クッション7aアー、ビニタイル、
リノリウム、化粧合板)等からなる床の保−及び艶を賦
与するための安定な水性乳化鳳艶出し剤組成物に関する
。 床用−出し削にはfIIAljIと水性乳化層がある。 曲者はワックス、シリーーン、光沢性油を安価な石油系
溶剤(例えばケ關シン、建ネ2ルスピリット、ナフサ)
K分散または溶解させたもので、固形層、ペースト臘、
液体臘のも°のがある。 これらは光沢を出すためには乾燥させたのも必ず乾拭1
(パフ、burr)t、なければならず、また、溶剤ベ
ースの為作業時に換気が必要であリ、火気の使用が危険
である等の欠点を有する。 これに対し、後者はワックスエマルシ曹ン及びポリマー
ラテックス(ポリスチレン、ポリアクリル酸エステル、
ポリビニルアセテート、ポリエチレン等、あるいはそれ
らの共重合体)を含有し、レベリング性(IIの均一性
)及び属の除去性を良くするためにアルカリ可溶性レジ
ンの添加、更に膜の形成能を向上させるために可履削が
添加されている。そして、このワックス分とポリ!−分
の□比率を変えるととkより種々の異なる性質誉−有す
る艶出し剤のima+が可能である。例えば、艶出し成
分としてポリマー比率が高い(70〜100%)場合に
は、塗布乾燥しただけで皮膜に光沢が出るいわゆるノン
バ7アプル(non−buffable ) fJであ
って、防汚性が高く、硬い耐久性のある膜を形成し、耐
スベ・り性にも優れているが、除去性に劣り、脆く、一
度キズが・つくと修復できないという欠点を有する。ま
た高価である。 他方、ワックス比率を高((10=−100%)すると
、塗布し乾燥しただけで光沢がでないことから乾拭きが
必要であり
【パ7アプル型(burrabxe ))、
ノンパファブルに比し、軟い膜を形成し、除去性に優れ
、一度キズがついても乾拭きで修復しうるが、耐スベリ
性に劣る。 これらの中間に、センパ7アプル(aami−bufT
abl・)臘の艶出し剤が位置し、塗布乾燥後にポリマ
ー比率に依存して光沢が上がり、更に乾拭きすることに
よって更′に光沢が上がる艶出し剤である。 一般に、床用艶出し剤に要求される性能には以下のよう
なものがある。 ◎高い光沢賦与性 ◎レベリングがよいこと ◎再塗布性のよいこと ◎耐水性のよいこと ◎耐スリップ性のよいこと ◎ヒールマークがつきにくいこと ◎防汚性のよいこと ◎乾拭き性のよいこと O耐摩耗性のよいこと O除去性つよいこと O1i末化しにくいこと O耐洗剤性のよいこと O老化等による変色がないこと O乾燥性のよいこと O高温安定性のよいこと− 〇凍結融解安定′性のよいこと これらの優先順位は国や生活環境によって異なるが、本
発明者らが最近性なったアンケート調査とモーター調査
の結果によれば、次の性能が強く要求されていることが
判った。 (1)光沢がでること(自己光沢性) (2)使用が簡便−であること (3)床材を保躾すること (4)すべりKくいこと 従来、艶出し剤の乳化剤としてアニオン性界面活性剤(
例えばオレイン酸のアンン塩あるいは酸ワツクスのアミ
ン塩)が用いられている。 しかしながら、このタイプの艶出し剤は形成膜の耐水性
は良好であるが、農の除去性、高温安定性、凍結融解安
定性、脱色暗化抵抗性に問題がある( )C,、J、W
assarsnan、 !3oap&ohem、 8p
eoi、。 54(9)、1 a5.(1958)ン。更に、小過剰
のアンンの存在のために臭いが悪く、白木を黄変させる
性質があり、白木用に用いることが出来ない。そこで、
乳化剤として非イオン性界面活性剤の使用が考えられる
が、従来の艶出し剤の組成で゛アニオン性界面活性剤を
非イオン性界面活性剤に代えただけでは黄変′を防止し
うるが、その他の点で十分でなく、特に乾燥膜の耐水性
、組成物の安ル性1.等が劣る。 そこで、本発明者らはかかる問題点に関し鋭意研究を進
めてきた結果、特定のワックス成分を、特定の組合せの
非イオン性界面活性剤で乳化することにより、高温安定
性、凍結融解安定性、耐水性に優れ、粒子径の細かい高
光沢を賦与するセ叱バ7アプル型の乳化型艶出し剤を見
出し本発明を完成した。 即ち、本発明は下記の(!L)〜((1)を含有するこ
