JPS5826792B2 - 液晶表示管用電極コネクタの製造法 - Google Patents

液晶表示管用電極コネクタの製造法

Info

Publication number
JPS5826792B2
JPS5826792B2 JP1697979A JP1697979A JPS5826792B2 JP S5826792 B2 JPS5826792 B2 JP S5826792B2 JP 1697979 A JP1697979 A JP 1697979A JP 1697979 A JP1697979 A JP 1697979A JP S5826792 B2 JPS5826792 B2 JP S5826792B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thread
conductive
rubber
weight
silicone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1697979A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55109386A (en
Inventor
弘 芝
光正 芝田
頼光 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Graphite Industries Ltd
Original Assignee
Nippon Graphite Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Graphite Industries Ltd filed Critical Nippon Graphite Industries Ltd
Priority to JP1697979A priority Critical patent/JPS5826792B2/ja
Publication of JPS55109386A publication Critical patent/JPS55109386A/ja
Publication of JPS5826792B2 publication Critical patent/JPS5826792B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、液晶表示管用電極コネクタの製造法に係り、
精密寸法を要する成形工程を全く含まない、特殊な導電
性塗料と糸とを使用し、成形の困難性を克服し取付は容
易にして安価な、しかもピッチが非常に微細な液晶表示
管用電極コネクタの製造法に関するものである。
従来の液晶表示管用電極コネクタの製造法は、導電部分
と絶縁部分とを交互に層状一体に、かつ精密寸法をもっ
て成形せしめたシリコーンゴム成形体の電極コネクタに
おけるように、まず、シリコーンゴムとカーボンブラッ
ク等の導電性粉末とを・混合し導電性のゴム原料を作り
、これを、例えば、第1図に示す導電部分1の如く所望
の厚みを有する形状に成形する。
次に別にシリコーンゴムのみで絶縁部分2を所望の厚み
に成形したものを作っておき、これらの接合面3にシリ
コーン接着剤を塗布した後、この導電性のシリコーンゴ
ム力らなる導電部分1と、絶縁性のシリコーンゴムから
なる絶縁部分2とを貼り付はプレス等で一定の厚みとし
た後、所望の大きさに切断して図示の如き電極コネクタ
4となすものである。
この電極コネクタ4を、第1図に示すように、ガラス板
5の端縁部6に沿って所定の間隔をおいて形成された酸
化インジウム等の皮膜から成る液晶部分7の電極8上に
載置し、電極コネクタ4の前記導電部分1(図における
下面の部分)をそれぞれ接合させ、一方電極コネクタ4
の上面の導電部分1を所定電源(図示せず)にそれぞれ
接続させる。
しかしながら、従来のこの方法は、導電性のゴム1を作
る時、非常にバラツキが大きく、しかも導電性の良好な
ゴムが得られず、したがって、細い電極コネクタ構造の
ものが製作出来ない。
また、導電部分のピッチが例えば0.1〜0.2wnの
微細なものの成形は極めて困難である。
しかも、コストが非常に高くなっている。
本発明は以上の欠点を除去するためになされたもので、
極めて簡単な製造工程によってピッチが非常に微細な、
しかもプレス等の工程を全く含まないで、低コストの液
晶表示管用電極コネクタが得られる製造法を提供しよう
とするものである。
本発明においては、先ず、(a)粒度0.1〜45μの
黒鉛粉末、銀粉末および粒度0.1μ以下のカーボンブ
ラックの1種または2種以上から成る導電性微粉末lO
〜30重量饅と、(b)クロロプレンゴム、クロロスル
