JPS5829467A - 麻酔機用の排気インタ−フエ−ス装置 - Google Patents

麻酔機用の排気インタ−フエ−ス装置

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JPS5829467A
JPS5829467A JP8957982A JP8957982A JPS5829467A JP S5829467 A JPS5829467 A JP S5829467A JP 8957982 A JP8957982 A JP 8957982A JP 8957982 A JP8957982 A JP 8957982A JP S5829467 A JPS5829467 A JP S5829467A
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JP
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gas
restrictor
chamber
relief valve
pressure relief
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JP8957982A
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カ−ル・ベツツ
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Puritan Bennett Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般に麻酔機に関するものであり、特に、ガス
麻酔機とと4に用いられる患者呼吸系から過剰ガスを排
気するための通常ポツプオフ弁(pop−off va
lve )とよばれる圧力逃し弁に関する4bOである
。ガス麻酔機では、亜酸化窒素(Nj!0)fkどO麻
酔ガスが酸素と混合され、用途によつ【は麻酔機から共
通出口の所で出る前に蒸発器を通し【送られる。
上記共通出口は患者呼吸系に直結され、この患者呼吸系
は患者が再循環ガスと共通出口から供給されるガスの両
方を麻酔呼吸する閉回路(一般にはなっている。ガスの
再循環は炭酸ガス吸収器に排気ガスを通し且つこのガス
を共通出口からのガス中に送ることによつ【行われる。
呼吸系に逆止弁を設けるととによって患者が共通出口へ
直接呼気したり、炭酸ガス吸収器の入口側から吸気した
りするのが防止される。循環呼吸系にはさらに呼吸バッ
グが設けられ、この呼吸バッグ1は患者が吸気した時に
はガスで満され、患者が吸気した時には空になり、呼吸
バンク中のガスの一部は炭酸ガス吸収器を介して再循環
され【患者べ戻される。
また、患者が自刃で呼吸できない時には呼吸バッグの代
抄にガス駆動式ベンチレー!のベローが用いられ、こO
ベローは患者の肺からガスが呼気されている時には充填
され、呼吸サイクルの吸気期に駆動ガスがベローの外側
に加えられた時には空になる。駆動ガスの供給は患者の
使う呼吸管の内部圧力、流量あるいはその両者に応じて
制御される。
患者の呼気ガスは吸収器で処理されて患者へ再循環され
るので、上記患者呼吸系はある意味で閉鎖系である。し
かし、共通出口を介して新しい麻酔ガスと酸素が連続供
給されるので、上記系は完全閉鎖系ではなく、従って共
通出口から吸込まれたガス量の分だけ過剰なガス量を呼
吸系から排出させる何らかの手段を設けておかなければ
ならない。呼吸バッグを用いる場合でもベンチレータを
用いる場合でも、各呼吸サイクル中のある段階で過剰ガ
スを排気するための逃し弁が設けられている。排気ガス
中には高濃度の麻酔ガスが含まれているので、それなそ
の11手術室の大気中に放出することはできない。
排気系の一つの型式では、呼吸系から排出されたガス移
送ラインは開放容磯中にのび、この容器の底に真空力が
加わるようになっている。こoll!放置排気系では理
論的に過剰排気ガスの量は容器の容量を決し【超えては
ならず、また、その底から真空力で常に抜き出し【いな
ければならない。
真空力は呼吸系に直後作用することはなく、大気Kll
放された容器中にのみ作用する。しかし、このffi式
の系では真空圧ラインが破損したり漏れた場合あるいは
麻酔ガスが患者にかなり高流量で供給された場合には、
