JPS5829212B2 - 複合チユ−ブ製作方法及び装置 - Google Patents

複合チユ−ブ製作方法及び装置

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JPS5829212B2
JPS5829212B2 JP53077694A JP7769478A JPS5829212B2 JP S5829212 B2 JPS5829212 B2 JP S5829212B2 JP 53077694 A JP53077694 A JP 53077694A JP 7769478 A JP7769478 A JP 7769478A JP S5829212 B2 JPS5829212 B2 JP S5829212B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、少なくとも内側チューブと外側チューブとを
有し、その外側チューブが内側チューブに対し同心関係
に且つ密着して延在している複合チューブの製作方法及
び装置に係る。
本発明の目的は、上記したごとき複合チューブを簡単な
操作及び構造で、効率良く製作し得る全く新規な方法及
び装置を提供することである。
かかる本発明の目的は、少なくとも内側チューブと外側
チューブとを有し、該外側チューブが該内側チューブに
対し同心関係に且つ密着して延在している複合チューブ
を製作する方法にして、実質的に密閉された細長い空間
内に該空間の長手方向に沿うよう前記内側チューブを収
容し、前記外側チューブの軸線方向孔を前記細長い空間
に連通させて該外側チューブの端を該細長い空間の一端
に密封接合せしめ、次いで前記細長い空間内に液体を導
入し、その後前記細長い空間の他端部より該細長い空間
内に圧縮気体を導入して前記内側チューブを前記外側チ
ューブの軸線方向孔内に圧入せしめ、次いでその内側チ
ューブが圧入せしめられた前記外側チューブを前記細長
い空間の一端から取外し、もって複合チューブを製作す
ることを特徴とする複合チューブ製作方法によって達成
された。
更に上記本発明の目的は、少なくとも内側チューブと外
側チューブとを有し、該外側チューブが前記内側チュー
ブに対し同心関係に且つ密着して延在している複合チュ
ーブを製作する装置にして、細長い内部空間を画定する
・・ウジングであって前記内側チューブが該内部空間内
に収容せしめられるようにされ、前記ハウジングがそれ
の一端に取付部を有していて該取付部に前記外側チュー
ブが取付けられるようにされ、前記取付部が内部に通路
を有し、該通路が前記内側チューブの断面外形寸法にほ
ぼ対応した断面形状寸法を有しているとともに前記内部
空間と前記外側チューブの軸線方向孔とを互いに連通せ
しめている・・ウジングと、液体供給源と、圧縮気体供
給源と、前記液体供給源と前記内部空間との間の連通及
び遮断、及び前記圧縮気体供給源と前記内部空間との間
の連通及び遮断を制御する制御弁と、を有し、前記内側
チューブが前記内部空間内に収容せしめられ、且つ前記
外側チューブが前記取付部に取付けられた状態で前記制
御弁は、前記液体供給源と前記内部空間とを互いに連通
せしめて、液体を該内部空間内に導入し、液体が前記内
部空間内に導入された際前記液体供給源と前記内部空間
との間を遮断せしめるとともに前記圧縮気体供給源と前
記内部空間との間を連通させて前記内部空間内圧縮気体
を導入し、もって前記内側チューブを前記外側チューブ
に圧入するよう作動せしめられるとを特徴とする複合チ
ューブ製作装置によって達成された。
以下本発明の実施例を添附図面を参照して説明する。
第1図は本発明により製作される複合チューブを示し、
その複合チューブは内側チューブ1と、その内側チュー
ブに対し同心関係に、且つ密着して延在する外側チュー
ブ2とを有している。
第1図には2本のチューブでなる複合チューブが示され
ているが3本以上のチューブでなる複合チューブにも同
様に本発明が適用され得るものであることは理解されよ
う。
捷た、チューブ1及び2の断面における外形は任意の形
状を取り得るものである。
第2図は本発明による複合チューブ製作装置の全体の構
成を示す概略図で、その複合チューブ製作装置は、内部
に細長い空間を備えていて外側チューブ2の軸線方向孔
