JPS5826510B2 - 熱ルミネッセンス線量測定装置用の熱交換器 - Google Patents

熱ルミネッセンス線量測定装置用の熱交換器

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JPS5826510B2
JPS5826510B2 JP51100990A JP10099076A JPS5826510B2 JP S5826510 B2 JPS5826510 B2 JP S5826510B2 JP 51100990 A JP51100990 A JP 51100990A JP 10099076 A JP10099076 A JP 10099076A JP S5826510 B2 JPS5826510 B2 JP S5826510B2
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JP
Japan
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heat exchanger
gas
thermoluminescence
heat
heater
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Expired
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JP51100990A
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JPS5325948A (en
Inventor
秀則 国重
整宏 南出
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、熱ルミネツセンス線量測定装置に用いられ
る熱交換器に関するものである。
熱ルミネツセンス線量計の加熱力法には熱風加熱力法、
接触加熱方法、燃焼加熱方法等があるが、熱風加熱力法
が測定精度、信頼性およびコスト等の点で他の方法より
優位性がある。
この熱風加熱方法は、熱交換器で加熱された気体を適当
な圧力で熱ルミネツセンス線量測定素子に吹き付けるこ
とにより加熱する方法であり、その熱交換器は第1図お
よび第2図に示すような構造のものである。
第1図に示すものは、A1等の熱伝導率の高い金属材料
で作った円柱体の内部にシーズヒータ1を内蔵し、円柱
体の外周に放射状の溝2を有した熱交換器本体3を、気
体の入口4と出口5を相対的に設けたケース6で覆い、
前記ケース6の周囲を断熱材7で覆い、さらにその外周
に外ケース8を設けたもので、熱交換器本体3の加工コ
ストが高く、また気体の出口が単数であり、複数にする
場合は非常に構造が複雑になるという問題がある。
第2図のものは、気体の入口および出口を複数個設けた
もので、A1等の熱伝導率の高い半円柱の金属材料に複
数個の溝9を設けた熱交換器本体10を2個相対的に組
合せ、その外周の第1層目にガラスウールのような耐熱
性の良い絶縁材11、第2層目にコイル状の電熱線12
、第3層目に再び絶縁材11、第4層目には石綿のよう
な断熱材13を巻き付け、熱交換器本体10の両端近傍
に溝9と接続した複数個の気体の入口14と出口15を
設けたものである。
このような複数個の気体の通路を設けた熱交換器は、加
工コストが高く、また電熱線12が接触したり断線した
りして装置全体の信頼性を低下させていた。
また、熱交換器本体10と電熱線12の間に絶縁材11
を設けていることと、熱交換器本体10の外部に電熱線
12が位置していることから、熱交換効率が低く、気体
を所要の温度に加熱するために大きな消費電力を必要と
していた。
したがって、この発明の目的は、熱交換効率が高くコス
トの安い熱ルミネツセンス線量測定装置用の熱交換器を
提供することである。
第3図は、熱ルミネツセンス線量測定装置の基本的なブ
ロック図である。
すなわち、放射線作業従事者が日常携帯している熱ルミ
ネツセンス線量計素子(以下素子と略す)16を素子挿
着部17に挿着すると、送風機18から熱交換器19を
経た高温の気体によって素子16が加熱される。
加熱された素子16は浴びた放射線量に比例した量の熱
ルミネッセンスを発し、その熱ルミネッセンスは光電子
増倍管等からなる光電変換部20によって電流に変換さ
れ、積分回路21で一定時間積分され、表示部22や記
録部23で表示・記録される。
制御回路24は装置全体の制御を行なうためのものであ
る。
素子16は放射線管理の対象となる作業場所や期間およ
び浴びる放射線の量や種類等の情報を記録することが必
要で、第4図に示すような複数個の素子16を一体保持
した複合型熱ルミネツセンス線量計素子(以下複合型素
子と略す)25が使われている。
複合型素子25は、Ca5O4:TmやBed:Li等
の放射線感度を有する螢光材料を円筒状のガラス管に封
入した素子16を平板状の素子枠26に複数個配設して
いるもので、一部に素子16の種類や作業者の個人管理
番号等を符号化した情報部27を有している。
第5図は、複合型素子25を測定する複合型熱ルミネツ
センス線量測定装置(以下装置と略す)のブロック図を
示す。
複合型素子25を素子挿着部28に挿着すると、情報読
取部29によって複合型素子25の素子枠26に記され
た情報部27の情報が読取られて制御回路部30に送ら
れ、制御回路部30は情報により送風機31から送られ
た気体を気体切換部32で操作する。
気体切換部32は素子16と同数(本図では3個)設け
られた気体の通路に気体の供給を順次行なう。
熱交換器33は気体切換部32と直結した気体の通路を
有し、気体切換部32から送られた気体を加熱する。
加熱された気体は、熱交換器33に設けられたそれぞれ
の出口から吹き出され、それぞれの素子16を順次加熱
する。