とを%黴とする水性乳化型艶出し剤組成物を提供するも
のである。 (1) カルナバワックス ・・・・・・・・・5〜
2otjt%(わ)I(LBt5.0〜17.0のポリ
オ−+7エチレンアルキルフエニルエーテルまたはポリ
オキシエチレンアルキルエーテル ・・・・・・・・・0.8〜4.0重量%(c) H
L 87.5〜9.5のポリオキシエチレンアルキルフ
ェニルエーテルまたはポリオキシエチレンアルキルエー
テル ・・・・・・・・・0.05〜0.4重量%((11H
LBll、O〜15.0のポリオキシエチレンアルキル
エーテルまたはポリオキシエチレンアルキルフェニルエ
ーテル ・・・・・・・・・0.05〜0.4重1に一本発明に
係るカルナバワックスは植物系ワックスの1つであり、
酸価が低く、硬く耐水性に優れており、また安価である
。従来使用されているモンタンワックス、パラフィンワ
ックス、石油系ワックス、マイクロクリスタリンワック
ス等は、カルナバワックスと比較して皮膜が軟かく、自
己光沢性において劣る。カルナノ(ワックスの使用量は
通常5〜20重童チである。 本発明に係る(bl〜(d)の非イオン性界面活性剤の
組合せが特に重要である。一般に、乳化剤に用いられる
非イオン性界面活性剤は、同じHLB値でも異なるHL
B値のものを二種以上併用した方が乳化性に浸れている
ことは周知ではあるが、更に本発明の非イオン性界面活
性剤の組合せ(HI、B値、配合比)を用いることによ
り、艶出し剤にとってxiなレベリング性、杏塗布性、
耐水性を改良することが判った。 (bl成分の使用量は0.8〜4.0重瀘慢、好ましく
は1.0〜3.0重量%であり、少なすぎると乳化安定
性が劣り、多すぎると耐水性及び耐久性が低下する。 (c)成分の使用量は0.05〜0.4重量%、好まし
くは0.1〜0.3重量%であり、少なすぎると高娼安
定性が劣り、多すぎると(c)成分自体の分離か生じる
。 (d)成分の使用量はO,OS〜0.4重量%、好まし
くは0.1〜0.3重量%であり、少なすぎるとヌレ性
が低下し、多すぎると耐水性が低下する。 本発明の艷出し剤は主起の組成により、艶出し剤として
賛求される諸性能、特に既述の(1)〜(4)を満足さ
せるが、より好ましくは、各成分の配合比(血菫比)を
下記の範囲にすることにより、憂れた艶出し剤が得られ
る。 b/a = Q、i〜0.5 c/b −0,05〜0.2 a/b −0,05〜0.2 (b)〜(atの非イオン性界面活性剤は、それぞれの
HLB値の範囲にあれば本発明の幼果が得られるカ、特
にポリオキシエチレンアルキルエーテルの場合には親油
基がラクリル基、ミリスチル基、パルミチル基、ステア
リル基、オレイル基のものが好ましく、ポリオキシエチ
レンアルキルフェニルエーテルの場合には親油基がオク
チルフェニル基、ノニルフェニル基のものが好ましい。 更に、各非イオン性界面活性剤のHLB値が下記の範囲
にあればより好ましい。 (blHLB値15.4〜16.4− (cl HLB値 8.0〜9.0 (d)II、B値11.5〜12.5、本発明の水性乳
化型艶出し剤は、Wat6r−in−wax法によって
転相乳化することにより得られる。 具体的には、カルナパワ・ツクスな(b)成分の非イオ
ン性界面活性剤でWat6r−11−WlLX 法に
よって転相乳化し、これに(0)成分及び(d)成分で
ある非イオン性界面活性剤を添加すると(パう方法であ
る。 本発明を実施するにあたって、本発明の効果を損なわな
い範囲で、6櫨の添加物を加えることが出来る。耐すべ
り性を高めるためにポリマーラテックスを添加すること
が望ましく、添加瀘(固形分)は0.5〜2.5重量%
が好ましく・。 ポリマーラテックスとしては、ポリ酢酸ヒ゛ニル、ポリ
スチレン、ポリアクリル酸エステル、ボリメタクリル酸
エステル、ポリアクリルニトリル、ポリウレタン及びそ
れらの共重合体のラテックスを挙げることが出来る。ま
た、配合時の発泡抑制のためのシリコーンエマルション
、安定性るための防腐、防黴、防菌剤の添加も好ましい
。 更に、必要に応じ香料の添加も可能である。 以下、実施例及び比較例により本発明を更に詳しく説明
するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではな
い。尚、実施例、比IR告中のパーセント(チ)は重量
パーセント(重量チ)を意味する。 実施例1 パワックス48fP及び価】エマルゲン920(?E王
アトラス社製商品名、ポリオキクエチレンノニルフェニ
ルエーテル、HLB値15.5 ) 10tを入れ、9
6±2℃に保ち融解攪拌下1c9a±2℃の熱水100
Fを加えた。乳化系は熱水を加えてゆくと途中でWlo
から0/vに転相する。 次に、この乳化系を攪拌下に5℃以下の冷水240 i
i1中に投入し、更に攪拌を続けながら(clエマルゲ
ン404(花王アトラス社M商品名、ポリオキシエチレ
ンオレイルエーテル、HLB値8.8 ) 1.Of及
び((1)エマルゲン108(花王アトラス社製商品名
、ポリオキシエ讐しンラウリルエーテル、HLB値12
.1 ) 1.0 fPを加えた。 得られた組成物は、レベリング性、耐水性、再砿布性、
安定性、耐スリング性、白木黄変性のいずれの性能につ
いても′憂れていた。尚、これらの諸性能については下
記の方法により評価した。 (評価方法) くレベリング性〉 膜の均一性、即ち膜に生ずるスジ、しわ、結晶等を肉眼
で観察する。 ◎:膜が全く均一である。 O:かすかにスジ、しわ、−結晶がある。 Δ−:スジ、シワ、結晶が目立つ。 −x:不均一 く耐水性〉 塗布16〜18時間後に0.5wrlの水をたらし30
分靜装し、膜の白化を観察する。 水を拭き取り、乾燥後接触面が白化、脱賂勢な起すか否
か観察する。 ◎:白化等な七。 ○:かすかに白化 Δ:目立つ程度に白化 X:脱落 く再菫布性) 一度塗って乾燥させた膜に二度門りした場合の光沢、レ
ベリングや膜損傷性を観察する。 Cカニレベリング性良好、均一な膜形成○:わずかに不
均一な膜形成 Δ:かなり不均一な膜形成 ×;レベリング性不良、不均一な膜形成、下地の膜の剥
離 く安定性〉 高温安定性(SO℃、4週間)及び凍結融解安定性を調
べる。 ◎:分離しない。 ○:やや粒径が粗くなり、白色味が増大Δ:わずかに分
離(わずかクリーミング、沈殿) X:完全に分離、ワックスが浮く。 ツブ性を調べる。 ◎:すべりにくい ○:ややすべりにくい Δ:普通(すべる) ×:極めてよくすべる。 く白木黄変性〉 白木に塗布して、白木の色の変化を観察する。 ○:不変 Δ:わずかに黄変 ×:黄変 実施例2 表1に示すワックス及び界面活性剤を用い、実施例1と
同様に乳化組成物を得、各種性能を訂価した。結果を表
1に示す。 実施例3 乳化系を冷水に投入した後消泡剤を加え、(cl及び(
6)成分と一緒にエタノールを加え、その後アクリル酸
エステル共重合体ラテックス(,50atチ)を加える
点を除き実施例1と同様の操作を行ない、下記の成分か
らなる組成物を得た。 評価結果を表2に示す。 ワックス 表2に示す界面活性剤
表2に示すエタノール
4.0〃消泡剤02) o、o
s y中1):ヘキスト合成(株〕製、商品名香ビニ
ール727 *2):ヘキスト社製、商品名アンチホーマー8E−2
,シリコーン油系消泡剤 表 2 IHLB値
ノンパファブルに比し、軟い膜を形成し、除去性に優れ
、一度キズがついても乾拭きで修復しうるが、耐スベリ
性に劣る。 これらの中間に、センパ7アプル(aami−bufT
abl・)臘の艶出し剤が位置し、塗布乾燥後にポリマ
ー比率に依存して光沢が上がり、更に乾拭きすることに
よって更′に光沢が上がる艶出し剤である。 一般に、床用艶出し剤に要求される性能には以下のよう
なものがある。 ◎高い光沢賦与性 ◎レベリングがよいこと ◎再塗布性のよいこと ◎耐水性のよいこと ◎耐スリップ性のよいこと ◎ヒールマークがつきにくいこと ◎防汚性のよいこと ◎乾拭き性のよいこと O耐摩耗性のよいこと O除去性つよいこと O1i末化しにくいこと O耐洗剤性のよいこと O老化等による変色がないこと O乾燥性のよいこと O高温安定性のよいこと− 〇凍結融解安定′性のよいこと これらの優先順位は国や生活環境によって異なるが、本
発明者らが最近性なったアンケート調査とモーター調査