内に圧入される内側チューブが収容せしめられるハウジ
ング11と、そのハウジング11の各端に夫々液密且つ
気密に取付けられた導管用フィッティング12及び外側
チューブ用フィッティング13とを有している。
その導管用フィッティング12には導管14が取付けら
れ、その導管14は常閉電磁弁15及び調圧弁16を介
して圧縮気体供給源17に接続せしめられている。
その電磁弁15は圧縮気体供給源17と・・ウジフグ1
1内部の細長い空間との間の連通及び遮断を制御する制
御弁として作用する。
捷た、導管14の、調圧弁16と電磁弁15との間には
枝管18が接続され、その枝管18は調圧弁19を介し
て密閉タンク21内に容れられた潤滑液の液面上に開口
している。
更に、別の枝管22が備えられ、その枝管22は密閉タ
ンク21内の液体の液面下に開口しているとともに常閉
電磁弁23を介して、電磁弁15の下流側で導管14に
接続されている。
その電磁弁23は液体供給源即ちタンク21とハウジン
グ11内部の細長い空間との間の連通及び遮断を制御す
る制御弁として作用する。
密閉タンク21内に容れられている潤滑液は水でよいが
、内側チューブが外側チューブの軸線方向孔内に圧入さ
れた後、その潤滑液の蒸発を容易ならしめるため、その
潤滑液は揮発性のものが好1しく、例えばアルコールが
好ましいが、水とアルコールとの混合液でもよい。
ハウジング11及び2つのフィッティング12及び13
でなる圧入組立体の詳細は第3図に示されている。
第3図から明らかな通り、ハウジング11は内部に細長
い空間31を有し、また両端部外表面にはねじが切られ
ていて一端には導管用フィッティング12がねじ係aせ
しめられ、他端には外側チューブ用フィッティング13
が取外し自在にねじ係きせしめられている。
導管用フイッテング12はそれの軸線方向に延在すると
ともにハウジング11の細長い空間31に整きせしめら
れた中央通路33を有し、また、その導管用フィッテン
グ12の一端側にはその中央通路33と同心をなす孔3
4が備えられ、その孔34の内周面にはハウジング11
端部外面に備えられたねじに係きするねじが備えられて
いる。
その孔34の底面には中央通路33と同心をなして環状
溝が備えられ、その還状溝内にO−リングシール35が
収容せしめられていてフィッティング12がハウジング
11に螺きせしめられる際そのO−’Jングシール35
がハウジング11の端面に当接せしめられ、そのフィッ
ティング12とハウジング11との間を液密、及び気密
ならしめている。
更に、導管用フィッティング12の他端側には取付部3
7が突出せしめられていて、その取付部37に導管14
が緊密に取付けられている。
・・ウジング11の他端にねじ係きせしめられている外
側チューブ用フィッティング13は、それの軸線方向に
延在しているとともにハウジング11の細長い空間31
に整きせしめられた中央通路41と、その中央通路41
と細長い空間31とを互いに連通させるテーパの付され
た案内路42とを有し、その案内路42の一端は内側チ
ューブ1の断面外形寸法よりも大きく、好1しくは細長
い空間31の断面形状にa致せしめられ、また案内路3
1の他端は内側チューブ1の断面外形寸法にほぼ対応し
ているとともに中央通路41の断面形状に対応している
外側チューブ用フィッティング13の一端側には中央通
路41及びテーパ付き案内路42と同心をなす孔43が
備えられ、その孔43の内周面には・・ウジフグ11端
部外面に備えられたねじに係きするねじが備えられ、ま
た、その孔43の底面にはテーパ付き案内路42と同心
をなして環状溝が備えられ、その環状溝内にOリングシ
ール44が収容せしめられていてフィッティング13が
ハウジング11に螺1される際そのO−リングシール4
4がハウジング11の端面に当接せしめられ、そのフィ
ッティング13とハウジング11との間を液密、且つ気
密に保っている。
更に、その外側チューブ用フィッティング43の他端側
には取付部45が突出せしめられていて、その取付部4
5に外側チューブ2が緊密に取付けられるようにされて
いる。
その取付部45の先端外表面46にはそれの自由端面に
向けて細くなるテーパが付されていて、その取付部45
に対する外側チューブの装着及び取外しを容易ならしめ
ている。
尚、第3図には外側チューブ用フィッティング13をハ