ホン化ゴム、アクリロニトリルコム、シリコーンゴム、
ポリウレタンm脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂
、ポリエステル樹脂、シリコーン樹脂等の1種または2
種以上から成る高分子結合剤5〜20重量φと、(c)
酢酸エチル、インホロン、トルエン、ジオキサン、ジメ
チルホルマミド等の1種または2種以上から成る溶剤5
0〜85重量饅とを混合溶解し均一に分散せしめて成る
見掛比重1.1〜1.7、粘度20〜500センチポイ
ズの導電性懸濁液(a+b+c)を、太さ0.005〜
3wnの、綿糸、絹糸、麻糸、毛糸、人絹糸、スフ糸、
アセテート糸、ナイロン糸、ポリエステル糸、ビニロン
糸等の天然および/または合成糸に塗布含浸し温度30
〜150℃で10〜30分間加熱乾燥せしめ前記糸表面
に導電性被着層な形成せしめる(工程A)。
ここで、前記糸の太さを0.005〜3wl1としたの
は0.005w11未満のものは普通人手が困難であり
、また強度の面から考えて不可である。
また、3闘以上の糸は実用性から考え不可である。
なお、これらの糸は、通常撚糸、紐等が好適であるが、
単繊維を用いることも可能である。
前記導電性懸濁液(a+b+c)の組成において、前記
の黒鉛、銀、カーボンブラックの数量限定、すなわち、
10〜30重量饅の下限を越える場合には、電気抵抗値
が著しく大きくなり導電体としての性質をもたなくなり
、また、上限を越える場合は可撓性が悪くなり、さらに
この液の粘度が高すぎて塗布性が悪くなり不可である。
粘度に対しては、黒鉛および銀粉末の場合は45μを越
えると塗料の分散安定性が悪く接着性も悪くなり電気抵
抗値も増大するため不可である。
下限を0.1μにしたのは通常工業的に入手可能であり
分散懸濁液の粘度並びに安定性から勘案して好適なため
である。
カーボンブラック粉末の場合において粒度を0.1μ以
下としたのは、0.1μを越える粒度のものは普通工業
的に入手不可能であり、また、カーボンブラックの場合
0.1μ以下の粒子としたものは、前記黒鉛および銀粉
末と異なり、粒子同志が鎖のように結合しているため、
粒子が細かくでも懸濁液の粘度および塗料性が好適なた
めである。
次に高分子結合剤Φ)として、クロロプレンゴムは、例
えば、昭和ネオプレン株式会社製商品名ネオプレンWR
T、WD等、クロロスルホン化ゴムは、デュポン社製商
品名ハイパロンA30.40等、アクリルニトリルゴム
は、グツドリッチケミカル社製商品名ハイカー0R−1
5等、シリコーンゴムは、トーク・シリコーン株式会社
製商品名5H9140,5R−2202等、ポリウレタ
ン樹脂は、日本ポリウレタン株式会社製商品名バラプレ
ン22S、258等、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹
脂は、製鉄化学株式会社製商品名フローバックD−50
10,ポリエステル樹脂は、東洋紡繊株式会社製商品名
バイロンA300等、シリコーン樹脂は、トーク・シリ
コーン株式会社製商品名R−4−3117,5H850
等をそれぞれ用いることができる。
しかしてこれらの結合剤の数量限定、すなわち、5〜2
0重量係の下限を越える場合は、結合力が弱くなり、し
かも接着性が悪くなり不可であり、また上限を越えると
、電気抵抗値が増大し、導電性が著しく悪くなるため不
可である。
次に溶剤(C)の数量限定、すなわち、50〜85重量
φの下限を越える場合は、濃度が高くなりすぎ、粘度も
高くなり、塗布含浸がしにく(なり、不可である。
また、上限を越える場合は、逆に粘度が低くなりすぎて
不可である。
また、導電性懸濁液(a+b+c)の見掛比重カニ。
1未満では、黒鉛、銀、カーボンブラックの導電性微粉
末および結合剤成分が不足で、付着性が悪くなる傾向を
示し、1.7を越える場合は、液の稠度が上昇し不可で
ある。
粘度についても前記下限未満では付着性が悪く、上限を
越えると液の分散性が悪く不可である。
なお、このA工程における糸に対する導電性被覆の被着
量は、直径μ程度の細条では1〜10■/ nL 、直
径1172J以上の太糸では0.8〜517m程度であ
る。
次に、本発明においては、(b)クロロプレンゴムクロ
ロスルホン化ゴム、アクリロニトリルゴム、シリコーン
ゴム、ポリウレタン樹脂、エチレン酢酸ビール共重合体
樹脂、ポリエステル樹脂、シリコーン樹脂等の1種また
は2種以上から成る可撓性高分子絶縁材料10〜30重
量φと、(c)酢酸エチル、インホロン、トルエン、ジ
オキサン、シメチルホルマミド等の1種または2種以上
から戒る溶剤70〜90重量φとを混合溶解せしめて成
る見掛比重0.9〜1.2、粘度20〜500センチポ
