JPS5828775Y2 - 油圧ブレ−カ装置 - Google Patents

油圧ブレ−カ装置

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Publication number
JPS5828775Y2
JPS5828775Y2 JP8291278U JP8291278U JPS5828775Y2 JP S5828775 Y2 JPS5828775 Y2 JP S5828775Y2 JP 8291278 U JP8291278 U JP 8291278U JP 8291278 U JP8291278 U JP 8291278U JP S5828775 Y2 JPS5828775 Y2 JP S5828775Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
oil
pressure
valve
spring
Prior art date
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Expired
Application number
JP8291278U
Other languages
English (en)
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JPS54183771U (ja
Inventor
正嗣 長友
Original Assignee
株式会社小松製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社小松製作所 filed Critical 株式会社小松製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は圧縮ばねを収容したばね室を油出口に連通さ
せた油圧ブレーカ装置の改良に関する。
従来の油圧ブレーカ装置のばね室は、動作時漏洩した油
が溜るようになっている。
従って長期間使用している間にばね室内に漏油が充満す
ると圧縮ばねの反発力を低下させるので、従来では定期
的にばね室内の油量を検出してその都度排出しており、
点検及び排油操作が面倒であるなどの欠点がある。
この考案はかかる欠点を除去する目的でなされたもので
、圧縮ばねを収容したばね室をブレーカ本体の油出口に
連通して、ばね室内に溜った油が油出口より排出される
ようになすと共に、上記ばね室が油出口より排出される
油の脈動を吸収するようにした油圧ブレーカ装置を提供
して、面倒な定期点検を不用とし、また脈動によりホー
ス類が早期に損傷するのを未然に防止しようとするもの
である。
以下この考案を図示の一実施例について詳述する。
図において1はブレーカ本体で、把手2を有する上部側
が太く、かつ順次先端側が細くなるよう全体が形成され
ている。
上記ブレーカ本体の大径な上部内には通路13を介して
後記する油出口1cに連通ずるばね室3が形成され、こ
のばね室3内に多数の皿ばね4aを積層した圧縮ばね4
が収容されている。
上記ブレーカ本体1の中央部には中空の固定シリンダ5
が設けられていて、この固定シリンダ5のほぼ中央部外
周に、上記圧縮ばね4により下方へ偏倚されたバルブ6
が設けられており、このバルブ6にはブレーカ本体1の
人口孔1、及び出口孔12へ通じる流入口6□及び流出
口6□が設けられている。
ブレーカ本体1の入口孔1□及び出口孔13は通路1a
及び操作弁機構7を介してブレーカ本体1上部の油入口
1b及び油出口1cより、図示しないホースなどの可撓
管を介して油圧源及び油タンクへ接続されている。
上記操作弁機構Iは一方の把手2に並設された操作レバ
8により動作されるスプール1aを有し、操作レバ8を
想像線の位置へ操作することにより油入口1bに達した
油圧は、通路13を介して入口孔1、よりブレーカ本体
1内へ流入し、さらにブレーカ本体1とバルブ6の間の
隙間通路9よりバルブ加圧室10へ達するようになって
いる。
またバルブ加圧室10に達した油圧の一部は固定シリン
ダ5先端の通孔5、より戻し圧室11内・へ流入し、固
定シリンダ5内に移動自在に収容された打撃ピストン1
2を固定シリンダ5の上方(図では左方)へと押圧する
ようになっている。
同時にバルブ加圧室10内の油圧によりバルブ6も圧縮
ばね4に抗して上方へと押圧される。
バルブ6が上方へ移動されると、このバルブ6により固
定シリンダ5と上記打撃ピストン12の間に設けられた
加速圧室13に通じる通路5□が閉鎖されて、加速圧室
13と出口孔13間が遮断されると共に、バルブ6の傾
斜段部6aと固定シリンダ5の弁座5a間が開放して、
バルブ6の流入口61より蓄圧室14へ油圧が流入し、
同時に流入口61及び隙間通路9を介してバルブ加圧室
10及び蓄圧室14が連通されるようになっている。
一方バルブ6の上昇によりバルブ6と固定シリンダ5の
接するトリガシール部15が開放されると、これによっ
て加速圧室13と蓄圧室14が連通され、圧縮はね4を
圧縮することにより蓄圧室14へ蓄積された高圧油が加
速室13へと流入するようになっている。
加速室13へ流入した高圧油は固定シリンダ5内の打撃
ピストン12を急速に下降させるように動作し、これに
よりブレーカ本体1の先端に設けられたチゼル16が打
撃ピストン12の先端で打撃されて衝撃力を破砕物へと
伝えるようになる。
また蓄圧室14内の高圧油が加速圧室13へ流入すると
同時に蓄圧室14内の圧力が低下するため、圧縮ばね4
はバルブ6を下方へ押圧し、これによって加速圧室13
はバルブ6の流出口6□を介して出口孔1□に連通し、
加速圧室13内の油圧は流出する。
一方バルブ加圧室10内は常時油圧が導入されているこ
とから、背圧が働いてバルブ加圧室10には圧縮ばね4
による抗圧力と上記背圧による抗圧力が生じる。
これら抗圧力は通孔51より戻し圧室11へと流入して
打撃ピストン12を押上げるため、打撃ピストン12は
急速に戻り動作を開始すると共に、バルブ6も上昇を開
始して上記動作を繰返すものである。
なお図中17は各シール部材を示す。
この考案は以上詳述したように、圧縮はね4を収容した
ばね室3を通路13を介して油出口1cに連通させたこ
とから、稼動中ばね室3内に油が漏洩しても、この油は
油出口1cより排出されるので、従来のように定期的に
ばね室3内を点検して排油するなどの面倒な手間を必要
としないと共に、油出口1cへと排出された油圧一部が
ばね室3内へと流入して脈動を吸収するので、排出油の
脈動によってホース類が早期は消耗するなどの虞れも少
なくなる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示す一部省略断面図である
。 1はブレーカ本体、1cは油出口、13は通路、3はば
ね室、4は圧縮はね、5は固定シリンダ、6はバルブ、
12は打撃ピストン、13は加速室、15はトリガシー
ル部、16はチゼル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 圧油によりブレーカ本体1のばね室3に収容された圧縮
    ばね4を、固定シリンダ5に嵌挿されたバルブ6を分圧
    網し、同時に固定シリンダ5内に収容された打撃ピスト
    ン12を上昇させると共に。 上記バルブ6に設けたトリガシール部15の開放ととも
    に圧縮ばね4により加圧された蓄圧室14内の圧油を加
    速圧室13へ導入して打撃ピストン12を急速下降させ
    、ブレーカ本体1の先端部に設けたチゼル16を打撃す
    るものにおいて、ブレーカ本体1の油出口1cと上記ば
    ね室3内を通路13を介して連通させてなる油圧ブレー
    カ装置。
JP8291278U 1978-06-19 1978-06-19 油圧ブレ−カ装置 Expired JPS5828775Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8291278U JPS5828775Y2 (ja) 1978-06-19 1978-06-19 油圧ブレ−カ装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8291278U JPS5828775Y2 (ja) 1978-06-19 1978-06-19 油圧ブレ−カ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54183771U JPS54183771U (ja) 1979-12-26
JPS5828775Y2 true JPS5828775Y2 (ja) 1983-06-23

Family

ID=29004210

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8291278U Expired JPS5828775Y2 (ja) 1978-06-19 1978-06-19 油圧ブレ−カ装置

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JPS54183771U (ja) 1979-12-26

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