ウジング11に取外し自在に螺1せしめた構造を示した
が、第4図に示すように・・ウジング11に取付部45
を直接設けて、・・ウジング11を2つの部分11a及
び11bで構成し、それら2つのハウジング部分11a
及び11bを互いに液密且つ気密に、取外し自在に螺a
させるようにもできる。
以上述べた本発明による複1チューブ製作装置の作動、
即ち製作方法について第2図及び第3図を参照して以下
述べる。
1ず、外側チューブ用フィッティング13をノ・ウジン
グ11から取外す。
その取外した外側チューブ用フィッティング13の取付
部45に外側チューブ2を取付けるとともにハウジング
11の細長い空間31内に内側チューブ1を収容せしめ
る。
その後、フィッティング13を・・ウジング11にねじ
採音させる。
次いで、常閉電磁弁23を付勢させて開にしてタンク2
1内の潤滑液を枝管22及び導管14を通してノ・ウジ
フグ11内の細長い空間31内に導入する。
即ち、タンク21内の潤滑液の液面上の空間内には、調
圧弁16により一段圧力が落され、且つ調圧弁19によ
り更に調圧されて、その調圧弁16下流の導管14内の
圧力よりも更に一段落された圧力の圧縮気体が圧縮気体
供給源17から作用せしめられているがため、電磁弁2
3を開けることによりそのタンク21内の潤滑液がその
圧縮気体の作用を受けて枝管22内に送り込lれる。
一定量の潤滑液、具体的にはハウジング11内の細長い
空間31をほぼ満たす量の液体がタンク21からその細
長い空間31内へ導入されたことを、外側チューブ2の
自由端から潤滑液の一部が洩出することにより、又はハ
ウジング11を透明な材料で形成してむくことにより目
で見て確認し、それが確認された後、枝管22に備えら
れた電磁弁23を消勢せしめるとともに導管14に備え
られている常閉電磁弁15を付勢して開状態にする。
それにより、調圧弁16により調圧された高圧の圧縮気
体が圧縮気体供給源17から導管14を通って・・ウジ
フグ11内の細長い空間31内に導入される。
高圧の圧縮気体が細長い空間31内に導入されると、そ
の細長い空間31内に導入せられていた潤滑液がテーパ
付き案内路、中央通路41及び外側チューブ2の軸線方
向孔を通って排出せしめられ、その排出せI−められる
潤滑液により内側チューブ1が運ばれ、テーパ付き案内
路42により案内され、且つ中央通路41を通って外側
チューブ2の軸線方向孔内に強制圧入せしめられる。
その後、電磁弁15を消勢せしめて圧縮気体供給源16
とハウジング内の細長い空間31との間の連通を断ち、
軸線方向孔内に内側チューブ1が圧入せしめられた外側
チューブ2をフィッティング13の取付部45から外し
、こうして第1図に示した内側チューブ1と外側チュー
ブ2とでなる複1チューブが作られる。
高圧の圧縮気体が細長い空間31内に導入されることに
より内側チューブ1が外側チューブ2の軸線方向孔内に
具1良く圧入される理論的及び現象的理由は充分に解明
されていないが、高圧の圧縮気体が細長い空間31内に
導入されると、その細長い空間31内に導入せられてい
た潤滑液が案内路42、中央孔41及び外側チューブ2
の軸線方向孔を通って排出され、その排出される潤滑液
により内側チューブ1が運ばれ、案内路42により案内
されて中央通路41の端部に係きせしめられ、その後、
潤滑液は内側チューブ1の軸線方向孔を通って排出され
るがその内側チューブ1が充分に長いためにそれの軸線
方向孔を流過する潤滑液には大きな流れ抵抗が生ぜしめ
られ、その流れ抵抗により内側チューブ1が外側チュー
ブ2の軸線方向孔内に圧入せしめられ、また、内側チュ
ーブ1の外表面に付着された潤滑液及び外側チューブ2
の内表面に付着された潤滑液が潤滑剤の作用をなし、加
えて、外側チューブ2も充分に長いがために圧縮気体に
よりその外側チューブの軸線方向孔内に押し流されてま
た液体の圧力によってその外側チューブが膨張せしめら
れ、もって内側チューブが外側チューブの軸線方向孔内
に具1よく圧入されるものと考えられる。
第5図は本発明による別の実施態様を示している。
即ち、第5図にむいては、外側チューブ用フィッティン
グ13をハウジング11から取外した際そのフィッティ
ング13の取付部45に外側チューブ2を取付けるとと
もに中央通路41に予め内側チューブ1の端部分を嵌き