呼吸系からの過剰ガスが大気中に逃げることになる。そ
のため、多くの医師は閉じた排気システムを好んでおり
、呼吸系からの過剰ガスを先ず排気インターフェースを
介して呼吸バッグと構造が似ているゴム袋である排気バ
ッグの中へと排気するようにしている。真空力は流量餉
隈器な介してインター7エースエニツトのボートに前記
バッグの上方で加えられ、それKよって過剰ガスは所定
流量で真空系から抜き出される。
呼吸系従つく患者に正圧や負圧が加わるのな防止するた
めに、ゴムの排気バッグの上方の前記インター7エース
ユエツトには正圧時および負圧時逃し弁が設けられてい
る。場合によっては手術室に真空出口が無い場合もある
。この場合には排気バックハ用いずに1インタ一フエー
スユニツトヲ空調機の戻り排気路に直結し、インター7
エースエエツトへの真空路は遮断する。
従来の閉じた排気系では、排気インターフェース、4I
K正圧時および負圧時逃し弁がガス麻酔機の操作上で起
る問題の一つになっている。従来法O正圧時逃し弁は一
般に約10センチメータ(a)水柱の開口圧力で開くバ
ネ付勢されたポペットである。また、負圧時逃し弁は一
般に大気圧下約1国水柱の開口圧力で開くゴム製フラッ
プである。
従って、患者呼吸系には+10agから−Ja水柱の大
きな範囲の圧力が加わる。さらに、従来のインターフェ
ースエニットO正圧時逃し弁は一定期間使用すると付着
することが多く、時によってはl!〜コQ−水柱の圧力
が加わらないと開がなくなることがあった。また、従来
の負圧時逃し弁は糸くずが集まりやすく、予定時間より
長く開いたttKなる傾向があった。
糸くずの蓄積は真空ラインの流量制限器の重大な問題で
もある。場合によつ′c社糸くずによって制限器が詰り
【、真空が完全に透析される。このような場合KFi正
圧時逃し弁が開くが、手術室内の人間はそれが開いたこ
とがわからないので、大気中O高濃度の麻酔ガスに曝さ
れることKなる。
場合によりて社正圧時逃し弁がすぐには十分に開かず、
患者に高い正圧が加わることもある。
本発明社従来法のこれらの問題点を解決するごとくある
。以下OWi明からガス麻酔機に用いられる排気インタ
ーフェースの改、!IILK要望されている点が本発明
(よって解決されるということは理解できよう。
本発明のガス麻酔機とともに用いられる排気インターフ
ェース装置では従来のインターフェース装置O場合より
狭い圧力範囲でより信頼性高く作動する正圧時および負
圧時逃し弁が用いられ、高流量あるいは低真空圧で作動
できる可変流量制限器が設けられている。
基本的および一般的にいえば、本発明の排気インターフ
ェース装置はインターフェース室を含み、このインター
フェース室は圧力逃し弁を介して患者の呼吸系に結合さ
れた少なくとも一つの入力ボートと、排気バッグ、正圧
時逃し弁、負圧時逃し弁とに結合可能な他のボートと、
真空圧源に結合可能なさらに他のボートとt有し、最後
のボートはその内部に流量制限器が設けられている。こ
の排気インターフェースで処理される流量が比較的少な
い時(は、上記可変流量制限器はできる限り閉じられ、
所定流量の排気゛ガス用の制限された通路のみが残され
る。流量が多くなると、制限器O弁が開けられて内部に
より大きな吸引力が加わ秒、多量のガスが引き出される
。この制限器は上記制限通路が詰った時あるいは真空ラ
インが詰った時に4開くことができる。
本発明の他の観点によって、正圧時と負圧時用のλつの
逃し弁は少なくとも一部は重力によって位置が維持され
る弁密封具を用いており、この弁密封具社透明ハウジン
グ中和収容されて弁の作動が容易に目視できるようKな
っている。正圧時逃し弁は軽い球形ボールとこのボール
が自重で保持される弁座とを有し、ボールの上の空間は
大気に解放されている。このボールと弁座は約3譚水柱
の圧力で作動する正圧時逃し弁を構成する。ボールは自
動的に弁座に心出しされ、操作が極めて信頼性高くなる
。負圧時逃し弁は下部から大気に連通した円筒形チュー
ブと、自由可動なゴム製密封具とが含まれ、この密封具
は自重とその上に加わるインターフェース内からの正圧
とKよって前記チューブ上に通常は保持されている。こ
の密封具を持ち上げて排気インターフェースを大気に解
放するには約0.j、水柱の負圧で十分である。
さらに、前記可変流量制限器はインターフェース室の真
空ボートと密封係金可能な制限器本体を含み、この本体
