JPS582717Y2 - 水中航走体の計器類等の格納物回収装置 - Google Patents

水中航走体の計器類等の格納物回収装置

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JPS582717Y2
JPS582717Y2 JP3621577U JP3621577U JPS582717Y2 JP S582717 Y2 JPS582717 Y2 JP S582717Y2 JP 3621577 U JP3621577 U JP 3621577U JP 3621577 U JP3621577 U JP 3621577U JP S582717 Y2 JPS582717 Y2 JP S582717Y2
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JP
Japan
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main body
chamber
top plate
instruments
flat top
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Expired
Application number
JP3621577U
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English (en)
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JPS53130798U (ja
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井上洋一
塩沢知行
河端康司
山下迪功
清野健治
梅垣宏史
Original Assignee
防衛庁技術研究本部長
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は水中航走体の計器類等の格納物の回収装置に関
する。
例えば水(海)中に設置される観測機器や計器類などは
、その設置場所が深いときに回収を容易に行なえない。
そこで水中航走体に観測機器等を組込んで水中に設置し
、そして回収時には該水中航走体を水面に向けて航走さ
せる形式が考えられている。
しかし水中航走体は、その自重や観測機器の重量などに
よりかなり重いことから、水面上に航走したのち再び沈
むことになる。
本考案は航走した水中航走体から格納物を確実に回収し
得る装置を提案するもので、以下その一実施例を図面に
基づいて説明する。
第1図、第5図において1は航走体で、発射装置などを
内装してなる本体2と、この本体2の上部に離脱可能に
取付けた頭部体3とからなる。
前記頭部体3は偏平天板3Aを有し、その下端小径部3
Bを本体2の上端部2人に内嵌して両者3B、3A間に
ピン4を挿入することにより該本体2に結合される。
5は本体上端部2人と本体2から連設した鍔状部材6と
に案内されて昇降可能な可動部材で、前記下端小径部3
Bの下面に接当可能に構成してあり、さらに本体上部と
の間に室7を形成する。
8は本体2に取付けたチェック弁で一端開口は外部に開
放し、他端開口は前記室7に開放する。
9は頭部体3内の空間10に内装した格納物で、計器類
等を発泡スチロール等で覆うことにより浮力を有せしめ
ている。
11は圧縮弾性体の一例である圧縮はねて、格納物上面
と偏平天板3Aとの間に設けである。
12,13.14はシール用のOリングを示す。
航走体1は第5図に示す組立状態で沈められ、海底にワ
イヤーで吊下げ設置される。
設置後、内外の圧力差によりチェック弁8から室7内に
水が流入する。
このとき頭部体3はQ IJソング3゜14によりシー
ルされているので、流入した水は外圧と等しくなる圧力
まで室T内の空気を圧縮し、また可動部材5は上動して
下端小径部3Bに接当する。
かかる航走体1を回収するに、先ず遠隔操作などにより
本体2下部の発射装置に配設してなる爆薬を爆発させ、
ワイヤーを切断して第1図、第5図に示すように水中を
上昇させる。
航走体1が上昇中、外部の水圧は漸次減少するが、チェ
ック弁8は非作用状態であるため室T内の圧力は元(設
置時)の状態を保っている。
さらに上昇中においては、偏平天板3Aの全面に動圧A
が作用し、頭部体3を本体上端部2人に押付けてピン4
に過負荷をかけない。
そして頭部体3が水面を切って空中に飛び出すと、偏平
天板3Aにかかつていた動圧Aがなくなる。
すると室7内の圧力が可動部材5と下端小径部3Bを介
してピン4に諸にかかり、第2図に示すようにこれを切
断して本体2から頭部体3を分離する。
そして第3図に示すように、航走体1の上昇に伴なって
頭部体3を飛ばすのであるが、このとき圧縮ばね11の
弾性力により該頭部体3から格納物9がほうり出される
航走体1は上昇力がなくなって水面へと落下し、そして
第4図に示すように沈んで行くのであるが、このとき格
納物9はその浮力により水面へ残される。
したがってこの格納物9は船などから容易に回収し得る
なお本体2ならびに頭部材3はそのまま沈めてもよいが
、適宜の手段により回収する事も可能である。
上記実施例では頭部体3が水面を切って空中に飛び出し
た場合を示したが、これは水中において航走体1の航走
速度が下って動圧がなくなった場合でも同様の切断が行
なわれる。
このとき格納物9は水中にほうり出されてその浮力によ
り浮上して行き、最終的には第4図に示す状態になる。
以上実施例で述べた本考案によると、航走体を上昇(航
走)させるだけで、頭部体を本体から自動的に離脱する
と共に該頭部体から格納物9をほうり出すことができ、
したがって水面に浮いている格納物を確実に回収する。
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図〜第4図は作用
状態を示す正面図、第5図は要部の縦断面図である。 1・・・航走体、2・・・本体、2人・・・上端部、3
・・・頭部体、3A・・・偏平天板、4・・・ピン、5
・・・可動部材、7・・・室、8・・・チェック弁、9
・・・格納物、10・・・空間、11・・・圧縮ばね(
圧縮弾性体)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 航走体を、本体と、偏平天板を有し且つ下端小径部が該
    本体の上端部に内嵌する頭部体とで構成すると共に、嵌
    合している下端小径部と上端部とをピンにより結合し、
    前記本体の上部に、昇降可能で且つ前記下端小径部の下
    面に接当する可動部材を設けて、該可動部材と本体上部
    との間に室を形式すると共に、該室と外部とをチェック
    弁を介して連通し、さらに頭部体内の空間に浮力を有す
    る格納物を内装すると共に該格納物上面と偏平天板との
    間に圧縮弾性体を設け、前記ピンは、前記偏平天板にか
    かる外圧が前記室の内圧に対して一定差以下になったと
    き、その差圧により切断されるべく構成したことを特徴
    とする水中航走体の計器類等の格納物回収装置。
JP3621577U 1977-03-24 1977-03-24 水中航走体の計器類等の格納物回収装置 Expired JPS582717Y2 (ja)

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JP3621577U JPS582717Y2 (ja) 1977-03-24 1977-03-24 水中航走体の計器類等の格納物回収装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53130798U JPS53130798U (ja) 1978-10-17
JPS582717Y2 true JPS582717Y2 (ja) 1983-01-18

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ID=28896954

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JPS53130798U (ja) 1978-10-17

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