の結果によれば、次の性能が強く要求されていることが
判った。 (1)光沢がでること(自己光沢性) (2)使用が簡便−であること (3)床材を保躾すること (4)すべりKくいこと 従来、艶出し剤の乳化剤としてアニオン性界面活性剤(
例えばオレイン酸のアンン塩あるいは酸ワツクスのアミ
ン塩)が用いられている。 しかしながら、このタイプの艶出し剤は形成膜の耐水性
は良好であるが、農の除去性、高温安定性、凍結融解安
定性、脱色暗化抵抗性に問題がある( )C,、J、W
assarsnan、 !3oap&ohem、 8p
eoi、。 54(9)、1 a5.(1958)ン。更に、小過剰
のアンンの存在のために臭いが悪く、白木を黄変させる
性質があり、白木用に用いることが出来ない。そこで、
乳化剤として非イオン性界面活性剤の使用が考えられる
が、従来の艶出し剤の組成で゛アニオン性界面活性剤を
非イオン性界面活性剤に代えただけでは黄変′を防止し
うるが、その他の点で十分でなく、特に乾燥膜の耐水性
、組成物の安ル性1.等が劣る。 そこで、本発明者らはかかる問題点に関し鋭意研究を進
めてきた結果、特定のワックス成分を、特定の組合せの
非イオン性界面活性剤で乳化することにより、高温安定
性、凍結融解安定性、耐水性に優れ、粒子径の細かい高
光沢を賦与するセ叱バ7アプル型の乳化型艶出し剤を見
出し本発明を完成した。 即ち、本発明は下記の(!L)〜((1)を含有するこ
とを%黴とする水性乳化型艶出し剤組成物を提供するも
のである。 (1) カルナバワックス ・・・・・・・・・5〜
2otjt%(わ)I(LBt5.0〜17.0のポリ
オ−+7エチレンアルキルフエニルエーテルまたはポリ
オキシエチレンアルキルエーテル ・・・・・・・・・0.8〜4.0重量%(c) H
L 87.5〜9.5のポリオキシエチレンアルキルフ
ェニルエーテルまたはポリオキシエチレンアルキルエー
テル ・・・・・・・・・0.05〜0.4重量%((11H
LBll、O〜15.0のポリオキシエチレンアルキル
エーテルまたはポリオキシエチレンアルキルフェニルエ
ーテル ・・・・・・・・・0.05〜0.4重1に一本発明に
係るカルナバワックスは植物系ワックスの1つであり、
酸価が低く、硬く耐水性に優れており、また安価である
。従来使用されているモンタンワックス、パラフィンワ
ックス、石油系ワックス、マイクロクリスタリンワック
ス等は、カルナバワックスと比較して皮膜が軟かく、自
己光沢性において劣る。カルナノ(ワックスの使用量は
通常5〜20重童チである。 本発明に係る(bl〜(d)の非イオン性界面活性剤の
組合せが特に重要である。一般に、乳化剤に用いられる
非イオン性界面活性剤は、同じHLB値でも異なるHL
B値のものを二種以上併用した方が乳化性に浸れている
ことは周知ではあるが、更に本発明の非イオン性界面活
性剤の組合せ(HI、B値、配合比)を用いることによ
り、艶出し剤にとってxiなレベリング性、杏塗布性、
耐水性を改良することが判った。 (bl成分の使用量は0.8〜4.0重瀘慢、好ましく
は1.0〜3.0重量%であり、少なすぎると乳化安定
性が劣り、多すぎると耐水性及び耐久性が低下する。 (c)成分の使用量は0.05〜0.4重量%、好まし
くは0.1〜0.3重量%であり、少なすぎると高娼安
定性が劣り、多すぎると(c)成分自体の分離か生じる
。 (d)成分の使用量はO,OS〜0.4重量%、好まし
くは0.1〜0.3重量%であり、少なすぎるとヌレ性
が低下し、多すぎると耐水性が低下する。 本発明の艷出し剤は主起の組成により、艶出し剤として
賛求される諸性能、特に既述の(1)〜(4)を満足さ
せるが、より好ましくは、各成分の配合比(血菫比)を
下記の範囲にすることにより、憂れた艶出し剤が得られ
る。 b/a = Q、i〜0.5 c/b −0,05〜0.2 a/b −0,05〜0.2 (b)〜(atの非イオン性界面活性剤は、それぞれの
HLB値の範囲にあれば本発明の幼果が得られるカ、特
にポリオキシエチレンアルキルエーテルの場合には親油
基がラクリル基、ミリスチル基、パルミチル基、ステア
リル基、オレイル基のものが好ましく、ポリオキシエチ