はテーパ一部を有する中央通路と、真空ラインへ結合す
るための上記中央通路と流体連通した外部ニップルとを
有している。特に重畳な点はこの可変制限器が前記中央
通路に沿って軸方向に可動な中心プラグを有し、このプ
ラグが上記通路のテーパ一部と保合可能な端部な有して
いる点である。この中心プラグは本体の中央通路と連通
した軸方向の孔とこの中央孔と連通した少なくとも一つ
の半径方向孔とを有している。プラグのこれら1つの孔
は本体の中央通路と真空ラインが結合されるホース用ニ
ップルの流体連通路を構成する。このプラグが中央通路
のテーパ一部ト密封係合した時には、プラグを通る流れ
はプラグの軸方向及び半径方向の孔の寸法によって決ま
る流量に制限される。プラグが中央通路のテーパ一部か
ら軸方向に移動して離れた時には、ガスはプラグの端部
の回りをまわって流れて真空ホースのニップルへ直接流
れることができる。すなわち、最大に制限された流れは
プラグの孔のみを通る時に得られ、流量を多くしたい場
合あるいはプラグの制限器の孔が糸くずで詰った場合に
は中央通路のテーパ一部からプラグを引き離して制限を
少なくすればよい。
以上の説明から明らかなように、本発明はガス麻酔機用
の排気系の分野において大きな進歩をもたらすものであ
る。特に1本発明は広範囲の流れに対して患者の呼吸系
からガスを高い信頼性で排出でき且つ従来のものよ抄は
るかに小さい正圧および負圧しか患者に与えない。正圧
時および負圧時逃し弁の作動状m社容易に目で見えるの
で、真空ライン中の可変流量制限器を直ちに調節するこ
とによって麻酔ガスが手術室の大気中に蓄積するのを防
止できる。本発明の他の観点および利点は添付図面を用
いた以下の詳細な説明から明らかKなるであろう。
説明のための添付図面に示すように1本発明は基本的に
患者の呼吸系から過剰ガスを除去するためにガス麻酔機
とともに用いられる排気インターフェース(関する’4
hOである。本発明はガス麻酔システムのごく一部を構
成するものべすぎないが重要な一部であるので、先ず最
初に背景としてガス麻酔システムの基本について説明す
る。
第1図の単純化した概念的フロー線図に示すように、ガ
ス麻酔機は基本的に亜酸化窒素(N、O)および酸素(
0,)などの麻酔ガスを外科手術を受ける患者に流す流
れを制御する装置である。従って、ガス麻酔機には亜酸
化窒素供給源10と、酸素供給源12と、亜酸化窒素と
酸素の流れを制御する各流量制御弁14.16と、各可
変流量制限器18.20と、各流量計22.24と、以
下で説明する流れ連結路とな含んでいる。亜酸化窒素供
給源10はライン2@を介してその流量制御弁14と結
合され、さらにライン28を通って流量制限器1@に結
合されている。ライン30はこの流量制限器111′4
I:流量計22と結合している。
同様に、酸素供給源12はライン32を介して流量制御
弁16に結合され、さらに供給ライン34を介して可変
流量制限器20に結合されている。
ライン3sは流量制限器20を酸素流量計24に結合し
ている。
流量計22.24からのライン3B、40は単一のマニ
ホールド42で一緒となって蒸発器選択弁44と結合さ
れている。この弁44は蒸発器46を必要に応じて選択
するもので、ガスはこの蒸発器を通ってから共通出口4
8へと出てぐる。
通常は酸素供給源から酸素流量制御弁16へ向うライン
36中Km素フラッシュ弁50が設けられている。この
フラッシュ弁50は一般に酸素供給源12と酸素流量制
御弁16とt連通させているが、必l!に応じて酸素供
給源を他の流路52に切り換えて謙素流量制御井16、
制限器20、流量計24および蒸発器選択弁44をバイ
パスさせて直接前記共通出口48と結合できるようにな
っている。この酸素フラッシュ弁50は急に酸素流が必
要になった場合に1共通出口に残りている麻酔ガスを流
し出して洗う場合に使用される。
第2図に示すように、上記共通出口48から来るガスは
一般的に参照符号56で示した患者呼吸系へと送られる
。共通出口48からのガスは吸気ライン58に入り、第
1逆止弁60を通1つて患者Y字型管路62へと送られ
る。このY字型管路62は患者が呼吸する時に使う呼吸
管84またはマクスピース(図示せず)K結合されてい
る。Y字雛管路62は上記の患者呼吸管64を上記の吸
気ライン58と呼気ライン66に結合し【いる。
