JPS5828591Y2 - 刺鍼器 - Google Patents
刺鍼器Info
- Publication number
- JPS5828591Y2 JPS5828591Y2 JP2197080U JP2197080U JPS5828591Y2 JP S5828591 Y2 JPS5828591 Y2 JP S5828591Y2 JP 2197080 U JP2197080 U JP 2197080U JP 2197080 U JP2197080 U JP 2197080U JP S5828591 Y2 JPS5828591 Y2 JP S5828591Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- needle
- tip
- acupuncture
- length
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Finger-Pressure Massage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は鍼灸治療に用いる刺鍼器に関するものである。
本考案の目的は刺鍼治療時に於ける手技即ち連判、速抜
、徐刺、徐抜或は補瀉等を自在に行うことのできる刺鍼
器を提供せんとするものである。
、徐刺、徐抜或は補瀉等を自在に行うことのできる刺鍼
器を提供せんとするものである。
又本考案の他の目的は刺鍼の刺大長を数種に変更するこ
とができ、しかもその変更手段がきわめて簡単である刺
鍼器を提供しようとするものである。
とができ、しかもその変更手段がきわめて簡単である刺
鍼器を提供しようとするものである。
鍼治療に於ける最も基本的な手段は鎖管をガイドとして
刺鍼を患部に刺入するというものである。
刺鍼を患部に刺入するというものである。
しかし乍らこれらの方法によるときは刺鍼に高度の技術
を必要とするうえ施術範囲が全身にわたるので施術者の
疲労も大きいという欠点がある。
を必要とするうえ施術範囲が全身にわたるので施術者の
疲労も大きいという欠点がある。
これらの欠点を改良するものとして実公昭５１−２９６
７０号公報に記載されているようなシリンダー内に内装
されているスプリングの弾撥力を利用して刺鍼を飛出さ
せるようにした刺鍼器が提案されたが、これらも刺鍼の
飛び出し即ち患部に対する刺入がスプリングの力により
瞬時に行われるために患者に刺鍼時の衝撃的な苦痛を与
えることが多いうえ、刺鍼時に於ける手技の選択、即ち
連判、速抜、徐刺、徐抜の選択が自由に行えないために
治療効果が有効に発揮できにくいという欠点を有してい
た。
７０号公報に記載されているようなシリンダー内に内装
されているスプリングの弾撥力を利用して刺鍼を飛出さ
せるようにした刺鍼器が提案されたが、これらも刺鍼の
飛び出し即ち患部に対する刺入がスプリングの力により
瞬時に行われるために患者に刺鍼時の衝撃的な苦痛を与
えることが多いうえ、刺鍼時に於ける手技の選択、即ち
連判、速抜、徐刺、徐抜の選択が自由に行えないために
治療効果が有効に発揮できにくいという欠点を有してい
た。
本考案はこれらの欠点を除去しようとするものであり以
下に記載する考案の完成により完全にその目的を達成す
ることができたものである。
下に記載する考案の完成により完全にその目的を達成す
ることができたものである。
以下本考案の実施例を図面を参照して説明する。
１は円筒状をなすシリンダ一本体であり中央部よりやや
下方の内側には鍼２の操作杆３の摺動を案内する鍔１１
を張り出し形成するとともに、上端近くの外周部には、
操作杆３の基端に螺着した冠体４の摺動を規制するスト
ッパー１２を突設している。
下方の内側には鍼２の操作杆３の摺動を案内する鍔１１
を張り出し形成するとともに、上端近くの外周部には、
操作杆３の基端に螺着した冠体４の摺動を規制するスト
ッパー１２を突設している。
５はシリンダー１の先端に着脱自在に装着したシリンダ
ーヘッドであり、中央部分には鍼２の摺動案内孔５１を
穿設している。
ーヘッドであり、中央部分には鍼２の摺動案内孔５１を
穿設している。
なおシリンダーヘッド５の先端形状は特に問わないもの
であり、第１図乃至第５図に例示するように比較的緩か
な弧状面としたり或は第６図例示のような先端部面積の
小さい弧状面としたり自由に選択することができる。