レンアルキルフェニルエーテルの場合には親油基がオク
チルフェニル基、ノニルフェニル基のものが好ましい。 更に、各非イオン性界面活性剤のHLB値が下記の範囲
にあればより好ましい。 (blHLB値15.4〜16.4− (cl HLB値 8.0〜9.0 (d)II、B値11.5〜12.5、本発明の水性乳
化型艶出し剤は、Wat6r−in−wax法によって
転相乳化することにより得られる。 具体的には、カルナパワ・ツクスな(b)成分の非イオ
ン性界面活性剤でWat6r−11−WlLX 法に
よって転相乳化し、これに(0)成分及び(d)成分で
ある非イオン性界面活性剤を添加すると(パう方法であ
る。 本発明を実施するにあたって、本発明の効果を損なわな
い範囲で、6櫨の添加物を加えることが出来る。耐すべ
り性を高めるためにポリマーラテックスを添加すること
が望ましく、添加瀘(固形分)は0.5〜2.5重量%
が好ましく・。 ポリマーラテックスとしては、ポリ酢酸ヒ゛ニル、ポリ
スチレン、ポリアクリル酸エステル、ボリメタクリル酸
エステル、ポリアクリルニトリル、ポリウレタン及びそ
れらの共重合体のラテックスを挙げることが出来る。ま
た、配合時の発泡抑制のためのシリコーンエマルション
、安定性るための防腐、防黴、防菌剤の添加も好ましい
。 更に、必要に応じ香料の添加も可能である。 以下、実施例及び比較例により本発明を更に詳しく説明
するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではな
い。尚、実施例、比IR告中のパーセント(チ)は重量
パーセント(重量チ)を意味する。 実施例1 パワックス48fP及び価】エマルゲン920(?E王
アトラス社製商品名、ポリオキクエチレンノニルフェニ
ルエーテル、HLB値15.5 ) 10tを入れ、9
6±2℃に保ち融解攪拌下1c9a±2℃の熱水100
Fを加えた。乳化系は熱水を加えてゆくと途中でWlo
から0/vに転相する。 次に、この乳化系を攪拌下に5℃以下の冷水240 i
i1中に投入し、更に攪拌を続けながら(clエマルゲ
ン404(花王アトラス社M商品名、ポリオキシエチレ
ンオレイルエーテル、HLB値8.8 ) 1.Of及
び((1)エマルゲン108(花王アトラス社製商品名
、ポリオキシエ讐しンラウリルエーテル、HLB値12
.1 ) 1.0 fPを加えた。 得られた組成物は、レベリング性、耐水性、再砿布性、
安定性、耐スリング性、白木黄変性のいずれの性能につ
いても′憂れていた。尚、これらの諸性能については下
記の方法により評価した。 (評価方法) くレベリング性〉 膜の均一性、即ち膜に生ずるスジ、しわ、結晶等を肉眼
で観察する。 ◎:膜が全く均一である。 O:かすかにスジ、しわ、−結晶がある。 Δ−:スジ、シワ、結晶が目立つ。 −x:不均一 く耐水性〉 塗布16〜18時間後に0.5wrlの水をたらし30
分靜装し、膜の白化を観察する。 水を拭き取り、乾燥後接触面が白化、脱賂勢な起すか否
か観察する。 ◎:白化等な七。 ○:かすかに白化 Δ:目立つ程度に白化 X:脱落 く再菫布性) 一度塗って乾燥させた膜に二度門りした場合の光沢、レ
ベリングや膜損傷性を観察する。 Cカニレベリング性良好、均一な膜形成○:わずかに不
均一な膜形成 Δ:かなり不均一な膜形成 ×;レベリング性不良、不均一な膜形成、下地の膜の剥
離 く安定性〉 高温安定性(SO℃、4週間)及び凍結融解安定性を調
べる。 ◎:分離しない。 ○:やや粒径が粗くなり、白色味が増大Δ:わずかに分
離(わずかクリーミング、沈殿) X:完全に分離、ワックスが浮く。 ツブ性を調べる。 ◎:すべりにくい ○:ややすべりにくい Δ:普通(すべる) ×:極めてよくすべる。 く白木黄変性〉 白木に塗布して、白木の色の変化を観察する。 ○:不変 Δ:わずかに黄変 ×:黄変 実施例2 表1に示すワックス及び界面活性剤を用い、実施例1と
同様に乳化組成物を得、各種性能を訂価した。結果を表
1に示す。 実施例3 乳化系を冷水に投入した後消泡剤を加え、(cl及び(
6)成分と一緒にエタノールを加え、その後アクリル酸