イズの絶縁性溶液(b+c)に、前記A工程にて得られ
たその表面に導電性被着層な形成せしめた糸を、さらに
浸漬塗布し、温度50〜150℃で10〜30分間乾燥
せしめて絶縁性表面層を被覆形成せしめる(工程B)。
しかして、前記絶縁性溶液(b+c)の組成の可撓性□
高分子絶縁材料中)として、クロロプレンゴムは、例え
ば、昭和ネオプレン株式会社製商品名ネオプレンWRT
、WD等、クロロスルホン化ゴムは、デュポン社製商品
名ハイパロンA30゜40等、アクリルニトリルゴムは
グツドリッチケミカル社製商品名ハイカー0R−15等
、シリコーンゴムはトーク・シリコーン株式会社製商品
名5H9140,5R−2202等、ポリウレタン樹脂
は、日本ポリウレタン株式会社製商品名パラプレン22
S、258等、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂は、
製鉄化学株式会社製商品名フローバックD−5010、
ポリエステル樹脂は、東洋紡繊株式会社製商品名バイロ
ンA300等、シリコーン樹脂は、トーク・シリコーン
株式会社製商品名R−4−3117,5H850等をそ
れぞれ用いることができる。
これらの可撓性高分子絶縁材料の数量限定、すなわち、
10〜30重量饅の下限を越える場合には、絶縁性、保
護性が不十分であり不可である。
また、上限を越える場合は、粘度が高くなり、塗布しに
くくなり、不可である。
溶剤(c)の数量限定、すなわち、70〜90重量φの
下限を越える場合は、濃度が高くなりすぎて粘度が高く
なり、塗布しにくくな6不可である。
また上限を越える場合は逆に粘度が低くなりすぎて不可
である。
また、絶縁性溶液(b+c)の見掛比重が0.9未満で
は可撓性高分子絶縁材料が不足で、絶縁性が悪くなる傾
向を示し、1.2を越える場合は液の稠度が上昇し不可
である。
粘度についても前記下限未満では付着性が悪く、上限を
越えると液の安定性が悪く不可である。
次に、本廃明においては、前B工程にて外側に絶縁性表
面層を形成した所望長さの糸を、図面に示すように、所
望の注形型内に略々中央部に隣接して1列にまたは複数
列に束状に密に配置せしめる(工程C)。
注形型には例えば、深さ0.4〜3M、横幅10〜20
0m、長さ100〜1000m程度のスチール製、ステ
ンレス製等のものを用いる。
次に、前C工程にて得られた注形型内にシリコーンゴム
注形剤を注入しロール等を用いて略々一定の厚みとし1
0〜150℃の温度にて前記の如く処理された糸と一体
に硬化せしめる(工程D)。
前記注形用シリコーンゴムとしては、例えば、通常2液
性のものが好適であり、例えばトーレ・シリコーン株式
会社製商品名5H9583,5H9585等、東芝シリ
コーン株式会社製商品名TSE−200、5H−958
5等を用いることができる。
これらの注形液本体は、シロキサン結合を有する半無機
、半盲機高分子物質で、これに添加する触媒は遷移金属
塩活性触媒である。
なお、前記の注形型に離型剤を利用することも可能であ
る。
最後に、前記注形硬化工程の)にて得られた注形品、す
なわち注形成形体を型から取り出し、所望寸法に切断す
る(工程E)。
以上の如く本発明による製造法は、各工程の結合(A+
B+C+D+E )によって終る。
本発明により製造した液晶表示管用電極コネクタの電気
抵抗値は電極導体1本当り20にΩ以下となり、時計用
等の通常液晶表示管の電気回路として使用できるもので
ある。
勿論すべての実用試験に合格する。
また本発明のコネクタの製造法は注形工程をも含めて連
続的に行なうことができるのは勿論である。
なお、本発明に係る製造工程の大略を図面について簡単
に説明する。
第2a〜2d図において、原料の糸9に前記導電性懸濁
液10を含浸するように該液10中に連続的に浸漬せし
め、塗布してから、これを30〜150°Cの温度で乾
燥器11にて10〜30分間加熱乾燥し、溶剤(e)を
完全に除去してしまう。
すなわち、第2b図にその断面略図を示す原料糸9が案
内ロール12および13を経て、鉄液10に浸漬され、
これを吸収含浸し、鉄液10を均一に被覆する(すなわ
ち、糸1cIrL当りの電気抵抗値が1〜20にΩにな
るように)ため2本の絞りロール14 、14’に通さ
れて調節された後、濡れた糸15として乾燥器11に入
り、加熱乾燥され、完全に乾燥した導電性被着層16で
被覆された糸17(第2c図がその断面略図である。
)が得られる(人工程)。次に、この人工程を経て導電
性被着層16を被着形成した糸17を連続的に前記絶縁
性溶液(b+c)1B中に浸漬せしめ、塗布してからこ
れを50〜150℃の温度で乾燥器19にて10〜30
分間加熱乾燥し溶剤(c)を完全に除去してしまう。
