JPS5828175B2 - 家庭用向け等の小型容器入り生ビ−ルの配送方法 - Google Patents

家庭用向け等の小型容器入り生ビ−ルの配送方法

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JPS5828175B2
JPS5828175B2 JP53065736A JP6573678A JPS5828175B2 JP S5828175 B2 JPS5828175 B2 JP S5828175B2 JP 53065736 A JP53065736 A JP 53065736A JP 6573678 A JP6573678 A JP 6573678A JP S5828175 B2 JPS5828175 B2 JP S5828175B2
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JP
Japan
Prior art keywords
container
containers
draft beer
beer
home use
Prior art date
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Expired
Application number
JP53065736A
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English (en)
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JPS555310A (en
Inventor
国尚 河合
正幸 小林
早苗 田原
一也 難波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Breweries Ltd
Nippon Light Metal Co Ltd
Original Assignee
Asahi Breweries Ltd
Nippon Light Metal Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 ビールには醸造法の違いにより数種類のものがあるが、
最も普通に愛飲されている下面醗酵ビールにも容器やそ
の状態によりビン入り、缶入り、あるいは生のビンまた
は樽入り等があるのは周知の通りである。
ビールは一種の嗜好品であるから単にそれ自体の味のみ
でなく、飲用時の状態や飲み方(使用グラス類の如何を
も含めて)や雰囲気によっても旨さは大きく影響される
ビールは愛飲者にとっては缶よりはビン、ビンよりは生
のほうが旨いとされていることはいうまでもないが、ビ
ールの保存性その他の理由から生ビールはビヤホールや
大規模飲料店のみで、そして一般家庭等ではビン入りビ
ールをということが概念として定着している。
家庭へも生ビールをという意図からビン生がかなり以前
から市販されf過手段の改良等によって味や保存性も良
くなってきたため消費も増加しつつあるが、生とはいっ
ても多少の手は加えられており、しかもビン入りである
ため飲み方による雰囲気、気分の違いから、ビヤホール
等での生ビールの旨さには到底及ばない。
本発明者等は、さきに、小口業務用向けに如何にして生
ビールを配送するかについてその手段を%MiJ昭51
−124488号(特開昭53−50520号公報参照
)で提案しその実現に成功した。
本発明はこの提案を更にすすめ、この生ビールの真の旨
さを家庭等の末端にまで届けようとするものである。
生ビールの旨さは気温等の自然条件を別とすれは、飲む
雰囲気と生ビールの器、色、泡立ちの状態等の視覚から
始まるといえよう。
例えば一人で家でグラスで飲むならば普通のビンでもビ
ン生でも大差はない。
愛飲家が暑い時ジョツキになみなみと注がれた繊細に泡
立つ生ビールを友人家族と傾けるのは実に楽しいもので
あり旨さは数倍に増幅されようし、真にビール好きの人
ならば一人でもこの傾向は同じであろう。
しかしこのような希望を叶えるためには次のような制約
が解決されなけれはならない。
すなわち制約とは1)いわゆるビン生をジョツキや大型
グラスで飲むとすると注ぎ足しが必要となることが多い
が、これはビールの味を損ね、又数人で飲んでもいわゆ
る気分が出ない。
2)ビンを大きくすれば上の問題の解決にはなるが、味
気なく、冷蔵も難かしいし、空きビンも例えば21入り
ガラス壜の重量は1250gと重く始末に困る。
3)普通の円筒缶を大型化して生ビールの容器とすると
しても、缶に要求される強度が大きいので肉厚が大きく