呼気ライン66は第1逆止弁60を有し且つ炭酸ガス(
Co、)  吸収器70に結合され、さらにラインT2
を介して吸気ライン58へと戻っている。
吸気ラインS8の逆止弁60は患者からの呼気ガスが吸
気ラインを通って流れないようにするためのものであり
、第2逆止弁@8はガスが呼気ラインを介して吸入され
ないようにするという作用を呼気ライン@6で行ってい
る。
患者が呼気した際に膨張が可能な容器をこの呼吸系の呼
気ラインに設けておく必要がある。患者が自発的(呼吸
をしている場合には過剰ガスは一般に膨張自在な呼吸バ
ッグ76に送られる。逆K。
患者が自発的に呼吸できない場合には、患者からの呼気
ガスを受は入れ且つ吸気ガスを患者に送るために一般に
ベンチレータT8が用いられる。以上の2つの操作モー
ドすなわち呼吸パングモードとベンチレータモードの選
択はライン82を介して呼気ライン68に結合されたモ
ード選択弁80によって行われる。このモード選択弁8
0は基本的にはコ方向空気弁であり、この弁によってラ
イン82は呼吸バッグT6へ向うライン84かベンチレ
ータT8へ向うライン86かへ結合される。
先ず、呼吸バッグ運転の場合には、患者の呼気は逆上弁
6B、モード選択弁80、ライン84を介して呼吸バッ
グT6へと流れる。患者が吸気すると、上記の呼気ガス
は逆上弁68によって阻止されて呼気ライン66から患
者へ戻ることはなく・呼吸バックT6からライン84を
通って戻り、モード選択弁80からco2吸収器70を
通って°吸気ライン58へと戻される。患者が自発的に
吸気するのが困麹な場合には麻酔医師が各吸気期毎に呼
吸バッグ76を圧縮して吸気を助ける。しかし、長時間
患者が呼吸不能状態にある時には、一般にベンチレータ
モードの操作が選択される。
ベンチレータモードでは患者からの呼・気ガスが逆止弁
68、ラインδ2を介し【モード選択弁80を通り、そ
こからライン86を介してベンチレータT8へと流れる
。ライン86けペア f V −タのベロー88の内側
に形成された室と直結しているので、呼気ガスは前記呼
吸バッグモード操作において呼吸バッグを膨張したのと
同じ状態でベロー88を膨張させる。呼吸サイクルの呼
気期の終117には矢印9oで示すようにベロー88の
外側に駆動ガスが送られ、この駆動ガスによってベロー
88は収縮してその内部に収容されているガスをライン
86へと戻し、モード選択弁so、co。
吸収器7aを介して患者の吸気ライン58へ呼気ガスを
戻す。
上記の呼吸バングモードとベンチレータモードのいずれ
の場合で4、患者はco2 吸収器を通って処理された
再循環ガスを呼吸しているという意味で、この呼吸系は
閉サイクルである。しかし、共通出口48を介して麻酔
ガスと酸素が追加供給されているという意味では開放サ
イクルである。
従って、共通出口48を介して加えられるガスの量に対
して補正をするためK 、l1者の呼吸系がら過剰ガス
を排気する例らかの手段を設ける必要がある。呼吸バッ
グ操作モードの場合(はこの過剰ガスは呼吸バッグ71
1とライン84に結合されたポツプオフ弁82を介して
排気される。このポツプオフ弁92は自発的呼吸サイク
ルの呼気期中に作動して呼吸系から過剰ガスを排気する
ための正圧時逃し弁である。しかし、この過剰ガスを直
接大気中に放出すると高濃度の麻酔ガスを手術室内の人
間が呼吸することになるので、ポツプオフ弁92は過剰
ガスを直接大気中に出ないようにしなければならない。
このポツプオフ弁92を真空(排気)ライン(直接結合
することは、患者に望ましくない真空圧がかかるため許
されない。そのための解決策として参照符号94で示す
排気インターフェースが設けられている。
ポツプオフ弁92はライン96を介してこの排気インタ
ーフェース94に結合され且つ排気バッグ98と流体連
結されている。この排気バッグ98は排気ガスを一時的
に貯蔵するものである。
排気領域94には流量制限器102を介して真空ライン
10Gが結合されており、排気バッグ98からガスが比
較的一定の流速で真空排気されている。通常運転時には
、各呼気期の一部期間ポツブオフ弁92を介してガスが
周期的に排気され且つガスは一時的に排気バッグ98中
に貯蔵される。
真空ライン100が排気バッグ9sからガスを抜き出す
ことによって、この呼吸系は患者の呼吸系54iK過剰
な正圧または負圧を加えることな(平衡運転される。排