すなわちA工程を経た糸17が案内ロール20.20お
よび21゜21を経て絶縁性溶液18を付着し、この絶
縁性溶液18を均一に被着するための2本の絞りロール
22.22’に通されて調節された後、濡れた糸23と
して乾燥器19に入り加熱乾燥され完全に乾燥した絶縁
性被着層24で被覆された糸25(第2d図がその断面
略図である。
)が案内ロール26を経て巻取り機27に巻取られる(
工程B)。
次に第3a、3b図に示すような深さQ、4〜3關、横
幅10〜200闘、長さ100〜1000関のスチール
製、ステンレス製等の注形型28(但し図面には両側蓋
を省略する)を用い、前記工程(A十B)にて得られた
糸25を所望の長さに切断し各糸25が平行であって隣
接するように深さの略々怖の位置に並べる(第3b図参
照、第3c図は第3b図のA−B線に沿った断面略図)
(工程C)。
もちろん各糸25は注形型28の長さ方向の側面(第3
a図における面■および面■)に対しても平行である。
この場合各糸25に所望の張力をかけておくとよい。
または、第4a、4b図に示すような深さ0.4〜3w
l1.横幅10〜20011I、m1長さ100〜10
00vanのスチール製、ステンレス製等の注形型29
(但し図面には両側蓋を省略する)を用い、前記工程(
A+B)にて得られた糸25を所望の長さに切断し各糸
25が平行であって隣接するように束ね、かつ注形型2
9の長さ方向の面(第4a図における面■および面■)
に対しても平行であるように並べる(工程C)。
次に前記の注形型28または29内にシリコーンゴム注
型剤30を注入し型内にて十分浸透せしめ一定厚みに調
節した後、加熱硬化させ(工程D)、この注形成形体3
1を取出し所望寸法に切断して液晶表示管用電極コネク
タを得る(工程E)。
以下本発明を、更に実施例について説明する。
実施例 1 (a)粒度0.1〜45μの黒鉛粉末10重量係および
粒度0.1μ以下のカーボンブラック3重量φと、(b
)ポリウレタン樹脂すなわち、日本ポリウレタン株式会
社製商品名パラプレン22810重量φと、(C)イン
ホロン77重量φとを均一に混合溶解して成る導電性懸
濁液10を、太さ100μのナイロン撚糸9に1crr
L当りの電気抵抗値がIOKΩになるように含浸させた
後、温度90〜110℃の乾燥器11中で溶剤(c)を
完全に除去し乾燥した(工程A)。
すなわち、導電性被着層16を形成した糸17を得た。
次に(b)ポリウレタン樹脂、すなわち、日本ポリウレ
タン株式会社製商品名パラプレン22820重量φと、
(C)インホロン80 重量%とを混合溶解した絶縁性
溶液18に前記人工程にて得られた糸17を浸漬し、塗
布した後、温度90〜110℃の乾燥器19中で溶卵X
C)を完全に除去し乾燥した(工程B)。
すなわち、絶縁被着層24を形成した糸25を得た。
次にこの糸25を深さ1mJ、横幅20yran、長さ
500msのステンレス製注形型28に、合糸25が平
行であるように深さの略々4の位置に間隔をおかずに並
べた(工程C)。
もちろん合糸25は注形型28の長さ方向の面に対して
も平行である(第3a〜30図参照)。
次にこの型28内にシリコーンゴム注型剤30、すなわ
ち、トーク・シリコーン株式会社製商品名SH9583
を注入し、ロールを用いて略々一定の厚みとし室温にて
硬化させた(工程D)。
次にこの注形硬化工程りにて得られた注形品31を型2
8から取出し、長さ2闘に切断してコネクタ32を得た
(工程E)(第5図参照)。
この時得られたコネクタ32に、おける導体(すなわち
処理した糸の部分)の電気抵抗値は2.5にΩであり、
また各導体間の絶縁は完全であった。
液晶表示管用電極コネクタとして十分な実用性を有し、
時計等の使用に好適である。
なお、前言の)ポリウレタン樹脂の代りにクロロプレン
ゴム(昭和ネオプレン株式会社製商品名ネオフレンWR
T)、クロロスルホン化ゴム(テュポン社製商品名ハイ
パロンA30)、アクリロニトリルゴム(グツドリッチ
ケミカル社製商品名)・イカ−0R−15)、シリコー
ンゴム(トーク・シリコーン株式会社製商品名5R−2
202)、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂(製鉄化
学株式会社製商品名フローバックD−5010)、ポリ
エステル樹脂(東洋紡繊株式会社製商品名バイロンA3
00 )およびシリコーン樹脂() V・シリコーン
株式会社製商品名R−4−3117)等を使用しても略
々同様の結果を得た。
実施例 2 前記実施例1の導電性懸濁液10および絶縁性溶液18
を用いて、太さ100μのナイロン撚糸9に前記実施例
