JPS5829760B2 - 書類整理装置におけるトレイ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 要約 オフィス内のドキュメントの処理に使用しかつ特殊設計
の支持パネルで使用するための手操作ドキュメント処理
システム用トレイが開示される。

トレイは順序正しいドキュメントの挿入、保管および検
索を容易にするため特殊な形状を有し、ドキュメントが
よりかかる傾斜側壁を含む。

トレイに挿入された書類がよりかかる表面積を増大する
ために側壁に接して装着されるインサートシート部材が
設けられる。

インサートシート部材を定位置に固着するために特殊の
ロック機構が設けられる。

この発明は、書類を分類し、一時的に貯蔵し、かつ１つ
の部署から別の部署へあるいは１つの部署内のひとりの
人から同じ部署内の別の人へ移すための簡単で組織化さ
れた書類整理装置において用いられるトレイに関するも
のである。

オフィスなどで書類を処理するための書類整理装置が開
発されており、このシステムはトレイを支持する支持パ
ネルを含む。

支持パネルは水平スラットを含むモジュール式であり、
スラットの数は所望パネルの高さならびにその上に装着
すべきトレイの数および大きさに応じて変わる。

トレイは挿入を容易にしかつ書類を整然と貯蔵および検
索するために特殊な形状を有し、トレイの付属品により
トレイは書類の識別に適応しかつ書類の異なった大きさ
および形状に適応するようになっている。

しかし、上述した書類整理装置では、手元におかなけれ
ばならないトレイの数が多くなり、そのトレイの処理が
問題となっている。

この発明は、備蓄しかつ手元に置（のに必要なトレイの
数を減少するようにトレイ用に特別に設計されたインサ
ートを備えた特殊設計のトレイに関するものである。

この発明の特殊なトレイはそのインサートにより種々の
大きさの書類を処理するためにトレイの大きさを変える
ことができる。

この発明はまたインサートをトレイに装着するための簡
単な手段を有するトレイな提供する。

この発明はまた、支持パネルに装着されている間インサ
ートが定位置にロックされかつトレイが支持パネルから
取りはずされると容易に除去されうるような方法で、イ
ンサートをトレイに装着する手段を提供する。

この発明は、トレイと支持パネルを効率よく使用するよ
うにパネル上に種々の配列で配置することができる。

異なった大きさの書類用の広範囲に異なった形状のトレ
イな提供する。

この発明の種々の目的および利点を略述したので、つぎ
に図面について説明する。

第１図を参照すると、書類整理装置はパネルアセンブリ
１０およびトレイ２０，２１．２２，２３゜２４．２５
を含み、すべてのトレイはトレイ支持パネル１０から垂
直に延びかつパネル１０上に支持されている。

図示のようにトレイは種々の形状および大きさを有する
。

特定的には、トレイ２０゜２１．２２は左側トレイであ
り、トレイ２３゜２４．２５は右側トレイである。

さらに、トレイ２１．２２，２３，２５は２水平モジユ
ール（４インチ）の広さであり、トレイ２０，２４は１
水平モジユール（２インチ）の広さである。

また図示のように、トレイ２１，２５は２垂直モジユー
ル（１０インチ）の高さであり、トレイ２０゜２２．２
３，２４（後述のインサートを考慮に入れない）は１モ
ジユール（５インチ）の高さである。

モジュールサイズは２インチおよび５インチ以外の任意
の寸法でもありうることを理解すべきである。

後述する理由により、図示のトレイは普通のオフィスの
すべての書類を処理するのに十分である。

すなわち、大きさと形状が異なった６種類のトレイだけ
を備蓄すればよい。

この発明では、４種類の異なったトレイを使用すること
も可能である。

これはトレイ２０のような特殊設計のトレイを後述のイ
ンサートシート部材３０と組合わせることによって可能
になる。

第１図に示されているように、インサートシ一部材３０
はトレイ２０，２２，２３，２４内に装着されている。

これらのインサート部材は全く同一構造のものである。

さらに各トレイ２０，２２゜２３．２４は実質的に同一
構造のものであり、差異はそれらの幅とそれらが右側の
ものであるか左側のものであるかとにある。

各トレイにおいてインサート部材３０を装着する構造は
同一であるから、トレイ２０とインサート部材３０の組
合せについてのみ説明する。

図示のように、トレイ２０は底壁２１、側壁２８後壁ま
たは端壁２９および保持リップ２６からなる。

第２，３図かられかるように、底壁２１は、後部から前
部に向って、水平面“Ｐ“から上方に傾斜し、かつ第１
図で見て、側壁２８からリップ２７に向って上方に傾斜
している。

トレイ２０の側壁２８は左方へ傾斜し、側壁２８と底壁
２１間の角度は９００より小さい。

もちろん、トレイ２４のような右側トレイでは、その側
壁２８ａは右方へ傾斜している。

さらに、第３図にもつともよく示されているように、後
壁２９は頂部から底部に向って前方に傾斜している。

第２図に示されているように、側壁２８の頂縁４１は下
方に傾斜し、前縁４２は底部から頂部に向って後方に傾
斜している。

端縁４１，４２は書類の両側に開放区域を与え、書類を
トレイに挿入しまたトレイから取出すときに書類を容易
につかむことができるようになっている。

トレイ２０の各壁の傾斜に関して記載したが、他のトレ
イの壁の一般的傾向も同一である。

後壁２９に近いトレイの後部にはフック４４゜４４ａが
装着されている。

これらのフックはパネル１０に設けられた対応フック１
８の上に嵌合する。

これらのフック１８は、離間したスロットが切込まれて
いる傾斜頂壁を有する細長い突出部材１０で形成されて
いる。

フック４４，４４ａはこれらのスロットに延入する。

以上かられかるように、トレイはトレイのフック４４を
パネルのフック１８に掛げることによってパネル上に支
持される。

トレイ２０は第４図にもつともよく示されたカットアウ
ト５０を有する。

このカットアウトは側壁２８と底壁２７の接合部におい
て後壁２９に設けられている。

トレイの材料としては金属製又はプラスチック製等の材
料を用いることができる。

トレイには後述のようにフックを挿入するために開口５
１を設けられているが、金属製トレイの場合にはこの開
口５１を通して、ペイントがコーナーから流出しうるか
ら、塗装作業にも有用である。