気バッグ98からガスを十分引き出すだけの真空力が加
わらなかった場合に使用するために、インターフェース
94に、は正圧時逃し弁104が設けられていて、過剰
な正圧が患者の呼吸系56に加わらないようKなってい
る。同様に1真空ライン100から過剰な吸引力がイン
ターフェース94に加わった場合(は負圧時逃し弁10
6が系を解放して、真空ライン10Gが患者の呼吸系5
8に過剰な負圧を加えることなく大気を吸引するようK
なっている。
上記のポツプオフ弁92と同じ機能を行うためにベンチ
レータのベロー88からのライン86には呼吸圧逃しく
EPR)弁108が結合されている。このEPR弁10
8は駆動ガスがライン90に加わっている間は閉状11
11に保持されているが、駆動ガス圧が下がって患者の
呼吸系からのライン86中の圧力が所定正圧になった時
の呼気期に開くよう和なっている。ライン86の放圧ガ
スはライン110を通って排気インターフェース94へ
と流れ【、前記のポツプオフ弁92からのライン96の
ガスと同様(処理される。
従来の排気インターフェースは逃し弁が良く作動しなか
ったり、真空制限器が閉塞するといった重大な問題点が
あった。また、従来の排気インターフェースではたとえ
正しく作動したとしても、1分間に約ioリットルまで
のガスを流すのがせいぜいであった。従って、理論的に
はこの流量を雇えた過剰ガスは正圧時逃し弁から大気中
に放出されるととくなるが、場合によっては、かなりの
高圧、例えばl0ts水柱以上にならないと正圧時逃し
弁が作動しないということもあった。
本発明では、排気インターフェースs4に可変流量制限
器120(第!、6図)が設けられており、この制限器
によって排気系を通る大容量のガスが調節されて、真空
ラインの閉塞が防止される。
さらに、本発明の排気インターフェースには常(作動を
見て監視できる正圧時逃し弁104と、負圧時逃し弁1
06とが設けられている。特に、正圧時逃し弁104が
作動する時には上記の可変流量制限器12Gを調節して
呼吸系からのガス量を多く引き出して、麻酔ガスが大気
中に放出されるのを防止することができる。
特に、本発明の排気インターフェースF!、垂直に配置
された円筒状チューブ122が含まれ、このチューブ1
22は排気インターフェース憲123を区画し且つその
側壁には各ニップル128゜130が突出しているλつ
のボー)124.1211が設けられている。これらの
ニップfi/12!l、130にはベンチレータのEP
R弁108とポツプオフ弁92と(通じるライン110
.911が各々取付けられている。チューブ122の底
部端は排気バッグ9sが取付けられる他のニップル13
2で終つ【いる。チューブ122の頂部には排気インタ
ーフェース本体134が取付けられており、この本体1
34中には逃し弁104と106および可変制限811
20が設電されている。第μ図に示すように、上記本体
134は前記垂直チューブ122と一体成形することが
できる0本体1340片側には円錐形の弁*1Saが形
成された開口が設けられ【いる。ネオプレンまたはこの
類似材料で作られた球形ボール13Bの寸法はボールが
その自重で弁座と係合してそれをクールするような値に
なっている。このボーA/1311は一般に半球状のプ
ラスチックドーム140によって被われており、このド
ーム140はネジ山によって本体134に着脱自在に取
付けられている。ドーム140にはボール138が弁座
(永久に戻らなくなることを防止するための中心ビ/1
42が下向き#cOびている。ボールの上方と半球ドー
ム140の下方とで形成される室144はボールの回り
の本体134に形成された複数の排気孔146を介して
大気と連通している。チューブ122内の圧力はボー〃
138の下側に加えられ、その値が所定圧力、例えば約
3011水柱になるとボールが上昇してチューブ122
および排気バッグ9a中のガスが前記排気孔146を通
って大気中に排気される。
前記の1*123は本体134を通って第2のドーム室
150とも流体連通している。この第2のドーム室15
0は下向きの中央ピン154を有する第2の透明プラス
チックドーム152によって区画されている。ドーム1
52の下には短い円筒状チューブ156が設けられてお
り、このチューブの内部は本体134に形成された複数
の孔158を通って大気と連通している。チューブ15