させておき、その状態で内側チューブ1をハウジング1
1内の細長い空間31内へ導入せしめるとともにフィッ
ティング13をハウジング11にねじ係合せしめるよう
になっている。
この揚重、テーパ付き案内路42をフィッティングに備
える必要はなく、フィッティング13の構造を簡素化し
得る。
しかしながら、テーパ付き案内路42は内側チューブ1
の端部分の中央通路41への嵌自を容易ならしめるので
、備えておく方が好渣しい。
第6図は本発明による更に別の実施態様を示し、第6図
においては、L字状に曲げられた端部を有するワイヤ5
1と、そのL字状に曲げられたワイヤ51の端を固定収
容する半径方向孔を備えたリング状係止片52とが準備
されている。
この第6図に示された構造での作動について述べれば、
寸ず、外側チューブ用フィッティング13をハウジング
11から外す。
一方、ワイヤ51には内側チューブ1を通しておく。
次に、その内側チューブ1が通させしめられているワイ
ヤ51の、係止片52が備えられている側の端部からそ
のワイヤ51をハウジング11内の細長い孔31内に導
入せしめるとともにそのワイヤ上に通させしめられてい
る内側チューブ1をその細長い孔31内に収容せしめる
次いで、そのワイヤ51の、係止片52が備えられてい
る側と反対側の自由端部からそのワイヤ51上に外側チ
ューブ用フィッティング13を通し、そのフィッティン
グ13をハウジング11に螺きせしめる。
また、そのワイヤ51の自由端部からそのワイヤ上に外
側チューブ2を通すとともにその外側チューブの端部を
フィッティング13の取付部45に嵌きせしめる。
液体が細長い空間31内に導入された後、ワイヤ51を
引くことにより、そのワイヤ51のL字状に曲げられた
端部に固定されている係止片52が内側チューブの端面
に係合してその内側チューブを押し、それにより、その
内側チューブ1の、係止片52と係きしている端部と反
対側の端部が中央通路41に確実に誘導せしめられる。
次に、この第6図に示されている実施例の具体例につい
て述べる。
(イ)外側チューブ2はシリコーンゴム製で内径1.0
m、外径1.5mm、長さ40crrLである。
(→ 内側チューブ1はポリエチレン製で内径0.7朋
、外径1.1 tan、長さ40CIrLである。
(ハ)調圧弁16は設定圧力値が4.5乃至5.5Kp
/i、好1しくは5. OKp/−のものである。
に)調圧弁19は設定圧力値が1.0乃至1.5に1i
のものである。
(ホ)潤滑液は蒸留水と無水エタノールとを1対1の比
率でもって混むしたものである。
(ハ)導管14及びハウジング11は塩化ビニル製で内
径2.5 M、外径5.01Mである。
(ト)ワイヤ51は直径0.4M、長さ95crILで
ある。
以上のものを用い、ワイヤ51をフィッティング13に
通した後、内側チューブ1をワイヤ51に通し、捷た、
外側チューブ2もそのワイヤに通しておく、このとき外
側チューブ2を取付部45に予め接続させて釦くと便利
である。
次いで、内側チューブ1をワイヤ51とともにハウジン
グ11の細長い空間31内に収納し、同時に外側チュー
ブ用フィッティング13をノ・ウジング11に螺きせし
める。
次に、ワイヤ51の自由端をかるく引張り、内側チュー
ブ1の一端をテーパ付き案内路421で移動せしめる。
これで内側チューブの設定を終了する。
常閉電磁弁23を開き、タンク21内の潤滑液をハウジ
ング11の細長い空間31内へ約3乃至4TfLl満た
し、外側チューブ2の自由端より潤滑液が洩出するのを
確認し、常閉電磁弁23を閉じる。
次に、常閉電磁弁15を開き、ハウジング11の細長い
空間31内へ圧縮気体を送り込む。
その圧縮気体により内側チューブ1は潤滑液といっしょ
に外側チューブ2内へ進入せしめられる。
内側チューブ1がその外側チューブ2の全長、即ち40
(m進むのに2乃至3秒を要した。
内側チューブの外側チューブ内への進入と同時にワイヤ
51の自由端をかるく引張ると、その進入作用が更に容
易ならしめられる。
内側チューブの外側チューブ内への進入完了後、外側チ
ューブを取付部45から外し、こうして複むチューブが
完成せしめられた。
以上述べた本発明の複aチューブ製作方法及び装置にお
いて、内側チューブ1の、外側チューブ2の軸線方向孔