図示のようにトレイの前部には下方に曲がった７ランジ
４５が設けられている。

この７ランジはトレイ内の書類を識別するために鉛筆書
き記事を受けるつや消し表面であってもよく、あるいは
その代りにゴム引きラベルまたはテープを使用して該識
別をしてもよい。

インサートシート部材３０は平らなシートであり、トレ
イ２０と同一長さを持つが２モジユール（１０インチ）
の高さである。

このインサートシート部材は低縁３２を含む特殊な形態
のものであり、底縁の一部分３３が残りの部分３４から
上方に傾斜している。

底縁３２のこの形状の目的は後述するようにインサート
シート部材を傾げる手段を与えることにある。

インサート３０の後縁３５はその下端にあるフック３６
とフック３６の直上方にある凹部３Ｔを与えるように形
成されている。

凹部３７はフック３６が定位置にロックされるときトレ
イの後壁２９を受けるために設けられている。

インサート部材３０の他の端縁１１．γ２はトレイの側
壁２８の端縁４Ｌ４２とそれぞれ対応するように傾斜し
ている。

第３，４，５図はインサート部材３０がトレイ２０に装
着または固着される要領をもつともよく示している。

第５図から説明すると、図示のように、後縁３５の下端
に形成されたフック３６は、底縁３２の部分３３と３４
の接合部に形成された支点３８を中心としてインサート
を傾げることにより開口５１に挿入するように配置され
る。

この傾きはまたインサートの後縁３５のカットアウト３
７によって可能になる。

かくして、第５図に示されているように、底縁の部分３
３がトレイの底壁２１に平らに当接したとき、フック３
６は開口５１に挿入することができる。

フック３６が開口５１に挿入されると、インサートは第
３図に示された位置まで上方に傾げられ、それによりフ
ック３６がトレイの後壁２９に掛かり、インサートをト
レイの側壁２８に接する定位置に固着する。

インサート３０のフック３６、トレイのフック４４．４
４ａおよびインサートの端縁３７ａの寸法および配置は
、インサートを装着したトレイがパネル１０上につるさ
れたとき、端縁３７ａがパネル１０に実質的に当接する
ようになっている（第２，３図参照）。

その結果として、インサート３０は定位置に保持され、
トレイから取出すことができない。

というのは、第５図の位置へのような下方傾斜が妨げら
れるからである。

さらに、開口５１は、インサート３０がトレイ２０の壁
２８から傾いて離れるのを防止する表面５２を与えるよ
うな形状になっている。

したがって、トレイがパネル１０に装着されている間は
インサート３０は定位置にロックされる。

この構成かられかるように、トレイ２２，２３゜２４の
ようなトレイは、上述したように単にインサートをトレ
イ内に装着することにより、より大きなサイズの書類に
適応する大きさに拡張することができる。

さらに、１垂直モジユール（５インチ）のトレイな２モ
ジユールサイズのトレイに改変することもできる。

この発明の好適な実施態様が記載されたが、この発明の
範囲から離脱することなしに他の実施態様および改変を
使用しうろことは明らかである。

したがって、この発明の範囲は特許請求の範囲によって
のみ制限されるものと解釈されなげればならない。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係る種々の形状および大きさのトレ
イを備えたパネルの前面図である。 第２図は１つのトレイを装着したパネルの一部分の側面
図である。 第３図はパネル上に装着された１つのトレイの部分断面
図であり、定位置にロックされたインサートシート部材
を詳示する。 第４図は第３図の■〜■線断面図である。 第５図は定位置にロックされる直前の位置にあるインサ
ート部材を示すトレイの側面断面図である。 １０・・・パネル、２０・・・トレイ、２１・・・トレ
イ、２２・・・トレイ、２３・・・トレイ、２４・・・
）１／イ、２５・・・トレイ、２６・・・リップ、２７
・・・底壁、２８・・・側壁、２９・・・後壁、３０・
・・インサート。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 直立支持パネル１０にトレイを着脱可能に掛止させ
   た書類整理装置において、トレイは底壁２７、側壁２８
   および後壁２９を有するとともに前記パネルに着脱可能
   に装着するつり装置４４゜４４ａを備えており、前記後
   壁を前記パネルに隣接して配置し、前記側壁を前記パネ
   ルに対して実質的に直角方向に延在しかつ垂直面から傾
   斜させ、前記底壁を前記パネルから延在し、 前記底壁上に書類の底縁な載せ、かつ前記側壁に書類を
   よりかからせて書類を前記トレイに支持し、さらに、前
   記トレイに挿入された書類がよりかかる側壁の表面積を
   増大させるシート状のインサートシート部材にフックを
   設けるとともにトレイの後壁に開口を設はフックを開口
   に差込んでインサートシート部材をトレイの側壁に着脱
   可能に取付けたことを特徴とする書類整理装置における
   トレイ。