6の頂部上には円盤状のゴム状弁体160が載置され【
いる。この円盤160はその自重と室150中の上方か
ら加わる正圧とKよって所定位置に保持されている。室
150はチューブの内部、従って排気バッグ98と流体
連通しているので、上聞円盤16Gは室123中の圧力
が所定の圧力、例えば約−0,51水7.伴以下に下が
るまではチューブ上に乗った状態でそれをシールしてい
る。
可変流量制限器120は本体134に水平に形成された
孔164中に配置されており、且つ負圧時逃し弁106
の上方の室150とチューブ122の内部の室123と
に連通・している。可変制限器120は上記の孔164
の雌ネジと螺合するネジ付き端5168とその反対の雌
ネジ端部170とを有する一般に円筒形の本体166を
有している・この本体181は端部188の所の円筒形
部分を貫通する中心孔172を有しており、この中心孔
172は円錐部174へと連続し、この円錐部174は
大径の他の円筒部178へと連続し、この円筒部の内側
にはネジが切られている。このネジが切られた円筒部1
78には/)ンド/&/184を含む前記本体166の
外にある端部182を一体に有する一般に円筒形のプラ
グ180が螺合している。このプラグ180の他端はテ
ーパーによって径が小さくなって前記の中央通路の円錐
部174と係合している。このテーパー付き端部186
の内Sに線軸方向通路180が形成されている。この軸
方向通路は少なくとも一つの半径方向通路190と連通
している。本体166とプラグ1110との間の環状空
間は真空源結合用ニップル192と連通していて、排気
インターフェースの本体134内の孔164は通路18
8.19oを介して常に真空源結合用ニップル192と
流体連通している。
使用時には、通常流量の場合、プラグ18Gは完全にネ
ジ込まれ、その端部186が前記中央通路の円錐部17
4と係合する。従って、制限器120を通る流れは通路
188.180を通る流れに限定される。しかし、この
制限器を通過可能な流量以上の流量(なった場合には、
プラグ180を少しゆるめて、ガスへの制限を少なくシ
、前記端部18−の回りからガスが出られるようにする
同様(、制限器の通路18B、19Gが閉塞した場合あ
るいはニップル192へ加わる真空力が所定真空圧より
小さくなった場合にも、プラグをゆるめて真空ラインへ
のガスの流れの制限を少なくする。
以上の説明から、本発明はガス麻酔機用の排気系に大巾
な利点をもたらすものであることが理解できよう。峙に
、本発明の可変流量制限器は流量が大きく且つ真空系の
吸引力が低下した場合でも排気系を作動させることがで
きる。さらに、本発明の正圧時および負圧時逃し弁は単
純で且つ作動信頼性が高く機作者が目で監視できるので
、一方の弁が作動中でも修理を行うことができる。以上
、説明のために特殊な実施例について詳細に説明したが
、本発明の精神および範囲を逸脱しない限り、種々の変
更を行い得るということは理解できよう。
すなわち、本発明は特許請求の範囲のみによって制限さ
れるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は典型的なガス麻酔機の単純化した概念的フロー
ダイヤグラム。 第2図はガス麻酔機に用いられる患者呼吸系とガス排気
系の単純化した概念的フローダイヤグラム。 第1図は本発明の排気インターフェース装置の斜視図。 m−図は第1図の≠−−線による第3図の排気インター
フェースの拡大断面図。 第1図は第参図の!−!線による排気インターフェース
の断面図。 第4図はsgtsの4−4線による本発明の排気インタ
ーフェースに用いられる可変流量制限器の拡大断面図。 94・・・・・・排気インターフェース104・・・・
・・正圧時逃し弁 106・・・・・・負圧時逃し弁 120・・・・・・可変流量制限器 123・・・・・・インターフェース室124.126
・・・・・・ボート 134・・・・・・インターフェース本体136・・・
・・・弁JI   138・・・・・・ボール140・
・・・・・プラスチックドーム142・・・・・・ビン
  146・・・・・・排気孔150・・・・・・ドー
ム室  156・・・・・・チューブ158・・・・・
・排気孔  160・・・・・・弁密封臭166・・・
・・・制限器本体  168・・・・・・端部172・
・・・・・中心孔  174・・・・・・円錐部・ 1