1と同じ工程(A+B)を行なった(第′2a図参照)
次に深さ1.5闘、横幅30關、長さ5001nXのス
テンレス製注形型29内に前記工程(A+B)にて得ら
れた糸25を合糸25が平行であるように束ね、かつ注
形型29の長さ方向の面に対しても平行であるように並
べた(工程C)(第4a、4b、4c図参照)。
次に前記実施例1と同じ工程(D十E )を行なった。
この時得られたコネクタ33における導体の電気抵抗値
は2.5にΩであり、また、各導体間の絶縁は完全であ
った。
液晶1表示管用電極コネクタとして十分な実用性を有す
る(第6図参照)。
時計用等の実用に耐える。
実施例 3 (a)粒度0.1〜45μの黒鉛粉末15重量φおよび
粒度0.1μ以下のカーボンブラック5重量饅と、(b
)クロロプレンゴム、すなわち昭和ネオプレン株式会社
製商品名ネオプレンWRTIO重量饅と、(c)トルエ
ン70重量饅とを均一に混合溶解して成る導電性懸濁液
10を、太さ50μのナイロン撚糸9に1crrL当り
の電気抵抗値が15にΩになるように含浸させた後、温
度90〜110℃の乾燥器11中で溶剤(c)を完全に
除去し乾燥した(工程A)。
次に(b)クロロプレンゴム、すなわち昭和ネオプレン
株式会社製商品名ネオプレンWRT25重量饅と、(C
)トルエン75重量饅とを混合溶解した絶縁性溶液18
に前記人工程にて得られた糸17を浸漬し、塗布した後
、温度90〜110’Cの乾燥器19中で溶剤(C)を
完全に除去し乾燥した(工程B)。
次に前記工程(A+B)にて得られた糸25を、深さ2
m、横幅50mjIt、長さ500wIlのステンレス
製注形型28に合糸25が平行であるように深さの略々
怖の位置に間隔をおかずに並べた(工程C)。
もちろん合糸25は注形型28の長さ方向の面に対して
も平行である(第3a〜第30図参照)。
次にこの注形型28内にシリコーンゴム注型剤30、す
なわち、トーク・シリコーン株式会社製商品名SH95
85を注入し、ロールを用いて略略一定の厚みとし、定
温にて硬化させた(工程D)。
次にこの注形硬化工程CD)Kて得られた注形品31を
型28から取出し、長さ31ulに切断してコネクタ3
2を得た(工程E)(第5図参照)。
この時得られたコネクタ32における導体(すなわち処
理した糸の部分)の電気抵抗値は5.5にΩであり、ま
た各導体間の絶縁は完全であった。
液晶表示管用電極コネクタとして十分な実用性を有し、
時計等の使用に好適である。
なお前記(b)クロロプレンゴムの代りにクロロスルホ
ン化ゴム(デュポン社製商品名ハイパロン庚30)、ア
クリロニトリルゴム(グツドリッチケミカル社製商品名
)・イカ−〇R−15)、シリコーンゴム(トーク・シ
リコーン株式会社製商品名5R−2202)、ポリウレ
タン樹脂(日本ポリウレタン株式会社製商品名パラプレ
/22S)、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂(製鉄
化学株式会社製商品名フローバックD−5010)、ポ
リエステル樹脂(東洋紡織株式会社製商品名バイロンA
300)、およびシリコーン樹脂(トーク・シリコーン
株式会社製商品名R−4−3117)を使用しても略々
同様の結果を得た。
実施例 4 前記実施例3の導電性懸濁液10および絶縁性溶液18
を用いて、太さ50μのナイロン撚糸9に前記実施例3
と同じ工程(A+B)を行なった(第2a図参照)。
次に深さ2藺、横幅50朋、長さ500mのステンレス
製注形型29内に前記工程(A+B)にて得られた糸2
5を合糸25が平行であるように束ね、かつ注形型29
の長さ方向の面に対しても平行であるように並べた(工
程C)(第4 a s4b、4c図参照)。
次に前記実施例3と同じ工程(D+E)を行なった。
この時得られたコネクタ33における導体の電気抵抗値
は5.5にΩであり、また、各導体間の絶縁は完全であ
った。
液晶表示管用電極コネクタとして十分な実用性を有しく
第6図参照)、時計用等の実用に耐える。
実施例 5 (a)粒度0.1〜45μの黒鉛粉末15重量φおよび
粒度0.1〜45μの銀粉末7重量袈と、(b)ポリエ
ステル樹脂、すなわち東洋紡織株式会社製バイロンA3
00 13重量袈と、(c)酢酸エチル70重量φとを
均一に混合溶解して成る導電性懸濁液10を、太さ5Q
Oμの綿糸9に1crrL当りの電気抵抗値が5にΩに
なるように含浸させた後、温度90〜110℃の乾燥器
11中で溶剤(c)を完全に除去し乾燥した(工程A)
次に(b)シリコーン樹脂、すなわち、トーク・シリコ
ーン株式会社製商品名R−4−311730重量%(R
−4−3117のシリコーン成分は75%である。
)と、(c)トルエン70重量φとを混合溶解した絶縁