であり、第１図乃至第５図に例示するように比較的緩か
な弧状面としたり或は第６図例示のような先端部面積の
小さい弧状面としたり自由に選択することができる。
鍼２の操作杆３はシリンダー１内を自由に摺動できる外
径を有する杆体により構成するものであり先端部には鍼
２の無頭２１を把持する嵌合孔３１を穿設するとともに
杆体中央には下部スプリング６及び上部スプリング７の
係止用フランジ３２を突設している。
径を有する杆体により構成するものであり先端部には鍼
２の無頭２１を把持する嵌合孔３１を穿設するとともに
杆体中央には下部スプリング６及び上部スプリング７の
係止用フランジ３２を突設している。
３３はロックナツトであり操作杆３の先端に嵌合した無
頭２１の固定化を図っている。
頭２１の固定化を図っている。
８はシリンダー１の基端部を閉止するための蓋板である
。
。
冠体４はシリンダー１に冠着できる長筒状体を用いるも
のであり、頂板４１の内側に操作杆３の基端部を螺着で
きるようにするとともに周側部の内壁には下端開口部か
ら上方に向う数本の摺動規制溝４２・・・・・・４２を
それぞれ長さを異ならしめて刻設している。
のであり、頂板４１の内側に操作杆３の基端部を螺着で
きるようにするとともに周側部の内壁には下端開口部か
ら上方に向う数本の摺動規制溝４２・・・・・・４２を
それぞれ長さを異ならしめて刻設している。
本考案は斜上のように構成したので冠体４の内側壁に刻
設する摺動規制溝４２・・・・・・４２の深さく長さ）
を、例えばストッパー１２が規制溝４２の上端に当接し
た場合に鍼２の先端がシリンダーヘッド５の先端から突
出しないようにした突出長Ｑｍ／ｍ及び鍼先突出長ｌＱ
ｍ／ｍ並びに１５ｍ／ｍというように所望の長さとなる
ように設定しておけば冠体４の押圧によりシリンダーヘ
ッド５より突出する鍼２の突出長を所望の寸法で常に一
定して突出せしめることができるようにすることができ
る。
設する摺動規制溝４２・・・・・・４２の深さく長さ）
を、例えばストッパー１２が規制溝４２の上端に当接し
た場合に鍼２の先端がシリンダーヘッド５の先端から突
出しないようにした突出長Ｑｍ／ｍ及び鍼先突出長ｌＱ
ｍ／ｍ並びに１５ｍ／ｍというように所望の長さとなる
ように設定しておけば冠体４の押圧によりシリンダーヘ
ッド５より突出する鍼２の突出長を所望の寸法で常に一
定して突出せしめることができるようにすることができ
る。
特に本考案によれば鍼２を装着した操作杆３はフランジ
３２をはさんで上下に対峙するように介在せしめた上部
スプリング７及び下部スプリング６にそれぞれ付勢され
た弾撥力により常にバランスを保たせることができるの
で、前記公知例に於けるようにスプリングの力により鍼
２が瞬時に患部に刺入するという惧れもなく、施術者に
よる連判、連接、像側、徐抜等の手技を自由に施術する
ことが可能となり従来の欠点を完全に解決することがで
きる。
３２をはさんで上下に対峙するように介在せしめた上部
スプリング７及び下部スプリング６にそれぞれ付勢され
た弾撥力により常にバランスを保たせることができるの
で、前記公知例に於けるようにスプリングの力により鍼
２が瞬時に患部に刺入するという惧れもなく、施術者に
よる連判、連接、像側、徐抜等の手技を自由に施術する
ことが可能となり従来の欠点を完全に解決することがで
きる。
又本考案によればストッパー１２と摺動規制溝４２・・
・・・・４２との係合位置を選択変更することによって
鍼２の突出長を自由に変更することができるものである
が、その変更手段も冠体４を左右いずれかの方向に回動
させるだけで瞬時にしかもきわめて簡単な操作で行うこ
とができるという特徴を有している。
・・・・４２との係合位置を選択変更することによって
鍼２の突出長を自由に変更することができるものである
が、その変更手段も冠体４を左右いずれかの方向に回動
させるだけで瞬時にしかもきわめて簡単な操作で行うこ
とができるという特徴を有している。
更に又摺動規制溝４２のうちその一つの長さを鍼２の突
出長がＱｍ／ｍ以下となるように刻設しておけば不使用
時に鍼２の先端が不意に突出することに伴う事故の発生
を未然に防止することができるうえ、シリンダーヘッド
５の形状を第６図例示のような形状とすれば、そのまま
で側鎖を用いない揚鉱としての利用方法も可能となるな
ど多くの特徴を有している。
出長がＱｍ／ｍ以下となるように刻設しておけば不使用
