JPS5828083A - ケ−ブル・ホ−ス類の捌き装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は外部設備から移動する機械に接続されるケーブ
ル・ホース類の捌き装置に係シ、特に外部の電源設備、
モルタルユニットからキャブタイヤケーブル、グラウト
ホースを介して電力供給、モルタル供給を受けてフィル
パイル工法を実施する杭打機、同じく給電ケーブルを介
して電力供給を受ける電動油圧ショベル、動力用給電ケ
ーブル、油圧ホース、制御用ケーブル等を介して遠隔操
作される水中ブルドーザ等に使用して好適なるケーブル
、ホース類の捌き装置に関する。

例えばフィルパイル工法を実施する杭打機は、第１図に
示した如く電動オーガ１に工）穿孔し、その孔にオーガ
スクリユー２先端よりモルタルを噴射してフィルパイル
を造成するが、前記電動オーガ１の電力及びモルタルは
地上の電源設備、モルタルユニット（いずれも図示−ざ
ず）から供給されている。即ち、電動オーガ１への給電
用−次ケーブル３が電源設備から引き出されて杭打機本
体６の制御盤９に接続され、二次ケーブル４がリーダ７
の中継ドラム８を介して電動オーガ１に接続てれ、また
モルタル供給用グラウトホース５がモルタルユニットか
ら引き出されて杭打機本体６へ導かれ前記中継ドラム８
ｔ−介して電動オーガ１に接続されている。そして前記
した給電用ケーブル、グラウトホース類は複数本となる
ことが多い。しかるに前述のフィルパイル工法を実施す
る杭打機においては、次に列記する問題が生ずる。

（１）　　杭打機本体６上１ｃｂいて中継ドラム８へ至
る給電用二次ケーブル、グラウトホース５が雑然とした
配列となり、これらケーブル、ホースに弛み、たるみが
あると、ケーブル、ホース同志のこすれ、あるいけ杭打
機本体６とのこすれ等によってケーブル、ホース類が摩
耗したり損傷したりし易い。またフィルパイル工法特有
の問題であるが、杭打機本体６上のグラウトホース５に
おいて、たるみによる高さＨ部では穿孔時間が長びいた
場合に内部のモルタルが固結する慣れがある。さらに冬
期、作業終了時に行なうグラウトホース内部の清掃後に
、洗浄水がたるみによる高さＨ部に残留し、グラウトホ
ース５が凍結により破裂する惧れがある。

（２）　　杭打機本体６を旋回させたり、杭打機全体を
移動させる場合、地上側の一次ケーブル３やグラウトホ
ース５を障害物に引掛は易く、オペレータはかな９神経
をつかわなければならない。１だ障害物を避けるために
は一次ケーブル３、グラウトホース５を捌く作業員が必
要となる。

（３）　　杭打機と電源設備、モルタルユニットトの間
の地面上には一次ケーブル３、グラウトホース５が這っ
ているので、杭打機の後方を整地用のンヨベル、ブルド
ーザ等の補助機械が横切って走行できない不便がある。

これらの問題は、電動油圧ショベル、遠隔操作水中ブル
ドーザ等の移動機械においても犬なり小なシ生じてお９
１ケーブル、ホース類の取扱いに悩まされるのが実情で
ある。

本発明の目的は、前述した諸問題全解消できるケーブル
、ホース類の捌き装置ｔを提供するにある。

この目的を達成するために、本発明によるケーブル、ホ
ース類の捌き装置ｔは、移動機械の本体後部上に取付け
られたハンガーと、該ハンガーに取付けられ、外部設備
から移動機械に接続する複数本のケーブル、ホース類を
整列した状態でハンガーにクランプさせるクランプ手段
とを備え、前記ハンガーは移動機械の後方に張り出すよ
うに、かつ水平面内で回転可能に構成されると共に、移
動機械の後方において外部設備側からハンガー側へ立ち
上がるケーブル、ホース類の下方に整地用等の補助機械
が通過しつる空間を形成させることができる高さを有し
ていること全特徴とする。

以下、本発明の一実施例を図面に従って説明する。

第２図は本発明によるケーブル、ホース類の捌キ装置を
備えた杭打機の側面図、第３図は第２図における捌き装
置部分の拡大図、第４図は第３図のＩＶ−ＩＶ矢視図、
第５図は第４図の平面図である。

図において、第１図と同一符号は同一または等価のもの
を示している。ケーブル、ホース類の捌キ装置は、杭打
機本体６の後部上に設けられるハンガーと、ケーブル、
ホース類をハンガーにクランプ式、キるクランプ手段と
を備えている。