80・・・・・・プラグ  184・・・・・・ハンド
ル186・・・・・・テーパ一端部 188・・・・・・軸方向通路 18G・・・・・・中径方向通路 192・・・・・・真空結合用ニップル図面の浄書(内
容に変更なし) 特許庁長官 殿 1.事件の表示 昭和57年 特許願 第g957り号
2、発明の名称   麻酔機用の排気インターフェース
装置3、補正をする者 事件との関係 出願人 名称ピューリタンーベネット コーポレーション4、代
理人 5、補正命令の日付  昭和!7年子方37日6、補正
の対象  願書 委任状 全図面7、補正の内容  別
紙の通り

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  圧力逃し弁を介して患者の呼吸系に結付され
    た少なくとも一つの入口ポートと、ガス排気バッグに結
    付可能な第2ポートと、真空圧源に結付可能な第34−
    トとをMするインターフェース室と:このインターフェ
    ース室内の圧力が所定値を超えた時に上記インターフェ
    ース室を大気に解放する正圧時逃し弁と:前記インター
    フェース室内の圧力が所定値だけ大気圧以下に落ちた時
    に前記インターフェース室を大気に解放する負圧時逃し
    弁と二通常の流量でガスを排出する場合に所定流量に制
    限し、流量が多くなった時及び真空圧が弱くなった時に
    ガスを排出する場合に流量の制限を調節自在に小さくす
    るために前記第3ポートに設けられた可変流量制限器と
    を肩するガス麻酔機とともに用いられる排気インターフ
    ェース装置。 (コ) 前記正圧時逃し弁が紡記インターフェース室定
    正圧力によって上記弁座から待ち上るような寸法を有す
    る球形ボールとを含むような特許請求の範囲第1項に記
    載の排気インターフェース装置。 (3)前記正圧時逃し弁がさらに上記ボールと弁座とを
    被う透明カバーを有し、このカバーがボールの運動を規
    制してボールが永久に弁座から離れたままでいることの
    ないようにする手段と。 上記カバーの下の空間を大気中に解放する手段とを含ん
    でいるような特許請求の範囲第一項に記載の碑気インタ
    ーフェース装置。 (ダ) @記負圧時逃し弁が前記インターフェース室と
    流体連通した負圧時逃し弁室と、こO負圧時逃し弁室に
    形成された開口と、上記の室の圧力が所定の負の値に下
    がった時にのみ上記開口を開けることができるように上
    記開口上に密封自在に傷付可能な密封具と、この密封具
    と前記開口上を被うカバーとを有し、このカバーが前記
    負圧時逃し弁室の一部を区画し且つ前記密封具の運動を
    規制して@記密封其が確実に元の位置に戻るようにする
    手段を含んでいるような特許¥f4末の範囲@1% λ
    または3項にdピ載の排気インターフェース装置。 け) 前記可変流量制限器が前記第3ポートに固着され
    る制限器本体を含み、この制限器本体は真空ラインへ取
    付けられるニップルと、第3ポートと真空ラインとの間
    を流体連通ずる通路とをNL、この通路はテーパーの付
    いた部分を有し、さらに、前記可変流量制限器は前記制
    限器本体と焼付可能で且つ前記通路の前記テーパー付き
    部分と傷付可能な端部を有する可動プラグと、この可動
    プラグがl!tI記通路のテーパー付き部分と密封自在
    に傷付した時に@紀第3ポートと真空ライ/との間を流
    体連通させる上記可動プラグ中の通路とを含み、上記可
    動プラグは@記の通路のみが制限路を通る単一の流路を
    与える開位置と%流体が一ヒ紀プラグのI嗜りを通って
    真空ラインへと到達できる閉位置との間を軸方向に可動
    であるような特許請求の範囲第1項に記載の排気インタ
    ーフェース装置。 (6)患者の呼吸系のポツプオフ弁と結付可能な第1ポ
    ートと、患者の呼吸系のベンチレータの逃し弁に結付可
    能な東コ/−)と、排気パックが取付けられる第3ポー
    トとを有し且つインターフェース室を区画するチューブ
    と;このチューブ上に取付ゆられたインターフェース装
    置本体と;この本体に固着されて正圧時と負圧時の逃し