エステル共重合体ラテックス(,50atチ)を加える
点を除き実施例1と同様の操作を行ない、下記の成分か
らなる組成物を得た。 評価結果を表2に示す。 ワックス 表2に示す界面活性剤
表2に示すエタノール
4.0〃消泡剤02) o、o
s y中1):ヘキスト合成(株〕製、商品名香ビニ
ール727 *2):ヘキスト社製、商品名アンチホーマー8E−2
,シリコーン油系消泡剤 表 2 IHLB値
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一 下記の(IL)〜(+13を含有することを41黴
とする水性乳化層−出し剤組成物。 (1) カルナバワックス・・・・・川・ 5〜20
重量%(kl) HL B、、I B、0〜17.0
のポリオΦシエチレンアルキルフェニルエーテルマタは
ホリオキシエチレンアル中ルエーテル ・・・・川・・ 0.8〜4.0重量%(o) HL
87.5〜?、Sのポリオ命ジエチレンアル午ルフエエ
ルエーテルまたはポリオキシエチレンアルキルエーテル ・・・・・川・ 0.05〜0.4重量%(dl H
L B 11.0〜15.0のポリオキシエチレンアル
キルフェニルエーテル*タハホvオ中ジエチレンアルキ
ルエーテル ・・・・・・・・・ 0.05〜0.4重量%2 各成
分の重量比が下記の範囲である41軒錆求のl11m3
11積順試の本社孔1L瓜に山し剛胤成物。 b/a=o、1”−0*5 07bmDmOS〜0.2 ayb冨O,OS〜0.2
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12842281A JPS5829866A (ja) | 1981-08-17 | 1981-08-17 | 艶出し剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12842281A JPS5829866A (ja) | 1981-08-17 | 1981-08-17 | 艶出し剤組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5829866A true JPS5829866A (ja) | 1983-02-22 |
JPS614862B2 JPS614862B2 (ja) | 1986-02-13 |
Family
ID=14984366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12842281A Granted JPS5829866A (ja) | 1981-08-17 | 1981-08-17 | 艶出し剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5829866A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62185768A (ja) * | 1986-02-12 | 1987-08-14 | Rinrei:Kk | 艶出し剤組成物 |
CN105860856A (zh) * | 2016-04-29 | 2016-08-17 | 四川力久知识产权服务有限公司 | 一种皮革抛光蜡乳液及其制备方法 |
-
1981
- 1981-08-17 JP JP12842281A patent/JPS5829866A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62185768A (ja) * | 1986-02-12 | 1987-08-14 | Rinrei:Kk | 艶出し剤組成物 |
CN105860856A (zh) * | 2016-04-29 | 2016-08-17 | 四川力久知识产权服务有限公司 | 一种皮革抛光蜡乳液及其制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS614862B2 (ja) | 1986-02-13 |
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