前記ハンガーは、杭打機本体６後部の制御盤９を載置し
ている取付台１１上に固定された適宜高さの基台１２と
、該基台１２の上面に突設した垂直ビン１３にて止着さ
れ、かつ垂直ビン１３を中心にして水平面内で回転可能
な第１アーム１４と、該第１アーム１４の両端部に突設
した垂直ビン１５　、１６にて夫々止着され、かつ垂直
ビン１５　、１６　ｅ中心にして夫々水平面内で回転可
能な２個の第２アーム１７　、１８と、両町２アーム１
７　、１８の各両端部に夫々固着された４個のクランプ
取付［１９、２０及び２１　、２２とから構成されてい
る。そして前記第１アーム１４は杭打機の幅方向に向く
姿勢金とり、かつ前記の両町２アーム１７　、１８は互
に平行となして杭打機の前後方向に向く姿勢をとってい
る、つ寸り前記クランプ取付板１９　、２１が杭打機の
前部側に、かつクランプ取付板２０　、２２が杭打機の
後部側に夫々位置している。

また第２アーム１．７　、１．８は、その後端面から垂
直ビン１５　、１６までの距離金、前端面から垂１亘ビ
ンＪ５゜１６までの距離よりも大きくさせることで、ア
ーム後端側を杭打機本体６の後方から突出させている。

また第２アーム１７　、１８の高さは、後述するクラン
プ手段によりケーブル、ホース類を前記の各クランプ取
付板１９〜２０にクランプさせたとき、杭打機の後方に
おいて地面側から谷りランプ取付版側へ立ち上がるケー
ブル、ホース類の下方に整地用等の補助機械（ショベル
、ブルドーザ等）Ｍが通過しつる空間を形成できる高さ
となされている。この第２アーム１７　、１８の前記高
さは、前記基台１２の高ぜを選定することによって得ら
れる。また第２アーム１７　、１８は、基台１２の上半
部１２Ａ　全後へ傾斜する形状とすることによシ前側で
高く、後側で低くなるような傾斜が与えられている。尚
、基台１２は、その下半部１２Ａと下半部１２Ｂとが別
個に作られていて、ボルト２３で一体に締結させた構造
となっている。

一万、前記クランプ手段は、各クランプ取付板１９　、
２０の上面に夫々設けられている。このクランプ手段は
、ケーブル、ホースを嵌め込める半円状の凹部を夫々形
成した受は金具２４及び抑え金具２５を具えている。前
記受は金具２４はクランプ取付板に固定され、前記抑え
金具２５は第４図の仮想線で示した如く受は金具２４の
中央のヒンジ２６ｆ、支点に両側を開けるようになって
いる。そしてクランプ取付板１’１　、２０及びクラン
プ取付板２１　、２２　’ｅ夫々一対とし、各一対のク
ランプ取付板におけるクランプ手段の受は金具２４の凹
部に夫々ケーブル、ホースを嵌め込み、抑え金具２５ヲ
閉じると共に該抑え金具２５ヲボルト２７ヲ介して受は
金具２４に締結することによシ、給電用−次ケーブル３
、二次ケーブル４及びグラウト、ホース５を整列した状
態でクランプできる。

従って、′電源設備から引き出てれる給電用−次ケーブ
ル３はクランプ取付板にクランプされた後制御盤９に接
続され、二次ケーブル４はクランプ取付板にクランプさ
れた後中継ドラム８を介して電動オーガ１に接続され、
モルタルユニットから引き川されるグラウトホース５は
クランプ取付板にクランプされた後中継ドラム８′ｆｆ
：介して電動オーガＩＫ接続される。そして、これらの
ケーブル、ホース類がクランプ濱ルた状態のとき、電源
設備、モルタルユニット側から後部側のクランプ取付板
側へ立ち上がる一次ケーブル３、グラウトホース５の下
方に前記補助機械Ｍが通過しつる空間が形成はれる。尚
、ケーブル、ホース類をクランプするに当って（〆よ、
杭打機本体６上のクランプ部から中継ドラム８までの間
の二次ケーブル４及びグラウトホース５にたるみが生じ
ないように緊張力全方えてクランプする。このとき、第
２アーム１７゜１８が傾斜している、つまシ前側のクラ
ンプ取付板１９　、２１が後側のクランプ取付板２０　
、２２よりも高くなっているので、前記二次ケーブル４
及びグラウトポース５に無理な力を与えることがない０
また一対のクランプ取付＆１９．２０とクランプ取伺板
２１゜２２とへのケーブル、ホースの本数はバランスよ
く配分させる。

しかるに本発明によるケーブル、ホース類の捌き装置で
は、給電用−次ケーブル３、二次ケーブル４及びグラウ
トホース５を整列した状態で７１ンガーにおける第２ア
ーム１７　、１８の各クランプ取付板にクランプし、か
つ該クランプ部から中継ドラム８へ至る二次ケーブル４
、グラウトホース５に緊張力を与えることにより、杭打
機本体６上における二次ケーブル４、グラウトホース５
が整然とした配列とすることができ、従来技術のような
ケーブル、ホース同志のこすれ、あるいは杭打機本体６
とのこすれ等による摩耗、損傷を防止できる。