加熱された素子16から発する熱ルミネッセンスは、光
電変換部34で電流に変換され、積分回路35で積分さ
れた後、表示部36および記録部37でそれぞれの素子
16の値が表示・記録される。
また、情報読取部29で読取られた情報も記録部37で
記録される。
複合型素子25の測定には、このような気体を順次切換
えることによる熱風順次切換方式や光電変換部34を素
子16と同数設けて同時に加熱測定する同時加熱力式等
があるが、いずれも熱交換器33には素子16と同数の
気体の通路が必要である。
この他に熱交換器33の気体の通路を単数にし、光電変
換部34も単数にした測定方法もあるが、この場合は複
合型素子25を順次搬送して測定位置で素子16を順次
固定する必要があり、測定装置全体がコスト的に高く、
構造が複雑になる。
第6図にこの発明の一実施例である気体の通路を素子1
6と同数設けた熱交換器33の構造を示す。
熱交換器本体38は、AI等の熱伝導率の高い金属を用
いてらせん状シーズヒータ39をインサート成型したも
のである。
熱交換器本体38の中央部に設けた複数個の孔40は、
素子16と同数(本実施例では3個)に区切られ、それ
ぞれの区枠内でS字状に端部が接続孔41によってつな
がれていて、気体の通路になっている。
また通路の両端には吸気管42および排気管43がそれ
ぞれ設けられ、排気管43は複合型素子25に配設され
た素子16に対向した位置に設けられている。
熱交換器本体38の両端面に設けた断熱板44は気体の
通路の壁を兼ねている。
内ケース45は熱交換器本体38の周囲を覆っている。
内ケース45の周囲にある空間を隔てて設けられた管状
のヒーターケース46に熱交換器本体38を吊り下げる
ための固定金具47が取付けられている。
ヒーターケース46の昇温を防ぐためにヒーターケース
46に固定されたファン48がヒーターケース46と内
ケース45の間の空気を流動している。
送風機31から送られた気体は、気体切換部32を通っ
て熱交換器33の吸気管42に送られ、S字状の気体の
通路を通る間に定められた温度まで加熱され、排気管4
3から排出される。
また、気体切換部32によって制御された気体は、それ
ぞれ独立した通路を通るため、他の通路への漏洩がなく
個々の素子16を加熱する。
なお、内ケース45と熱交換本体38の空間に断熱材を
充填してもよい。
このように、この実施例は、(1)熱交換器本体内部に
ヒータが内蔵されているため熱伝導率が良く、(2)ヒ
ータをらせん状に巻いているため熱交換器本体の温度分
布が均等であり、(3)気体の通路を熱交換器本体内で
らせん状ヒータの軸線力向に沿って往復させているため
熱交換器本体の大きさに比べ熱交換効率が高く、(4)
気体の通路が簡単な穴加工で形成できるため製造コスト
が安<、(5)シーズヒータをらせん状に巻くことによ
り、ヒータ全長が長くかつ電熱線を太くすることができ
るため断線事故が少くなる。
以上のように、この発明によれば、熱交換効率が高くコ
ストの安い熱ルミネツセンス線量測定装置用の熱交換器
を実現することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図はシーズヒーク内蔵の熱交換器の従来例で、Aは
中央横断面図、Bは中心縦断面図を示す。 第2図は複数の気体の通路を有した従来の熱交換器で、
Aは中央横断面図、Bは中心縦断面図を示す。 第3図は熱ルミネツセンス線量測定装置の基本ブロック
図を示す。 第4図は複合型熱ルミネツセンス線量測定素子の斜視図
を示す。 第5図はこの発明の熱交換器を有した熱ルミネツセンス
線量測定装置のブロック図を示す。 第6図は第5図の熱交換器33の一実施例の構造図で、
Aは平面図、Bは中心縦断面図を示す。 38・・・熱交換器本体、39・・・らせん状シーズヒ
ータ、40・・・孔、41・・・接続孔、42・・・吸
気管、43・・・排気管、44・・・断熱板、45・・
・内ケース、46・・・ヒーターケース、48・・・冷
却ファン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 気体を加熱する加熱部と、前記加熱された気体で熱
    ルミネツセンス素子を加熱し前記熱ルミネツセンス素子
    から発する熱ルミネッセンスを検出する素子加熱検出部
    とを備え、前記加熱部が熱交換器本体に内蔵されたらせ
    ん状ヒータと、そのらせん状ヒータの内側に設けられ前
    記らせん状ヒータの軸線力向に沿って少なくとも1往復
    している気体通過用の通路とを有し、前記通路の両端は
    前記熱交換器本体の外側に連通していることを特徴とす
    る熱ルミネツセンス線量測定装置用の熱交換器。
JP51100990A 1976-08-23 1976-08-23 熱ルミネッセンス線量測定装置用の熱交換器 Expired JPS5826510B2 (ja)

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JPS5325948A JPS5325948A (en) 1978-03-10
JPS5826510B2 true JPS5826510B2 (ja) 1983-06-03

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JPS625773B2 (ja) * 1984-02-28 1987-02-06 Yamau Sogo Kaihatsu Kk

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JPS4823148U (ja) * 1971-07-24 1973-03-16

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