性溶液18に前記人工程にて得られた糸17を浸漬し、
塗布した後、温度90〜110’Cの乾燥器19中で溶
剤(C)を完全に除去し乾燥した(工程B)。
次に前記工程(A+B)にて得られた糸25を、深さ2
藺、横幅2011LIn1長さ500闘のステンレス製
注形型29内に合糸25が平行であるように束ね、かつ
注形型29の長さ方向の面に対しても平行であるように
並べた(工程C)(第4a。
4b 、4c図参照)。
次に前記注形型29内にシリコーンゴム注型剤、すなわ
ち東芝シリコーン株式会社製商品名TSE−200を注
入し、ロール; を用いて略々一定の厚みとし、室温に
て硬化させた(工程D)。
この注形硬化工程(D)にて得られた注形品31を型2
9から取出し長さ51ulに切断した(工程E)。
この時得られたコネクタ33における導体の電気−抵抗
値は3にΩであり、また、各導体間の絶縁は完全であっ
た。
液晶表示管用電極コネクタとして十分な実用性を有する
なお、前記(b)ポリエステル樹脂の代りにクロロプレ
ンゴム(昭和ネオプレン株式会社製商品名ネオプレンW
RT)、クロロi スルホン化ゴム(デュポン社製商品
名・・イパロ/A30)、アクリロニトリルゴム(グツ
ドリッチケミカル社製商品名バイカー0R−15)、シ
リコーンゴム(トーク・シリコーン株式会社製商品名5
R−2202)、ポリウレタン樹脂(日本ポフ リウレ
タン株式会社製商品名パラプレン22S)、エチレン−
酢酸ビニル共重合体樹脂(製鉄化学株式会社製商品名フ
ローバックD−5010)およびシリコーン樹脂(トー
ク・シリコーン株式会社製商品名R−4−3117)を
、また、前Rab)シリコーン樹脂の代りに前記ゴムお
よび樹脂を使用しても略々同様の結果を得た。
実施例 6 前記実施例5の導電性懸濁液10および絶縁性溶液18
を用いて、太さ500μの綿糸9に対し、前記実施例5
と同じ工程(A+B)を行なった。
次に深さ2B、横幅20rfIJ111長さ500Mの
ステンレス製注形型28に合糸25が平行であるように
深さの略々偽の位置に間隔をおかずに並べた(工程C)
(第3b、3c図参照)。
次に前記実施例5と同じ工程(D+E)を行なった。
この時得られたコネクタ33における導体の電気抵抗値
は3にΩであり、また、各導体間の絶縁は完全であった
液晶表示管用電極コネクタとして十分な実用性を有しく
第6図参照)、時計用等の実用にも耐える。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の液晶表示管用電極コネクタの一例の要部
を模式的に拡大して示す斜視図、第2a〜2d図は本発
明の一実施例に係る糸の被着層形成工程説明略図および
各工程別の糸の断面略図、第3a〜30図は本発明の一
実施例に係る工程説明略図、第4a〜4e図は本発明の
他の実施例に係る工程説明略図、第5図は本発明の一実
施例に係る電極コネクタを液晶表示管電極部分に適用す
る場合を模式的に示す斜視図、さらに第6図は本発明の
他の実施例に係る電極コネクタを液晶表示管電極部分に
適用する場合を模式的に示す斜視図である。 1・・・導電部分、2・・・絶縁部分、3・・・接合面
、4・・・電極コネクタ、5・・・ガラス板、6・・・
ガラス板5の端縁部、7・・・液晶部分、8・・・液晶
部分7の電極、9・・・原料の糸、10・・・導電性懸
濁液(a+b+c)、11.19・・・乾燥器、12,
13,20,21゜26・・・案内ロール、14 、1
4′−・・絞りロール、15・・・濡れた糸、16・・
・導電性被着層、17・・・導電性被着層16で被覆さ
れた糸、18・・・絶縁性溶液(b+c)、22 、2
2’−・・絞りロール、23・・・濡れた糸、24・・
・絶縁性被着層、25・・・絶縁性被着層24でさらに
被覆された糸、26・・・案内ロール、27・・・巻取
り機、28,29・・・注形型、30・・・シリコーン
ゴム注型剤、31・・・注型成形体、32.33・・・
本発明の実施例によって得られたコネクタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1(a)黒鉛粉末、銀粉末、およびカーボンブラックの
    1種または2種以上から成る導電性微粉末と、(b)ク
    ロロプレンゴム、クロロスルホン化コム、アクリロニト
    リルゴム、シリコーンゴム、ポリウレタン樹脂、エチレ
    ン−酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリエステル樹脂、シリ
    コーン樹脂等の1種または2種以上から成る高分子結合
    剤と、(c酢酸エチル、インホロン、トルエン、ジオキ