また杭打機本体６上でのグラウトホース５にたるみが生
じないので、穿孔時間が長剣いてもグラウトホース５内
のモルタルが停滞して固結すること体に移動させてケー
ブル、ホースに引張力や押し力が作用した場合、第６図
に示す如＜ｉｌアーム１４が基台１２の垂直ビン１３を
中心として角度αだけ回転してＸ−ＸからＸ／　Ｘ／に
姿勢を変えると共に、第２アーム１７側のみについてで
あるが、第２アーム１７が第１アーム１４の垂直ピン１
５ヲ中心として角度θだけ回転してＹ−Ｙからｙ／　ｙ
／に姿勢を変えることにより、外力に追従してケーブル
、ホースを整然とした状態で捌ける。従って、オペレー
タは余分な神経を使う必要がなくなり、しかも障害物を
避けるだめの捌き用の作業員も不要となる。

また、杭打機の後方において電源設備、モルタルユニッ
トから引き出されてハンガーの各クランプ取付板側へ立
ち上がる給電用−次ケーブル３、グラウトホース５の下
方には、補助機械Ｍが通過できる空間が形成されている
ので、補助機械Ｍは杭打機の後方を何ら支障なく横切っ
て走行できる。

尚、前述した実施例では、ハンガーを、基台１２、第１
アーム１４．２個の第２アーム１７．１８．４個のクラ
ンプ取付板１９〜２２で構成した例を示したが、何もこ
れに限定されるものでなく、第２アームを省略した構成
としてもよい。即ち、基台と、基台上の垂■ビンを中心
に回転可能なアームと、アームの両端部に固着したクラ
ンプ取付板とで構成してもよい。

また、前述した実施例では、フィルパイル工法全実施す
る杭打機のケーブル、ホース類の捌きを中心に説明した
が、本発明によるケーブル、ホース類の捌き装置を電動
油圧ショベル、遠隔操作水中ブルドーザ等の移動機械に
使用しても前述と同様な作用・効果を達成できる。

以上説明したように、本発明によるケーブル、ホース類
の捌き装置によれば、次のような効果がある。

（１）　　移動機械上でのケーブル、ホース類を整然と
、かつ緊張させた状態で保持できるので、ケーブル、ホ
ース同志のＯすれ、移＠機械とのこすれ等が生じること
はなくなり摩耗、損傷を防止できる。

（２）　　移１１１２］機械を旋回させたり、移動式せ
た場合、外力に追従して地上側のケーブル、ホース類を
捌けるので、オペレータは余分な神経を使う必要がなく
なシ、また障害物を避けるための捌き要員（作業員）も
不要となる。

（３）移動機械の後方において外部設備側から移動機械
上へ立ち上がるケーブル、ホース類の下方に空間全形成
できるので、移動機械の後を補助機械が横切って走行で
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図はケーブル、ホース類の捌き装置ｔを備えないで
フィルパイル工法を実施する杭打機の側面図、第２図は
本発明によるケーブル、ホース類の捌き装置を備えたフ
ィルパイル工法を実施する杭打機の側面図、第３図は第
２図における捌き装置部分の拡大図、第４図は第３図の
ＩＶ−ＩＶ矢視図、第５図は第４図の平面図、第６図は
ケーブル、ホース類に外力が作用した場合に追従する状
態を示す説明図である。 １・・・電動オーガ、２・・・オーガスクリユー、３・
・・給電用−次ケーブル、４・・・給電用二次ケーブル
、５・・・グラウトホース、６・・・杭打機本体、７・
・・リーグ、８・・・中継ドラム、１２・・・基台、１
３．１５．１６・・・垂直ヒン、１４・・・ハンガーｏ
ｍ１アーム、１７．１８・・・ハンガーの第２アーム、
１９〜２２・・・ハンガーのクランプ取付板、２４．２
５・・・クランプ手段の受は金具及び抑え金具。 特許出願人　株式会社竹中工務店　　　　゛日立建機株
式会社 代理人　弁理士　秋　　本　正　実 第１図 ） 第　２０ 第　３　ド 箆４　ム； 第５図 第６　Ｌ Ｙ’Ｙ 第１頁の続き 寸発　明　者　古城秀夫 土浦市神立町６５０番地日立建機 株式会社土浦工場内 ；？１出　願　人　日立建機株式会社 東京都千代田区内神田−丁目２ 番１０号

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 外部設備から移動する機械に接続される複数本のケーブ
   ル・ホース類の捌き装置であって、前記移動機械の本体
   後部上に取付けられたハンガーと、該ハンガーに取付け
   られ、ケーブル・ホース類を整列した状態でハンガーに
   クランプさせるクランプ手段とを備え、前記ハンガーは
   移動機械の後方に張シ出すように、かつ水平面内で回転
   可能に構成されると共に１移動機械の後方において外部
   設備側からハンガー側へ立ち上がるケーブル・ホース類
   の下方に整地用等の補助機□械が通過しうる空間を形成
   させることができる高さを有していることを特徴とする
   ケーブル・ホース類の捌き装置。