JPS5826904A - 多管式貫流ボイラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、木管の直接燃焼ガスの輻射を受けない部分
にフィンを取り付け、また、熱伝達促進板を取り付け、
熱伝達の向上を図った多管式貫流ボイラに関するもので
１低コストの高効率ボイラを提供することを目的とした
ものである。

この発明の多管式貫流ざイラの特徴は、木管壁の内部下
方位置にその内部を水平に仕切る隔壁を設けて、木管の
隔壁より下方部分を縮径部とし・この縮径部にフィンを
取り付け、水管の隔壁より上方部分に断面略Ｖ字状の熱
伝達促進板を取り付けたことである。

以下、この発明の実施例を図面にもとづいて説明すると
、上部管寄せ１および下部管寄せ２がともに環状に形色
されている。これら上下管寄せ１゜２け多数の垂直水管
３で連結されている。これら水管３はわずかな隙間を持
たせた環状木管壁として配設されて−る。木管壁の外側
にはこれより問隔をおいてボイラ外壁４が設けられてい
る。かくして水管壁とボイラ外壁４との間に環状の燃焼
ガス通路５が形成される。上部管寄せ１の内側には熔焼
装Ｎ６が設けられている。木管壁の内部下方位置にはそ
の内部を水平に仕切る隔壁７が設けられ、隔壁７の上方
空間が燃焼室８に形成されるとともにその下方空間が煙
道９に形成されている〇図中１０は煙突である。水管３
の隔壁７より下方部分は縮径部１１になっている。この
縮径部１１にはフィン１２が円周方向またはスパイラル
状に取り付けられている０水管３の隔壁７より上方部分
のボイラ外壁４側に面している部分の谷間には断面略Ｖ
字状の熱伝達促進板１３が取り付けられている。これら
熱伝達促進板１３は水管３との間にわずかな隙間を持つ
ように配設されている。

上記のような構成においてその作用を説明すると、燃焼
室８で発生した燃焼ガスは、先ず輻射伝熱により水管３
と熱交換を行ない、隣接水管３゜３により形成される隙
間を熱交換しながら通過して、さらに、水管３と熱伝達
促進板１３との間に形成される隙間を熱交換しながら通
過し、環状の燃焼ガス通路５へ達し、水管の縮径部１１
を外から内へ流れ、ここで再び熱交換する。　（この時
の燃焼ガスは・−腐熱交換されたものであり・排ガスに
近い。すなわち、このフィン付縮径部１１は排ガスエコ
ノマイザ−の役割を行なう。）そして煙道９に達し・極
低温で煙突１０から外部へ排出される。

以上説明したようにこの発明は、水管の縮径部にフィン
を取り付けることにより１フイン付水管部ニ排ガスエコ
ノマイザ−と同じ役割を持たせ、また、熱伝達促進板を
取り付けたことにより、低コストの高効率ボイラを提供
できるものである０

【図面の簡単な説明】

第゛１図はこの発明の実施例を示した縦断面図・第２図
は横断面図である。 、・１は上部管寄せ　　　　２は下部管寄せ３は水管　
　　　　　　４けボイラ外壁５は燃焼ガス通路　　　６
は燃焼装置 ７は隔壁　　　　　　　８け燃焼室 ９は煙道　　　　　　１０は煙突 １１は水管の縮径部　　１２けフィン １３は熱伝達促進板 特許出願人　　三浦工業株式会社 代衷者　三浦　保 第 ３ ２−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 上部管寄せ１および下部管寄せ２をともに環状に形成し
   、これら上下管寄せ１，２を多数の垂直水管３で連結し
   、これら水管３をわずかな隙・間を持たせて環状水管壁
   として配設し、水管壁の外側に間隔をおいてボイラ外壁
   ４を設け１水管壁とボイラ外壁４との間に環状の燃焼ガ
   ス通路５を形成し・上部管寄せ１の内側に燃焼装置６を
   設け、木管壁の内部下方位置にその内部を水平に仕切る
   隔８１７を設けて、隔壁７の上方空間を燃焼室８に形成
   するとともにその下方空間を煙道９に形成し、水管３の
   隔壁７より下方部分を縮径部１１とし、この縮径部１１
   にフィン１２を円周方向またはス）々イラル状に取り付
   け、水管３の隔１７より上方部分のボイラ外壁４側に面
   している部分の谷ｒＷＩＫ断面略Ｖ字状の熱伝達促進板
   １３を取り付け、これら熱伝達促進板１３を水管３との
   間にｂずかな隙間を持たせるように配設したことを特徴
   とする多管式貫流ボイラ・０