内への圧入を確実ならしめるためには、その内側チュー
ブ1が外側チューブ2よりも高い剛性を有しているのが
好1しく、例えば、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポ
リエステル等のプラスチック材料でなる内側チューブと
、シリコーンゴム、ラテックス又はポリウレタンでなる
外側チューブとの組きせが考えられ、この組合せでなる
複1チューブの製造に本発明は最適である。
内側チューブがポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリエ
ステル等のプラスチック材料でなり、また外側チューブ
がシリコーンゴム、ラテックス又はポリウレタンでなる
ような場き、その内側チューブの周囲にその外側チュー
ブを成形により被覆せしめて複音チューブを作ることは
、それら2つのチューブが互いに硬化条件が異なるため
、いずれか一方が硬化する際他方のものが軟化あるいは
溶けてし1うがため、技術的に極めて困難である。
しかしながら、本発明は上記したごとき材質のチューブ
に限定されるものでなく、金属製のチューブにももちろ
ん適用可能である。
以上述べた通り、本発明によれば、簡単な構造及び操作
で、効率良く、しかも品質の優れた複きチューブが製作
され得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明により作られる複きチューブの断面図、
第2図は本発明による複きチューブ製作装置全体の構成
を示す概略図、第3図は・・ウジング、及びそれの各端
に夫々装置されているフィッティングとでなる圧入組立
体の断面図、第4図はハウジングの変形例を示す部分断
面図、第5図は本発明の別の実施態様を示す第3図と同
様の図、及び第6図は本発明の更に別の実施態様を示す
第3図と同様図。 1・・・内側チューブ、2・・・外側チューブ、11・
・・ハウジング、11a、11b・・・ハウジング部分
、12・・・導管用フィッティング、13・・・外側チ
ューブ用フィッティング、14・・・導管、15・・・
常閉電磁弁、16・・・調圧弁、17・・・圧縮気体供
給源、18・・・枝管、19・・・調圧弁、21・・・
液体用密閉タンク、22・・・枝管、23・・・常閉電
磁弁、31・・・細長い空間、33・・・中央通路、3
4・・・孔、35・・・Oリングシール、37・・・取
付部、41・・・中央通路、42・・・テーパ付き案内
路、43・・・孔、44・・・Oリングシール、45・
・・取付部、46・・・テーパ付き外表面、51・・・
ワイヤ、52・・・係止片。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも内側チューブと外側チューブとを有し、
    該外側チューブが前記内側チューブに対し同心関係に且
    つ密着して延在している複合チューブを製作する方法に
    して、実質的に密閉された細長い空間内に該空間の長手
    方向に沿うよう前記内側チューブを収容し、前記外側チ
    ューブの軸線方向孔を前記細長い空間に連通させて該外
    側チューブの端を該細長い空間の一端に密封接合せしめ
    、次いで前記細長い空間内に液体を導入し、その後前記
    細長い空間の他端部より該細長い空間内に圧縮気体を導
    入して前記内側チューブを前記外側チューブの軸線方向
    孔内に圧入せしめ、次いでその内側チューブが圧入せし
    められた前記外側チューブを前記細長い空間の一端から
    取外し、もって複合チューブを製作することを特徴とす
    る複合チューブ製作方法。 2、特許請求の範囲第1項記載の複合チューブ製作方法
    にむいて、前記内側チューブの断面外形寸法にほぼ対応
    した断面形状寸法を有する通路の一端を前記細長い空間
    の一端に連通せしめるとともにその通路の他端に前記外
    側チューブの端を密封接合せしめ、前記細長い空間内へ
    の液体の導入前に前記内側チューブの端部を前記通路内
    に予め嵌合せしめてア・<ことを特徴とする複合チュー
    ブ製作方法。 3 特許請求の範囲第1項記載の複合チューブ製作方法
    において、一端に係止片を備えたワイヤを前記内側チュ
    ーブの軸線方向孔内に通し、該内側チューブに前記ワイ