時に鍼２の先端が不意に突出することに伴う事故の発生
を未然に防止することができるうえ、シリンダーヘッド
５の形状を第６図例示のような形状とすれば、そのまま
で側鎖を用いない揚鉱としての利用方法も可能となるな
ど多くの特徴を有している。
図は本考案の実施例を示すものであり、第１図は断面図
、第２図は同上図Ａ−Ａ線の断面図、第３図は各部を分
解し且つ一部を断面として示す正面図、第４図は第１図
に於ける冠体を押圧して鍼を突出させた状態の断面図、
第５図は他の摺動規制溝を利用して鍼の突出長を短くし
た例を示す断面図、第６図はシリンダーヘッドの変形例
を示す断面図である。 １・・・・・・シリンダ一本体、１１・・・・・・鍔、
１２・・・・・・ストッパー、２・・・・・・鍼、２１
・・・・・・無頭、３・・・・・・操作杆、３１・・・
・・・部類嵌合孔、３２・・・・・・フランジ、３３・
・・・・・ロックナツト、４・・・・・・冠体、４１・
・・・・・頂板、４２・・・・・・摺動規制溝、５・・
・・・・シリンダーヘッド、６・・・・・・下部スプリ
ング、７・・・・・・上部スプリング、８・・・・・・
蓋板。
、第２図は同上図Ａ−Ａ線の断面図、第３図は各部を分
解し且つ一部を断面として示す正面図、第４図は第１図
に於ける冠体を押圧して鍼を突出させた状態の断面図、
第５図は他の摺動規制溝を利用して鍼の突出長を短くし
た例を示す断面図、第６図はシリンダーヘッドの変形例
を示す断面図である。 １・・・・・・シリンダ一本体、１１・・・・・・鍔、
１２・・・・・・ストッパー、２・・・・・・鍼、２１
・・・・・・無頭、３・・・・・・操作杆、３１・・・
・・・部類嵌合孔、３２・・・・・・フランジ、３３・
・・・・・ロックナツト、４・・・・・・冠体、４１・
・・・・・頂板、４２・・・・・・摺動規制溝、５・・
・・・・シリンダーヘッド、６・・・・・・下部スプリ
ング、７・・・・・・上部スプリング、８・・・・・・
蓋板。
Claims (1)
- 先端にシリンダーヘッド５を着脱自在に装着したシリン
ダー１と、このシリンダー内を摺動し、先端には鍼２を
装着した操作杆３と、シリンダー１の基端部外周に摺動
自在に冠着しその頂板内側に前記操作杆３の基端を螺着
した冠体４との組合せからなり、前記シリンダー１の外
周に突設したストッパー１２が前記冠体４の内側壁に刻
設した長さの異なる数本の摺動規制溝４１・・・・・・
４１に選択的に嵌合するように構成してなる刺鍼器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2197080U JPS5828591Y2 (ja) | 1980-02-22 | 1980-02-22 | 刺鍼器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2197080U JPS5828591Y2 (ja) | 1980-02-22 | 1980-02-22 | 刺鍼器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56125240U JPS56125240U (ja) | 1981-09-24 |
| JPS5828591Y2 true JPS5828591Y2 (ja) | 1983-06-22 |
Family
ID=29618099
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2197080U Expired JPS5828591Y2 (ja) | 1980-02-22 | 1980-02-22 | 刺鍼器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5828591Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106265057A (zh) * | 2015-06-02 | 2017-01-04 | 符仲华 | 浮针 |
-
1980
- 1980-02-22 JP JP2197080U patent/JPS5828591Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56125240U (ja) | 1981-09-24 |
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