なり空缶の処理にも問題が生じ、味にも難があり、勿論
家庭用冷蔵庫での冷却も困難となる。
本発明者の知見によれば、ビールの容器に要求される強
度は輸送時の振動や衝撃に耐えれば足り、末端使用時の
必要な強度はそれ程犬ではない。
従って輸送時に耐圧強度増加手段及び衝撃破損防止手段
があれば容器にそれ程大きな耐圧強度は必要ではない。
又冷蔵庫収納容積に対し、ビール量を増すためには容器
の形状は方形(正方形、長方形)断面をもつ柱状のもの
がよく、一方、このような容器は空のときは円柱容器の
ように応力の分散がないため漬し易く後始末が容易であ
る。
更に容器を暖くするためにはアルミニウムの如き軽金属
製であるのがよく、特にアルミニウムは延展性が優れて
いるため製作が容易であり、破損といっても容器の変形
程度であり、仮りに完全破損が生じたとしても内容物の
噴き出しが生ずるだけでガラス容器の場合のように破片
飛散による如き危険性がなく、使用後の容器も有価金属
製であるため回収業者のよい回収対象品となる。
殊にアルミニウムは衛生的見地から全く無害であるばか
りでなく、経験によればブリキ缶等に比ベビールの味に
対する影響が少い。
またアルミニウムの熱伝導性が他の材質のものより優れ
ているので、製品を冷蔵庫に入れた場合に冷え易い。
本発明は前記したような目的、必要性及び知見から得ら
れたもので、周側の大部分が平面となっている薄肉の軽
金属製の方形柱状の容器に生ビールを充填し、充填され
た容器を複数個前記側面で接せしめて全体としても方形
になるように集合させ、これを容器の高さの中間部分に
おいて帯状物で結束緊締し、輸送を行うことを特徴とす
る家庭向は等の小型容器入り生ビールの配送方法を要旨
とするものである。
以下本発明を更に具体的に説明する。
本発明においては容器として方形の、例えばその横断面
が第1図aに示すような長方形の容器1を使用する。
以下では断面長方形の容器を使用する場合を代表例とし
て説明する。
第2図は第1図aに示された容器の1例の側断面図であ
り、図中2は上半部、3は下半部、4は両生部分の接合
部を示している。
上半部及び下半部は例えばアルミニウム板を深絞りする
ことにより成形され、゛それぞれの端縁は互いに嵌合し
得るようにかしめておき、この嵌合部位を接着剤を介し
て嵌合させ、一体に接合形成する。
而して上半頂部には口金用の取付穴(図示せず)を設け
ておきこれに注ぎ日用の口金5を取り付ける。
このような容器に内圧がかかると肩や角のR部分に引っ
ばり応力が強くかかるがプレスによる絞り加工容器では
この部分は局部的に応力が集中しない形状となるので強
度的に問題は生じない。
むしろ容器成形の都合上成形物の上縁の直線状の縁辺部
分が肉薄とならざるを得ないのでこの部分に強度的な問
題が生ずる。
しかし、この点例示した本発明の容器では肉薄部分を接
合しているので厚さがこの部分で倍になりこの部分の存
在による容器全体に対しての補強効果は太きい。
しかしそれでも激しい震動衝撃を受ひる長距離輸送にお
いては側面が最も傷付き易いのは当然である。
容器内のビールの内圧は常温下静置状態では2kg/一
位であるが、高温(35℃)での震動下では3.5 k
g/−にも達する。
従って容器には容器相互の接触衝撃も考え耐圧力にかな
りの安全率をもたせなければならない。
しかし容器自体の強度を充分にするためには容器壁の肉
厚を犬にしなければならず、これは容器を重くすると共
に容器コストも高くし更には廃容器の処理をも困難にす
る。
しかもこれにより輸送上の問題は解決するとしても需要
者には不都合こそ与えるが利益は伺も与えない。
本発明はこの問題を極めて簡単且つ確実に解決したので
ある。
さて、本発明においては生ビール入りの方形容器を例え
ば第1図す及び第3図に示すように複数個(容量により
異なるが2〜10)集め各容器の面と面とを接せしめて
方形とし、容器の最も弱い部分即ち中央部付近を帯状物
6で巻き緊締する。
帯状物としては適宜のもの例えは布テープ、紙テープ、
プラスチックテープ等、比較的強度のあるものであれば
何であっても使用可能である。
このように複数の容器を集合結束すると、他容器との接
触面は互いに密に面接触し押圧しあっているので内圧に
対する抵抗が増し又衝撃も受けず、更に外部の露出側面
も帯状物により締めつけられるため耐圧強度が1〜2
kg/cri増加し、帯状物自体も一種の保護被覆兼緩
衝材として作用する。
従って本発明によれば容器の耐圧力に大きな安全率を求
めることは不要となり、容器の耐変形内圧はゲージ圧で
2〜6kg/Cr?L好ましくは2.5〜3.6 ky