    ヤを通した状態で該ワイヤの前記係止片が備えられてい
    る一端を前記細長い空間内に導入せしめるとともに前記
    内側チューブを該細長い空間内に収容して前記ワイヤを
    前記細長い空間の一端から延出せしめ、該延出せしめら
    れたワイヤ上に前記外側チューブを通させしめて前記細
    長い空間の一端に該外側チューブの一端を密封接合せし
    め、前記細長い空間内への前記液体の導入後に前記ワイ
    ヤを引いて前記内側チューブの端部を前記外側チューブ
    の一端開口部へ誘導せしめることを特徴とする複合チュ
    ーブ製作方法。 4 特許請求の範囲第3項記載の複合チューブ製作方法
    に耘いて、前記内側チューブの断面外形寸法よりも大き
    な一端と、その内側チューブの断面外形寸法にほぼ対応
    した他端とを有するようテーパの付された案内路のその
    一端を前記細長い空間の一端に連通せしめるとともに該
    案内路の他端に前記外側チューブの一端を密封接合せし
    め、前記細長い空間内への前記液体の導入前又は導入後
    に前記ワイヤを引いて前記内側チューブの端部を前記案
    内路により案内して前記外側チューブの一端開口部へ誘
    導せしめることを特徴とする複合チューブ製作方法。 5 特許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかに記載
    の複合チューブ製作方法において、前記内側チューブが
    前記外側チューブよりも高い剛性を有していることを特
    徴とする複合チューブ製作方法。 6 特許請求の範囲第1項乃至第5項のいずれかに記載
    の複合チューブ製作方法にむいて、前記外側チューブが
    シリコーンゴム、ラテックス又はポリウレタンであり、
    前記内側チューブがポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポ
    リエステル等のプラスチック材料であることを特徴とす
    る複合チューブ製作方法。 7 特許請求の範囲第1項乃至第6項のいずれかに記載
    の複合チューブ製作方法において、前記液体が水又はア
    ルコール、あるいはそれらの混合液であることを特徴と
    する複合チューブ製作方法。 8 少なくとも内側チューブと外側チューブとを有し、
    該外側チューブが前記内側チューブに対し同心関係に且
    つ密着して延在している複合チューブを製作する装置に
    して、 細長い内部空間を画定するハウジングであって前記内側
    チューブが該内部空間内に収容せしめられるようにされ
    、前記ハウジングがそれの一端に取付部を有していて該
    取付部に前記外側チューブが取付けられるようにされ、
    前記取付部が内部に通路を有し、該通路が前記内側チュ
    ーブの断面外形寸法にほぼ対応した断面形状寸法を有し
    ているとともに前記内部空間と前記外側チューブの軸線
    方向孔とを互いに連通せしめているハウジングと、液体
    供給源と、 圧縮気体供給源と、 前記液体供給源と前記内部空間との間の連通及び遮断、
    及び前記圧縮気体供給源と前記内部空間との間の連通及
    び遮断を制御する制御弁と、を有し、 前記内側チューブが前記内部空間内に収容せしめられ、
    且つ前記外側チューブが前記取付部に取付けられた状態
    で、前記制御弁は、前記液体供給源と前記内部空間とを
    互いに連通せしめて液体を該内部空間内に導入し、液体
    が前記内部空間内に導入された際前記液体供給源と前記
    内部空間との間を遮断せしめるとともに前記圧縮気体供
    給源と前記内部空間との間を連通させて前記内部空間内
    へ圧縮気体を導入し、もって前記内側チューブを前記外
    側チューブに圧入するよう作動せしめられることを特徴
    とする複合チューブ製作装置。 9 特許請求の範囲第8項記載の複合チューブ製作装置
    にして、更に、テーパが付された案内路を有し、該案内
    路の一端が前記内側チューブの断面外形寸法よりも太き
    いとともに前記内部空間に連通せしめられ、且つ前記案