    サン、ジメチルホルマミド等の1種または2種以上から
    成る溶剤とを混合溶解し均一に分散せしめて成る導電性
    懸濁液(a+b+c)を、天然および/または合成糸に
    塗布含浸し加熱乾燥せしめ前記糸表面に導電性被着層な
    形成せしめる工m>と、 (b)クロロプレンゴム、クロロスルホン化ゴム、アク
    リロニトリルゴム、シリコーンゴム、ポリウレタン樹脂
    、エチレン−酢酸ビール共重合体樹脂、ポリエステル樹
    脂、シリコーン樹脂等の1種または2種以上から成る可
    撓性高分子絶縁材料と、(C)酢酸エチル、イソホロン
    、トルエン、ジオキサン、ジメチルホルマミド等の1種
    または2種以上から成る溶剤とを混合溶解せしめて成る
    絶縁性溶液(b+c)に、前記人工程にて得られたその
    表面に導電性被着層を形成せしめた糸を、さらに浸漬塗
    布し加熱乾燥せしめて絶縁性表面層を被覆形成せしめる
    工程中)と、 該B工程にて外側に絶縁性表面層を形成した所望長さの
    糸を、所望の注形型内に略々中央部に隣接して1列また
    は複数列に束状に密に配置せしめる工程(C)と、 該C工程にて絶縁表面層を有する糸を配置せしめた前記
    型内にシリコーンゴム注型剤を注入しこれを前記糸と一
    体に硬化せしめる工棺旬と、該注形硬化のD工程にて得
    られた注形成形体を前記型より取出し所望の寸法に切断
    する工程@)との結合(A+B+C+D+E)から成る
    ことを特徴とする液晶表示管用電極コネクタの製造法。 2 前記人工程の導電性懸濁液(a+b+c)における
    (a)導電性微粉末が10〜30重量優で、(b)高分
    子結合剤が5〜20重量φで、(c溶剤が50〜85重
    量饅であり、前記B工程の絶縁性溶液(b+c)におけ
    る(b)可撓性高分子絶縁材料が10〜30重量饅で、
    (e)溶剤が70〜90重量饅であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の液晶表示管用電極コネクタ
    の製造法。 3 前記人工程の(a)導電性微粉末における黒鉛粉末
    、銀粉末の粒度が0.1〜45μで、カーボンブラック
    の粒度が0.1μ以下であり、前記の導電性懸濁液(a
    +b+c)の見掛比重が1.1〜1.7、粘度が20〜
    500センチポイズであり、かつ前記B工程の絶縁性溶
    液(b+c)の見掛比重が0.9〜1.2、粘度が20
    〜500センチポイズであることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項または第2項いずれかの記載の液晶表示管
    用電極コネクタの製造法。 4 前記天然および/または合成糸が、太さ0、 OO
    5〜31rIJItの、綿糸、絹糸、麻糸、毛糸、人絹
    糸、スフ糸、アセテート糸、ナイロン糸、ポリエステル
    糸、ビニロン糸等であることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項ないし第3項いずれかの記載の液晶表示管用電
    極コネクタの製造法。
JP1697979A 1979-02-16 1979-02-16 液晶表示管用電極コネクタの製造法 Expired JPS5826792B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1697979A JPS5826792B2 (ja) 1979-02-16 1979-02-16 液晶表示管用電極コネクタの製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1697979A JPS5826792B2 (ja) 1979-02-16 1979-02-16 液晶表示管用電極コネクタの製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55109386A JPS55109386A (en) 1980-08-22
JPS5826792B2 true JPS5826792B2 (ja) 1983-06-04

Family

ID=11931170