/cI?Lの範囲であれば、容器壁の肉厚を小にして本
発明の目的を充分に達成することができる。
その結果容器の形状と相俟って生ビールの家庭までへの
小口配送が可能となるのである。
次に具体例により本発明を説明する。
実施例 アルミニウム板材規格AA3004のアルミニウム板材
2部分を別々に絞り加工し、2部分をエポキシ樹脂接着
剤を用い接合し、31容器を8ケ製造した。
さらに前例に準じ41容器を6ケ、21容器を12ケ製
造した。
これらの容器の諸元は表1の通りである。
なお、耐圧力試験は容器体内に水を満たし、手動水圧ポ
ンプを用いて加圧する方法を用い破壊しない最大圧力を
耐圧力と判定することとして実施したものである。
上記全容器に生ビールを入れ下記の通り組分けし振動試
験を実施した。
組分は方法 31容器につき4個を1組とし488間×122間X2
55mmの木箱に入れ、残り4個は巾5cfrLの布テ
ープを二重巻きにして集束し、前記寸度の木箱に入れた
41容器については3個を1組とじ420iiX] 4
0mm×255mmの木箱に入れ、残り3個は巾5CI
rLの布テープを二重巻きにして集束し前記寸度の木箱
に入れた。
21容器については6個を1組とじ600mmX100
mrn’K 255mmの木箱に入れ、残り12個は巾
5(11771の布テープを二重巻きにして集束し前記
寸度の木箱に入れた。
振動試験の方法 前記組分けした生ビール容器を1組づつ全組につきJI
SZO232方法Bに準じて振動試験(輸送試験)を3
5℃で行った。
試験条件は次のとおりである。
・振幅加速度 =IG O振 幅 :0.5cfrL ・振 動 数 =7サイクル/秒 ・振動継続時間〜60分 これらの試験条件は11000kのトラック輸送に相当
するといわれている。
試験結果は表2のとおりである。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本発明に使用する容器の横断面図、bは3個
重ねた場合の横断面図、第2図は第1図に示す容器の側
断面図、第3図は第2図に示す容器を複数個結束した状
態を示す側面図である。 1・・・・・・容器、2・・・・・・上半部、3・・・
・・・下半部、・・・・・・接合部、5・・・・・・口
金、6・・・・・・帯状物。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 周側の大部分が平面となっている薄肉のアルミニウ
    ム製で耐変形内圧が2〜6 kg/cr?iの方形柱状
    の容器に生ビールを充填し、充填された容器を複数個前
    記側面で接せしめて全体としても方形になるように集合
    させ、これを容器の高さの中間部分において帯状物で結
    束緊締し、輸送を行うことを特徴とする家庭用向は等の
    小型容器入り生ビールの配送方法。
JP53065736A 1978-06-02 1978-06-02 家庭用向け等の小型容器入り生ビ−ルの配送方法 Expired JPS5828175B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP53065736A JPS5828175B2 (ja) 1978-06-02 1978-06-02 家庭用向け等の小型容器入り生ビ−ルの配送方法

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Publication Number Publication Date
JPS555310A JPS555310A (en) 1980-01-16
JPS5828175B2 true JPS5828175B2 (ja) 1983-06-14

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JP53065736A Expired JPS5828175B2 (ja) 1978-06-02 1978-06-02 家庭用向け等の小型容器入り生ビ−ルの配送方法

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JPS5647094Y2 (ja) * 1974-05-31 1981-11-04

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JPS555310A (en) 1980-01-16

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