    内路の他端が前記内側チューブの断面外形寸法にほぼ対
    応せしめられているとともに前記通路に連通せしめられ
    ていることを特徴とする複合チューブ製作装置。 10特許請求の範囲第8項記載の複合チューブ製作装置
    にして、更に、一端に係止片を備えたワイヤを有し、前
    記内側チューブが前記ワイヤ上に通させしめられるよう
    にされ、前記内側チューブが前記ワイヤ上に通させしめ
    られた状態で、前記ワイヤの前記係止片が備えられてい
    る一端が前記内部空間内に導入せしめられるとともに前
    記内側チューブが該内部空間内に収容せしめられて前記
    ワイヤが前記内部空間から前記通路を通って延出せしめ
    られ、該延出せしめられたワイヤ上に前記外側チューブ
    が通させしめられるようにされ、前記ワイヤを引いて該
    ワイヤの一端に備えられている前記係止片を前記内側チ
    ューブの一端に係合せしめ、もって前記内側チューブの
    他端が前記通路1で誘導されるよう構成されていること
    を特徴とする複合チューブ製作装置。 11 特許請求の範囲第10項記載の複合チューフ製作
    装置にして、更に、テーパの付された案内路を有し、該
    案内路の一端が前記内側チューブの断面外形寸法よりも
    太きいとともに前記内部空間に連通せしめられ、且つ前
    記案内路の他端が前記内側チューブの断面外形寸法にほ
    ぼ対応せしめられているとともに前記通路に連通せしめ
    られていることを特徴とする複合チューブ製作装置。 12特許請求の範囲第8項乃至第11項のいずれかに記
    載の複合チューブ製作装置にむいて、前記取付部が前記
    ハウジングに取外し自在に装着されるフィッティングに
    形成されていることを特徴とする複合チューブ製作装置
    。 13特許請求の範囲第8項乃至第11項のいずれかに記
    載の複合チューブ製作装置において、前記ハウジングが
    2つのハウジング部分で構成され、該2つのハウジング
    部分が互いに取外し自在に、液密且つ気密に接合せしめ
    られ、該2つのハウジング部分のうちの一方の、他方の
    ハウジング部分に接合された端部と反対側の端部に前記
    取付部が一体に固着せしめられていることを特徴とする
    複合チューブ製作装置。 14特許請求の範囲第8項乃至第13項のいずれかに記
    載の複合チューブ製作装置にむいて、前記ハウジングが
    透明な材料で形成されていることを特徴とする複合チュ
    ーブ製作装置。 15特許請求の範囲第8項乃至第14項のいずれかに記
    載の複合チューブ製作装置にむいて、前記制御弁が、前
    記液体供給源と前記内部空間とを互いに連通させる導管
    の途中に備えられた常閉式電磁弁と、前記圧縮気体供給
    源と前記内部空間とを互いに連通させる導管の途中に備
    えられた常閉式電磁弁とを有していることを特徴とする
    複合チューブ製作装置。 16特許請求の範囲第8項乃至第15項のいずれかに記
    載の複合チューブ製作装置において、前記内側チューブ
    が前記外側チューブよりも高い剛性を有していることを
    特徴とする複合チューブ製作装置。 17特許請求の範囲第8項乃至第16項のいずれかに記
    載の複合チューブ製作装置において、前記外側チューブ
    がシリコーンゴム、ラテックス又はポリウレタンで形成
    され、前記内側チューブがポリエチレン、ポリ塩化ビニ
    ル、ポリエステル等のプラスチック材料で形成されてい
    ることを特徴とする複合チューブ製作装置。 18特許請求の範囲第8項乃至第16項のいずれかに記
    載の複合チューブ製作装置において、前記液体が水又は
    アルコール、あるいはそれらの混合液であることを特徴
    とする複合チューブ製作装置。 19特許請求の範囲第8項乃至第17項のいずれかに記
    載の複合チューブ製作装置において、前記案内路の一端
    が前記内部空間の断面形状寸法に対応した断面形状寸法
    を有していることを特徴とする複合チューブ製作装置。
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