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1697979A Expired JPS5826792B2 (ja) 1979-02-16 1979-02-16 液晶表示管用電極コネクタの製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5826792B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60737U (ja) * 1983-06-15 1985-01-07 パイオニア株式会社 デジタルデイスクのホ−ルド装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60737U (ja) * 1983-06-15 1985-01-07 パイオニア株式会社 デジタルデイスクのホ−ルド装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55109386A (en) 1980-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
FI83712B (fi) Kompositioner, vilka aer omformade till foerstaerkta, ledande komponenter och foeremaol foerenade med dessa.
US4882089A (en) Compositions convertible to reinforced conductive components and articles incorporating same
DE3137098A1 (de) Verfahren zur kontinuierlichen herstellung von prepreg-schichten
US4530779A (en) Conductive synthetic resin molding material
DE159942T1 (de) Fluorpolymerzusammenstellungen und verfahren zu deren herstellung.
US2745931A (en) Resistors and method of making the same
DE2148191C3 (de) Drahtlose Flächenheizelemente und Verfahren zu ihrer Herstellung
US3101845A (en) Stretchable mica-containing insulating sheet materials and products insulated therewith
JPS5826792B2 (ja) 液晶表示管用電極コネクタの製造法
US3438843A (en) Adhesive film containing heating elements
US3586557A (en) Micaceous insulation and electrical apparatus insulated therewith
US3695984A (en) Novel micaceous insulation
JPH0682947B2 (ja) 導電性複合体の製造方法
US2249275A (en) Insulating material and method of manufacture
DE2616855A1 (de) Verfahren zum isolieren von organopolysiloxanelastomer als bindemittel enthaltendem widerstandsmaterial von flaechenheizwiderstaenden und isoliertes widerstandsmaterial von flaechen
JPS6252067B2 (ja)
JPH0135453B2 (ja)
US1890291A (en) Insttlated electric conductor and the method of
DE1089026B (de) Isolierung fuer Hochspannungsleiter
US2352426A (en) Manufacture of insulated wire
DE3019657C2 (de) Verfahren zum Ausbilden einer elektrisch leitenden Oberflächenschicht auf einem elektrischen Leiter oder Kabel
US1071676A (en) Method of insulating electrical conductors.
JP2001099723A5 (ja)
JPS62100971A (ja) 糸状発熱体及びその製造方法
JPS5857285A (ja) 断画異型画状発熱体の製造方法