    弁室を区画する一対の透明なカバーと:#記インターフ
    ェース室と前記正圧持逃し弁室との間で前記本体に形成
    された開口と:この開口上に自重によって載置可能なボ
    ールと:@紀ベインターフエース室中出力が所定値以下
    である限り#記ボールを載置したままで前記正圧持逃し
    弁室な大気に解放てる手段と:a記負圧時逃し弁室をf
    m紀イン□ターフエース室に結付する流体連通手段と:
    負圧時逃し弁室と大気との間の前記本体に設けられた第
    1の開口と;この關[1hに載置可能であり且つインタ
    ーフェース室内の圧力が所定の負圧値以下に落ちた時に
    上記第2の開口を開くように移動可能な密封具と:イン
    ターフェース室と流体連通して真窒化口への流体通路を
    形成する前記本体内に設けられた可変流量制限器とを有
    するガス麻酔機とともに用いられる排気イノターフエー
    ス装置。 (7)紡紀可変流看制限器がこの制限器が完全に閉じら
    れた位置の時に所定の最低[K流れを制限する手段と、
    真空力が弱くなった時に補償する、すなわち流れを大き
    くするように@記制限器が開位置になった際に上記第1
    の手段をバイパスする手段とを含むような特許請求の範
    囲第6項に記載の排気インターフェース装置。 (ffl  1![1把可変流量制限器が真空ラインを
    取付けるためのニップルと第3ポートと真空ラインとの
    間を流体連通し且つテーパー付き部分を有する通路とを
    有する第3デートに固4F貞れた制限器本体と:この本
    体に螺合係止可能で且つ上記通路のテーパー付き部分と
    傷付可能な端部を有する可動プラグと;このプラグが前
    記通路のll!0g12テーパー付き部分と密封係合し
    た時に第3ポートと真空ラインとの闇に流体連通路を構
    成する前記プラグ中の制限器通路とを含み、前mlプラ
    グは上記制限器通路が制限器を通る唯一の流路となる閉
    位置と、流体が@記プラグを回って真空ラインに達する
    ことができる開位置との間を軸方向に移動自在であるよ
    うな特許請求の範囲第6項に記載の排気インターフェー
    ス装置、。 (q)インターフェース室ト;このインターフェース室
    と患者呼吸系とを結合する手段と:上記インターフェー
    ス室と真空圧源とに結合された可変流量制限器であって
    、制限器通路が通常操作条件中にガス流を制限する閉位
    置と流量が増加したりあるいは真空力が弱くなった時に
    前記制限器通路がバイパスされる開位置との間を可動で
    あるような可変流量制限器と:l!it!ピインターフ
    ェース室に結付され且つ一部は自重で作動する弁密封具
    を有する見視oT能な正圧時および負圧時逃し弁とを有
    するガス麻酔機とともに用いられる排気インターフェー
    ス装置。
JP8957982A 1981-05-26 1982-05-26 麻酔機用の排気インタ−フエ−ス装置 Pending JPS5829467A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US26737381A 1981-05-26 1981-05-26
US267373 1999-03-15

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS5829467A true JPS5829467A (ja) 1983-02-21

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ID=23018509

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8957982A Pending JPS5829467A (ja) 1981-05-26 1982-05-26 麻酔機用の排気インタ−フエ−ス装置

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MX158740A (es) 1989-03-09

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